アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

アンボワテ・アン・トゥールナンの基本の≪基≫…♪

2019-03-31 11:18:01 | Weblog
グリッサードのアンシェヌマンのあと、シンプルなアレグロを。
そして、バロネの練習。
バロネ・アン・ナヴァンを
脚はエファセのドゥヴァンで、アームスは動作脚とは反対側がアン・ナヴァンの低い3番。
エポールマンを崩さないように。
まずはゆっくりのテンポで、ひとつひとつ確実に。
どうぞ

「うぇぇぇ…、全然進めない…
そうだねぇ。
クぺ-プリエからフォンデュ・ドゥヴァン-ルルヴェするでしょ、そのルルヴェのときに前に進むのよ。
「ルルヴェしながら…
そうそう。
じゃぁね、少しテンポを速くするから、右から左へ続けてごらんなさい。
右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ→右脚クぺ・ドゥヴァン-プリエ→バロネ→バロネ→バロネ→バロネ→右脚にトンベ、左脚クぺ・ドゥヴァン-プリエ→バロネ→バロネ→バロネ→バロネ→左脚にトンベ、右脚クぺ・ドゥヴァン-プリエ⇒…………
トンベはバロネした脚を引き戻すんじゃなくて、さらに遠くに伸ばした脚に重心を移すのよ。
クぺ・ドゥヴァン-プリエをするときに方向転換。
ではどうぞ

ん、移動は出来てるわね。
ちょっと惜しいのはターン・アウトが崩れてるところ。
バロネした脚をクぺに引き戻すときは、まず膝から引き戻す
もう一度、どうぞ

ん、よろしいでしょう
もう一つ、新しいパの練習をしましょう。
右脚前5番→タン・ルヴェ→右前クぺ、左脚プリエ→タン・ルヴェ→左前クぺ、右脚プリエ→タン・ルヴェ→右前クぺ、左脚プリエ→タン・ルヴェ→左前クぺ、右脚プリエ→…………
…と見本を見せる。
ちょっとやってごらんなさい
はい、跳んで→右前クぺ→跳んで→左前クぺ→跳んで→右前クぺ→跳んで→左前クぺ→…………
「…っへぇぇぇ…
空中で両脚を伸ばしてから、クぺで着地
よし、まずバーに掴まって練習しよう。
それで脚の感覚を覚えるといいわ。

どお?
なんとなくでも分かった?
「ん、なんとなく、こうかなって
よし、じゃ、センターにどうぞ。
鏡に対して横向き、右脚前5番、アームスは右アン・ナヴァンの低い3番。
いいですか、ちょっと見ててね。
跳び上がって右に半回転して左前クぺで着地→跳び上がって右に半回転、右前クぺで着地→跳び上がって右に半回転して左前クぺで着地→跳び上がって右に半回転、右前クぺで着地
「… …」
アンボワテ・アン・トゥールナン
ゆっくり半回転ずつ、練習してごらんなさい
どうぞ

アームスに気を付けて。
アン・ナヴァンの高さを守って、胸の前で左右の入れ替えをするだけよ。
「ん~、半回転ってのが、きっちりいかない…
大丈夫、練習しているうち出来るようになるわ。
最後にこのところずっと練習しているパ・ドゥ・パピヨンのシンプルなアンシェヌマン。
アームスの動きがずいぶんキレイになってきたね
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グリッサードのアンシェヌマン、鉤形に…♪

2019-03-30 09:50:48 | Weblog
センター・レッスン。
まずはバットマン・タンジュ、それからエシャッペとルティレ-ルルヴェのシンプルなアンシェヌマン。
そして…。
グリッサードのアンシェヌマンを。
「今まで練習してたのはさ、ドゥシュ→アン・ナヴァン→ドゥシュ→アン・ナヴァン→……だったでしょ。今回はね…」
まずは見本を…。
右脚後5番→右にグリッサード・ドゥシュ→左脚からグリッサード・アン・ナヴァン→左にグリッサード・ドゥシュ→右脚からグリッサード・アン・ナヴァン⇒左脚からグリッサード・アン・ナリエール→左にグリッサード・ドゥス→右脚からグリッサード・アン・ナリエール→右にグリッサード・ドゥス⇒…………
…と、コレです
「…ん…ん…ん…
グリッサード・ドゥスは、あとから引きつける脚を5番ポジシオンの後ろ側に
一緒にやりましょう

