アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

あぁ…っ、惜しい…っ

2011-07-24 09:04:51 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラス
バー・レッスンの最初のグラン・プリエ、左側の最後の5番ポジシオン・ルルヴェのバランス。
「んん~、今日はちょっと調子がいいかも~
うん、そうだね、内腿がしっかり引きあがってるし、重心の位置がズレてない
リナに新しく教えたいパがあるので、どちらかというと膝下と足首から先の“足”の部分をしっかり使う練習を多めにする。
グラン・バットマンが終わったあと、両手でバーに掴まってまず見本を…。
「いい…?右後ろの足をク・ドゥ・ピエ・デリエールからパセして右前5番。このときはじめのドゥミ・プリエの高さを崩しちゃダメよ」
「ん」
「右前5番ポジシオン・ドゥミ・プリエになってるでしょ、そこから左にシソンヌ・ドゥ・コテ、右前5番ドゥミ・プリエ…。左ク・ドゥ・ピエ・デリエールからパセして…」
「ん
次の右ク・ドゥ・ピエからはリナも一緒に動く。
うん、ク・ドゥ・ピエ-パセするときにプリエが浮き上がって崩れないし、シソンヌ・ドゥ・コテのとき軸脚の足首もちゃんと伸びている、よしよし…
センター・レッスン。
まずバットマン・タンジュ。
アームスの動きをちょっと手直し。そろそろ大人の動きをしましょうね…と
つぎ、ちょっと緊張するかな…、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールのアンシェヌマン。
脚の動線がアン・ドゥオールのときにはアン・ドゥダーンのピルエット、アン・ドゥダーンのときにはアン・ドゥオールのピルエット。途中の繋ぎのパもそれぞれ違うパを組み合わせている。
まずはアン・ドゥオールとアン・ドゥダーン、別々に分けて練習。そのあとアン・ドゥオールからはじめてアン・ドゥダーンまで続ける。
アン・ドゥオールの部分は良く出来ましたぁ
が、アン・ドゥダーンになると、最後のピルエットのプレパラシオンの寸前で
「おぁ…?…っと…、あ、こっちかぁ…
「アン・ドゥオール、……ひだり…ひだり、左回り…」
「…え゛…?…あったぁっ…こっちだ…
でも、最後にはきちんと方向を定められるようになったね…
アレグロは…。
「アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ・ドゥスュー→アッサンブレ・ドゥスー→ジュテ→アンボワテ→シャンジュマン⇒…O.K.…?」
「そのアッサンブレ…なに…
「ん?ドゥスューとドゥスー。前の5番に閉じてから後ろの5番にアッサンブレして戻る…」
さぁ、やってごらんなさい、と音楽を流すと…。
うん、いいねぇ。2セット、最後までジャンプが安定しているし足首まできちんと伸びている、よしよし
「今日はジャンプの調子がいいみたいだねぇ…」
「ん~、なんか跳ぶのが気持ちいい、みたいなカンジ…
そうか、そうか、楽しくなってきたね
「じゃね、少し変えてみよう。アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェまでは同じ、そしたらさっき練習したタン・ドゥ・キュイス→タン・ドゥ・キュイス⇒…O.K.…?」
「ん、たぶん…
お、久しぶりに出たな、“たぶん…”が…
1回目。うん、動きそのものは悪くないし順番もあってる、でもね…
「リナ、タン・ルヴェまでのカウントとタン・ドゥ・キュイスのカウントは変わってるんだよ。タン・ルヴェまでは表にアクセントがあるけど、タン・ドゥ・キュイスのときには裏にアクセントをもってきてるんだよ」
とカウントを取りながら手振りで動きを合わせて見せると
「そうか!わかった…
2回目の練習では、ピタッとカウントにはまったね
欲をいえば、タン・ドゥ・キュイスにもう少しキレが欲しい。でもそれはこれからのお楽しみ~
最後のグラン・アレグロ。
先週いったとおり、左側からね。
「せんせぇ、フェッテは右やりたい…」
あ、そうか。じゃプレパラシオンにはいるまでのステップが変わるわね、とその部分を手直し。
そして前半のグラン・ジャンプ、中盤のグラン・ジャンプとスムーズに進み、最後のグラン・フェッテ。
「… …リナっ…あと2回がんばりなさいっ…
「どぅあ゛~、も、ダメ…っ
っと1回足りなかった…
「リナぁ、あと1回頑張ってれば、16回まわれたんだよぉ…」
「えぇぇ~、ほんとぉ~
う~ん、惜しかったねぇ。
やっぱりアームスのコントロールが大切よ、とそのあとはグラン・アレグロのプレパラシオンの部分から丁寧にポジシオンやアームスの練習。とくにグラン・パ・ドゥ・シャのアームスが…
「ショっキィィ~ン…って…
ううぅ、バレエのアームスは“面白いアームス”ではなく“美しいアームス”でなければ…
こんな風に、マン・トゥー・マンでもノリノリのにぎやかなレッスンだったのでした
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背中を素敵に…♪

