アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ウォーキング…♪

2011-06-29 06:42:26 | Weblog
昨日のスタイル・メイク・エクササイズ レッスンは、終盤にウォーキング・レッスンをしました。
毎月第4火曜日はウォーキング・レッスンをしているのです。
歩く、というのはとても大事なことだと私は考えています。
正しい歩き方で歩いていれば、それだけで質の良いエクササイズにもなりますからね。
もう随分以前のことですが、とある企業の重役の方とお話しする機会があったとき、
「採用面接のときに、ドアを開けて入室してきてから指定の椅子に着席するまでの間に“可”か“不可”かを決定する」
と話して下さいました。何故ですか、とお尋ねしたら
「歩き方。歩き方がだらしなかったり、きちんと歩けてないようなら採用しない。だって取引先に対して失礼でしょう」
とおっしゃったのでした。
なるほどねぇ、男の方でもそうなのねぇ、と改めて認識したものです。
私も数年前まで某企業の新人研修で接客マナーを担当していたことがあります。
そのときかなり力をいれてレッスンしたのが歩き方でした。
お客様をお迎えして、所定のフロアーなり個室なりにご案内しなければならない。そのとき当然お客様の前を歩くことになるわけですが、お客様に不快感を与えない、失礼にならない歩き方、というのをお教えしていたのです。
数年間、レッスンに参加する新人の皆さんに、ときには
「センセェ、どSですか…
と言われちゃうくらい、徹底的にチェックしたのが“内股”です。
内股で、もったもったべったべったとお尻を揺らしながら歩く後ろ姿ほど醜く不快なものはありません。
その上、1歩ごとに肩が左右に傾いたり、頭が揺れたり上下したり、猫背だったりしたらもう何をかいわんや、です。
そんな人が応対に出てきて案内のために私の前を歩いたりしたら、前述の重役さんではありませんが私でも
「この人は仕事をする気がないんだな」
と判断するでしょうね
およそ8年に亘って新人さんにウォーキングをお教えしましたが、悲しいことに毎年ほぼ6割ほどの方が“内股”、そのうち2割ほどは
「冗談だろ
「ふざけてんのか
と(下品でごめんなさい)言いたくなるようなヒドイ“内股”でした。
完全にカカト重心の外落ち重心。
気取って履いてくるハイヒールのカカトが内側に曲がって“逆さ八の字”になっている
おうちに帰って脱いだ靴をしまう時に気がつかないのかしら、と不思議に思ったものでした。
そんな方たちに対しては“歩き方”の指導だけではどうにも解決出来なくて、基本中の基本、“立ち方”からご指導したものです。
8年間、延べ700人の新人さんに歩き方の指導をしましたが、その中で4人ほど、ものの見事に美しく変身した方もいらっしゃいました。一人はモデル事務所のオーディションに合格した、という方も
どんなに完璧なヘア&メイクで、超高級ブランドのお洋服を身にまとい高価な装身具を身に着けていたとしても、“歩き方”がそのすべてを台無しにする。その人を裏切るのはその人自身の“歩き方”なんです。
街を歩けばしょっちゅう見かけますもんね。
ご本人は肩で風切って颯爽と歩いているつもりなんでしょうけど、実際は“地面に跳びかかる”ように歩いている人。
素敵なハイヒールを履いているのにポックポックポックポックと“出来そこないの競馬馬”みたいに歩いている人。
駅の階段を上がるときに、腿と膝ではなくいちいち左右のお尻から持ち上げる人。
後ろ姿で判断するとどうやら50歳代、追い越してみると“えっ、20代…な人。
そういう人を見かけるたびに
「誰か教えてやれよ…
って思っちゃいますね。
んじゃあ、そこまで言うならアナタの生徒はどうなのよっっ
って突っ込むヒトもいるでしょね
ふふふん、私の生徒はね、美しいのよ
毎月毎月第4火曜のレッスンのたびに、それこそ
「先生、どSですか…」
ってくらい、重箱の隅を突っつくようなチェックをされてますからね。
「今の1歩は爪先に重心が載ってない…」
「その1歩は後ろの足が微かに内股…」
「膝の抜きが甘い…」
「腹から歩くな、胸から、胸から…」
とかね…。
その結果、トモコさんなんか、ミス・ユニバースのファイナリスト並みの歩き方が出来るようになったんだよぉぉん
歩き方が美しくて損をすることは無い、と私は信じてるんだ
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C'est bien !!

