アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

昨日はピンチヒッター…♪

2019-11-30 09:53:23 | Weblog
昨日は第5金曜日でアンサンブル・ド・ミューズはお休みでしたが、アンシャンテ原宿バレエ&ダンスのクラスのピンチヒッターを務めました。
体験レッスンということでヨウさんも来てくれて(ありがとう)
普段のアンサンブル・ド・ミューズのクラスではアイさんと私に挟まれてバー・レッスンをしてるから、昨日は初めて前にも後にも見本がない状況になってちょっと戸惑ったところもあったかな。
それでもちょこちょこ順番を間違えたりはあったけど、
「なぁんですか、そりゃぁ…
みたいな素っ頓狂な間違いも可笑しな動きもなく、どちらかといえば
よく出来ました
って感じでした
彼女が本来もっている条件の良さがだんだん出てきてるわね。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの順番を動きながら説明しているとき
「…したら90度にバットマン→」
「げ…
「なに…?90度でいいのよ、無理に高く上げることはない
「たはぁぁ…
ってことはあったんだけど…。
それでも彼女、ドゥヴァンもア・ラ・スゴンドもちゃんと90度に脚があがるのよね
ほんと、ぽよん と上がるのよ。
本人にその自覚があるかどうかは分かんないけどね。
バットマンしたときに脚がイン転することもないし、ルティレの膝が前を向くこともない、バットマン・フォンデュのクペ-プリエでもターン・アウトを守れているし。
本人が考えているよりもいいところが多々あるわよ
バー・レッスンが終わってセンター・レッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマン、グラン・バットマンのアンシェヌマンを練習したあと、さて…。
レギュラー・メンバーに聞いてみた。
「クーちゃん、跳びたいか、回りたいか…」
「ん~…、跳びたい」
よし、ではシンプルなアレグロを、と見本を見せながら順番を説明。
「ひぃえぇぇぇ…
あ、ヨウさんは違うことをやってもらうから心配しないで
レギュラー・メンバーがアレグロのアンシェヌマンを練習したあと、ヨウさんはシャンジュマンを。
跳び上がったら膝と足首をきちんと伸ばしましょう
はい、どうぞ

おぉ、いいねぇ。
膝が柔らかいからプリエが安定してる、プリエの深さが揃ってる
そのプリエを大事にするといいわね。
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朝食に豚汁…♪

2019-11-28 10:07:08 | Weblog
早朝の気温がかなり低くなってきましたよね。
起床時に飲む水も今は温水にしていますが、朝食でも暖かいものが欲しくなります。
ジュースよりも暖かいスープがいいな。
和食のときにはもちろんお味噌汁。
最近は豚汁をよく作ってます。

               

今日の朝食。
ほうれん草のおひたしもどき…なんで“もどき”かというとノンオイルドレッシングをかけただけだから
鯖のトマト味噌煮、これは最近気に入ってるレトルトです
玄米ご飯に塩昆布とおかかを混ぜたねこまんま風、そして豚汁。
ほかにおかずがなくても豚汁さえあれば、ってくらい具だくさんの豚汁が好きです
こうして見ると黄色の色味が足りない…
卵焼きか炒り卵くらい作ればよかったなぁ。
相変わらず朝食はしっかり派です
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シリーズ7作目…♪

2019-11-27 09:41:29 | Weblog
やっとここまできました、シリーズ7作目。

               