2011-07-20 10:48:59 | Weblog
台風6号の進路が気になりますね。
都内にいると今のところ台風の気配など感じられないようなごく普通の曇り空ですけれど、侮ってはいけないなと考えています。
昨日はスタイル・メイク エクササイズのレッスン日でした。
風が通るように窓を開け、照明も普段の3分の2ほどに落してみましたが、ゆったりとエクササイズを進めていくにはちょうどいい明るさでした。
エクササイズのメニューは基本の部分は変わらないけど、日によって、そしてメンバーの様子やリクエストによって、ちょっとプラスしたり変えてみたりしています。
仰向けでやる腰周りやウエスト、脚のエクササイズの次に横向きに寝てやる股関節周り・大臀筋周りのエクササイズのあと、昨日は脚の振り上げをメニューにいれました。
ぶちょぶちょゆるゆるの内腿でミニスカートやショートパンツはカッコ悪いじゃない
だから膝上=腿とハムストリングとお尻に効果のあるエクササイズをしたの。
メグちゃんトモコさんも、なかなか軽快にスパン スパン と脚を振り上げている。
うん、いいねぇ
そのあと軽く背筋のトレーニングをして腹筋。
腹筋のメニューは先週からちょっとレヴェルアップしたんだけど、ふたりとも特に筋肉痛になったりはしなかったんですって。
それだけ強くなってるってことなのよね、嬉しいなぁ…
今週は1セット増やす。
3セット目の後半。
「…あ…っ、メグちゃん、腰が下がってきた…腰上げて…」
「…ひぇぇぇ~…
4セット目の後半。
「ほら、肩の力を抜いて…っ。固まらないで…っ」
「…はへぇぇぇぇ~…
「うぅ~ん。さすがにいい汗かきますねぇ…
あとはゆったり座って肩や首、腕のストレッチをしながら、体脂肪や皮下脂肪のお話も
女性が気にするのはやっぱり“大敵=二の腕ぶにゅぶにゅ”
「ただ細い、ってだけじゃなくてちゃんとメリハリのある腕でないとイヤですよねぇ。先生みたいな腕になれるのかなぁ…」
トモコさんが。
彼女の二の腕に袂=振袖はない
「うん、なれるよ。私の腕はポール・ドゥ・ブラのお蔭だから、みんなもその基本のところをしっかりマスターすれば大丈夫
と、ちょっとだけポール・ドゥ・ブラをご披露
「うぅ~ん、まずその基本中の基本のところが単純じゃないからねぇ…
おお、それならばよいエクササイズがありますわン
「はい、両腕を真横に肩の高さに真っ直ぐ上げて…。はい、その高さを保ったままで肩甲骨を背骨に引き寄せます…こんな風に…」
「え゛え゛え゛ぇぇぇ~…っ
メグちゃん&トモコさんも私のリードに合わせてゆっくり練習してみたけど、ちょっと違うのよね、初めての動きだからねぇ。
サポートするから身体の感覚で覚えてね、と真横に肩の高さに上げた腕を支えてあげて
「はい、寄せてぇ~…抜いてぇ~…寄せてぇ~…抜いてぇ~…」
と一人ずつ練習。
よしよし、出来るようになった、出来るようになった…
おうちで一人で練習するときのコツなんかもアドバイスしました。
「やっぱり背中はキレイでないとねぇ。背中の開いたお洋服やドレスを着たときに、いっくらばっちりお化粧してたって“背中にがっかり”されるのってイヤですよねぇ」
「そうそう、古座布団みたいに肩甲骨や背骨が埋まって見えない背中じゃぁねぇ…」
とみんな考えることは一緒です
このエクササイズはね、肩甲骨の間や腋の下の近くにある“褐色脂肪細胞”を刺激して脂肪の代謝を促進するのに効果があるし、二の腕だけでなく大胸筋や胸鎖乳突筋もしっかり動かすので、デコルテ部分をキレイにするのにも効果があるんだよぉ~ん
猫背で胸幅の縮んだ貧相なデコルテや“小田原提灯”みたいな首筋はイヤでしょうが…。
キャミソールを着て肩や二の腕を出したりデコルテをさらす暑い季節はまだ2か月ほどは続く。
まだ、手遅れではない、と思いますよ、私は…。

ご案内
来週7月26日(火曜)のスタイル・メイク エクササイズは終盤にウォーキング・レッスンをします。
興味のある方はパンプス持参でご参加下さいね。前半はストレッチなどのエクササイズをしますので、動きやすいウェアもご用意ください。
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あぁらぁ…!?