2011-06-26 07:40:34 | Weblog
昨日のアンサンブル・バレエ
このところリナのバランス感覚が発達している最中なので、バー・レッスンのアンシェヌマンの最後にはなるべくルルヴェ(=片脚または両脚の爪先立ち、最も高い背伸び)でポゼをするようにしている。
まずはグラン・プリエ。
最後の5番ポジシオン・スシュ・スーから音楽の余韻が消えるまでポゼ。アームスはアン・オーね。
うん!いいわよぉ、そのコントロール、それ、それ…。
最近は肩に力が入ることもなくなったし、アームスのラインも伸びやかになってきた。
バットマン・タンジュ、バットマン・デガージェと進み、速いテンポのバットマン・デガージェ。
最後の1番ポジシオン・デガージェ・ア・ラ・スゴンドから5番ポジシオン・ドゥミ・ポワント、すぐにアームスをアン・オーにしてポゼ。右側はピタリと静止。
うん、キレイだね…
左側は…。
「左脚前だとちょっとズレたときになかなか修正が利かないカンジだぁ…。ウロウロウロウロってあっちこっちに歩いちゃうカンジだ…
「うん、そうねぇ、後ろ側の右脚の支えがちょっとまだ弱いんだよね。後ろ側の脚をしっかりターン・アウトして支えないとね」
そしてロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
これは最後にバーに対して斜めを向きアティチュードのドゥミ・ポワントでポゼ。
「一瞬でいいからバーの手を離してごらん。…それ…」
ん~…
そうね、まだタイミングとコントロールのポイントが掴めてないんだね。
大事なのは、軸脚の指の位置に対するトルソーの位置。そして後ろに上げてアティチュードした脚のコントロールとトルソーとの連携。アームスの位置とトルソーとの関係。
そんなことを、ちょっと見本を見せながら説明する。
「もう一度やってごらん
「ん…」
およっ、“やだ!”“ムリ!”が出ないな…
で、もう一度アティチュード・ドゥミ・ポワントのポゼに挑戦。
おおっ、そのバランスなら2回シャッターがきれるよ
「そうかぁ、いつまでも手を離さずにグズグズしてると上げた脚も軸脚も疲れてきてバランスが悪くなるから、さっさと手を離した方が停まりやすいんだぁ…
ん、ま、まぁそれも一理あるな…
その後もバー・メニューは続き、ストレッチ。順番を説明して最後のスプリッツのところに至ると
「たはぁっ…。それで“地獄に堕ちる”カンジだ…、ジュミョウも縮むし…
出たな、やっぱり
まぁだ地獄に堕とされるほどのワルいことはしてないでしょ。というより11歳じゃする暇もなかったっていうか…
それでも左側はスプリッツのあとパンシェまでは我慢したからね、よしよし、そうやってちょっとずつ積み重ねていけばいいのよ
レッスン後半はポワント。
トゥ・シューズに履き替えてまずは足慣らしから
しっかりドゥミ・ポワントに引き上げられるようになったね
フル・ポワントからドゥミ・ポワントに下りるときもトルソーをしっかり引き上げていられるようになったしねぇ。
じゃ、バーをしまって…。
センターでのポワント・ワーク
まずはオン・ポワントで横方向へ1歩ずつきちんと5番ポジシオンに収めながら歩く。
次は右左交互に横に出した脚を5番ポジシオンに引きつけながら前に歩く。
ふぅ…ん…、なるほど…な…
もう一つ、アッサンブレとタン・リエのアンシェヌマンやってみよう

なるほどぉ…やっぱりな…
「リナ、ポワント脱いで、ちょっとかしてごらん…」
「……」
そこで彼女のポワントにちょっとした微かな“仕掛け”をした。
そして、ポワントの中で足の指がどういう動きをすればいいか、どんな力を働かせればいいかを、ポワントを履いた私の足で説明。
再びポワントを履いた彼女もいわれた通りにポワントの中で足の指を使って…。
「よし それでシンプルに真っ直ぐ立ってごらん」
近くにあった椅子の背もたれに掴まって立つリナ。
「…あ…
うん、成功だ。じゃぁ、もう一度さっきのアンシェヌマンをやってみよう

「わぁ~、足とポワントが一つになってるカンジだぁ… “立ってる”ってカンジがする
うん、そうだね、足首がキレイだ
そうなると、動きをもっとキレイにするためにはね、と見本を見せながら説明。
それ、もう一度やってごらん。