「ふへぇぇぇ…
あのね、鉤形に動くのよ。
横→前→横→前→後→横→後→横
と鉤形をイメージするといいわね。

               

ピンクの線が前に進むときの鉤、ライトブルーの線が後に下がるときの鉤。
これが分かれば、左側も続けて出来るわよ
「鉤に…、鉤に…
もう一度、一緒にやれば分かるかな?
「おねがいします
いきますよ、それ

おぉ、出来たね
今度は左側まで続けてごらんなさい
「ひだり… ……はい、……ん…」」
ではどうぞ

あぁ、惜しかったねぇ、最後のひとつはドゥスでなければね。
こういうのはね、慣れだから、そのうち考えなくても出来るようになるわよ
「イメージは少し出来てるんです。鉤のイメージがきっちり作れれば大丈夫です」
うん。
そうなったら次はクロワゼやエファセを向いて動けるわね
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今週もしつこくグリッサード…♪

2019-03-29 09:41:43 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュのあとはエシャッペとルティレのシンプルなアンシェヌマン、先週と同じ順番でね。
早速どうぞ

「…ぅあ…
そうだねぇ、5番ルルヴェをするときはアームスはアン・バからアン・オーに。
ア・ラ・スゴンドから慌てて“おむすび山っ”とアン・オーにしてはいけませんね。
さて、それではグリッサードの練習を。
後からの脚がペロン と跳ね上がっちゃう癖が抜けるまで、丁寧に練習しましょう。
右脚前5番→右にグリッサード・ドゥシュ→左脚からグリッサード・アン・ナヴァン→左にグリッサード・ドゥシュ→右脚からグリッサード・アン・ナヴァン⇒…………
アームスは
ドゥシュのときはア・ラ・スゴンド
アン・ナヴァンのときは2番アラベスクのポジシオン
一番大事なことは
横あるいは前方に重心がスライドするのであって、片方の脚に跳び移る動きではない
ということ。
試に右方向にシュタッ とスライドしてみると、
「ね、左脚が撥ね上がらないでしょ
ではアンシェヌマンをどうぞ

ん~っとね…。
グリッサードしたあとの5番プリエが浮いて崩れてる。
準備の5番プリエの深さとターン・アウトを最後まで守ること
それから、アン・ナヴァンのときに足首が伸びてないよ。
ドゥシュもアン・ナヴァンも、空中で両脚が伸びきったところが一瞬見えるように
もう一度、どうぞ

ん、そうだね、後からの脚が撥ね上がるのは少し直ってきたね
そのあとグリッサード→ジュテのシンプルなアンシェヌマンを練習。
最後に3拍子、パ・ドゥ・バスク・アン・ナヴァンを。
左脚アティチュード・ア・テール→左脚を踏み出して右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ-プリエ→右脚にピケ→左脚1歩踏み出してピケ→右脚を踏み出して左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ-プリエ→左脚にピケ→右脚1歩踏み出してピケ⇒…………
アームスは
ポワン・タンジュ・クロワゼ・ドゥヴァン-プリエのときエファセの高い3番
2拍目→3拍目でアン・オーのアームスをア・ラ・スゴンドに
ではどうぞ

ん、悪くない
ただ最初の1歩目、ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ-プリエに踏み込んだところで、プリエをしっかり抑えないと重心が前に飛び出して動きが先走ってる。
そうするとリズムが狂うから、気を付けましょう。
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丁寧に基本の≪基≫…♪

2019-03-28 09:58:15 | Weblog
バー・レッスンのロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
これまではアン・ドゥオールとアン・ドゥダーンを交互に1回ずつ5番に収めていたけど、今回は
右脚前5番→右脚ルティレ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→アン・ドゥオール→アン・ドゥオール→アン・ドゥオール→アン・ドゥオール→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右後5番→右脚ルティレ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→アン・ドゥダーン→アン・ドゥダーン→アン・ドゥダーン→アン・ドゥダーン→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右前5番⇒…………
…と4回ずつ続けてみましょう。
「… …」
「脚の高さは高くなくてもいいけど、高さを」
「変えてはいけない…
そうそう。
ではいきましょう

はぁい、よくできましたぁ
「はぁぁぁ…
ちょっとキツかったかな…。
グラン・バットマンでバー・レッスン終了。
その後もバーを使って、ジュテの練習。
バーの上に乗り上げてもいいから、空中でしっかり両脚を伸ばしきる感覚を身に付けましょう。
ひとつずつ丁寧に、確認しながらやりましょう。
どうぞ