2011-07-19 13:12:38 | Weblog
胡蝶蘭を世話していると以前ご紹介しました。
ひとつの株のほうから花芽が出て元気に育っている、と…。
花屋さんに教わりにいったら、特別なことは何もしなくてもいい、花が咲くのは種類にもよるけど花芽が出てから
「まぁ、半年後くらいだな…」
ってことでした。
半年後を楽しみに、日に日に膨らんでいく蕾の様子をみたり水遣りをしたり、新しい蕾がぷつっ…と出来ているのを見つけると
「大きくなってきれいに咲いてねぇ…」
と話しかけたり…。
本当に本当に楽しみにしていたの。
でも…
               
咲いてしまいました…っ
な、なぜ…っ
半年後…、10月か11月頃のハズじゃなかったのぉ…っ
目に染みるような鮮やかなマゼンタ色の花が機嫌よさそうにニッコリ笑って咲いている。
うう~ん、何が悪かったんだろう…?
というより、日当たりや水遣りのタイミングとかいろんなことがツボにはまったのかしら…?
半年っていうのは“花芽が出てから半年間楽しめる”ってことだったのかしら…?
胡蝶蘭は1輪1輪の花期が長いから毎日楽しい。
               
これから何輪花が咲くのか楽しみだなぁ…
もう一株のほうも花芽がついたと思って喜んだんだけど、こちらは“根”でした。
しっかり根をのばしているということは、元気なんだろうと思います。
それに“根”か“花芽”かがもう一つ出そうな膨らみもあるし、気を付けて観てやらなくちゃね。
2株とも、一番上の向かい合った葉と葉の間から新しい葉も出てきている。
来年は鉢を分けてやろうと考えています
胡蝶蘭の花言葉は『幸運が飛び込んで来る』だそうですが、放っておいた胡蝶蘭をちょいと世話したら花が咲いた、ということ自体が『幸運』って気もするな   
            
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センセェ、やって…♪

2011-07-17 11:13:55 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラス、この暑さのなかでもみんな元気
脚のストレッチからバー・レッスンを始めて、グラン・バットマンをしてバー・レッスンは終わり。
センター・レッスン。
バットマン・タンジュから。
1回目の練習のあと、ふたりそれぞれに動きの手直しと注意を。
リナにはア・ラ・スゴンドのアームスのコントロールとそのコントロールによってどういう効果があるか。
エリには2番ポジシオンドゥミ・プリエへの体重移動と反対の脚を軸にする体重移動のときの脚のターン・アウトとどんなふうにコントロールすればいいか。
2回目。うん、そう。よくなったね
グラン・バットマンは先週と同じアンシェヌマンにしましょう
おお、リナはルティレ・ルルヴェでスパッと静止出来ている。先週のは“まぐれ”じゃなかったんだねぇ、それだけのコントロールが出来るようになったんだねぇ…
エリはデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ソテでちょっと苦戦。でも先週よりも動きは正確になっているよ
ではアレグロをシンプルなアンシェヌマンで。
「アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→アッサンブレ→ジュテ→アンボワテ→アッサンブレ→シャンジュマン…O.K.…?」
ふたりはそれぞれに自分で動きを確認。
「…ア、アレ…?左が…あれ…?」
リナ
まずふたり一緒にやってごらんなさい。
「リナ、ジュテ→アンボワテのところ、脚を踏みかえるのを慌てないで。ジュテのあとスーブルソーを見せるくらのつもりで落ち着いて。上にきっちりひっぱり上げてから着地の瞬間にク・ドゥ・ピエして…」
それでは、はい、一人ずつ、2セット
「エリぃっ…、腰がおちてきたぁ…っ、…跳んだときに背中がそってるよぉ…っ」
「…ひぇぇ~…」
さすがに2セットのアンシェヌマンを交代で2回はちょっとキツイかも…。
エリが必死に跳んでいる間にリナはゴクゴク水を飲んでいる。
「はい、最後はシンプルなグラン・アレグロを…。カウント7からプレパラシオン、デヴロッペ・アン・ナヴァン-ルルヴェ、トンベ、シャセ、グリッサード、グラン・パ・ドゥ・シャ…」
「でっ…ソレなに…っ
「グラン・パ・ドゥ・シャ。跳び上がって空中でデヴロッペ・アン・ナヴァン」
とその部分だけ、もう一度見本を見せる。
「ん゛ん゛~」
「次、ピケ・アラベスク、シャセ、グラン・ジュテ・アントルラセ、1歩踏み出してピケ・アラベスク、シャセ、グラン・ジュテ・アントルラセ、そうしたらこの方向に歩いてプレパラシオン、グラン・フェッテ…」
「わ゛~ん、“歩く”のはヤだぁ~」
そうはいくかっ
しかし、苦手でイヤなのは“フェッテ”じゃなくて“歩く”だってのも珍しい…
はい、一人ずつ…。
そして手直しと注意。
リナはグラン・パ・ドゥ・シャのときとフェッテのときのアームス、エリはトゥール・アン・ドゥオールの5番ポジシオン。
はい、もう一度。
「リナ、首っ。ちゃんと鏡に映った自分のお顔見てっ。アームスっ。………。崩れるまでフェッテ続けて…っ」
「でぇ…ぇっ…」
でも12回まわれてるよ…
「エリ…っ、5番… 5番… 5番…
「はぃ…っ、…はいっ…
リナはもうひとがんばりしてフェッテだけやってごらん、と音楽を変える。
本人は数えていないみたいだけど、そしてアームスのポジシオンはイマイチだとしても、12回はちゃんと回るんだよね。
12回目で崩れてヒーヒーしながら水を飲もうとする。
「ほら、まだ音楽は終わってないわよ…」
「センセェ、続けてて…
にゃにぃ…っ
ん、ま、まぁ…お水タイムくらいはあげないとね…。
それでは憚りながら…とフェッテを回ることにする、とりあえず音楽が切れるまで回ろう…。
「わぁ~、すげぇ~」
そして最後のポーズ。
「わぁ~、カッコいい~、わぁ~い
あ、ありがとう…
さぁ、リナ、もう一度頑張ってごらん
「ちゃんと、やって見せたからね…。見たとおりにやりなさい
「それとこれとは話が別だぁ~ 見なかったことにする~
なんのかのといいながらもちゃんとやる。
そして体勢が崩れてもうどうしようもないという状態になるまであきらめずに回り続けるのが彼女のいいところ。
その粘り強さがあるから着実に上手になっていく
来週はグラン・アレグロ、左側から練習するからね
さぁて、二人とも戸惑うことなくスムーズに動けるでせうか…?
うふん、楽しみだなぁ…
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あら、ちょっとラッキー…♪