『狐花火 羽州ぼろ鳶組 今村翔吾著 祥伝社文庫
本作は先の6本とはちょっと構成の趣が違うかな。
源吾さんたちの現在の物語の合間に、今は亡きある人物の在りし日の回想が挟まれている。
ただそれが大きく関わっているんだけどね。
今回の大きな流れは二つ。
一つは、シリーズ1作目で刑死したはずの花火師が生きているのではないかという疑惑。
火付の手法があまりにもその花火師の手法に酷似していることから、その疑惑を追っていく。
もう一つは、“番付狩り”というのが現れる。
火付番付に載った火消したちに順に喧嘩を売ってぶちのめすという困ったヤツ。
ま、こいつにはこいつなりの理由があるんだけどね。
見どころ、いや読みどころはやはり消火活動、というより火との闘い。
まずは府下の火消の頭たちが一堂に会しているときに火事が起こる。
いち早く火事を察知したのは源吾さん。
源吾さんが加賀鳶の大頭大音勘九郎さんに采配を預け、阿吽の呼吸で勘九郎さんが采配を振るい…
火消番付東の大関八咫烏の大音勘九郎、西の大関火喰鳥の松永源吾をはじめとして、番付に載っている主な火消たちの揃い踏み
つぎは源吾さんと加賀鳶一番組頭詠兵馬さんとが、新米鳶たちの合同教練にあたっているときに火事が起きる。
ふたりして現場に駆けつけ…。
この火事では瓦斯が使われたらしく、水をかければ火勢が増すので砂をかけて消さねばならない。
勘九郎さんに率いられた加賀鳶は砂を積んだ大八車を引いている、と
消火活動の最中に先走った新米鳶のひとりが死にかけることになり、それを救おうと源吾さんが…
もちろん一人の死者も出すことなく鎮火します。
源吾さんの懸念も晴れますしね
それにしても今回は番付火消がそれこそ綺羅星のごとくに登場しました。
なんでも源吾さんや勘九郎さんの世代は火消しの黄金世代と評されたようで…
その若かりし頃のみなさんのお話はシリーズ10作目なのよね。
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これも憶えるといいかな…♪

2019-11-26 11:15:12 | Weblog
ん~っと、レッスンでよく使う言葉を憶えるといいわよってことなんだけど…。
ポジシオンのこととか、もう少しだけプラスしようかと思って。
パの練習をするときによく使う言葉だったりするからね。
じゃ、いきます
ク・ドゥ・ピエ
軸脚のくるぶしのところにもう一方の足先を付けたポジシオン。
ドゥヴァンとデリエールがあります。
動作脚をク・ドゥ・ピエに引きつける動きがクぺです
ルティレ
軸脚の膝の前または後あるいは真横に、もう一方の脚の膝を曲げて爪先をつけたポジシオン。
ルティレした脚の膝は横(外)を向いています。
動作脚がルティレのポジシオンを通過してほかのポジシオンに移る動きがパッセです
え~と、あと必要なことはぁ…。
あ、そうか、これだ。
ルルヴェ:片脚でも両脚でもプリエしてから膝を伸ばして爪先で立つ
ピケ:膝を曲げずに伸ばしたまま爪先で立つ
ん、ついでだ、これも。
アラベスクのいろいろ
右脚を軸脚、左脚を動作脚として説明するね。
1番アラベスク:右向きのエファセ・アラベスク、つまり右脚が軸脚、左脚ポワン・タンジュ・デリエール。右アームスがアン・ナヴァン、左がア・ラ・スゴンド
2番アラベスク:右向きのエファセ・アラベスクで左アームスがアン・ナヴァン、右がア・ラ・スゴンド
3番アラベスク:左向きのクロワゼ・アラベスク、つまり右脚が軸脚、左脚ポワン・タンジュ・デリエール。左アームスがアン・ナヴァン、右がア・ラ・スゴンド
4番アラベスク:左向きのクロワゼ・アラベスクで右アームスがアン・ナヴァン、左がア・ラ・スゴンド、ただし正面から背中が見えるようにトルソーを捩じり引き伸ばす
アン・ナヴァンのアームスもア・ラ・スゴンドのアームスも手のひらを下に向ける
ポワン・タンジュで説明したけど、アラベスクの脚の高さは様々です。
こんなところかなぁ…。
レッスンを重ねるにつれて耳にする用語も増えていくから、また説明するね。
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まず、これだけ憶えれば…♪

