アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ウォーキング…♪

2012-02-29 09:26:41 | Weblog
昨日28日火曜日はスタイル・メイク レッスンの日でした
毎月第4レッスン日は“スタイル・アップ・ウォーキング”のレッスンをプラスすることにしています。
昨日は新メンバーのユウキさんがウォーキング・レッスン初体験だったので、まずは足袋裸足(=ソックスは履いていても靴は履いていない状態)で基本の体重移動の練習から。
「まずカカトをくっつけて立ちます。そうしたら親指の付け根と付け根の間を握りこぶし一つ分離します。この脚の向きをキープして…。お臍を背骨にくっつけるように引き上げて、アンダーバストは土踏まずの上に…。これが基本の姿勢です。……、ンじゃ行きますよぉ…、右脚から…」
と姿勢や動きについて一つずつ説明しながらゆっくり体重移動。
まず右脚のカカトを床につけます…… 体重が爪先の方に移動していくにしたがって左脚の上にあった体重は右脚の上に…、左脚は床に触ってるだけ…… 左脚の膝を引き寄せて…… 膝を伸ばしたらカカトを床につけます…… 体重が爪先の方に移動していくにしたがって… ……
これを右⇒左⇒右⇒左⇒…と何回も繰り返します。
はじめてだとこれだけで上体がグラグラしたり、背中が反って後ろ重心になってしまったり、内股になってしまったり、とソコソコ大変なのよ
「あ~、メグちゃん、左脚…内側を向いてるよ…」
「ふぇぇ~、やっぱりそうかぁ~~…
あのね、とここで一つ説明。
カカトを付けて立って、親指の付け根の間を握りこぶし一つ分空けた脚の向き、その角度を保つにはね、
「足首だけ外向きにしようとしてもダメなの…。脚の付け根から、この内側のライン全体を正面に見せる…ってつもりでね…」
「…そうか、内側のライン…
はい、みんなでもう一度、右脚から…
するとメグちゃん
右⇒内側の⇒右⇒ライン⇒右⇒内側⇒ライン⇒……
とカウントに合わせて唱えながら体重移動を開始。
おお、良くなった…それ、それ…
うぅ~ん、さすがはトモコさん、ぴしっとカカトをついた瞬間にスッ …っと体重が前に移動してくる。上体はまったく変化しない、自然な立ち姿のまま。…好いねぇ…
さ、それではパンプスを履いて実際に歩く練習をしましょう
やっぱりきちんとカカトを付けて立って親指の付け根を握りこぶし一つ分離す。そこからスタート。はじめはゆぅ~~っくり、一歩ごとにカカトをしっかり踏み出しているか、体重の移動や姿勢はどうかチェックしながら歩く。このスローテンポのウォーキングは、きちんとトルソーを支えていられなかったり、体重の移動が不十分だったりすると覿面グラグラするのよね。
まずはトモコさんから。

うん!好いわよ、一歩一歩が安定していて姿勢もキレイ
次、メグちゃん
んん~、惜しい、やっぱり左脚が緩んで内側を向く…。
「メグちゃん、左脚。さっき体重移動で練習したのと同じよ、内側のライン全体で…」
次はユウキさん。はじめてのウォーキングなので、隣に立って背中をサポートしながら一歩ずつ脚を前に出していく。
「カカトをついて…胸から前に…カカト…胸から…カカト…胸から…」
とリズムを作る。
うん、そうか、やっぱりね。
ヒールの高いパンプスを履いちゃうとついつい足指の裏から先に床についちゃうんだね。そうすると着地の瞬間の衝撃を和らげるために膝が曲がっちゃう。
でも、何回も繰り返すうちに胸から前に重心移動出来るようになったもんねぇ。はじめてにしては上出来です
しっかりカカトから踏み込むことを意識して練習を重ねれば、キレイに変化していく。脚の後ろ側=ハムストリングやふくらはぎをしっかり使って歩けるようになれば、脚もキレイになる。そう、みんなが通った道ですもん。
ぺとっ、ぺとっ、ぺとっ、…と足裏全体を踏み下ろす“麦踏歩き”は日本人に多い。
それだと本当の意味で足腰や腹筋背筋を使って歩いていないから運動効果はたいして得られないのよね。
とはいえ、○十年にわたって無意識に続けてきた歩き方を変えるのは簡単なことじゃない。でも正しい歩き方で歩けるようになれば、運動効果がアップするだけでなく美しくもなる。
また来月、みんなで楽しくウォーキング・レッスンしましょう。
楽しかったのは、トモコさんに後ろ歩きの練習をしてもらったあと、ふと見ると、メグちゃんもやる気でスタートラインにスタンバってたこと。
その意気込み、素敵だね
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180度まであとちょっと…♪

