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アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

段差…♪

2016-03-30 10:02:45 | Weblog
我が家は狭~~~いワンルームですが、なぜかキッチンのスペースが一段高くなっている。
入居したとき、この段差に蹴っ躓いたり落っこちたりしないように気を付けなくちゃと自分に言い聞かせた部分だ。
先日、夕飯の支度をしていたときに、その段差に目が行った。
……、ここで立位体前屈をするっていうのは…、有りじゃないかい…
さっそくやってみた…。
段差の際に爪先を揃えて、アタマから転がり落ちないように気を付けつつそろりそろりと前屈を…。
手のひらが床に付きました
おぉぉ、こぉぉれは気持ちがいい~~
腰から腿の付け根、ハムストリングから膝裏やふくらはぎまで
りりりりり~~~~
っとストレッチされて実によい気持ち
こぉれは良いことを思いつきましたぁ
以来、1日に数回、キッチン側に立って前屈をしています。
どの位の段差なのか計ってみたら12,5cmでした。
これはさ、アレだわね。
自宅でも気軽に手軽に下半身強化、筋力維持に取り組めるようにっていう天の配剤。
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パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナン…♪

2016-03-29 08:31:04 | Weblog
センター・レッスンの続き。
ピケ‐ルティレとパ・ドゥ・ブーレのシンプルなアンシェヌマン。
右脚前5番ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→右脚ピケ、左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→右脚ピケ、左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→右脚ピケ、左脚ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右にパ・ドゥ・ブーレ→左前5番ドゥミ・プリエ⇒…………
あ、そうだ。
メグちゃんは、パ・ドゥ・ブーレのときにポール・ドゥ・ブラをつけてね
ク・ドゥ・ピエにしている脚でピケしてもう一方の脚をルティレに引き上げるときに、ルティレの脚と同じ側のアームスをアン・オーに引き上げる。
ルティレした脚を横にピケしてもう一方の脚をルティレに引き上げるのと同時に、アン・オーにしていたアームスをア・ラ・スゴンドにひらく。
では音楽でどうぞ

ふ…ん…、ク・ドゥ・ピエ‐プリエに下りたところも安定してるね
う~ん…、この調子なら……、出来るんじゃないかなぁ…。
「メグちゃん、パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンに挑戦してごらん
「…ア゛ン……
アン・トゥールナン
左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール、右脚ドゥミ・プリエから。
ク・ドゥ・ピエの左脚でピケして右脚をルティレ・ドゥヴァンに引き上げると同時に上手奥のほうに方向転換。
右脚を下してピケ、左脚をルティレに引き上げると同時に下手前の方に方向転換。
左脚前5番ドゥミ・プリエ・アン・ファスに収める。
アームスは
のときに左アームスがアン・ナヴァン。
のときに両アームスがアン・ナヴァン。
のときにアン・バ。
これがパ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナン・アン・ドゥダーン
どれ、一緒にやってみよう
「…ク・ドゥ・ピエ‐プリエ……左脚でピケ……そう、そう……上手奥の方……うん……右脚に踏みかえて下手前……よし……アン・ファス…」
おぉぉ、出来たじゃないのぉぉ
初めてやったのに、花丸だよぉぉぉん
「…とぉ、最初に向きを変える方向が……」
「うん、ク・ドゥ・ピエしてた脚側の斜め後ろ。もし右脚がク・ドゥ・ピエだったら、下手の奥だね」
「…上手奥→下手前→アン・ファス、下手奥→上手前→アン・ファス、ですね」
そうそう。
その初めの方向転換の方向を間違えないようにしっかり覚えておかないと
「アン・ドゥオールもあるからね
「…え゛…
んふ、今はやらないよ。
アン・ドゥダーンを迷わずに出来るようになれば、アン・ドゥオールもスムーズに出来るようになるからね
来週は、もうちょっとアンシェヌマンをレヴェル・アップしてもよさそうだね
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タン・リエ…♪

2016-03-28 09:27:26 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュの後半。
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドを4回やったら右脚前5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→右後5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→右前5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→右脚前5番ドゥミ・ポワント→右脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→左脚を前に引きつけて5番ドゥミ・プリエ⇒左側ポワン・タンジュ・ドゥヴァンから…………
2番ドゥミ・プリエの次の5番ドゥミ・ポワントは前になる脚のほうに重心移動します。
右脚前5番ドゥミ・ポワント→右脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→左脚を前に引きつけて5番ドゥミ・プリエの部分はパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュです。
では音楽でどうぞ