2019-11-25 09:16:15 | Weblog
たとえばバー・レッスンの途中、
「ヨウさん、ポワン・タンジュ・ドゥヴァンにして」
とか
「ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドにして」
っていうと、そのたびに
「え…?あ… は…?け…
ってなるよね。
バレエ用語は基本的にフランス語。
パ(動き)の固有名詞は練習しながら憶えていくことにして、普段のレッスンで使う言葉だけは憶えちゃいましょう。
足の位置や動きの方向を示す言葉
ドゥヴァン:前
ア・ラ・スゴンド:横(言葉の直接的な意味としては2番の方向に)
デリエール:後
アン・ナヴァン:前方へ(移動の方向として)
ドゥ・コテ:横方向へ
アン・ナリエール:後方へ
だからポワン・タンジュ・ドゥヴァンはあっても、ポワン・タンジュ・アン・ナヴァンはないの。
逆にグリッサード・アン・ナヴァンはあっても、グリッサード・ドゥヴァンはないの。
じゃ、次いきます。
身体の向きやポジシオンを示す言葉
アン・ファス:舞台、稽古場の正面
ドゥ・ファス:身体が向いている方向の正面
クロワゼ:正面に対して45度斜め向き、正面に近い方の脚が前
エファセ:正面に対して45度斜め向き、正面から遠い方の脚が前
ということで、
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼといったら、左斜め45度を向いてポワン・タンジュ・ドゥヴァン
右斜め45度を向いてポワン・タンジュ・ドゥヴァン・エファセといったら、右脚がポワン・タンジュ・ドゥヴァン
エカルテ:斜め45度を向いて、脚のポジシオンがア・ラ・スゴンド
エカルテ・ドゥヴァン:斜め45度を向いて正面に近い方の脚がア・ラ・スゴンド
エカルテ・デリエール:斜め45度を向いて正面から遠い方の脚がア・ラ・スゴンド
まぁ、普段指示を出すときに使うのはこんなところかな
あとは…、あ、アームスのポジシオンか…。
アン・バ:両腕を身体の前に下げて卵型に
アン・ナヴァン:両腕をバストの前に引き上げて卵型に
アン・オー:両腕を顔の横に引き上げて卵型に
ア・ラ・スゴンド:両腕を胸の高さで左右に開く
ドゥミ・スゴンド:両腕をウエストくらいの高さで左右に開く
高い3番:片方がアン・オー、もう一方がア・ラ・スゴンド
低い3番:片方がアン・ナヴァン、もう一方がア・ラ・スゴンド
ま、こんなところかな





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ピケの基本の≪基≫をアン・ナヴァンで…♪

2019-11-24 11:31:41 | Weblog
はい、アン・ナヴァンでピケの練習しましょう。
右脚前5番→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、左脚プリエ→右脚ピケ-左脚クぺ・デリエール→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、左脚プリエ→右脚ピケ-左脚クぺ・デリエール→…………
気を付けなきゃならないポイントは横方向への動きと同じ。
ピケする脚の膝を曲げない
重心をピケする脚の爪先の上に素早く移動する
ですよ。
ではどうぞ

「…あ、膝が曲がっちゃう…
うん、でも自分で気付け気を付けられるのはいいことよ
でさ、横方向のときにも言ったけど
「ピケする脚を引き戻してたんじゃぁ…」
と、悪しき見本を見せる。
「きゃぁ、そうでした、そうでした、進まなぁい
でしょ。
ただね、ヨウさんはね、とても良いところがひとつある、それはね、
クぺする脚のターン・アウトがちゃんと守られている
ってこと
じゃ、もう一度どうぞ

はぁい、けっこうです、よく出来ました
あのね、横方向でもアン・ナヴァンでも共通して大事なことがあるの。
ポワン・タンジュした脚の爪先以外が床についてはいけません
てこと。
足指の腹が床にべったりついたり、カカトが床に近くなったりしないように気を付けましょう。
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基本の≪基≫をじっくり…♪

2019-11-23 10:38:23 | Weblog
両手バーで鏡に対してアン・ファス、横方向の動きを練習しましょう。
右脚前5番ドゥミ・ポワントから、右方向に進みましょう。
気を付けることは
両膝が曲がらないこと
ターン・アウトを守ること
腰が左右に振れないようにトルソーを引き上げること
はい、どうぞ

ん、よろしいでしょう。
つぎはね、ピケの練習を。
右脚前5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド、左脚プリエ→右脚ピケ-左脚クぺ・デリエール→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド、左脚プリエ→右脚ピケ-左脚クぺ・デリエール→…………
ピケって“突き刺す”という意味よ。
だからピケする寸前にお膝が曲がってはいけません。
ピケ-クぺしたら、クぺの脚をピケの脚の真後ろに下ろしてプリエ-ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド
プリエ-ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドのとき、重心がア・ラ・スゴンドの脚のほうにズレないように気を付けましょう
じゃ、どうぞ

あぁ、そうかそうか…
「ピケする脚を近くに引き戻さないの。引き戻すから膝が曲がっちゃうし、第一進まないでしょ」
ピケの脚を引き戻してその場で悪しき見本を見せる。
「きゃははは…、ほんとですねぇ、進まなぁい
でしょ。
だからね、ピケする脚の爪先をさらに遠くに推し進めるようにピケするのよ。
はい、もう一度