2011-07-14 11:22:27 | Weblog
マンションの外壁や共有部分などの補修・改修工事が始まりました。
一昨日・昨日と足場を組む作業が行われたんです。
レースのカーテン越しに作業を進めていく鳶職の方たちの姿が見えたりする。
私は日中、自宅にいる間エアコンを付けていません。
窓と玄関のドアを開け放して風が通るようにしいているので、暑いには暑いが風も気持ちいいしね。
だいたい、暑い暑いったって、そりゃ夏じゃん… くらいに考えちゃって大汗をかきながらも結構機嫌よく過ごしている。
まぁ、36度を優に超えるような猛暑日になったら、エアコンを使うのも仕方ないかなとは考えているけど、いまのところは食欲が落ちるわけでもないし体力が落ちてるわけでもないし、なにより集中力が途切れるようなこともないので大丈夫なんじゃなぁい… という具合。
もちろん、カーテンの使い方はちょっと工夫はしている。
なんたって素晴らしく日当たりが宜しいので…
13時以降はお日様と差向いだからね、自宅に居ながらにして日焼けしたら話にならないし、軽い熱中症にもなりかねない。
だから午後になると遮光カーテンで直射日光を遮るようにまとめ方やたくし上げ方を加減して、そのこと自体も楽しんでいたのですが…。
昨日の14時過ぎ。
そうだ、遮光カーテンを引くのが遅れちゃったわと気が付いて…、あ、あれ…日差しがジリジリ来ないカンジだなぁ…、あれ…
レースのカーテンをめくって改めて外を見てみると…。
組み上げが完了した足場の外周に養生ネットが張られています。
そのネットが直射日光を緩和してくれているのね、風通しはそのままに…
薄ぅ~い紗が掛かった感じではあるけど外もちゃんと見えるし暗くなるわけでもないし、養生ネットのお蔭で室温の上昇が1~2度ほどは抑えられるんじゃないかなぁ。
それにほんとに目の細かいネットなので“虫除け”効果もあると思う。
で、この工事がいつまで続くかというと、にゃぁんと9月の中旬までなのよねぇ
節電のためになるべくエアコンの使用は控えたい、というときに天の恵みのような養生ネットの出現。
ムリせず節電に協力できる。
なぁんかラッキーじゃなぁ…と思っています
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涼しくて、快適…♪

2011-07-13 09:33:43 | Weblog
昨日はスタイル・メイク エクササイズのレッスンでした
自由が丘の会場に着いたらまず窓を開ける。
さぁ~っ…さぁ~っ…と風が入ってくる。うん、イイねぇ…。
メグちゃんが来て、トモコさんが来て、レッスン開始
日中の暑さで体温が上がっているから、軽いエクササイズでも薄っすら汗が滲む。
すると、さぁぁ~っ…と風が入ってきて熱を奪っていく。
その繰り返し。
エクササイズで十分にストレッチして身体を解していく心地よさと、風を受けて涼しい~と感じる心地よさ。
癒されていくのが分かる…
屋外の豊かな自然のなかでハタ・ヨーガの行をしているところをTVなどで目にしたことがあるけど、自然と一つになるような行をすることで深い瞑想に入れたり、深いリラックス効果が得られたりするんですって…。
昨日の、風を感じながらのエクササイズはなんとなくそれに近いものがあったような気がするわ。
レッスンの中盤、ちょっとキツイかもしれない背筋のエクササイズと腹筋のエクササイズをして汗が流れると、タイミングを合わせたように風がはいってくるの。
とくに昨日は腹筋のエクササイズを新しいのにしたからね、慣れない動きでみんないつもよりも汗をかいてた。
終盤、ゆったり座って首や肩、腕のエクササイズをしている間中、心地よくて
「うふっ…
っとなんとなく笑顔になってしまう。
心地よさをみんなで共有している感じ。そんな風に感じられる豊かさ。
レッスンが終わった後のみんなの穏やかで満足げで、それでいて華やかな笑顔がとても素敵
「来週は照明も半分おとしてみましょうか?」
メグちゃんからの提案。
「そうだねぇ。そうすればもっとリラックス効果が高まるかもしれないねぇ。そうしよう」
去年はエアコン頼みで窓を開けるなんて思いつきもしなかったけど、もしかしたら去年も同じようにいい風が入ってきていたのかもしれないと思うと、なんだか惜しいことをしたような気になるわね。
暑いからといって身体を動かすこともせずグダグダしていると、体内のエナジーが濁っていくような気がする。
自然の風を感じながら程よい運動をして汗を流して、しっかり呼吸して…、そんなエクササイズをすることで体内が浄化されるような気がするな。
類は友を呼ぶ、ではないが面白いことに汚いものは汚いものを呼び、汚れは汚れを呼び、ゴミはゴミを呼ぶんだそうである。
以前何かの番組で実験していたのを見たことがあるの。
もともと何~にもなくてキレイな電信柱の根本にわざと煙草の吸殻を1~2個置いてみる。
そうすると通りかかった喫煙者は当たり前のようにそこに吸殻を捨てていくんだよね。まるでそこが公設の灰皿かなにかであるかのように、なんの躊躇もなく。
そうやって次々に吸殻や小さなゴミが集まり始め、あっという間にそこはゴミ捨て場と化してしまうの。
ゴミ箱もない道端に平気でゴミを捨てるヤツのモラルが云々という話ではない。
ゴミはゴミを呼ぶ。汚れは汚れを呼ぶ。
という話である。
だからね…、エナジーが濁った体には同じように濁ったエナジーやゴミ、つまり体調不良や病気・贅肉が寄ってくる…んじゃないかなぁと思うのよね。
暑いからこそ風の涼しさをありがたく感じられるんだし、水が美味しいと感じられるんだし。
メグちゃんが昨日言ってたけど、
「今までが冷やしすぎだったんですよね」
って…。
そうだね。
エアコン頼みの生活で汗をかけなくなっている人も多いというし…。
今年の夏は確かに大変。
でも自分の体質・体調や健康管理を見直すいい機会だと考えてみてもいいんじゃないかな。そうすれば来年の夏は案外快適に過ごせるかもしれないじゃない…

