昨日のスタイル・メイク・エクササイズ レッスンは、終盤にウォーキング・レッスンをしました。
毎月第4火曜日はウォーキング・レッスンをしているのです。
歩く、というのはとても大事なことだと私は考えています。
正しい歩き方で歩いていれば、それだけで質の良いエクササイズにもなりますからね。
もう随分以前のことですが、とある企業の重役の方とお話しする機会があったとき、
「採用面接のときに、ドアを開けて入室してきてから指定の椅子に着席するまでの間に“可”か“不可”かを決定する」
と話して下さいました。何故ですか、とお尋ねしたら
「歩き方。歩き方がだらしなかったり、きちんと歩けてないようなら採用しない。だって取引先に対して失礼でしょう」
とおっしゃったのでした。
なるほどねぇ、男の方でもそうなのねぇ、と改めて認識したものです。
私も数年前まで某企業の新人研修で接客マナーを担当していたことがあります。
そのときかなり力をいれてレッスンしたのが歩き方でした。
お客様をお迎えして、所定のフロアーなり個室なりにご案内しなければならない。そのとき当然お客様の前を歩くことになるわけですが、お客様に不快感を与えない、失礼にならない歩き方、というのをお教えしていたのです。
数年間、レッスンに参加する新人の皆さんに、ときには
「センセェ、どSですか…」
と言われちゃうくらい、徹底的にチェックしたのが“内股”です。
内股で、もったもったべったべったとお尻を揺らしながら歩く後ろ姿ほど醜く不快なものはありません。
その上、1歩ごとに肩が左右に傾いたり、頭が揺れたり上下したり、猫背だったりしたらもう何をかいわんや、です。
そんな人が応対に出てきて案内のために私の前を歩いたりしたら、前述の重役さんではありませんが私でも
「この人は仕事をする気がないんだな」
と判断するでしょうね
およそ8年に亘って新人さんにウォーキングをお教えしましたが、悲しいことに毎年ほぼ6割ほどの方が“内股”、そのうち2割ほどは
「冗談だろ」
「ふざけてんのか」
と(下品でごめんなさい)言いたくなるようなヒドイ“内股”でした。
完全にカカト重心の外落ち重心。
気取って履いてくるハイヒールのカカトが内側に曲がって“逆さ八の字”になっている
おうちに帰って脱いだ靴をしまう時に気がつかないのかしら、と不思議に思ったものでした。
そんな方たちに対しては“歩き方”の指導だけではどうにも解決出来なくて、基本中の基本、“立ち方”からご指導したものです。
8年間、延べ700人の新人さんに歩き方の指導をしましたが、その中で4人ほど、ものの見事に美しく変身した方もいらっしゃいました。一人はモデル事務所のオーディションに合格した、という方も
どんなに完璧なヘア&メイクで、超高級ブランドのお洋服を身にまとい高価な装身具を身に着けていたとしても、“歩き方”がそのすべてを台無しにする。その人を裏切るのはその人自身の“歩き方”なんです。
街を歩けばしょっちゅう見かけますもんね。
ご本人は肩で風切って颯爽と歩いているつもりなんでしょうけど、実際は“地面に跳びかかる”ように歩いている人。
素敵なハイヒールを履いているのにポックポックポックポックと“出来そこないの競馬馬”みたいに歩いている人。
駅の階段を上がるときに、腿と膝ではなくいちいち左右のお尻から持ち上げる人。
後ろ姿で判断するとどうやら50歳代、追い越してみると“えっ、20代…”な人。
そういう人を見かけるたびに
「誰か教えてやれよ…」
って思っちゃいますね。
んじゃあ、そこまで言うならアナタの生徒はどうなのよっっ
って突っ込むヒトもいるでしょね
ふふふん、私の生徒はね、美しいのよ
毎月毎月第4火曜のレッスンのたびに、それこそ
「先生、どSですか…」
ってくらい、重箱の隅を突っつくようなチェックをされてますからね。
「今の1歩は爪先に重心が載ってない…」
「その1歩は後ろの足が微かに内股…」
「膝の抜きが甘い…」
「腹から歩くな、胸から、胸から…」
とかね…。
その結果、トモコさんなんか、ミス・ユニバースのファイナリスト並みの歩き方が出来るようになったんだよぉぉん