ん、ちょっと掴めてきた感じ?
「いやぁぁぁ…ふぅぅぅ…
少しずつ、ブラッシュ・アップしていきましょう。
センター・レッスンでバットマン・タンジュ。
アンシェヌマンの終盤は
パ・ドゥ・ブーレ・ピケ→パ・ドゥ・ブーレ・ピケ→パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナン→5番ポジシオン・ルルヴェ
5番ルルヴェのときアームスはアン・バからアン・オーに
もう順番は大丈夫よね?
「アン・トゥールナンのときに脚を下す位置を間違えなければ…」
よし、ではどうぞ

うん、いいわね。
あえて注文をつけるなら、パ・ドゥ・ブーレ・ピケのアームスがちょっと遅れてる。
アン・バに下げてアン・ナヴァンに引き上げる動きのスタートをもう少し早く
もう一度どうぞ

「あぁぁ…違ったぁ…
ん、でも何を間違えたのか、どこを間違えたのか、自覚があるんだから大丈夫よ
「もう一度、やります
いいよ、どうぞ

はぁい、けっこうです。
アン・トゥールナンから5番ルルヴェまで、スムーズな動きだったね
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昨日の続き…♪

2019-03-26 12:05:26 | Weblog
昨日の続き。
同心の妻、つまり武家の御新造である沙耶さんが男装して小者を務めるわけです。
一番初めは、協力者である銭湯のおかみお良さんが男物の着物と女物の羽織を着せてくれて、髪も総髪に結い直してくれる。
総髪というのは今でいうポニーテールですね。
それから若衆髷というのもある、これは島田髷をちょっと結い変えたような感じ。
若衆姿の沙耶さんを連れた月也さんは町のみんなの人気者。
武家とはいえ三十俵二人扶持という最下層の武士である同心だけど、武家は武家。
町人との間には大~きな身分的隔たりが本来あるんだけど、月也さんも沙耶さんもそこにこだわりがない。
何事かあると、音吉姐さんや牡丹ちゃん、角寿司の喜久さん夜鷹蕎麦の清さんに相談して力を借りる。
そういう分け隔てのない素直なところがみんなに受け入れられ可愛がられる所以。
音吉姐さんも牡丹ちゃんも沙耶さんが大のお気に入り。
そして沙耶さんの方も、武家の御新造としては普通はあるまじきことだけど、若衆姿で座敷に出て剣舞を披露したりする。
音吉姐さんいわく、沙耶さんは江戸一番の売れっ子になれるほどの素材だそうです。
あんなぼんくら亭主の嫁にはもったいないと思う。
でもぼんくら亭主の嫁だからのびのびやれるのだろうとも思う。
そして、月也はいいぼんくらだとも思ってる。
こんなことを、姐さんは剣舞を舞う沙耶さんの後ろで三味線を弾きながら考えているのです
『うちの旦那が甘ちゃんで 3』では飯屋を開くことになる。
囮捜査のためなんだけど、奉行の筒井さまから
「ぱっと開いてぱっと繁盛せよ」
と言いつけられる。
で、その段取りをするのは沙耶さんだけど、実際に事を運ぶのは音吉姐さん。
花包丁=女料理人を手配し、若衆を手配しと抜かりはない。
そんななかでちょっと楽しい一幕もある。
開店準備で忙しいところに、内与力の伊藤さまが浪人に身を窶して現れる。
伊藤さまはうらぶれた様子を見せたいらしいが、どう見ても育ちがよく困窮しているようには見えないし、整った顔立ちで目に力があり、身のこなしにも隙がない。
下男というふれこみには無理がある、と…
ま、最後には本当の悪党にバチを当てたしね
月也さん大活躍、というか大活躍の沙耶さんのお蔭で活躍しているように見えるというか。
二人の出来る上司と出来る妻に恵まれ、町の人にも好かれてのほほぉんとぼんくらをやっている。
腕はたつようだけど凄腕ではないし、裏の顔もない。
時代劇の主人公としては珍しいタイプだよね
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面白い時代劇見っけ…♪