私の生徒の皆さんへ
この暑さの中でちゃんと汗をかいて体温調節するのは大切なことですが、汗のかき過ぎは体を冷やしてしまいますからね。お風呂にちゃんと浸かって(注:大汗をかかない程度に)身体を温めたり、せめて寝る前にお腹を温めるようにしましょう。冷えたままにしておくと代謝が悪くなってむくんだりしますから気を付けましょう。
それからスタミナぎれ予防に“肉”(特に焼肉)というのは間違いですからね。お肉は消化に時間が掛かるので疲れた内臓に負担を掛けることになって、余計にスタミナぎれしますよ。
ことに大人の生徒のみなさん、焼肉とビールなんてもってのほか!お腹のなかで肉の油がビールに冷やされて固まって
“夏バテ街道まっしぐら、デブへの1本道をひた走る”
って嬉しくないことになりますよ。
んじゃ、みんなで元気に過ごしましょう
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バレエで一番難しいのは…♪

2011-07-11 11:10:51 | Weblog
土曜日のアンサンブル・バレエ クラスは、先週久々に復帰したサエが部活の急な練習試合のためお休みで、リナ&エリとレッスン。
バー・レッスンの間、二人ともなかなかいいコントロールをしている。
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
「ルティレからデガージェ・ドゥヴァンでドゥミ・プリエ、ドゥミ・ロン・ドゥしてア・ラ・スゴンドで軸の膝を引き上げて、それからルティレ、5番ポジシオン。またルティレに引き上げてからデガージェ・ドゥヴァンと同時にドゥミ・プリエ、ドゥミ・ロン・ドゥして………、エリはア・テールのまま8回繰り返し。リナは4回ア・テール、後半4回がルルヴェ」
「んん~。回った方がラクそう…」
「きちんとドゥヴァン、ア・ラ・スゴンド、ルティレで停めるコントロールが出来ないと32回フェッテは続かないよ
「ん
おりょ、“ムリ”とか“ヤダ”とか今日は出ないなぁ…、ちょっとスナオじゃないの…
で、そのコントロールは…。
よぉし、いいわよ。8回ともデガージェ・ドゥヴァンの位置は同じ、ア・ラ・スゴンドの高さも位置も同じ、ルティレの高さも同じ、それが大事。
バーに脚をのっけるストレッチをしてグラン・バットマンをしてバー・レッスンは終わり
センター・レッスン。
バットマン・タンジュをしてグラン・バットマン。
「ドゥヴァンに3回、ルティレ-ルルヴェで右後ろの5番。後ろに3回、ルティレ-ルルヴェで右前5番、アン・ファス。ア・ラ・スゴンド3回、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェ、軸のドゥミ・プリエに下りてからパ・ドゥ・ブーレ・ドゥスュー、4番プレパラシオン、トゥール・アン・ドゥオール、左前5番クロワゼで終わる。で、反対側…O.K.…?」
「ん
「いやいやいや、あの…、ア・ラ・スゴンドのあとは…。センセェ、もう一回…
ふんふん、あのね、ともう一度見本を見せながら説明。
では音楽に合わせてやってみましょう
う~ん、二人とも順番はあってるが惜しいねぇ…。
「リナぁ、いい?3回目のグラン・バットマンの脚を下してドゥミ・プリエするよりも少ぉ~しだけ早くア・ラ・スゴンドのアームスをアン・バに下げておいて、アン・オーに上げるアームスでルティレの脚とトルソーを引きあげるんだよ。エリはね、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドは脚を高く上げなくていいからルティレからデヴロッペの通り道を正確に。でないとただア・ラ・スゴンドに振り出すだけじゃグラン・バットマン・ルルヴェになっちゃって、違うパになっちゃうでしょ」
はい、もう一度やってごらんなさい。
おぉ、リナがルティレ-ルルヴェで“ポン…ポン…”と停まれるようになった…、いいねぇ…
「リナぁ、ルティレ-ルルヴェで停まるってのは、身体にガチガチって力を入れて固まったりしなくもバランスで停まれるってことが分かったかい…?」
「ん~、気持ちよく浮くカンジ…
そう、そういうコトだ。
そして最後に振り付け途中の“平和”のヴァリアシオンを…
…………あたぁ…っ、そこかぁ…っ……またしても…っ
「リナぁ、なんなんだよ、その歩き方は…。なんでトテトテトテ…なんだよ」
「ん゛~
ちゃんと歩きなさい、はい、もう一度