「立ってて気持ちがいい…
そうそう、美しいバレリーナの足首に一歩近づきました
その足のコントロールを忘れないように、来週もポワント・レッスンね。
毎週楽しみなんだよねぇ
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ボディに対する意識…♪

2011-06-22 06:13:00 | Weblog
昨日はスタイル・メイク エクササイズのレッスン日でした。
先に到着したメグちゃんが窓を開けてセッティングをしてくれていたので、風が通って涼しい。うん、自然の風のなかでレッスンするのって心地いいわよね。
トモコさんも到着してレッスン開始
仰向けに寝て行う一連のエクササイズの終盤に、バレエでいうところのグラン・バットマン、スパン スパン と脚を上げるエクササイズを採り入れている。
初めは足首から爪先まで脚全体をピン と伸ばしたまま軽快に脚を上げたり下したり。
次に上げるときは伸ばしたまま、下す時にしっかり足首を曲げて太腿の後ろ側を十分にストレッチ。
その初めの伸ばしたままで上げたり下げたり、をいつもより1セット多くやったのよ。
「あふぅ~、いつもより1セット多かったですよね…
メグちゃんが微かに息切れしている。
「ふふん、もうミニスカートの季節だからね、美しい脚をキープしないとさ…
夏の装いになっているから、みんなのボディに対する意識も高くなっている
「60歳になってもレースの“パンティ”とか“Tバック”を着けてもおかしくないボディをキープしなくちゃねぇ
「グ○ゼなんかのデカパンみたいな“パンツ”、はイヤっですよねぇ
私は仕事柄当然だけど、トモコさんメグちゃんも、自分が“どんなボディでいたいか”のイメージがはっきりしているのよね
そして一生付き合っていかなくちゃならない自分の身体に愛情をもって、大切にしている。
ただ“病気がない”というだけでは健康ではない。
鏡に映る自分のヌードを見たとき、あるいは街中のショーウィンドゥに映る自分を見たときにがっかりするようなボディや身のこなしでは、本当に健康だとは言えない。
そんな意識がはっきりしてる。
60歳になったとき、70歳になったとき、こんな自分でいたい、というイメージの中に“健康で美しいボディ”という条件がちゃんと組み込まれてるんだな、ってことが彼女たちと話してるとよくわかる。
「お洋服なんかは今買わなくたって、いくつになっても買える。きちんとしたボディをもってれば、いくつになっても着こなせる。だから優先順位でいえば私の場合はボディのケアが一番」
トモコさんがいってたわよ。
私もそう思う。そして
「どんなに高価な有名ブランドのドレスでも、それを着るボディが“森○中”みたいだったら所詮スーパーのツルシ程度にしか見えない。でもGood looking bodyだったら、たとえそれがスーパーのツルシでも高級品に見える」
とも思ってます。
そして大切なのは無駄のない身のこなし。
何をするにもドテドテボテボテしていたんでは、たとえパッと見にはデブでなくても鈍重な印象しか残さない。
正しく美しい歩き方の効果って大きいわよ。なによりバランスのよい筋トレにもなるしね
なぁんて話をしながらスタジオを出たところで、メグちゃん
「階段の降り方にもキレイかそうでないかってありますよね」
と言い出した。そりゃぁそうですとも。
ふと見れば隣のビルの階段がある
こうやって降りると安定してきれいなんだよ、とちょっと見本を見せる。
「ふぅ~ん…、降りるときに膝を曲げて、でカカトから…
と階段を上がってスタンバイした彼女。ゆっくり気を付けながら降りてはきたけど、ちょっと残念でした。
そうか、階段の降り方か…。それもレッスンする価値はある、というより必要だわね
来週はウォーキング・レッスンもする予定だけど、階段の上がり降りもレッスンに採り入れよう

6月28日火曜日のスタイル・メイク エクササイズはウォーキング・レッスンをします。興味のある方はパンプスを持参でご参加くださいね。前半はフロア・エクササイズをしますから、動きやすいウェアでね。
レッスン開始 19:00~      体験レッスン代¥1,050
お待ちしてます
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作ってみました…どうかな…♪

2011-06-19 08:24:47 | Weblog
長年愛用してきたバレッタが壊れてしまいました
髪をまとめるものは、ゴムもあればシュシュもあるしカチューシャとかクリップとか、いろいろ持ってはいるので、お気に入りだったバレッタひとつ壊れてなくなったからといって困るわけではないんだけど、でぇもなぁ…。
バレッタでびしっと留めたいときも多々あるのよね。
だから雑貨屋さんやアクセサリーショップなどを通りかかったときには手頃なバレッタを探したんだけど、どうにも
これが好い
といえるものには出会えなくて…。でもバレッタは欲しいの。使いたいの。
と、そうなったとき、私がやることは決まっている
作ってしまえ
というわけで、作ってみました
               