2012-02-26 12:04:30 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラスサエちゃんが学校の用事でお休みで、ちょっと残念。
バー・レッスンを始める前にリナは5番ポジシオンのドゥミ・ポワントで“今日のバランス”をチェック。
「うん、なかなかいいと思う」
そうか、よぉし、じゃグラン・プリエから
いつものようにアンシェヌマンは進行し、バットマン・フォンデュ。
順番を説明して、音楽を流すと
「うっ、クラい…。プリエしたまま上がってきたくなくなる…
そうなのよねぇ。フォンデュの曲はなぜかマイナーでテンポもかなりスローなの。のれない、という気分もわかるよ。
そしてバットマン・フラッペ。
先週と同じアンシェヌマンにしましょう。
先週初めて練習した軸脚のドゥミ・ポワントとア・テールの繰り返しの部分をしっかりね。それからク・ドゥ・ピエに脚を引き戻すときに足首をフレックスするタイミングを間違えないように。
まずは右側を練習。
うん、いいわよ、足首のコントロール、先週よりも良くなった
「うん、よくなったよ。あのね、このアップ&ダウンがきちんと出来るようになったら次はドゥーブル・テンポ、その次はアップ&ドゥミ・プリエ、最終的にエファッセやクロワゼに方向を変えながらアップ&ドゥミ・プリエでトルソーのポジシオンも変化する…、って発展してくからね」
「… ……笑うしかない……
大丈夫、ちゃんと出来るようになるから…
バーに脚を載っけるストレッチでは最後のスプリッツのときに“一首”でつらなくてもスルスルスルッとカンブレからポゼまでするようになった。セイチョウしたね。
「スプリッツの前の両手バーでアラベスク・パンシェするところ、もう一度やってごらん。パンシェするタイミングがちょっと違うんだよ」
背中側の筋肉はね、ウエスト辺りから上の背筋は“上に引っ張り上げる”働き、ウエスト辺りから下のお尻周りの筋肉は“脚の方に引き伸ばす”働きをするの。だからね、トルソーがパンシェするタイミングが早すぎると、脚をしっかり引っ張り上げられなくなるのよ、と説明してから見本を見せる。
「こうやって、まず脚が先に上がっていく…、そして少しずつ高く上がる脚に押されるようにトルソーがパンシェをはじめて、背中でしっかり脚を引っ張るの…」
それから途中まで彼女のトルソーをサポートして、背中がきちんと引きあがっているのを確かめてからその脚をサポート。
ぐぃ~ん
と脚が上がり、床でスプリッツをしているのと同じ状態に…
「おお、リナ、あとほんのちょっとで180度だ」
「…ぉし…っ」
バー・レッスン最後のグラン・バットマン。
「デリエールはね、さっきのパンシェした時の背中をきちんと思い出すのよ」
「ん」
そして、右側のデリエールはついに彼女に追いつかれたのであります
嬉しいなぁ…
センター・レッスンはバットマン・タンジュをしてからアダージョ。
デヴロッペ・エファッセ・ドゥヴァンからフェッテしてプルミエール・アラベスク、………、最後はシャセからアラベスク・ルルヴェ。
まずは二人で一緒に音楽に合わせて練習
そうか、シャセからアラベスク・ルルヴェが初めてだね。
「出来るだけ深いプリエのままシャセで移動するのよ、移動出来てからデリエールのバットマンをするつもりでアラベスク・ルルヴェ」
その部分の練習を何度か彼女が繰り返したあと、
「はい、もう一度」
「えぇ~、一人でやるのぉ…」
そうです
うん、良くなったよ。フェッテのときに上げたままの脚もブレないし、シャセもちゃんとできるようになってるよ。
ジュテのアンシェヌマンではジュテのあとのパ・ドゥ・シャのタイミングを変えることの練習。
2回ほど一緒に練習すると、勘のいい彼女はもうそのタイミングを掴んでしまう。
回転の練習では、一通り見本を見せると
「それって、目が回らない…
なぁんて言ってても、音楽が始まるときちんと回転していく。
最後のグラン・アレグロ。
「アンシェヌマンは先週と同じにしよう。グラン・ジュテのときにデリエールのバットマンを意識するのよ」
「ん」
おお、先週よりも跳べるようになったじゃないの
次はアームスのタイミングを大事に…、視線をどこに置くかを大事に…、と次々に注意をしながらアンシェヌマンを繰り返す。
よし、最後にデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・アン・トゥールナンに挑戦してごらん
まずは脚の運びとプリエのタイミング、そのときのトルソーの向き、デヴロッペするタイミングを、彼女の前に立ってゆっくり動きを分解しながら練習。
それから一つの流れをつないで練習。
「はい、アンシェヌマンを通してごらん」
「ん」
よぉし、よぉし、その調子だ
来週はデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・アン・トゥールナンをしっかり練習しようね。
「う~ん、跳べてるなぁ」
と自分でもわかるようになったそうである
これからもっともっと跳べるようになるよ
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日々のおかず…♪

2012-02-24 09:15:37 | Weblog
寒い時期は暖かい物を食べたくなる。お腹の中から温まりたいと身体が感じているんでしょうね。
そんなわけで冬のおかずは煮物が多くなりますね。
過日、新じゃがを買って、肉じゃが風煮物にしたあとも、“芽”が出る前に新じゃがを食べきりたいしね、と考えて
               
豆乳でシチュー風にしてみました。
我が家の“正倉院”=冷凍庫に常備してあるブロッコリーと鮭を合わせると彩りもキレイですね。味付けは塩と西京味噌です。
いつだったか観たテレビの料理番組で
“豆乳にサラダオイル少々を入れて滑らかになるまで撹拌してから出汁と合わせると、煮込んでも分離しない”
と解説していたのを思い出して試してみたら、まぁ、ホントだ、艶やかなスープが出来上がります。
ちょっと残った新じゃがは、シンプルサラダにします。
皮付きのまま蒸して、適当な大きさに切ってから、微塵切の玉葱をたっぷりいれたフレンチ・ドレッシングで和えて、さらに刻みパセリとブラック・ペッパーでアクセントをつけて出来上がり。
               