うん、良くなった、良くなった。
あとほんの少しだね。
「あのね、ピケの爪先の上にきちんとトルソーを載せなくちゃ。ピケしてクぺはするけどトルソーの移動が不十分ってさぁ」
と、また悪しき見本を見せる。
「きゃははぁ…、バーを引っ張ってるみたいぃ
でしょぉ。
ピケと同時にまずトルソーが移動する、とイメージしましょう
はい、もう一度、どうぞ

はぁい、良く出来ましたぁ
つぎはね、進行方向をアン・ナヴァンで練習しましょう
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やっと6作目…♪

2019-11-22 11:16:57 | Weblog
やっとシリーズ6作目です。

               

『夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 今村翔吾著 祥伝社文庫
本作では江戸の吉原が舞台、短時日の間に5件もの不審火が起こっています。
その下手人探しに源吾さんたちが挑むの。
きっかけは、非番だった彦弥さんが吉原は京町一丁目の妓楼醒ヶ井の火事に駆けつけ、花魁の花菊さんを助け出したこと。
この助け出すまでの花魁との遣り取りがほんと、彦弥さんらしいのよね
源吾さんと彦弥さん、寅次郎さんの三人が吉原に滞在して調べることになります。
でも奉行所と定火消も何やら動いているようだし、火付盗賊改も乗り出してくるし…。
ここで源吾さんの奥方深雪さまの勘が冴える。
下手人は複数だがそれを操る黒幕は一人、と。
何かに勘付いたらしい彦弥さんは源吾さんたちに何も告げずに単独行動。
そこにまたしても火事が起こり、ついに新之助さんに率いられたぼろ鳶組も加勢に現れます。
彦弥さんの目覚ましい活躍により一件落着
最後の最後に、彦弥さんと花菊花魁との素敵なシーンがあります。
さすが、彦弥さん
そうそう、本作では大文字屋通称大丸の主人下村彦右衛門さんがいいところをみせてます。
金の力に物を言わせて、というと聞こえが悪いですが、生き金を使って源吾さんを助けてくれる。このお方もまた好漢、主要人物のひとりです。
さぁ、残り4作、年内には読み終えられるかな…。
ほかにも違う著者の作品が2作で3冊出る予定だから、それも読みたいしねぇ
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茶えのき茸…♪

2019-11-21 11:41:24 | Weblog
最近、スーパーの野菜売り場のきのこコーナーでちょっと気になるきのこがありまして。
茶えのき茸というものです。
文字通り色は褐色、形はえのき茸ですが軸が太くて笠も大きい。
ちょこっと調べてみたら茶えのき茸のほうが野生種に近いんですって。
ま、栄養的にはえのき茸の栄養ですわよね
興味があるから買ってきて、食してみました。

               

茶えのき茸とブロッコリーとベーコンのゴルゴンゾーラチーズ炒め。
で、しゃっきしゃきの歯ごたえでえのき茸よりうま味も強いような。
これは鍋物にもいいかもしれないな
ゴルゴンゾーラチーズのソースはときどき作ります。
温めた生クリームにゴルゴンゾーラチーズを溶かすだけで簡単です。
炒め物のソースにも使いますが、チーズリゾット風ご飯にも使いますしパスタにはもちろん
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シリーズ4作目…♪

2019-11-19 09:39:38 | Weblog
書店の在庫の関係で順番が逆になりましたが、シリーズ4作目。

               