アクセサリーのパーツのみを販売しているお店でバレッタの座金だけ買ってきて、手持ちのビーズで…。
一つはパールビーズとクリアのチェコビーズを組み合わせてシンプルに、ちょっとお上品モード。
               
どうでしょう。カジュアルなパーティーにも使えそうでしょ
もう一つはちょっと遊んでみたいなぁ、と思ったので
               
座金をビーズを編んで覆った上に、金色のバラのパーツにビーズで葉っぱを編んで組み合わせて並べてみました。
アンサンブル・バレエクラスエリに見せたら
「素敵、素敵、これ売らないの?」
と褒めてもらっちゃいました、うふふ…
針金や9ピン、Tピン、シャワー台などを使ってゴージャスにモチーフを盛り上げるビーズアクセサリーの作り方もあるんだけど、私はどちらかというと、ただ単純に“ビーズを編む”だけの作り方が好きらしい。
先日はカチューシャも作ったしね。
去年は実に単純なヘアピンを作っただけだったけど、この夏はいろいろ作ってみようかな、と考えています
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久しぶりにお料理…♪

2011-06-16 11:57:13 | Weblog
とはいえ、お料理をしなかったわけではない。
紹介しようかなぁ、と思うような面白いことをしなかっただけ。
で、昨日。
夕飯のおかずにチキンのトマトソース煮を作りましょう、と思い立った。
夏バテ予防には今のうちから自分の身体に栄養を仕込んでおかないと…。
トマトにはリコピンが豊富だし煮込みにすれば野菜もいろいろたっぷり食べられるよね。
よし、チキンのトマトソース煮だ。
トマトソースはいつもまとめて作り置きしているものが冷凍庫にある。玉葱もある。ブロッコリーもある。いんげんもある。
………………チキンが、…ない…か…
う゛~ん゛、どうしよう…でもトマトソース煮は食べたいしねぇ…う゛~ん゛…
そうだ アレを試してみようじゃないか
以前テレビで、南極観測隊の料理人を務めたという方がいろいろな料理のアイデアを紹介するのを見たことがある。
そのとき、確か高野豆腐をチキン・ナゲットに仕立てたというその作り方を紹介してたんだ。
そうだ、アレだ、アレ。
というわけで、高野豆腐をコンソメスープに浸けてもどし、ちょっと味が染みるまで置いてから一口大にカット。
               
そして、カタクリ粉をまぶして油で揚げる。素のまま揚げると高野豆腐がグググッと油を吸ってしまって大変なことになる。
               
あんまりたくさんの油は使わずに、炒め揚げみたいな感じにします。表面がちょっとパリッとするくらいかなぁ。
そして玉葱を炒めて、トマトソースを入れて少し煮て、ブロッコリーも入れる。
塩・胡椒で味を加減して
               
揚げておいた高野豆腐を合わせて味を馴染ませる。
               
器に盛り付けたらちょっと粉砕パセリを振りかけて、“チキンのトマトソース煮風高野豆腐のトマト煮”が完成。
ふふふん、我ながらなかなか美味しく出来ました。
南極料理人様、素敵なアイデアをありがとう
高野豆腐をコンソメスープで戻せば洋風の料理に応用出来るってことはよ、中華の鶏ガラスープで戻せば中華料理に応用できるってことにならない
“酢豚”の代わりに“酢高野豆腐”とか、鶏肉とカシューナッツ炒めの代わりに“高野豆腐とカシューナッツ炒め”とか、“油醂鶏”の代わりに“油醂高野豆腐”とか……
試してみる甲斐はありそうじゃない…
ふっふふふっふふふ………
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近頃のお楽しみは…♪

2011-06-14 07:59:36 | Weblog
梅雨空のせいかそれほど暑いと感じるほどでもなく、窓を開けていればそれなりに涼しい風が通って心地良い、そんな陽気ですね。
梅雨空と競争するようにといおうか、梅雨空の目を盗んでといおうか、チャチャッと洗濯をしては外に干していますが、これがなかなか運の良いことに毎回ちゃんと乾いた洗濯物を取り込めています。
今年は室内干し用のスタンドを新調しようと考えてはいたのですが、うぅ~ん、この分なら無くてもいいかも…。
ところで、最近の私のお楽しみは相変わらず“胡蝶蘭”
支柱を立てたところをご紹介しましたが、その後も朝見る度に伸びていて、今では15㎝ほどになりました。
               