新じゃがだから皮付きのままでO.K.
それに茹でるより蒸したほうがビタミンが壊れにく、と…。
この日は新じゃが尽くしのお夕飯でしたな。
その後、スーパーに行ってみたらその日はキノコ が嬉しいお値段だった
ふふん、んじゃ
               
キノコのマリネを作っておきましょう。この季節なら冷蔵庫で3~4日は保つし、これだけで小鉢物として一品ではありますが、いろいろ活用もできる。
開いた油揚げの上にこのキノコマリネを広げチーズをかけて焼くと、ちょっとしたお酒のおつまみになるのよ。
それから、こんな風に
               
1センチ幅くらいに切って軽くソテーした厚揚げにソース代わりにかけたり…。
キノコマリネ、手間いらずであっという間に出来ちゃうからね、ほかのお料理に使ったキノコが余ったときなんかにもチャッと作っています。
そしてまたスーパーにいったら、その日は…ふっふっふっふっ…
               
鰤のアラが嬉しいお値段だったのだ
どうですか?なかなか立派なアラでしょ。このカマなんか、ちゃんとしたオーブンがあったらグリルしたいところよね。
残念ながら我が家にはそんなオーブンがないので、作るものは決まっている。
               
鰤大根
熱湯にくぐらせたアラを掃除して、“正倉院”から取り出した大根と一緒にじっくりコトコト煮込みます。
こういう時間をかけて煮込むお料理は、時々加減をみるだけでほかの仕事をしていられるのがいいわよね。
               
で、こんな具合に美味しく出来ましたよ
そうね、青物のおかずもちょいと欲しいわね、と考えたので
               
水菜と厚揚げの炒め物を作りました。
水菜は鍋物からおひたし、サラダ、炒めものと重宝しますよね。
パっと見は華奢な葉物野菜なのに、なぁんとβカロテンが豊富なんですって。
いかがでしょうか?結構きちんと食べているでしょう?
私はダイエットをしたことは無いが、その代りしっかり食べているのです
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ウォーキング…♪

2012-02-22 12:44:31 | Weblog
昨日の火曜日はスタイル・メイク エクササイズのレッスン日でした。
メンバーの皆さんと一緒にいつもの通り仰向けに寝てエクササイズ開始。
腰回りや太腿の後ろ側=ハムストリングのストレッチ。
中臀筋や梨状筋といったお尻の筋肉のストレッチ。
背筋と腹筋の軽めの筋トレ。
終盤は座って首や肩や腕のストレッチ。
毎回、ほぼ全身の筋肉を万遍なく動かすようにしています。
“動きが少ない部分、動かさない部分に脂肪が溜る”
つまりアレですね、流れの悪い水溜りの水を放っておくと濁って腐っていくのと同じ、ってことです。
きちんと動かして脂肪が溜りにくく落としやすい状態を維持していけばいい、というわけですね。
さて、寒い寒いといいながらも少しずつ春に向かって時は移っていきます。
街を歩いていても、ウィンドウにはキレイな色のお洋服がディスプレイされていて、それを眺めるだけでも何となく楽しい気分になります。春物の準備をしなくちゃ、と思ったりもしますよね。
トップスは…、ボトムは…、パンツかな、ミニスカートかな、パンプスは…、ジャケットは…、とかいろいろと想像します。
実は“この春はこんな感じの組み合わせにしてみようかな”と考えているスタイルが一つはあるんですけどね…
みなさんも春物の準備はじめてますか?
…と、その前に…。
ボディは、準備万端整ってますか?
ダウンコートや厚いジャケットで隠してきたボディ・ライン、大丈夫ですか?
ムートン・ブーツを履いてボテンボテン…と歩いていた脚は、メリハリのない無表情の脚になっていませんか?
ふくらはぎと同じ太さの二の腕になっちゃってませんか?
どうしますか?開き直っちゃいますか?
絵に描いたような正統派おばちゃん体型
ま、まぁ…それもいいかもしれません…それでいい、という人には…
でも、ちょっとまてよ、このままじゃ… という方、今年こそボディ磨きしませんか?
自分の身体は自分で磨かなくちゃね。
というわけで、
2月28日火曜日 19:00~ スタイル・メイク エクササイズの後半でウォーキング・レッスンをします。
興味のある方は是非ご参加下さいね。
 
ご案内
スタイル・アップ・ウォーキング
2月28日(火) 19:00~
チェスナット・ホール 3階A教室
参加費 ¥2,500
前半はストレッチをしますので、動きやすいウェアとウォーキング用にパンプスをご持参下さい。
ご参加をお待ちしています
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ん゛…?ん゛ん゛…?う~ん…