『鬼煙管 羽州ぼろ鳶組 今村翔吾著 祥伝社文庫
本作の舞台は京都です。
西町奉行長谷川平蔵さまの意を受けて源吾さんは京に上ります、星十郎さんと武蔵さんが同行。
そこで出会うのが平蔵さまの嫡男銕三郎さん、29歳。
銕三郎さん、源吾さんには何故か敵愾心を抱いてて、それを隠そうともしません。
前にも言いましたけどこの銕三郎さんが後の、池波正太郎描くところの鬼平さんです。
で、京都では怪事件が頻発していて、それが火を使った事件。
なぜ、火の気のないところから突然発火するのか
だれが、何のために…。
京の人々は妖怪の仕業だの祟りだのと騒いでいますが、長谷川さまも源吾さんも下手人はだと、惑わされることはありません。
絡繰り師の師弟との出会い、星十郎さんがもっている化学知識、銕三郎さんの地道な聞き込みなどから少しずつ手がかりを手繰り寄せていき…。
とぉんでもねぇヤツが黒幕でね
大本となる事件は決着しますが、多くの痛みを伴っています。
長谷川さまは炎のなか落命されますし…
でもちょっといいことも…。
水絡繰り師の六代目は女性ですが、この女性と武蔵さんの間にロマンスの気配
あれ、でも江戸と京都じゃ遠距離恋愛だな…
また本作にも一人、今後の主要人物となりそうな好漢が登場します。
蟒蛇(うわばみ)こと淀藩定火消頭野条弾馬(のじょう だんまさん。
上方言葉でいでたちは武士だが、源吾さん曰く、中身は渡世人なんじゃないかと疑っちゃうほどの無頼ぶり。
火消としての腕は折り紙つきだがいつも酒を飲んでいる、よって蟒蛇…
源吾さんとは相通じるものがあって、息の合った働きをしてますね。
京での働きを終え、源吾さんたちは江戸へ戻ります、そしてシリーズ5作目『菩薩花』へと続くわけです。
『菩薩花』のなかで、“先代平蔵”といっていたのは、そういうことだったんですね
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プリエを抑えてね…♪

2019-11-18 09:32:31 | Weblog
アイさんの動きが良くなったところでヨウさんと交代。
エシャッペとルティレ-ルルヴェのシンプルなアンシェヌマン。
右脚前5番ドゥミ・プリエ→2番ドゥミ・ポワント→右後5番ドゥミ・プリエ→2番ドゥミ・ポワント→右前5番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ、左脚ルルヴェ→右後5番ドゥミ・プリエ→5番ドゥミ・ポワント→左前5番ドゥミ・プリエ⇒…………
先月末に初めてバーに掴まって練習した動き。
その後すぐレッスンをお休みして2週間ぶりだからね、憶えてるかな?
ゆっくりのテンポでいきましょう、どうぞ

おぉ、憶えてたねェ、上等上等…
ところどころ慌てたり、考えたりするから間違えちゃうんだよ。
それにはカウントをしっかり意識すること。
「全部の動きが2カウントずつ
「…?…」
あぁ、つまりね…、
→8 ドゥミ・プリエ→1 2番ドゥミ・ポワント→2 →3 右後5番プリエ→4 →5 2番ドゥミ・ポワント→6 →7 右前5番プリエ→8 →1 右脚ルティレ、左脚ルルヴェ→2 →3 右後5番プリエ→4 →5 左前5番ルルヴェ→6 →7 左前5番プリエ→8
…ってこと。
「あぁ、はい…
じゃ、もう一度どうぞ

ん~、もう少しカウントを意識したほうがいいね。
それからね、動きが先走っちゃうのは全体に浮ついてるからだね。
「…?…」
プリエをきちんと抑えてないってこと。
そうねぇ、たとえば…
プリエ→2番ドゥミ・ポワント→プリエ→2番ドゥミ・ポワント→プリエ→ルティレ-ルルヴェ→プリエ→5番ルルヴェ→プリエ
…って自分に言い聞かせるみたいな意識の仕方で、しっかりプリエをする。
プリエを抑えられれば次の動きに飛び出さずにすむし、ルルヴェもきちんと立てる。
はい、もう一度どうぞ

うん、うん、よくなった。
プリエを抑えられてたからね、その調子です
シンプルだけど振り付けにも取り入れられる動きだからね、丁寧に練習していきましょう
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7→8→1→…♪

2019-11-17 11:02:18 | Weblog
ではセンター・レッスン
アイさんヨウさんも一緒に、シンプルなアンシェヌマンでバットマン・タンジュしましょう。
その後半。
右脚前5番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右後5番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右前5番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右後5番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ドゥミ・プリエ→2番ドゥミ・ポワント→2番ドゥミ・プリエ→2番ドゥミ・ポワント→2番ドゥミ・プリエ→2番ドゥミ・ポワント→2番ドゥミ・プリエ→左前5番ドゥミ・ポワント⇒…………
最後の5番ドゥミ・ポワントは両脚を身体の中心軸の真下に引き寄せます
3回目の2番ドゥミ・ポワントから2番ドゥミ・プリエに下りるのと同時にアームスをアン・バに、そこから5番ドゥミ・ポワントに立ち上がるのと同時にアン・オーに引き上げましょう
はい、音楽でどうぞ