2019-03-25 12:21:16 | Weblog
いつもの書店のいつものエンド台。
お、いい感じのカバーだ。
同心と思しき男性が丼飯を美味そうに食べていて、若衆姿の女性が丼を運んでいる。
どれどれ、とカバー裏の紹介文を読んでみると…。
ほほぉ…、“九両泥棒”“風烈廻り同心”“囮捜査”…、面白そう
タイトルにとついているということは、1と2が出てるってことよね。
3を手に1と2を探しにいく。
あ、あった、あった
それぞれのカバー裏をみると…。
『はっきりいって月也はぼんくらである』
な、なに…っ、ぼんくら…っ
『掏摸のかどわかし』
なんかいままでの時代劇とは切り口が違うようだねぇ、面白そう。
 
               

『うちの旦那が甘ちゃんで』1~3 神楽坂淳箸 講談社文庫
するするさらさらと読めて面白い、楽しい。
南町奉行所風烈廻り方同心紅藤月也と妻沙耶が主人公。
ぼんくらの月也さんはまたまたまた小者に逃げられてしまう。
小者がいないのでは同心の仕事はままならない。
そこで妻沙耶さんが思いついたのは、自分が小者を務めること。
結局、夫婦同心として二人の活躍が始まるわけです。
ふたりをかこむ脇の登場人物がなかなか好い。
南町奉行筒井さんとその内与力の伊藤さん。
このふたりは月也さんがぼんくらであることは承知しているが、まったく見下してはいないし、軽く扱ってもいない。
どちらかというと月也さんのぼんくらぶりを、器が大きいゆえだと考えて高く評価している。
本当の意味で理想の上司である。
そしてなんといっても辰巳芸者の音吉姐さん、頼りになるし粋だし、大好き
それと女装の美少年牡丹ちゃん、音吉姐さんともども沙耶に力を貸してくれる心強い味方、好きよ
そのほか角寿司のおかみ喜久さん、夜鷹蕎麦のおかみ清さん、鰻屋の看板娘さきさん、このあたりがレギュラーメンバーってところ。
主人公がマジのぼんくらで、それでいて堂々と活躍しているというお話は新しい。
表ではぼんくらの振りをしてるけど裏に回れば凄腕の仕事人ってのは有名だけどね
文庫版書き下ろしなので続編が出るペースも早い。
次が楽しみだな
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慣れないと、ちょっと…♪

2019-03-24 10:55:29 | Weblog
バランセのリズムを正確に踏めるようになったから、簡単なアンシェヌマンにしてみよう。
はじめはね、
左脚アティチュード・ア・テール→左にバランセ→右にアラベスク・ソテ→左にバランセ→右にアラベスク・ソテ⇒…………
これだけ。
バランセはアン・ファス、クぺをする動き方
アラベスク・ソテは1番アラベスク。
いいわね?
ではどうぞ

ん、そうね、いいわ。
じゃ、左右交互に続けられるようにちょっと発展させるね。
左脚アティチュード・ア・テール→左にバランセ→右にアラベスク・ソテ→左脚前にトンベ、右脚クぺ・デリエール→右にバランセ→左にアラベスク・ソテ→右脚前にトンベ、左脚クぺ・デリエール⇒…………
「…… ……」
大丈夫よ、確認しながらひとつずつやってみよう
左にバランセ
右脚を踏み出してアラベスク・ソテ
アラベスクの左脚をクロワゼ・ドゥヴァンに下ろしてトンベ、右脚クぺ・デリエール
右脚をア・ラ・スゴンドに踏み出して右にバランセ
左脚を踏み出してアラベスク・ソテごらん
アラベスクの右脚をクロワゼ・ドゥヴァンに下ろしてトンベ、左脚クぺ・デリエール
じゃ、音楽でどうぞ

「んぇぇぇ~…、トンベ-クぺしたあとクぺの脚が横に出ないぃ~…
ん、まだこういう切り返し方に慣れてないからよ。
普通だったらさ、トンベ-クぺのあともう1回クぺで脚を替えて同じ左側を繰り返すってのをよくやるでしょ。
それに慣れてるから、あえて逆方向にってなったときに迷っちゃうんだね。
それ、もう一度

おぉ、そうそう、いいわよ
トンベ-クぺして、クぺの脚を横に踏み出す前に軽く弾んでごらんなさい、踏み出しやすくなるわよ
あとはリズムとノリだ。
はい、もう一度どうぞ

ん、いいでしょう。
つぎは顔の向きにも気を付けましょうね。
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パ・ドゥ・パピヨンのアームス…♪