2012-02-21 11:27:58 | Weblog
日曜日、19時になろうとする頃の渋谷駅。
ホームに出る階段を上がっているときにソレを見た。
背の高い若い男性の後ろ姿。
デブではない。なかなか良さそうな骨格だ。もしかしたらヨーロッパ系の外国人かな、とも思ったほど。
襟足を刈り上げたちょっとオシャレな髪形、黒革の短いジャケット。
人混みに紛れてその男性の数段下を上がりながら、
「なんか、面妖じゃな…」
同時に階段を上がって行く有象無象から頭一つ分、いや肩から上が抜きんでて見えるその男性。
顔は見えないが、背が高くて骨格も悪くなさそう、髪形も着ているものも悪くない。どころか“スタイリッシュ”と評して上げてもいいかもしれない。だが、
「う゛~ん…、面妖じゃ…」
ほどなくしてホームにあがり、少し離れてその男性の後ろを同じ方向に進んでいく。
悪くない。おかしくない。人目を引く後姿。でも、
「面妖じゃ…何かが、おかしい…」
そして、周りを歩く人の数が幾分少なくなり、その男性の全身が見えた。
「…… わぁかぁったぁ…
内股
だっ。
パンツをブーツインしているその足元が内股なのだった。
本人にその気はないのかもしれないが、右に左に尻を振り、その尻の振りに合わせて全身が右に左にくねる。
スレンダーな長身ゆえその有様はまるで
うなぎが縦に
歩いているような印象である。
うんにょうんにょうんにょ…とくねりながら彼は近くの車両に乗り込んで行った。
あ~、久しぶりに面白ぇモン見た…
…え…?…顔…?その男の顔…?
見ないよ。
内股男がどんな顔してようがどうでもいいもん。
というより、内股である、という時点ですでに興味の対象外だからね、顔なんぞに用はない。
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ヘンな生き物がぁ…♪

2012-02-19 10:18:39 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラス。
サエちゃんは学校があるので途中からの参加。
稽古着に着替えてリナはまず腹ごしらえ。
「うっ…、具を多めにいれちゃったから が大きくなっちゃった…
昨日の具は梅干しと“きゅうりのQちゃん”だそうで、パリパリといい音がする。美味しそうだね…
土曜日のレッスンに持ってくるおむすびは、毎回自分で作るという彼女。
うん、カッコ好いね
さて、足慣らしをしてバー・レッスン。
グラン・プリエから初めてバットマン・タンジュ、バットマン・デガージェとアンシェヌマンは進み、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
「4回アン・ドゥオールをしたら、こうやって、指先だけで小さなロン・ドゥ・ジャンブを繰り返す…」
と、爪先でクルクルクル と円を描いてみせると、
「…ナニ…っ
「うん…、円を描くときに指の裏を床に下ろすの。足首を動かすんじゃなくてね、股関節のなかで大腿骨頭を回す感じ…」
私が見せた見本の通りにちょっと脚を動かしてみた彼女、
「…う゛~ん…イビツだ…
「ドゥーブル・ロン・ドゥ・ア・カールっていうの。…んじゃぁね、爪先で2回ロン・ドゥしたらアン・ドゥオール、それを2回繰り返すことにしよう。それだったら落ち着いてコントロール出来るでしょ アン・ドゥダーンも同じ。
「う゛~ん」
まずは右側を練習。
うん、リナ、悪くないよ。腰も下がってないし“バナナ足”にもならなかったし。でもね、
「足首、とくにこのくるぶしのあいだの甲のところがね、ここが緩むとシャープにきちんと円を描けなくなるからね。足首をきちんと張って…」
と、悪い例=足首が緩む、良い例=足首を張っている、の見本を見せる。
悪い例の動きは、クノッ…クノクノッ…、って感じ。
良い例のほうは、クルクルクルクル…、って感じ。
それを見ていた彼女、
「い゛ぇ~…、甲をしっかり張ったままだとなぁんか爪先だけ“変な生き物”がついてるカンジぃぃ~
あら、そんな風に言われるのって随分久しぶりじゃなぁ…。
バレリーナの爪先は強いだけじゃなくて、そこだけ“別の生き物”のように柔軟でもないとね
バットマン・フォンデュはフォンデュ・ドゥーブルを採り入れ、バットマン・フラッペはドゥミ・ポワントとア・テールを繰り返し…、とちょっといつもよりヴォリューム・アップしたアンシェヌマンだったせいか、リナにとってはちょっとだけハードだったのかな。
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールのアンシェヌマンをちょっと考えていたら、
「迷うんだったら“やらない”という選択肢があっても…
だなんて…。
コラ、そうはいくか…
グラン・バットマンをしてバー・レッスンは終わり
サエちゃんが合流してセンター・レッスン
アダージョ、バットマン・タンジュ、…とアンシェヌマンの練習。
アッサンブレのアンシェヌマンは、はじめに二人で一緒にマーキングしたら一人ずつ。
「サエちゃん、パ・ドゥ・シャのあとタン・ドゥ・キュイスのときにプリエが浮き上がっちゃだめよ。頭の高さが変わらないように」
「リナ、パ・ドゥ・シャのあとしっかりプリエを抑えて。そこの1カウントを大事に。タン・ドゥ・キュイスをシャープに」
繰り返し練習すると、二人ともそれぞれに動きが安定してまとまりが出てくるし、メリハリも生まれてくる。いいわよ。
最後にグラン・アレグロ。
これまではグラン・ジュテを跳んで着地したあとのピケ・アラベスクは軸脚を1歩前に踏み出すスタイルを練習してきたけど、昨日はその部分を変更した。
「着地したらその瞬間にデリエールの脚にトンベして、着地した脚をク・ドゥ・ピエ・デリエール…、そこからそのク・ドゥ・ピエ・デリエールの脚を軸にしてピケ…。いい… わかった… ちょっとここだけ一緒に練習してみよう…
二人の前に立って、説明しながらその動きを繰り返す。
さぁ、じゃ一人ずつアンシェヌマンを…
はじめは二人ともちょっとぎこちない動きだったけど少しずつ形がキレイになっていく。
「打ち寄せる大きな波をさっと引き戻す、そんなイメージだよ」
はい、じゃ最後にもう一度
うん、サエちゃんは視線が下がることが少なくなった、その調子よ
リナは跳べるようになったねぇ。
レッスンが終わったあと、どうだった?と訊いてみたら
「う~ん…、高くあがったなぁ…ってカンジがした…
そうか、そうか
二人とも、毎週のレッスンの度にちょっとずつちょっとずつ好い変化が現れる。
来週も楽しいレッスンにしようね
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さて、面妖な…