この株は元気が良くて、2本の花芽が競争するように
「快調 快調
と伸びている。
もう一つの株の方は、新しい葉っぱが出て、確かに花芽らしい突起も出ているのに…。
その葉っぱは実にのんびりゆっくりと育ってはいる。花芽も間違いなく花芽ではある、のに、伸びてこない。うぅ~ん、どうしたんだぁ~と改めて古い葉っぱをめくったりして見てみたら、もうひとつ、花芽の突起が出ているっ
う゛~~ん゛、どうしよう…。ちょいと鉢から抜いてもう一度古い根っこの整理をしてからミズゴケを巻きなおしてやったほうがいいのかな…。
でも、せっかく出ている芽がびっくりしてダメになるとイヤだしなぁ…う゛~~ん゛
まぁ、でも、遅いにしてものぉ~んびりにしても、第2株のほうもしっかり育ってくれれば嬉しい。第1株に遅れること2か月弱なので、花が咲くのもおそらく2か月後。
胡蝶蘭は1か月以上は花期が続くから、第1株の花期が終わるころに第2株が咲き始める、なんてことになったら素敵だねぇ
花屋さんの話では、芽が出てから半年後くらいに花が咲くということだから、第1株が咲くのは10月下旬か11月頃かと算段しているのだけど、ということは第2株は11月下旬から12月頃に咲く、ということになるよね。
運が良ければクリスマスからお正月にかけて胡蝶蘭を眺められるってことぉ…
素敵だ…
それなら、まずは今元気に育っている第1株のほうの芽を痛めたり折ったりしないように気を付けて世話をしなくっちゃね。
花屋さんは
「真っ直ぐでいいの。滝のように枝垂れさせて作るのは日本だけ。真っ直ぐが普通」
とおっしゃってたけど、日毎にスクスク伸びている芽をみると、
「滝のようにしてみたい…
という野望もひっそりと湧いてくる。
下のほうから順に蕾もついて赤紫色が日々濃くなっているのを見るとなおさらに、滝のように…、と…。
               
しかし、胡蝶蘭がこんな風に花芽を伸ばし蕾を付けていくなんて初めて見ることなので、興味津々。
小学生なら『胡蝶蘭の観察日記』なんて立派な研究報告が出来そうだよね。
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床に吸い付くように…立つ…♪