ふ~ん…
ふたりとも、
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドから2番ドゥミ・プリエをするとき、トルソーが脱力してはいけません。
トルソーのベクトルは上に 脚のベクトルは下に と上下の引っ張り合い をイメージしましょう
最後の5番ドゥミ・ポワントはあくまでも中心線の真下に、です。右に寄ったり左に寄ったりしてはいけません。両脚を均等に使いましょう
もう一度、同じアンシェヌマンを。
その後グラン・バットマンをシンプルなアンシェヌマンで。
それからアイさんは先月来練習しているパ・ドゥ・ブーレ・ピケのアンシェヌマンを。
ヨウさんはエシャッペとルティレ-ルルヴェのアンシェヌマンを。
まずアイさんからどうぞ。

違う、カウントをちゃんととらないと。
7→8→
そこを曖昧にしてはダメ。
「…? …」
あぁ、ヨウさん、そうか、説明しておかなきゃね
「7(セヴン)→8(エイト)→1(ワン)で、1が動きの頭」
「…?…」
「あぁ、あのね、100m走に例えるとね、“オンユアマーク”→“セット”→“ドン ”ってこと。7が“オンユアマーク”、8が“セット”、1“ドン”が動きの頭。だから7→8でプリエして準備する。それを1“ドン”でプリエするってことは、100m走に例えたら完全に出遅れ。走り出したときにはウサイン・ボルトは50メートル向こうを走ってる」
「分かりました 1で動くための準備のプリエを7→8でする…」
そういうことです
アイさん、どうぞ

う~ん…、カウントがわかってないわけじゃないこともなくもない…、音楽をつかいきれてない
ちょっと一緒にやってごらんなさい、とふたりでアンシェヌマンを
それからもう一度ひとりでどうぞ

ふふん、そうだね、そうでしょ
「動きが変わったでしょ
「はい 見ててわかります。伸び伸びしてるしスムーズだし、とってもキレイです
でしょぉ。
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トルソーのコントロールを大事に…♪

2019-11-16 10:19:48 | Weblog
アイさんヨウさん、私の順に縦に並んでバー・レッスン
1番からのスロー・タンジュのとき
お…っ、そこは注意してあげなくちゃねぇ
右側が終わったところで一旦音を止めて…。
動作脚=ポワン・タンジュする脚に重心がついていってはいけません
軸脚の上にのったトルソーは上に、動作脚は爪先のさらに向こうへとベクトルの向きが違います
ふたつのベクトルが互いに引っ張り合ってバランスをコントロールしています
つぎは5番ポジシオンからのバットマン・タンジュ。
ん、今度はそうなるワケね…
また右側が終わったところで音を止めて…。
「ヨウさん、動作脚に重心がついていかないように気を付けるのはいいんだけど、だからといって軸脚側のお尻を逃がしちゃダメ 軸脚側のラインは5番ポジシオンで立ってるときと同じ。骨盤が横にはみ出さないように気を付けて」
「…っへぇぇぇ…
それからバットマン・デガージェ、ロン・ドゥ・ジャンブとメニューは進み、バットマン・フォンデュ。
順番はシンプルに
プレパラシオン→クぺ-プリエ→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→クぺ-プリエ→デガージェ・ドゥヴァン→クぺ-プリエ→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→クぺ-プリエ→デガージェ・ア・ラ・スゴンド→…………
あらぁ…、やっぱりそうなるかぁぁ…
いまのうちにちゃんと修正しないとトルソーのコントロールが狂っちゃう。
「はい、ヨウさん、左手バーで5番ポジシオン、そしてポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド」
彼女の左後に立って骨盤の位置をサポートしてあげる。
「はい、クぺ-プリエ」
「…へ…あ…や…
骨盤が軸脚側にズレ落ちないように抑えてあげているから、お尻をズラセないわけよ。
動けないでしょ?
これまでヨウさんはお尻をズラして、つまり骨盤を軸脚側に落っことしてクぺ-プリエをしてたのよ。
「でも、本当のクぺ-プリエはね…」
右脚前5番ポジシオン・ドゥミ・プリエ
右脚クぺ
と見本を見せる。
「あぁ…っ…
分かったでしょ
基本の基の≪基≫はただ真っ直ぐに5番ドゥミ・プリエをするだけなのよ、それで片方の脚がクぺをするだけ
トルソーのラインに変化は全くないの。
「はぁぁぁ…
では左側を