2012-02-17 09:51:23 | Weblog
それに気づいたのは1月の下旬のことだった…。
木曜日の午後、干しておいたお布団の上下を返そうとベランダに出たとき、すぐ近くのアパートのベランダに女性が洗濯物を干した。そこに住んでいる彼女と男性のおよそ1週間分ほどの洗濯物。
午後1時過ぎ。
「こんな時間から干しても乾かないんじゃないのかなぁ…」
とは思ったが、まぁ、人様のモノである。それに乾燥機を持っていれば問題はないか…。
金曜日の朝、雪は霙となって止む様子もない。
出かける前に降り具合を見ようと窓を開けたら、件のベランダでは昨日干された洗濯物が霙に濡れている。
その洗濯物は金曜日中そのまま放置され、土曜日もそのまま放置され…。
日曜日、お昼前にまた女性が新たなる洗濯物を吊るした物干しを持ち出して、放置されたままだった洗濯物と並べて干した。
男物と女物とタオルなどおよそ1週間分。
そのまま夜になっても取り込まれることはなく、月曜日もそのまま放置され…。
火曜日、前夜から降り出した雪のなか洗濯物は雪を浴び、夕方には雪解け水に濡れ…。
水曜日も木曜日も、金曜日も土曜日も、放置されたままだった…。
そして日曜日
ふと見れば、1週間放置されていた洗濯物がまた新たな男女1週間分の洗濯物に入れ替わって干されている。
男性物のYシャツが6枚干されているのが遠目に見てとれた
そして、月曜日、雨の中洗濯物は濡れている。ただし、5枚のYシャツは取り込まれたのかそこにはない。
6枚のうち何故5枚だけ…、何故1枚残したのか…。いやそれよりも何よりも、Yシャツだけ取り込むってのは何故… 何故全部取り込まないの…
火曜日もそのまま、水曜日もそのまま、木曜日も金曜日も土曜日もそのまま…。
いよいよ日曜日
1週間放置されていた洗濯物が2倍になって密集隊形で干されている
土曜日までは竿に対して平行に配置されていた物干しが、いまでは竿に対して直角に配置されている。
「いやさ、よくもあれだけのハンガーやらピンチハンガーがあったもんじゃなぁ…」
そのことに笑ってしまう。
やはり男性物のYシャツが6枚干されている。
月曜日の朝、6枚のYシャツだけが取り込まれて、他はまたまたまたそのまま放置され、火曜日は雨に濡れ…、放置され…。
昨日の木曜日
新たな洗濯物が干された。そして昨日の夜は雪が降った。
今朝、自分の洗濯物を干すのにベランダに出たら、件の洗濯物は干されたままだった…。
そこに住んでいるのは30歳代後半から40歳代半ばくらいと思しき男女のカップルである。
毎晩明かりが点く、ということは少なくとも二人の内どちらか一人は確実に帰宅している、ってことだよね。
なぜ洗濯物を取り込まないんだろう…
洗濯というのは、きちんと洗って干して乾かして取り込んで仕分けして畳んで収納する、そこまでやって初めて洗濯という行為が成立するのだということを、誰も教えてくれなかったのかねぇ…
それにしても、1週間放置されて雨にも濡れ埃も浴びた洗濯物の放置臭とか気にならないのかしら。
薄っすら汚れて、場合によってはカビなんかも生えてたりして…
それでもゼンッゼン気にならない、という人もいるのかな…。
ま、世の中いろんな人がいるからねぇ。
“何故洗濯物を取り込まないんですか?”
と訊いてみたいような気もする…。
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新じゃが…♪

2012-02-14 08:41:33 | Weblog
冷凍庫に常備している大根を先々週に食べきってしまったのでそろそろ補充しなくっちゃ、とスーパーに買い出しに行きました。
まずカゴにいれるのは大根1本。葉の部分をちょいと長く残してあるものを選んでね。
帰って早速作業開始
まずは煮物用に輪切り。
皮を剥いて面取りをして、軽くお酒をまぶしてから保存袋に入れて冷凍庫に。
次はお味噌汁の具やサラダやその他用に千切り。
これも保存袋に入れて冷凍庫に。
ここまで処理をすると、当然のこと皮と面取りした端っこが沢山残る。
で、その皮も千切りにし、端っこも長さを揃えて、これはいつもの通りきんぴらにします。これでおかずが一品出来た。
その次。
               