2019-03-23 10:05:08 | Weblog
センター・レッスン
バットマン・タンジュのあと、エシャッペのシンプルなアンシェヌマン。
右脚前5番アン・ファス→右前4番クロワゼ→5番→2番アン・ファス→5番→左前4番クロワゼ→5番→2番アン・ファス→5番→右前4番エファセ→5番→2番アン・ファス→5番→左前4番エファセ→5番→2番アン・ファス→5番⇒…………
アームスは
4番クロワゼのときは3番アラベスクのアームス
4番エファセのときは2番アラベスクのアームス
もう順番は大丈夫でしょ
どうぞ

ん、悪くない。
ただちょっと惜しい。
顔の向きに気をつけようよ。
クロワゼのときはドゥ・ファス
エファセのときはエポールマンでアン・ファス
「あ、そうか、そうだ
はい、もう一度どうぞ

お、いいでしょう、脚の動きもシャープだったわよ
ジュテのアンシェヌマンを練習したあとは、今週もパ・ドゥ・パピヨンのアンシェヌマン。
まずはどうぞ

ん~、パ・ドゥ・パピヨンの脚の動きはずいぶん良くなってきたけどね…。
アームスがね…。
「前に進むのはピケ・アン・ドゥダーンで…。パ・ドゥ・パピヨンは跳び上がった瞬間に後ろからひょっと引っ張られるようなイメージ。前に向かってっていうより後ろに向かってって感じかな
「ん~…、ん…
高い3番のアロンジェだけど、ちょっと後ろ目に煽る感じ。
「ん~…
そら、そういうときは完コピ、完コピ
アイさんの前に立って、パ・ドゥ・パピヨンのアームスでポゼ。
鏡に映った二人のラインがぴったり重なるように合わせて合わせて…。
「…くけけぇぇぇ…、そ、そこまでは…
ん、いいよ。
ピケ・アン・ドゥダーンのアン・ナヴァンから一気にそこに開くのよ。
はい、どうぞ

おぉ、ずいぶん良くなったじゃない、いいわよ
練習していれば自分なりのキレイなカタチが見つかるからね
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バランセもどきはダメよ…♪

2019-03-22 09:58:51 | Weblog
センター・レッスン
バットマン・タンジュのあとはエシャッペのシンプルなアンシェヌマンを。
右脚前5番→エシャッペ×2回→右脚前5番→右脚ルティレ-ルルヴェ→右脚後5番→ルルヴェ→エシャッペ×2回→左脚前5番→左脚ルティレ-ルルヴェ→左脚後5番→ルルヴェ⇒…………
アームスは
2回目のエシャッペを5番に収めると同時に前側の脚と同じ側のアームスをアン・バに
ルティレ-ルルヴェと同時にアン・バのアームスをアン・オーに
ルティレの脚を後の5番に下ろすのと同時に両アームスをアン・バに
5番ルルヴェと同時にアン・バのアームスをアン・オーに
あ、そうだ、やる前に一つ注意をしておくとね、
エシャッペで2番ドゥミ・ポワントに立ち上がってから、カカトが上下にバウンスしないこと
「あ…、そうだ、気を付けなくちゃ…」
まずはゆっくりのテンポで、ひとつひとつ確認しながらどうぞ

ん、そうだね。
アームスの動きが遅れないように気を付けましょう。
「ルティレ-ルルヴェのとき、アームスで、まずトルソーを吊り上げる。重いものが乗っかった状態で下から押し上げるってのは大変でしょ。重いものをまず吊り上げておいて下を軽くすれば、ね
それから、アン・バからアン・オーへの動線はね、
「ボディを縦線だとして、アルファベットの“D”になるように腕を動かすの。素早くね」
「あぁ、分かりました
今度はオン・テンポでどうぞ

お、いいわね。
アームスの動きもスムーズだったし、 です。
グリッサードの練習をしたりして…。
最後に3拍子の基本の基。
まずは左右にダウン→アップ→アップ→………の練習。
→2 →3 →1 →2 →3 →ダウン →アップ →アップ →ダウン →アップ →アップ
うん、タカエさんは3拍子のリズムは大丈夫だねぇ
では、パ・バランセの基本の≪基≫を。
右脚アティチュード・ア・テールで準備。
→1 右脚にトンベ-左脚クぺ・デリエール→2 左脚ピケ・ルルヴェ-右脚クぺ・ドゥヴァン→3 右脚ピケ-左脚クぺ・デリエール→1 左脚にトンベ-右脚クぺ・デリエール→2 右脚ピケ・ルルヴェ-左脚クぺ・ドゥヴァン→3 左脚ピケ-右脚クぺ・デリエール→1 右脚にトンベ-左脚クぺ・デリエール→2 左脚ピケ・ルルヴェ-右脚クぺ・ドゥヴァン→3 右脚ピケ-左脚クぺ・デリエール→………
アームスはドゥミ・スゴンドにしましょう。
ではどうぞ