2011-06-11 17:58:30 | Weblog
今日は午前中は雨だったが、タイミングよく出かける前にあがってくれた。
エリがお休みだったため、リナと並んでバー・レッスン
最近のマン・トゥー・マンのときのバー・レッスンのアンシェヌマンは、リナのレヴェルに合わせてというよりも、どちらかというと私が私の身体のために何をしたいか、によってアンシェヌマンを決めるという傾向になっている
それでも彼女は十分ついてこられるようになったのよね。
グラン・プリエの最後の5番ポジシオン・ルルヴェのバランスもピクリともせずに真っ直ぐキレイに立っている。
「うん、バランスいいねぇ」
「んふっ、今日はなんか上に伸びてく感じがする。足もゆらゆらしないし…
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの最後でも実にキレイな1番ポジシオンでバランスがとれている
「いいねぇ、気持ちいいでしょ。このまましばらく立っててみようか…
「へへへ…、それは、まぁ…」
「今日はね内腿のコントロールがちゃんと出来てるからね、だから足に負担がかかってないのよ。それでしっかり上に引きあがってるからバランスがいいの」
「グラグラしたくないから下を見ないように、ずっと上の方ばっかり見てた」
「うん、いいのよそれで。ねぇ、今日はホントにいつもより力を入れなくても気持ちよく立っていられるでしょ。バランスをとらなくちゃって頑張らなくても停まっていられるでしょ」
「うん
「そういうのを“床に吸い付くように立つ”っていうんだよ」
そう、“床に吸い付くように立つ”
そのコントロールが身についてしまえば、肩に無意味な力も入らなくなるし、お腹でトルソーをしっかり支えていさえすれば身体をリラックスさせて動けるようになるから、動きそのものが大らかにもなりキレもよくなる。疲れにくくもなるしね。
そして何よりもポワントで踊るときに足にかかる負担が軽くなる。
「前にさ、むかし先生がルルヴェでバランスをとってたとき、“このまま引上げ続けたら、浮くなぁ”って感じたって話をしたことあったでしょ。その“浮くなぁ”って感覚が“体重を消す”ってことなの」
一瞬、そうか わかった って感じにリナの表情が輝いた。
そのあとはアンシェヌマンの最後のルルヴェを全部、音楽が終わってからももう一度練習して自分のバランスをチェック。
これなら“浮くかもぉ~”って感覚を掴むのもそう先のことではないかも
さて、バーに脚をのっけてのストレッチでは後半に自分の足を持ってニュィ~ンと引き伸ばして高~く上げた後にスプリッツ。
手で持った脚がどんなラインを動いて伸びていけばいいか、どのタイミングで軸脚の膝を伸ばせばいいか、など実際に脚を上げて見せながら説明したら、
「うぅ~ん…そこまでは…
いやいや、音楽に合わせて最後までやろうよ。
で、右側。スプリッツが床についた途端に
「いちっ…
と立ち上がる。こらこら、音楽の最後までちゃんと使ってストレッチしなさいってば…。
そして左側。相変わらず左側の方が柔らかいからスプリッツでもしばらくはじっとしている。
ほら、パンシェとカンブレは…?
「いや…そこまでは、いい…」
そして、
「なぁんか、カラダの構造が違う気がするんだよねぇ~」
さらに
「わぁかったぁ~。ストレッチが一番キライだぁ
にゃにぃ~っ
本人によれば、センター・レッスンのアンシェヌマンでバンバン動いてるのが好きらしい。
そういえば、最近とくにアレグロやグラン・アレグロの動きがいいもんなぁ、そうかぁ…。
それならば、バンバン動けるようなアンシェヌマンを組んであげましょう
「クロワゼでシソンヌ・フェルメ→シソンヌ・ドゥ・コテでアン・ファス→シソンヌ・フェルメ・アン・ナヴァン→で、デヴロペ・ア・ラ・スゴンド・ソテ・シャンジュマン。いい?」
「はぁぁ~ ナニ もいっかい…
だからね、と動いて見せながら説明。
アームスの使い方とか、方向の切り変えのタイミングとか、デヴロペ・ア・ラ・スゴンド・ソテのタイミングとかをね。
「う゛~~ん」
2セット繰り返しては手直し。
また2セット繰り返しては手直し。
うん、よく頑張ったね。
来週もう一度練習しよう。方向転換のタイミングなんかをイメージ作りしておいでね、と宿題にして、〆はグラン・フェッテ
ちゃんと12回回れるようになって、首を回すタイミングもかなり良くなった。あとはアームスのコントロールだね。
ふたりとも汗びっしょりで、レオタードとタイツがするんと脱げないね、と着替えながら笑った。
楽しいレッスンだったな
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新しいメニューを…♪