大根の葉の部分。
いつもはもっと下の茎のところ5㎝くらいで切り落とされているから、このくらい葉があるのは珍しい。
茎だけだったら皮と一緒にきんぴらにしてしまうけど、せっかくの美味しそうな葉なんだから簡単な和え物にしましょう。
               
電子レンジで軽く加熱してから塩昆布と敢えて、ま、お浸しの代わりとします。これで二品目のおかずが完成。
               
で、代わり映えはしないけれどメインのおかず、大根と鰯のつみれの煮物。
これに若布のお味噌汁と雑穀ご飯がつきます。
大根尽くしの夕飯でした。
そして、スーパーで新じゃがが出ているのを見かけましたので買いました。
               
もう新じゃがの季節なのかなぁ…?
新じゃがは皮が軟らかいからね、きれいに洗って皮付きのまま
               
素揚げにします。そして
               
肉じゃがにします。
肉、玉葱、人参も炒めずに、お醤油や酒で調味しただし汁ではじめから煮ます。
新じゃがは皮付きだから煮崩れしないしね。
うん、もう一品、緑色のおかずが欲しいよねぇ。
というわけで
               
ブロッコリーのそぼろ餡かけ。
冷凍庫に常備している“お豆腐のそぼろ”と同じく常備している“アミえび”を軽く炒めて出汁を入れ味をきめたら、水溶き片栗粉でとろみをつけてブロッコリーにかける。それだけ。
中華料理で“ブロッコリーの蟹餡かけ”みたいなお料理があるでしょう。あれに見立てて、って感じの一品です。
ブロッコリーも冷凍庫に常備しているので、この一品を作るのにかかる時間は3分ほどね。
これに油揚げのお味噌汁と雑穀ご飯、納豆、という夕飯のメニューでした。
しっかりきちんと食べて体力を維持しないとね、インフルエンザが流行している時期だから。風邪もひきたくないし。
そうだ、スーパーではもうとっくに“菜の花”も売られているのよね。つぎは菜の花の辛子和えかなぁ…
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一首なし…♪

2012-02-12 11:20:11 | Weblog
「サエちゃん、毎朝何時頃にお家を出て電車に乗るの?」
彼女は自宅から遠い女子校の中等部に通っている。
「だいたい6時半か6時45分までには家を出て7時前の電車に乗るの」
「そう、早いのねぇ…。リナはまだ寝てるでしょ」
「うん。起こされるけどぉ、基本的に“二度寝”…。うちから学校まで普通に歩いて5分
遠くから電車で通うサエちゃんも5分のリナも、8時15分には教室に入っていなければならないんだって。
小・中学生の朝は早い…
いつものように脚のストレッチをしてからバー・レッスン。
グラン・プリエ、バットマン・タンジュとアンシェヌマンは進んでいき、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
「ドゥミ・ロン・ドゥを正確に…。しっかり90度」
うん、よしよし。二人ともちゃんと半円を描けている。
バットマン・フラッペ。
「ルティレするところはしっかりお膝を上げて…っ。内腿を早く引き上げる…。内腿…」
うん、リナは大分スピードについて来られるようになったね。乱暴な動きもしないし。よしよし。
終盤のドゥーブル・フラッペのアン・クロワでサエちゃんはちょっと苦戦。うん、このスピードのドゥーブルはまだあんまり練習したことがないものね。ひとつずつきちんと練習していけば出来るようになるからね、大丈夫。
さてアダージョ。
「いい?ア・ラ・スゴンドからフェッテするところはね、ア・ラ・スゴンドの脚をうごかしちゃだめよ。軸脚のターン・アウトをしっかり進めるとア・ラ・スゴンドに上げてる脚は自然についてきてデリエールになるから…。ほいっとひっくり返しちゃダメよ」
と見本を見せながら説明を。
「…ん…
二人とも落ち着いてきちんと出来るようになった。
フェッテのところは…、そう…、そう…、いいわよ…、脚の高さが下がらなかったし、軸脚がちゃんと先行したし…、よしよし…
はい、じゃ5番ポジシオンからスプリッツ。
「今日は一首なしね」
「あら、そうなの?」
「うん。でもカンブレまで全部ちゃんとやるよ
おお、いいねぇ
バー・レッスンが終わってちょっと休憩、そしてセンター・レッスン。
バットマン・タンジュから。
「サエちゃん、アームスがね、手首から先がブラさがっちゃうのはダメよ。手のひらに宝石をのっけて、それをこぼさないように…っていうイメージで…」
「はい」
グラン・バットマンをしてタン・ルヴェの練習。
それからアッサンブレのアンシェヌマン。
まずは二人一緒に練習。うん、順番はね、それでいいんだけどね…。
「あのね、パ・ドゥ・シャのタイミングが違うんだよ。先に動かす脚が上がりきってそれが下がり始めてから、後から動かす脚が上がるんじゃぁ、その脚が上がった時には先行した脚はもう着地してるでしょ。それじゃぁカックンカックンて動きにだけになっちゃう。いい…?はじめの脚が上がりきる前に素早く後からの脚を引き上げるの。そうすると宙に浮けるでしょ」
と説明しながら見本を見せる。両脚とも床を離れている瞬間がなくちゃね、と。
「……ん…
はい、それじゃぁ一人ずつ
そう、よし、大分良くなったわね。
ほら、足音が小さくなったでしょう
落っこちなくなったからよ、ちゃんと中に浮いて着地できるようになったから。
次は先週練習したピルエットのアンシェヌマン。
まずは右側を交代に繰り返して練習。
「サエちゃん、お顔が下をむいたらダメよ。視線を上げて」
左側も交代で…。
あぃやぁ~、やっぱりリナはアームスが……
「これ…っ。せっかくいい回転が出来てんのになんでそのアームスが“いらっしゃいまし”なんだよ…
「ぬはははは……
「いいかい…。3回転めは回転のスピードを上げるけど、アームスをア・ラ・スゴンドにスパンと開くことでブレーキをかけるんだよ」
と何度か見本を見せる。
「……ん…
はい、ふたりとももう一度
おっ、よし、良くなった
最後にグラン・ジュテを右に左に繰り返し繰り返し跳んでレッスン終了。
「今日はバー・レッスンから全部出来たから身体が軽かった
サエちゃん
そうだね、いつもは学校が終わって駆け付けるからバー・レッスンの後半からになっちゃうもんね。
ふたりとも、良く動いたねぇ。また来週も楽しいレッスンしましょう
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まめに…♪