あ、ヨウさん、呼吸をわすれちゃダメよ
ヨウさんは、身体の動かし方に可笑しな癖がないし、憶えるのも早いほうだし、関節周りの柔軟性もある。
まぁ惜しいのは筋力不足だねぇ、とくに体幹と脚ね。
昨日教えたエクササイズ、1日10回、続けてみてね
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シリーズ4をとばして5作目…♪

2019-11-15 09:31:54 | Weblog
『羽州ぼろ鳶組』シリーズを順番に1~3作目まで読んで、さぁ4作目 と書店に行ったら、在庫切れでした
それじゃぁと取り寄せをお願いして、先に5作目を読むことに。

               

『菩薩花 羽州ぼろ鳶組 今村翔吾著 祥伝社文庫
本作では仁正寺藩火消頭柊与一殿が窮地に陥ります。
見立番付の地位を上げなければならなくなって、なりふり構わず消し口を奪い取ろうとしたりしているうちに…。
一方、加賀鳶の大頭大音勘九郎さんの息女お琳ちゃんと、ぼろ鳶組を贔屓にしている近所の女の子お七ちゃんがある男の子と関わることで少しずつ絡んだ糸を解く糸口が見えてきます。
いやぁ、お琳ちゃん、賢い
5作目の物語の主旋律は八重洲河岸定火消の動き。
その頭進藤内記を源吾さんは毛嫌いしています、源吾さんだけでなく武蔵さんも…。
この進藤、人の皮を被った悪霊のようなヤツ
ぼろ鳶組や柊さんの活躍によって悪事は暴かれますがね…。
ここにひとり、心強い味方が登場。
京都西奉行として赴任していた長谷川平蔵信雄さまの御子息銕三郎殿。
父君は京都にて鬼籍に入られたようで、銕三郎殿は江戸にもどって家督を相続し名も平蔵と改めたとか。
この方が後の火付盗賊改方長官鬼の平蔵こと長谷川平蔵さまです。
二代目平蔵さまもなにかと源吾さんの力になってくれますが、どことなく池波正太郎描くところの鬼平を彷彿とさせますね
源吾さんと平蔵さんの今後の関わりが楽しみです。
年が明けて見立番付が出ます。
東西両大関は変わりなし、武蔵さんも星十郎さんも変わりなしで彦弥さんと寅次郎さんはひとつ上がります。
が、新之助さんは東前頭十三枚目で変わりません。
なぜ変わらないのか、その理由を知って納得もしているようです。
つぎは上がるといいね
さて、菩薩花とは、ハイビスカスだそうです、へぇ~…。
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空想するけど…♪

2019-11-12 11:42:40 | Weblog
時代物の小説を読んでいて気に入ると、ついつい実写化されたら…と空想してしまう。
テレビドラマになったらいいなとか、映画になったらいいなとか。
とくにキャスティングを考えてしまいますね。
現在は『羽州ぼろ鳶組』シリーズにハマッているからそれを想像するけど、どうしても壁に当たってしまいます。
やっぱり時代劇って難しいのねぇ。
まず年齢。
江戸時代の平均寿命を55歳、現代の平均寿命を85歳と考えると、1.5倍に寿命が伸びている。
それを基準に考えると、30歳の源吾さんって現代でいえば45歳の大人ってことなのよね。
19歳の新之助さんも28.5歳。
だから現代の役者の30歳とか19歳とかを当て嵌めてもちょとねってなる
それにお所作のこともあるしさ。
一口に大名火消しといったって、士分の火消と町人身分の鳶では身のこなしが違うでしょ。
そうやってツラツラ考えていると、
はぁ~…、やっぱり実写は無理ねぇ…
って思っちゃう。
でもさ、歌舞伎でなら大丈夫なんじゃない
若手から大御所まで芸達者がわんさといる。
『め組の喧嘩』とか『梅加賀鳶』とか鳶や火消を題材にした演目もすでにある。
うん、いいかも…。
歌舞伎なら華やかだしな
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