2011-06-08 10:23:38 | Weblog
昨日はスタイル・メイク レッスンの日だった。
先に会場に入ったメグちゃんがセッティングをしながら窓を開けて、風を通してくれていた。
レッスン中はブラインドを下ろして窓を開けたままにしておいたら、いい風が入り続けて気分がリラックスする。
「エアコンで室温を下げてもこんな気分にはならないですもんね。やっぱり自然の風は大事。癒し効果が高い気がしますよねぇ」
「今年はエアコン使わずに窓開けてレッスンしましょうよ」
「んん~、熱風が入ってくるようじゃぁ考え物だしねぇ…」
「あ、そうかぁ…」
日本の夏はすでに亜熱帯のようなもの、その高い気温を云々してもいまさら仕方がないが、やっぱりなるべくエアコンは使いたくない、夜のクラスでは爽やかな風を感じながらレッスンしたい、と思ってしまう。
“夕涼み”というのはすでに死語か…
さて、昨日のレッスン。
仰向けでやる腰回り、体側、ハムストリングのエクササイズのあと横向きに体勢を変えるとき、メグちゃん
ほよよぉぉ~ん
と力の抜けた表情になった。
「リラックスしてきたかい?」
「脚がすっきり気持ちよくなってきた。ずっと座ったままのデスクワークだから、どうしても脚の血流が悪くなっちゃう」
そうか、そうだね…。じゃ、あとで一つ脚と腰のための簡単なエクササイズをプラスしよう
横向きの体勢で股関節やお尻周りのストレッチ&軽い筋トレをして、次はうつ伏せで背筋のエクササイズ。
最後にうつ伏せのまま両手をお尻の下に当てて、はい、上体反らしをしますよ。
カウントを取りながら上体を起こしていく。
「アゴが上がらないようにね。首の後ろが縮むと背筋の動きが途切れちゃうからね」
ゆっくり4セット。
「センセェ、ショーのアシカみたい… わたしたちは“胡麻斑あざらし”…
うん、まぁバレリーナの場合は後ろへのカンブレのようにぐわっっ と反る動きがついてまわるからね、そのせいで一般の人よりは背中が強くて柔らかくなってるのよ。
「みんなも無理しないで丁寧に続けていけばもっと反れるようになるし強くなるからね
「はぁ~い
そして腹筋。
メグちゃん、まだやっぱり苦戦してるな…。
腹筋をぐっと押し下げるところはいいんだけど、押し下げたお腹をを支える力がぬけちゃうんだよね。押し下げた状態をキープしたまま、次の巻き上げるような引き上げにはいるの。そうするとお腹は膨らまないし板のように平らにキープ出来るんだよ。
だから
「…押し込んでっ…そのままっ…巻き上げっ…押し込んでっ…そのままっ…っ…っ…っ…」
と掛け声を掛ける大サービス
「う~ん…、先週よりはお腹の感じがわかってきた…」
よしよし
最後にお尻と腿に効果のある軽~い筋トレとストレッチをしましょう。
下半身をしっかり動かして、ちゃんと働ける筋肉を作らないと代謝が良くはならないからね。
そのためには下半身にある大きな筋肉、たとえば大臀筋や大腿四頭筋、長内転筋などを刺激して鍛えましょう。
ただ、女性にはボコボコと膨らませたブスな筋肉は不要。しなやかで強い筋肉がいい。
だから意識的にきちと呼吸しながら身体を動かして、そのあと使った筋肉を十分にストレッチします。そうするとボコッと縮んだままの固い筋肉にはならない。
そろそろ暑くなってきて、ミニスカートやショートパンツを履く時期だから、脚もきちんとエクササイズをしておかないとね。
さあ、来週も涼しい風が通る中でレッスン出来るといいなぁ
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リナ…今週の“おことば”…♪

2011-06-05 09:54:27 | Weblog
昨日、バー・レッスンを始める前にエリとお料理の話しをしていたら、あんまり興味がないらしいリナは私たちとは離れた場所でピルエットをしていた。
鏡を通してその様子を見ていたら
とぅるるん
とドゥー・トゥール(2回転)をキレイに決めた。
「おぉっ、キレイなバランスだったねぇ
「んふっ、上に伸びていく感じがしたぁ…
さぁ、バー・レッスンを始めましょう。
グラン・プリエ、バットマン・タンジュと進めていき、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールはリナはグラン・ロン・ドゥ・ジャンブ・ジュテでね、と指定。
「ん…」
一緒に動きながら見ていると、うん、先週よりもコントロールが良くなった、ドゥミ・アティチュードからエファセへの通過点もきちんと通っている、よしよし…
最後のルティレ・ルルヴェのバランスは…。
んん~、惜しいっ…トルソーの重心の位置が微かに後ろに落ちている。
「リナ、今のはね、ルティレのポジシオンも角度も良いの。でもトルソーがね、少ぉ~しだけ後ろにズレてた」
「ん…」
左側をやってみると、最後のバランスが
「そう、そこ、そのまま、上に、呼吸して、そう、それ…
なぁんと、5秒ほどは片脚のルルヴェ(爪先立ち)で静止してましたよ
次。バットマン・フォンデュ。
そしてバットマン・フラッペ。
あれ…、今日は
「む・り…」
が出ないなぁ…?
最後のグラン・バットマンは先週と同じようにポール・ドゥ・ブラと一緒に。
「アン・オー…ア・ラ・スゴンド…」
とアームスの指示をしていたら、ア・ラ・スゴンド…と言った途端にエリが横にグラン・バットマン
こらこら、まだドゥヴァンでしょ
センター・レッスンのバットマン・タンジュの2回目。
「リナ、イメージを作ってごらん、ドゥー・トゥールはね、1本の紐をぐるぐるって2回巻くんじゃなくて、輪っかを一つ、その上にもう一つ、って1回転を2つ積み重ねるんだよ」
「ん~…」
がおでこのほうに少し上がって、イメージ作りをしている。
あとは…、うん、ちゃんとドゥー・トゥールが出来るようになったね。
そのあとルルヴェ&タン・ルヴェをして、先週と同じアレグロのアンシェヌマンを…。
よし、タン・ルヴェ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエットのコントロールがちゃんと出来てるわね
それならば
「パ・ドゥ・シャのところをダブル・テンポに変えて右に2回、左に1回、切り替えして右に1回、最後にシャンジュマン・ドゥ・ピエ。これに変えてごらん」
と見本を見せる。
「うぇっ…、ジュミョウガ4年縮んだ…」
アンシェヌマンを2セット繰り返す二人を見ていると…、なんかパ・ドゥ・シャが低くないか…?
「ほら、パ・ドゥ・シャの切り返しのところは…こうやって上向きにコントロールしないと…、アームスの使い方が動きに影響するんだよ」
とまた見本を見せる。
「それをやれって…、かぁ~、ジュミョウが5年縮むよ…」
なるほどぉ…、今日のは“それ”かぁ…
「なに言ってんだ…。それじゃぁそろそろ死んじゃうじゃないか…
「けへへへ…
それでも、リナのパ・ドゥ・シャのタイミングを計りながら
「右っ…左っ…右っっ…」
と指示をとばすと、その通りに反応して動きのキレが良くなる。つられたようにエリも軽快なパ・ドゥ・シャを跳んでいる。うん、いいねぇ
最後のグラン・アレグロ。
先週まで練習していたアンシェヌマンにしましょう。
「うん、これはたいしてジュミョウは縮まない」
そう思ってんのは今のうちだけだ…
まず一人ずつアンシェヌマンを通す。そしてそれぞれの注意点を指示したり手直ししたり…。
そしてリナには今だからこそ教えておきたいテクニックがある。だから
「リナは4回目のファイィをシソンヌ・フェッテに変えてアームスはアン・オー、思いっきり跳んでごらん」
「うぇぇ~、残り少ないジュミョウガ縮む…
とはいいながら、アンシェヌマンではスパッとジャンプが決まる。問題は最後の歩き方だ、歩き方…
何度も見本を見せながら、イメージ作りをしながら歩き方の練習。
その度に
「2年縮んだ」
「半年縮んだ」
と…。もう胎内回帰しちゃったなぁ…
それでも、最後の最後、うん、よし、それなら合格、の歩き方を見せたからね、よく出来ましたぁ