あれれ…
タカエさん、真っ直ぐアン・ファスで横移動をしっかり
トルソーを左右に振り向けてはダメですよ。
ちょっと支えてあげましょう。
「あ、あれ… え…っ
はっはぁぁぁ…、おそらく…。
「あのさ、右にトンベしたら左方向を向いてクぺ→左脚ピケ・ルルヴェして右脚デガージェ→5番ドゥミ・ポワント→左にトンベしたら右方向を向いてクぺ→右脚ピケ・ルルヴェで左脚デガージェ→5番ドゥミ・ポワント→………って、“バランセもどき”を習ったでしょ
「はい、そう習いました…
やっぱりぃ…
それは間違いね
バランセは常に片脚ずつ、両脚が揃うことはないの。
まずは基本の≪基≫、きちんと大きく横移動が出来るようになりましょうね。
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ルティレでポゼが決まりましたぁ…♪

2019-03-21 10:31:12 | Weblog
バー・レッスンはまずプリエから。
1番ポジシオンでドゥミ・プリエ×2→グラン・プリエ→ドゥミ・ポワントでアームスをアン・オーに→…………
お、おぉ…っ
「タカエさん、左足の鍵指になる癖、治ってきたねぇ
「あ、そうですか…?教えて頂いた通り、家でテープ巻いてたんですけどちょっとかぶれちゃって、いまは巻いてないんです
「あ~、かぶれたかぁ… テープ巻く前にアンダーラップテープを巻くといいのよ」
「アンダーラップ?」
うん。
発泡スチロールを薄~~~くスライスしたようなテープ。
「あ、見たことあります」
うん。
それを先にひと巻きしてからサージカルテープを巻くといいわね
鍵指の癖が少し治ってきたお蔭で、ドゥミ・ポワントが少し高くなってる
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
オン・テンポでアン・ドゥオール×4→ドゥミ・プリエでゆっくりアン・ドゥオール→オン・テンポでアン・ドゥオール×4→アン・レールでゆっくりアン・ドゥオール→…………
でね、アン・レールのところなんだけど、
ア・ラ・スゴンドからデリエールにロン・ドゥするとき、先にイン転してはいけません
デリエールからア・ラ・スゴンドにロン・ドゥするとき、イン転したまま動かしてきてア・ラ・スゴンドでひっくり返してはいけません
ちょっと鏡に映ってる私の動作脚を見て…。
「ドゥヴァンからア・ラ・スゴンド、そしてデリエール…、デリエールからア・ラ・スゴンド、そしてドゥヴァン…、どちらのときもカカトが隠れることはないでしょ これがターン・アウトをキープした状態 アン・ドゥオールのときにア・ラ・スゴンドを通過してすぐにイン転させるとかってのはターン・アウトを崩してしまってるの。カカトがちゃんと鏡に映ってるかどうかを目安にしてみてね」
「あ、そうか わかりました
最後はアン・ナリエールにカンブレして、トルソーを引き起こしてから動作脚をルティレに、アームスはアン・オーでポゼ。
おぉぉ~、いいねぇぇぇ。
アームスでトルソーをしっかり吊り上げてるのが分かるわ。
安定してる、いいわねぇぇぇ
「はへぇぇぇ…
いまのポゼは良かった。
それならもうドゥミ・ポワントで練習してもいいわね
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着物を着ようと…♪