2012-02-07 10:32:04 | Weblog
節分の豆まきをしなかった…。
だから歳の数分の豆を食べていない…。
んん~、豆は食べなくちゃなぁ…。
とつらつら考えているうちに、そうだ、ポーク・ビーンズ作ろ
んじゃ、まず豆を煮なくちゃね
以前市販されている水煮のいんげん豆を買ったことがあるんだけど、アレは火が通りすぎていて調理には不向き。
だからいつも乾燥の豆を買ってきて下煮からちゃんとするようにしています…、といったって別に難しいことじゃないからね。
       
一袋の乾燥豆を一晩水に浸けておきまして、一旦アク抜きのためにざっと煮ます。
               
ざるにあげて軽く水洗いしてから改めてゆっくり丁寧に煮ていきます。途中で2~3度“びっくり水”もさします。
ときどき一粒食べて煮え加減を見て、まぁ1時間強で煮上がり。
               
さて、これからお料理開始です。
はじめはポーク・ビーンズの予定だったけど、せっかくいい具合に煮上がった豆をつまみ食いしていたら、うん、もう一品、という気になった。
で、
               
五目豆を作りました。
いんげん豆と人参、昆布、油揚げを干しシイタケの戻し汁を出汁に、砂糖、酒、味醂。醤油で煮汁がなくなるまで煮ます。
うん、美味しく煮えたなぁ。これは毎朝晩の小鉢物としてこれから数日間のお楽しみ。
そして予定通りのポーク・ビーンズ。
               
私はトマト・ケチャップを味付けに使わないので、我が家のポーク・ビーンズには“たるい甘さ”はないな。
4食分作って3食分は保存袋に入れて我が家の“正倉院(=冷凍庫)”へ。
で、五目豆に使った残りの昆布もあるからさ…、煮よう…
               
キッチン鋏で1センチ幅に切って水に浸けて戻してから、その戻し汁を出汁にして砂糖と酒と味醂と醤油で煮含める。
               
これも毎朝晩の小鉢物としてのお楽しみじゃな。ちょっと味を濃いめにしたから、細かく刻んでおむすびの具にしてもいいかもね。
やっぱり、健康と美容のためには
まごわやさしい
が肝要だそうですもんね
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跳べ…っ回れ…っ…♪