歩き方が美しくて損をすることは無い、と私は信じてるんだ
毎月第4火曜日はウォーキング・レッスンをしているのです。
歩く、というのはとても大事なことだと私は考えています。
正しい歩き方で歩いていれば、それだけで質の良いエクササイズにもなりますからね。
もう随分以前のことですが、とある企業の重役の方とお話しする機会があったとき、
「採用面接のときに、ドアを開けて入室してきてから指定の椅子に着席するまでの間に“可”か“不可”かを決定する」
と話して下さいました。何故ですか、とお尋ねしたら
「歩き方。歩き方がだらしなかったり、きちんと歩けてないようなら採用しない。だって取引先に対して失礼でしょう」
とおっしゃったのでした。
なるほどねぇ、男の方でもそうなのねぇ、と改めて認識したものです。
私も数年前まで某企業の新人研修で接客マナーを担当していたことがあります。
そのときかなり力をいれてレッスンしたのが歩き方でした。
お客様をお迎えして、所定のフロアーなり個室なりにご案内しなければならない。そのとき当然お客様の前を歩くことになるわけですが、お客様に不快感を与えない、失礼にならない歩き方、というのをお教えしていたのです。
数年間、レッスンに参加する新人の皆さんに、ときには
「センセェ、どSですか…」
と言われちゃうくらい、徹底的にチェックしたのが“内股”です。
内股で、もったもったべったべったとお尻を揺らしながら歩く後ろ姿ほど醜く不快なものはありません。
その上、1歩ごとに肩が左右に傾いたり、頭が揺れたり上下したり、猫背だったりしたらもう何をかいわんや、です。
そんな人が応対に出てきて案内のために私の前を歩いたりしたら、前述の重役さんではありませんが私でも
「この人は仕事をする気がないんだな」
と判断するでしょうね
およそ8年に亘って新人さんにウォーキングをお教えしましたが、悲しいことに毎年ほぼ6割ほどの方が“内股”、そのうち2割ほどは
「冗談だろ」
「ふざけてんのか」
と(下品でごめんなさい)言いたくなるようなヒドイ“内股”でした。
完全にカカト重心の外落ち重心。
気取って履いてくるハイヒールのカカトが内側に曲がって“逆さ八の字”になっている
おうちに帰って脱いだ靴をしまう時に気がつかないのかしら、と不思議に思ったものでした。
そんな方たちに対しては“歩き方”の指導だけではどうにも解決出来なくて、基本中の基本、“立ち方”からご指導したものです。
8年間、延べ700人の新人さんに歩き方の指導をしましたが、その中で4人ほど、ものの見事に美しく変身した方もいらっしゃいました。一人はモデル事務所のオーディションに合格した、という方も
どんなに完璧なヘア&メイクで、超高級ブランドのお洋服を身にまとい高価な装身具を身に着けていたとしても、“歩き方”がそのすべてを台無しにする。その人を裏切るのはその人自身の“歩き方”なんです。
街を歩けばしょっちゅう見かけますもんね。
ご本人は肩で風切って颯爽と歩いているつもりなんでしょうけど、実際は“地面に跳びかかる”ように歩いている人。
素敵なハイヒールを履いているのにポックポックポックポックと“出来そこないの競馬馬”みたいに歩いている人。
駅の階段を上がるときに、腿と膝ではなくいちいち左右のお尻から持ち上げる人。
後ろ姿で判断するとどうやら50歳代、追い越してみると“えっ、20代…”な人。
そういう人を見かけるたびに
「誰か教えてやれよ…」
って思っちゃいますね。
んじゃあ、そこまで言うならアナタの生徒はどうなのよっっ
って突っ込むヒトもいるでしょね
ふふふん、私の生徒はね、美しいのよ
毎月毎月第4火曜のレッスンのたびに、それこそ
「先生、どSですか…」
ってくらい、重箱の隅を突っつくようなチェックをされてますからね。
「今の1歩は爪先に重心が載ってない…」
「その1歩は後ろの足が微かに内股…」
「膝の抜きが甘い…」
「腹から歩くな、胸から、胸から…」
とかね…。
その結果、トモコさんなんか、ミス・ユニバースのファイナリスト並みの歩き方が出来るようになったんだよぉぉん
歩き方が美しくて損をすることは無い、と私は信じてるんだ