2019-03-19 11:29:17 | Weblog
先日、甥っ子の結婚式で色留袖を着て一日過ごしたんですけど、そのとき気が付いたことがある。
普段の立居振舞がちょいとがさつになってるなぁ、って。
なにも殊更に乱暴な振る舞いをしているわけでもないし、無頓着なわけでもない。
諸事、子供の頃に躾けられたことを守っているわけだけど、それでもね。
日常着がデニムにプルオーヴァーみたいなものが定番になっていると、つい、ね。
身動きが大きくなってしまう。
着物を着ていると何かと気を付けることが多い。
袂を引っ掛けないようにちょいと抑えるとか、裾が乱れないように抑えるとか。
腕を上げた時に袖口から腕がにょきっとのぞかないように抑えたり。
椅子に座る時でも、腰掛けるという言葉のとおりスイ と腰をおろす。
お辞儀の仕方からして違ってるもんね。
小腰をかがめるってまさにそのとおり。
我ことながらずいぶん違うよなぁといささか呆れた。
もちろん洋装と和装で所作が違うのは当たり前なんだけど、それにしてもなぁ、と思った
これは、ときどき着物を着て立居振舞のチェックをしたほうがいいよね。
真夏の暑い時期は御免だけど、春や秋の陽気の好い時期にはときどき着物を着よう。
と思って普段着用の草履を出してみて驚いた
エナメルがひどく傷んでいてガビガビ…
まさに古着屋の女将さんの言葉、
「10年履いた草履は崩壊しないけど、10年仕舞い込んでいた草履は崩壊する」
なぁるほどねぇ、こういうことかぁ…。
着物も草履も、タンスの肥やしにしちゃいけないってことですね。
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一鬼夜行シリーズ最新刊…♪

2019-03-18 09:08:56 | Weblog
いつもの書店の文庫コーナーのエンド台。
おぉ…、この派手な賑々しいカバーは…っ
新刊が出たんだねェ。

               

『一鬼夜行 つくも神会議』 小松エメル箸 ポプラ文庫ピュアフル
シリーズ11作目。
猫股鬼の小春ちゃんが猫股の長者と対決して決着をつけたところで第1部が完結。
喜蔵さんが綾子さんを娶ったところで第2部が完結。
本作は、『一鬼夜行』シリーズの登場するキャラクターたちの周辺で起こるエピソード集。
プロローグとエピローグ付き。
短編が6本。
各話ごとに扉絵が付いている。
へぇぇ~、多聞さんてこういう見目だったのかぁ…。
天狗さまもまた、なんか大変そうだね…。
お、前差櫛姫にまつわるお話もあるわね。
本編の方は第1部も第2部も、ファンタジーの形をとりながら底を流れているものは重い。
こちらのエピソード集はどうかな…
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今回もパ・ドゥ・パピヨン…♪

2019-03-17 10:12:13 | Weblog
軽く跳びましょう。
ジュテのアンシェヌマンを。
右後5番→右にグリッサード→右ジュテ→タン・ルヴェ→アンボワテ・ク・ドゥ・ピエ→アンボワテ・ク・ドゥ・ピエ→左にグリッサード→左ジュテ→アンボワテ・ク・ドゥ・ピエ→アンボワテ・ク・ドゥ・ピエ⇒…………
「…ひょ…
大丈夫、慌てない慌てない。
右側で説明するとね、
ジュテしてタン・ルヴェをしたときは左脚がク・ドゥ・ピエ・デリエール
そのままもう一度タン・ルヴェを跳んで、右脚をク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンにして左脚で着地
もう一度跳んで、左脚をク・ドゥ・ピエ・デリエールにして右脚で着地
「ジュテとアンボワテ・ク・ドゥ・ピエで、後→前→後とク・ドゥ・ピエが変わるのよ」
「左へ行ったら…右後→左前→右後…」
そうそう
ではどうぞ

あらぁ~…
地面スレスレでちょいちょいと足を踏みかえるんじゃなくてさ…。
両脚を伸ばしきったところを見せてから着地の瞬間にク・ドゥ・ピエに
「あのね、脚を伸ばしきった爪先が、床から1cm離れてればいい、今は。それ以上高く跳べとは言わないから、まず1cm浮け
「たはははは…
もう一度、どうぞ

おぉ、それならいいわ、 よ。
ちゃんと爪先まで伸びてるのが見える。
つぎ。
前回やったパ・ドゥ・パピヨンとピケ・アン・ドゥダーンのシンプルなアンシェヌマン。
軽く見本を…。
「大丈夫です
「パ・ドゥ・パピヨン、つまり蝶々の動き。蝶々がひらりと飛ぶように、素敵なパだと思わない?」
「ん…、あの犬もそういう意味なのかな…」
「そうよ、お耳が蝶々の翅みたいな形してるから
はい、蝶々のようにヒラリと跳んでください、どうぞ

ん~っとね…。
パ・ドゥ・パピヨンは前に飛び出すんじゃなくて、その場で上に跳ぶの。
前進するのはピケ・アン・ドゥダーンで。
それからアームスは高い3番のアロンジェだけど、上のアームスが前に出ないように気を付けて。
両アームスを少し後ろに引く感じでね。
もう一度、どうぞ