来週はどんな決めゼリフが出るのやら…むふふ…タノシミだなぁ
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胡蝶蘭…♪

2011-06-03 14:23:21 | Weblog
花芽が出た胡蝶蘭に昨日支柱を立てました。
矯正するようにきつく留めたりすると折れてしまったりするそうなので、専用のテープで緩~く留めてあります。
花芽が支柱に沿って伸びていきやすいように、ある程度伸びたら留める、伸びたら留める、とそんな感じでいいのかな…
               
ぷつっ…と出た芽を見つけてからおよそ1か月、今7センチくらいになりました。
これからだんだん暑くなる夏の間にぐぐっと伸びるんでしょうねぇ。
花屋さんが、花が咲くのは
「花芽が出てから半年後」
と教えて下さったので、お誕生日の頃に咲くといいなぁと思ったのですが、改めて数えてみると5,6,7,8,9,10で半年だから、咲くのは11月になりそうですね。
咲いてから1か月くらいは楽しめるから晩秋のひと時の彩りとなりそう。
さて、今日は梅雨の中休みでいい陽気です。
自宅近くの線路脇の花々も大分様変わりしました。
電鉄会社のほうで定期的に線路脇のお手入れもなさっているので、春に華やかだったナガミヒナゲシはすっかり姿を消し、アメリカフウロなども終わってしまいました。
もう初夏から夏の花々に変わっています。
今日は
               
トキワツユクサを見つけました。
3枚の花弁が三角形を作り芯の雄蕊雌蕊が羽毛のようで、ちょっと高貴なイメージがありますね。
そして
               
ヒルガオもそこはかとなく清楚な花を咲かせています。薄っすらとしたピンクの花がきれいですよね。
わぉ、珍しいんじゃない?と思ったのは
               
ホタルブクロです。
夜、この花のなかに蛍が入ってポォォ~… ポォォ~… っと光ったとしたら…、と創造するとなかなか幻想的で美しい光景ではないでしょうか?
んん~、でも線路脇で水辺ではないから蛍さんはこないでしょうね…
そして最近のお気に入り。
               
タチアオイほどではないにしても背が高い花です。花びらが少しハート型に近くて紫色の筋模様が艶やか。
私の手元にあるポケット図鑑には載っていないんですよ。
なんていう名前なんでしょうかね。ご存じの方、教えて下さい。
相変わらず、気が向くとこんな風に上手くもない写真を撮っては一人喜んでいます。
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