「…ったぁっっ…。それだけキレイなドゥーブル・アッサンブレが出来るのに歩き方だけソレってどういうことだよ…
「もぅっ…。バレエでいっちばん難しいのは“歩くこと”と“走ること”なんだからねっ…
………
そ、それは…その通りでございます…
歩き方ひとつで、プリンセスにもなれるし町娘にもなれる、悪女にもなれれば貴婦人にもなれる、と教えてきたのは私である。だから、“歩く”“走る”は難しいんだと身に染みて理解してくれているようなのは嬉しい。
だがしかし、その美しいドゥーブル・アッサンブレと歩き方とのギャップはどういうことだ…。
こうなりゃ仕方がない。
「ちゃんと左のほうにエポールマンを守って、バストの真ん中を引っ張られるように…。客席の上手奥から客席全体に視線をむけていくように…」
と説明しながら見本を…。つまり“歩き方”そのものも“振り付け”にしちゃう。
それ、もう一度やってごらん
歩き方だ、今はとにかく歩き方…っ。
ほらぁ、出来るじゃないかぁ…。
本人はスピード感のある音楽と移動の大きい振り付けが気に入っているから何度やり直しをさせられてもノリノリで踊っているが、その度に全部一緒に練習しなければならないエリは大変かもな…
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リサイクル~♪

2011-07-09 11:02:30 | Weblog
今朝9時過ぎ。
「おはようございます!」
「電信柱のところまで進んで下さい!」
「ありがとうございます!」
と男性の声が飛び交う
あれ…、隣(みたいな近さ)の中学校でなんかやってるのかな…、とベランダから覘いてみると、どうやら古着らしいものを詰めた大小様々な袋を持った人たちが次々と中学校のほうへ行く。
正門前では車から大きな袋をごっそり下ろしている人もいるし、大きな袋を3つ台車に載せて運んでいくおばあさんもいる。
そのおばあさんに駆け寄って預かった袋を担ぎ
「ありがとうございます
と元気なご挨拶をする中学生女子もいる。
「ふ…ん、中学生たちが被災地支援活動のために古着集めでもしてるのかな…。だとしたら協力しなければならん…」
だから、どんなものを集めているのか訊こうと思って中学校にいってみた。
そしたら、中学校ではなく区の主催する『古着・古布のリサイクル・キャンペーン』 だったの。
被災地へ送るもの、海外への支援に回すもの、再生原料とするもの、に分別するんですって。
そうですか。
そろそろお役御免にしたほうがいいなと思っていたタオルやソックス、もうかぶらなくなったニットの帽子やセーター、Tシャツ…といろいろレジ袋に詰めて持って行きました。
お世話係の皆様、この暑い中ありがとうございます
私はこういうキャンペーンなどなるべく利用するようにしている。
自分の住居の広さや収納スペースは限られているわけだから、なるべく不要なものは増やしたくないし死蔵品も抱えていたくない。
よく“片付けられない女”というのがメディアで取り上げられたりするが、私は“片付けられる女”、というより“片付けてしまう女”なんですね
自分が所有している物、住居内にある物についてはほぼ全て把握している。
だから衝動買いや重複買いをすることもほとんどない。だから無駄に物は増えない。
その上処分するとなったら思い切りがいいので物が溜まることも死蔵品になることも、まぁない。
物を大事にするってそういうことだと思っている。
処分する=捨てる、ということを物を粗末にすること、と思い込んでいて処分出来ない人もいるんでしょうね。
でも自分が使いもしない、活用もしないものをもったいながって死蔵するということこそ物を粗末に扱うことだと私は考えてるの。
たとえばタオル。
以前はプレゼントに素敵なタオルをよく頂いたの
素敵なタオルだからもったいない、特別なときに使おう、なんて思ってしまっておくとするでしょう。そうすると忘れちゃうんじゃないかな。
そしてまた素敵なタオルをプレゼントに頂く。またしまっておく。そうやってタオルはたまっていく。
問題はここからだ。
しまっておいた場所の条件が悪ければタオルにはシミができたり下手すりゃカビが生えたりするかもしれないじゃない そうなったタオルはもう素敵なタオルじゃない。
ね、大事にしてるつもりが逆に物を粗末にしてるでしょ
だから私は素敵なタオルを頂いたらすぐ使う。
そして、まだ使える、まだ使えるなんていいながらみすぼらしくなるまで使うなんてことはしない。
色あせてきたら、雑巾にする。掃除をするにしたってキレイな雑巾のほうが楽しいじゃないの。
私は編み物が好きで冬には自分で編んだニットを着るけど、編み物が好きな人間は次々に編みたいわけよ。そうすると溜まる。着ないものも出てくる。それは死蔵品になる。だからそうなる前に知人や生徒に譲って着てもらうようにしている。着て下さる方がいればそのニットは活きるでしょ。
そんなふうに、私は物を大事にする=活かすことだと考えている。
リサイクルに出すのも、着られるものは着て頂き使えるものは使って頂き、着られないもの使えないものは再生原料にして頂く。それが物を活かすことだと思うから。
それは使い捨てとは違う。
使い捨てにする場合ははじめからそのつもりで、使い捨て向きに作られたものを利用するようにしている。
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夏の定番…♪