ん、ちょっと良くなったわよぉ
顔の向きも気をつけないとね。
パ・ドゥ・パピヨンのときはエポールマンでアン・ファス、ピケ・アン・ドゥダーンはドゥ・ファス
「ひょ~…
はい、最後の1回、どうぞ

ん、よろしいでしょう。
このアンシェヌマンを作品の振り付けにいれたいのよね
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クロワゼとエファセでエシャッペ…♪

2019-03-16 10:39:18 | Weblog
センター・レッスン
バットマン・タンジュのアンシェヌマンを…。
右脚前5番クロワゼから…
「こらこら、違うでしょ
「…あ゛…
それは前回やったアンシェヌマン。
今日はちょいと違うんだなぁ
バットマン・タンジュのあとはエシャッペの練習。
右脚前5番→右前4番クロワゼ→5番→2番アン・ファス→5番→左前4番クロワゼ→5番→2番アン・ファス→5番→右前4番エファセ→5番→2番アン・ファス→5番→左前4番アン・ファス→5番→2番アン・ファス⇒…………
アームスは
4番のときはクロワゼでもエファセでも前側の脚と反対側がアン・ナヴァンの低い3番でアロンジェ
アン・ファスのときはア・ラ・スゴンド
まずはちょっとゆっくりのテンポで

ん、大丈夫だね。
じゃ、オン・テンポでどうぞ

よぉし、いいわね。
じゃ、つぎ。
右脚前5番→右前4番クロワゼ→5番→2番アン・ファス→5番→左前4番クロワゼ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→右後ろ5番→左前4番クロワゼ→5番→2番アン・ファス→5番右前4番クロワゼ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→左後ろ5番⇒…………
ではどうぞ

あ~、ちょっと惜しいところがある。
ピルエットの前、4番ドゥミ・プリエのときターン・アウトが崩れて、骨盤が前傾気味。
4番のターン・アウトを大事にね。
もう一度どうぞ

ん、今度は良かったわ
では、跳びましょうかね
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帯…♪

2019-03-15 10:31:56 | Weblog
母の着物を譲り受けましたが、帯締めや帯揚げは遠慮しました。
なぜなら、母が着るならコレとコレというふうに彼女のイメージで選ばれた小物だから、私に合うとは限らない。
だから小物は自分でと、存じよりの古着屋さんに相談に行きました。
台の上に置いた着物に帯をそれらしく半幅に折って合わせて…。
「で、どんな感じにしたい?」
と女将さん。
「ん~、二つ考えてて…。一つは極々当たり前の誰でも普通そんな取り合わせにするわよねって感じの、もう一つは私らしいというか、よくそんな取り合わせを選べたねって感じ、そんなところかな」
「そう…、一つ目の当たり前ってのは無しだわね。アナタがそれをやってもつまらない」
試しにと、極当たり前の取り合わせを選ばせてもらって、帯の上に置く。
「ほら、当たり前なんだけど面白くないでしょ」
あ、ほんとだねぇ…。
あれこれと引き出しから出してもらって帯の上に置き、個性的な一本に決定。
つぎに帯揚げを選ぶ。
「どっちに合わせるかよね、帯か帯締めか」
う~ん…、帯に合わせると普通な感じだねぇ…。
帯締めが三色だから、そのグレーがかった緑に合わせたほうがいいかも…。
また引き出しから何枚も出してもらって帯の下からのぞかせる。
「お、コレがいい
「どれどれ…、うん、いいわね
老竹色(おいたけいろ)というのかな、渋~くて浅いモスグリーン。
帰宅して、ちょいと帯を締めてみようかなという気になった。
帯締めと帯揚げも揃ったことだしさ
私はお太鼓と二重太鼓に締めることは出来る。
今回譲り受けた帯は袋帯だから締めるとしたら二重太鼓だけど、着物自体はお洒落着だからな。
せっかく粋な小物を揃えたんだから、帯も粋な感じにしたい。
となると角出しだよねぇ…、それか引き抜き結びか…。
ウェブで検索してみよう。
おぉ、あったあったありました…
なるほど、分かった、では早速…。
手先を左肩にかけて胴帯を巻いていく、というより自分が回って帯に巻き付いていく感じ
手先を下して、たれを……、完成
おぉ、初めてにしては上出来です。
だいいいち着物じゃなくてTシャツの上に締めたからね、下地が安定すればもっときちんと収まる。
桜が咲くころに着物を着て出かけよう
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