2012-02-05 14:27:56 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ クラス
稽古着に着替えて更衣室から出てきたリナが、
「タイツに穴があいちゃった…
見ればふくらはぎの内側に“てん…”と小指の爪ほどの穴が…。
「あら…。マニュキュアで縁を固めてから縫えば伝線しないからね…」
もうそのくらいの縫い物は十分出来るようになったんだね…
さぁ、レッスン レッスン
グラン・プリエの最後の5番ポジシオン・ルルヴェでのポゼ。
うん、キレイに立っていられるようになってるけどね…、
「…もうちょい、中…、もうちょい…、ちょっと…」
鏡に映っているリナの足指部分を見ながら指示をする。
「…そう、そこ
彼女の全身がピタッと静止する、まるで美しいフィギュアのように。
「んん~、ここかぁ~。全然ブレない…
バットマン・タンジュ、バットマン・デガージェ、……とアンシェヌマンは進み、バットマン・フォンデュ。
見本を見せながら順番を指示して、音楽スタート
「はぁぁぁ~、クラい~…テンション下がりそう…
んふっ、そうなのよねぇ、この曲はイントロがちょいと暗いんだよね…。ただでさえあんまり好きじゃないフォンデュだからねぇ…。
そしてプティ・バットマン。
「ゆっくり16カウント、オンテンポで16、ダブルテンポで16、曲が余ったらドゥヴァンだけでいいからバッチュ」
「…………
内腿でしっかり膝を支えて、膝から下を前後に動かすのよ、ゆっくりでいいから…、というと
「曲が余らないといいなぁ…」
ふふふん、実は余るのだよ…
バッチュもゆっくり16、オンテンポで16、ダブルテンポで16、続けてやることになる。
「…っく…、キライになりそう…」
こらこらこらこら…
そしてバーに脚をのっけてリンバリング。最後の部分でスルスルスルっとスプリッツをして
「はい、一首。“あの段”以外で…。“さ”…」
「それはムリ…」
「んじゃ、“せ”」
「ダメ」
「…わかった…“ち”」
「ちはやぶるかみよもきかずたつたがわからくれないにみずくくるとは…っ」
よし。左は二首。
「おとにきくたかしのはまのあだなみはかけじやそでのぬれもこそすれ、おくやまにもみじふみわけなくしかのこえきくときぞあきはかなしき…っ」
よぉし。
センター・レッスン。
タン・ルヴェの練習では
「1番でドゥミ・プリエとルルヴェを4回繰り返したらルルヴェだけ7回、そしてデガージェ・ア・ラ・スゴンドにジュテ‐ルルヴェして2番ドゥミ・プリエ、2番で8回ルルヴェをしたら2番ポジシオンのままタン・ルヴェを8回」
「え゛…、2番ポジシオンのまま…
そうよ、きちんとドゥミ・プリエをして真っ直ぐ上に引き上げて跳ぶのよ、と見本を見せる。
「ん゛ん゛~。なぁんか“イビツ”になりそう…。やだなぁ…“イビツ”になるの…
ほら、ぐずぐず言わないで跳べっ、と音楽を流す。
1番ポジシオンで……、2番ポジシオンになって……。
「… これこれこれ…サエちゃん…っ、足首っ…足首っ…」
次。アッサンブレのアンシェヌマン。
「アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→アッサンブレ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ソテ→パ・ドゥ・ブーレ・“ドゥス”⇒…いい…?わかった…」
と見本を見せる。
「…?“どぅす”…?」
「そう。いつもは“ドゥシュ”でやってるでしょ、今回は“ドゥス”。5番ポジシオンへの引きつけがいつもとは逆になるの」
はい、音楽に合わせてまずは二人一緒にやってみよう。
「サエちゃん、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ソテは空中でデヴロッペするのよ…。脚の引き上げを早く。お膝から下のコントロールを早く!」
それじゃ一人ずつ2セットね。
その次はジュテとパ・ドゥ・シャのアンシェヌマンを練習。
それからピルエットのアンシェヌマン。
リナサエちゃんとでアンシェヌマンを少し変える。
1人ずつ音楽に合わせて練習してからいろいろと手直し。
「リナ、ピケ・アン・ドゥダーンの3回目は回転のスピードを変えないと次のデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐プリエから後が間に合わなくなるでしょ」
「…ん…」
はい、もう一度。
よぉしよし、そういうこと
ただしっ…、トルソーも脚も回転もコントロールが効くようになってんのに、なぁんでアン・ナヴァンのアームスが
うらめしやぁ
になるかな…
「ぬはははは…
最後にグラン・ジュテを右に左にと繰り返し跳んで、レッスン終了。
二人ともよく跳んだねぇ
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冷えますねぇ…♪

2012-02-03 10:43:05 | Weblog
こんなに寒いのは何年ぶりかしら、と思うほどですね。
最低気温が氷点下にまで下がったのも随分久しぶりのことではないかしらん。
一昨日の夜、髪を乾かすのに使ったタオルを外に干しておいたので、昨日の朝取り込もうと手をのばしたら
ペキ…
っと凍っていました…あら、びっくり…。
そんな寒いときにはやっぱり暖かいものを頂いてお腹のなかから温めなくちゃね。
この時期スーパーにいくと必ず目に止まるのが酒粕。1㎏くらい入った袋がで~んと並んでいる。
うん、そうよね、そうよね、寒いときにはやっぱり粕汁が嬉しいもんねぇ…
と酒粕をカゴに入れ、売り場を回りお魚コーナーに行くと、
あら、銀鱈がちょこっと嬉しいお値段…
とこれもカゴに入れる。
粕汁のほかにも、ふふふふふ…
               
久しぶりに銀鱈の粕漬けを仕込んでみました。これは土曜日か日曜日が食べごろですね、楽しみ楽しみ…
次に豆腐のそぼろを作ります。これは保存バッグに入れて冷凍しておきます。
               
TVで観たのか雑誌で読んだのか忘れちゃったけど、試してみたら大層便利なので以来ずっと我が家の冷凍庫のレギュラーメンバー。薄く平らに広げて冷凍しているので、朝のお味噌汁に欲しい分だけペキンと割っていれたり、鶏のつくねを作るときに混ぜ込んでふわふわ感をだしたり、もちろんけんちん汁には必需品。重宝しています。
え~、夕飯のおかずは…。
そうだ、昨日買った白菜が残っているから煮ましょう
干しシイタケの戻し汁を出汁にして薄味で芯の部分からしっかり煮ます。葉は軽く煮てシャキシャキ感が残るように。
好みの煮え加減になったら白菜と椎茸を器に盛り付けておいて…。
               
冷蔵庫のレギュラーメンバーである鶏そぼろを煮汁に入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけて餡にします。
               
それを器にもった白菜にかけて白菜のそぼろ餡かけの出来上がり。
そうそう、こうやって煮物が美味しく出来たり煮魚が上手く出来たりすると、ちょっと素敵な器が欲しくなったりもしますね。
煮物用に小ぶりな兜鉢なんかあると食卓の趣が増しそう…
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