2011-07-05 08:43:58 | Weblog
毎日暑い日が続きますね。
テレビの話題として『熱中症』が取り上げられることも毎日のことになってるようです。とくに今年は節電が優先課題でもありますもんね。
毎年、猛暑の時期になると
「こう暑くっちゃ、あっさりしたものしか口に入らなくなる」
なんていいながら、そうめんだの冷奴のようなものを頻繁に食べて、結果、確実に体力を落していく人がたくさんいますよね。
私の場合は、
「こう暑くっちゃぁ、しっかり食べないと暑さ負けしちまう」
と考えるほうなので、夏バテはまずしないですんでいます。
でも不思議と毎年この時期になると食べたくなるものはあって…。
必ず作り置きするのがスライス玉葱のドレッシング
               
ま、フレンチドレッシングを作る分量で合わせたオイル・ビネガー・塩に、スライスして晒した玉葱を漬けておくだけなんですけどね。ビネガーはお気に入りの“ホワイト・バルサミコ”とレモン汁を使っています。
これでトマトでも葉野菜でもわかめでもシャクシャクシャク…と食べています。
こんな感じ。
               
ブラックペッパーはドレッシングに混ぜ込まないで、食べるときにあとから振り掛けるようにしています
それから夏の定番メニューになるのがワカメとスライス玉葱の和え物。
               
これはもう簡単!
晒した玉葱とわかめと千切りの大葉をレモン汁と薄口のお醤油少々で和えただけ。お料理とは言えないかもね
ちょっと調べてみると…。
玉葱には駆虫・殺菌・防腐・発汗・利尿・解毒作用があるんですって。
そして脳血栓・心筋梗塞・高血圧などの予防にも効果があるんだそうです。そのほかにも免疫力を高めるとか、細胞の老化を予防する、とか…。
そうかぁ、あっつ~い夏、たくさん汗をかくから、こまめに水を飲んでいるとはいえ体内は若干脱水気味になるのかも知れないわね。となると血はドロドロになりやすいだろうし、血管も固くなりやすいだろうし…。
そうかぁ…、玉葱を食べたくなるのは“自己防衛本能”かもしれん。
健康で過ごしたいし、good looking body もキープしたい。
それを叶えてくれるのは食事の質と内容だな、と思ってます。
「あっさりしたものしか口にしたくないわ…」
と自分の身体を労わっているつもり、自分に優しくしているつもりで、ホントにあっさりした栄養バランスの悪い適当な食事を続けた結果、ダルダルぶよぶよのbad looking body になっちまいました…、というのでは、自分を大事にしているとはいえない。
…と私は思うのよね。

あ~、そうそう
私の生徒のみなさんへ。
お水はね、“喉が渇いたな”と感じてから飲んだのでは遅いからね。なるべく喉が乾かないようにこまめに何回も水を飲むようにしましょうね。それから、冷た~い水は一気に大量には飲めないし、飲めたとしてもお腹を冷やしてしまうからよくない。“冷たい=涼しい”と感じるのは一瞬ですからね、きちんと体内の暑熱を鎮められるわけじゃない。だから、なるべく常温のお水をこまめに飲んで体温が上がりすぎないように気を付けましょうね。
               
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久しぶりね…♪

2011-07-03 08:01:22 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラスには実に半年ぶりにサエが参加
現在中学2年生の彼女、部活で大活躍だから普段はレッスンに来られないんだけど、バレエは彼女にとってライフワーク。だから時間が出来るとまずレッスンに来る。
ちょっと大人っぽくなって日焼けしたサエ、さて身体の動きは…。
うん、うん、悪くないじゃない
さすがに毎日、部活で元気いっぱい動き回っているだけのことはある。
まずはバー・レッスン。
グラン・プリエから。
最後の5番ポジシオン・ドゥミ・ポワントでのポゼのときサエの様子をそれとなくチェックしていると、
「おお、衰えてないねぇ、いいバランスだ」
「やっぱり、すっと引きあがると気持ちいい…
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの最後の部分、ルティレ-ルルヴェでのポゼは…。
うん、ちょっと惜しかったねぇ…。
「サエ、今のはね、バーの手を離す前の、動作脚側のアームスの引き上げが甘かったんだよ。バーの手を離す時にはもう一段アン・オーのアームスも引き上げるようにしないと…」
なるほど…、と再度ルティレ-ルルヴェでポゼを…。
「あぁ、そうだ!コレだ、これ!」
そう、いいバランスです
続いてバットマン・フォンデュ。
「んぁ~ぁ、またぁ~…。脚あげんのやだぁ~…
リナ
“またぁ~”じゃない!
バレリーナがバー・レッスンをする限りバットマン・フォンデュはついてまわるのだ。
先生なんか見てみろ、45年もバットマン・フォンデュしてるんだぞ…。
「よしっ。脚は上げなくていい。60度でいいからね」
「60…え゛ぇ~…」
すると、
「60度にあげときな。70度とか80度とかよりいいじゃん。60度とおもってれば70度とか80度も上がるようになるよ」
さすがサエ、お姉さんである。
バー・レッスンのメニューは進み、ストレッチ。
「5番ポジシオンからグラン・プリエして…、ア・ラ・バールのカンブレ…、ドゥミ・プリエでアティチ……」
あ、あれ…?
ふと見れば、サエの表情が
「半年ぶりでいきなりソレは…」
と無言で訴えている…
そしてリナも毎度のことながら、うんにゃ、うんにゃと首を横に振っている。
「前から脚あげるのはヤダぁ…」
「んじゃ、どっからあげるんだ…
こういうときマジにお姉さんなエリは、やんちゃなイモウトたちの様子を微笑みながら見守っているの。
よし、わかった、今日はバーに脚を載っけるほうのストレッチにしましょう。
「ん、それなら、イイ…。じゃ、ふたりずつやれば…」
リナがいうので、まずエリ&サエ組から。
二人のストレッチが右サイドのちょうど終盤、スプリッツにさしかかったとき
「あ゛…っ、アタシっ、先生とじゃん…
ふふふん、今頃わかったか…
「ふたりずつ…っていったの自分でしょうが…」
「あ゛ぁぁ~、先生と一緒だと音楽の最後までいろいろさせられるぅ~、あ゛ぁぁ~…」
なんだか一人で勝手に軽く苦悩しているな…
とはいえ、先週はイマイチだった右サイドのスプリッツもつくようになったのよね
バー・レッスンが終わり、ポワントのレッスンをして、先月から表現や芝居の勉強のためにはじめたヴァリアシオンの振り付けをサエにも振り移し。
「もう“お子チャマ”バレエじゃないから。ラストのマネージュまでこの振り付けではちゃんとやるのよ」
「やったぁ… よっし…
夏バテしそうにない元気な夏娘たちにパワーをもらいながら(…吸い取りながら…?)、レッスンが終わった途端に来週のレッスンが楽しみになる。
そんな楽しい土曜の午後である
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元気に…♪

2011-07-01 07:32:36 | Weblog
7月1日。
今年の後半がスタートですね。
今朝、目覚ましのお世話になることもなく6時にパチッと が覚めた。
ホント、少女マンガなんかにあるような“ぱちっ”って感じ。
「ふふふん…なぁんか好いことありそうじゃなぁい…?」
そんな印象がよぎった朝の目覚めでした。
さて、昨日は“夏越しの大祓”でしたね。
私もこれからの半年間の無病息災をお願いしに自由が丘の熊野神社にお参りに行ってきました。
「半年間ケガもせず、風邪ひとつひくことなく、元気で過ごさせて頂きましてありがとう」
と心の中で念じながら“茅の輪”を左→右→左とくぐる。
それから本殿前でお賽銭を上げて
「これからの半年、生徒ともども元気で無事に過ごせますように、よろしく」
とお願いを。
柏手の音がキレイに通ったからね、大丈夫だと思う。
実は去年はここでお世話役さんから
「上がれ、あがれ…」
と本殿に上げて頂き昇殿参拝させて頂いちゃったのよね
今年もちょびっと期待はしてたんだけど、それは無し…
去年は予想もしたことがなかった昇殿参拝という現実にびっくりしちまって
「そ、そんなぁ…。神様御自ら手元に呼んで祓い浄めなきゃならん、と思われたほど、ワタクシってケガレているのかしらん…
と素っ頓狂なことを考えてしまい、お神酒を頂きお守りを授かって本殿から下がった途端、逃げちゃったんだよね…
以来1年間、厳に身を慎………むこともなく、賢く穢れを避け………もせず、フツーに過ごしてきた。
考えてみればよ、日本の神様ほど“穢れ”を忌む方々はいない。
ってぇことは、もしも去年の私がケガレていたならば、お傍には寄せて頂けなかったハズであり、私が清浄であったればこそお傍にお呼びになった、と考えられる。
んじゃ、何か お傍に呼んで頂けなかった今年はケガレてるってか…
ま、そりゃないな。単に神様の気分の問題でしょ。
それはさておき、今年は参拝したあと落ち着いておみくじをひいてみた。

よしっ、きちんと食べてレッスンして、元気に過ごすぞ
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