ん~、そうね。
メグちゃん、エシャッペの次の5番ドゥミ・プリエがちょっと中途半端よ。
2番ドゥミ・ポワントにカウントを目いっぱい当てて、5番ドゥミ・プリエは瞬時に押さえて反発する…、ってイメージしてることはわかるんだけどね。
プリエが不十分だから反発力が足りない。
ま、大まかに分ければ二つの動き方があるわね。
2番ドゥミ・ポワント→&→2 →&→3 →&→4 →&5番ドゥミ・プリエ⇒1 2番ドゥミ・ポワント→&→2 →&→3 →&→4 →&5番ドゥミ・プリエ……………
2番ドゥミ・ポワント→2 →3 5番ドゥミ・プリエ→4 ⇒1 2番ドゥミ・ポワント→2 →3 5番ドゥミ・プリエ→4 ⇒…………
…と、同じ曲で動き分けて見せる。
メグちゃん をイメージしてるのは分かるけれど、カウントを取りきれていないのと、2分の1拍で最大限のプリエをすることが出来ていない。
だから中途半端な動きに見えてしまうわけ。
まずは の動き方で、しっかりドゥミ・プリエを押さえる、その反動を活かして次の2番ドゥミ・ポワントに立ち上がる、ということを十分に練習した方がいいわよ。
はい、もう一度音楽でどうぞ

うん、安定したいい動きができたわね
「んぁぁ~…、スパッ っと大きなエシャッペが出来るようになりた~い…
おぉ、それには の動き方をきっちり身に付けるのが早道よ
グリッサードやピケ‐ルティレの練習、メグちゃんはグラン・アレグロも練習して、最後にタン・リエを練習。
プティ・デヴロッペ・ポワン・タンジュからではなく、4番ドゥミ・プリエで移動する動き方でね。
右脚前5番クロワゼ→ドゥミ・プリエ→前側の右脚を前に擦りだしながら4番ドゥミ・プリエに→さらに前に重心を押し出して→右脚に重心を引き上げて左脚ポワン・タンジュ・デリエール→右脚前5番ドゥミ・プリエ→アン・ファスに向きを変えながら右脚を横に擦りだして2番ドゥミ・プリエに→さらに重心を押し出して→右脚に重心を引き上げて左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左脚前5番ドゥミ・プリエ・クロワゼ→前側の左脚を前に擦りだしながら4番ドゥミ・プリエに→さらに前に重心を押し出して→左脚に重心を引き上げて右脚ポワン・タンジュ・デリエール→左脚前5番ドゥミ・プリエ→アン・ファスに向きを変えながら左脚を横に擦りだして2番ドゥミ・プリエに→さらに重心を押し出して→左脚に重心を引き上げて右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚前5番ドゥミ・プリエ・クロワゼ
アン・ナヴァンに移動してポワン・タンジュ・デリエールのときのアームスはクロワゼの3番。
2番プリエからドゥ・コテに移動してポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドのときのアームスはア・ラ・スゴンド。
はい、音楽でどうぞ

どぅるるるる~~…
ふたりともぉ…、プリエからポワン・タンジュ・デリエールまたはポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドに引き上げる寸前に、身体で反動をつけてはいけません
流れが途切れることのないように、スムーズな重心移動をしましょう。
ナオさん、ポワン・タンジュの脚がいつもいつもツッカイ棒になっているのはどうしたわけですか?
足指の裏が床についているなんて、言語道断ですよ
タン・リエはまずはポワン・タンジュ、それがきちんと出来るようになったらデガージェ、それもきちんと出来るようになったらルルヴェと発展していきます。
そして最後にはグラン・ピルエットに発展する大事な基本の≪基≫です。
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ぱ…♪

2016-03-26 10:54:33 | Weblog
昨年の12月からアンサンブル・ド・ミューズのレッスンに参加するようになったナオさんは、バレエ用語に苦戦しているようです。
バレエ用語は基本的にはすべてフランス語。
初めて耳にする言葉ばかりだから???となっちゃうのも当たり前。
だから、身体の向きを指示する言葉、移動の方向を指示する言葉、動作脚・爪先の位置を指示する言葉については、もう理屈抜きで暗記するのが一番よ、と…。
私のもう一つのブログ『バレエ・メソッド アンサンブル・ド・ミューズ スタイル』の最初の頃に解説してあるからね、と…。
そして、レッスンで練習する動きの名称もフランス語。
アッサンブレ、ジュテ、パ・ドゥ・ブーレ、エシャッペ、シャセ、タン・ルヴェ、ソテ…etc.etc.…。
何がグリッサードで何がパ・ドゥ・ブーレなのか になっちゃう彼女。
そして
「アラベスクに1番から4番まであるなんて知りませんでした
え゛…っ、マジ…
レッスン中は、なるべく、時間の許す限り、きちんと解説するようにしている。
初めて練習するパについては、その構成を分解して見本を見せたりもする。
そうやってほぼ4か月経った。
先日、ふと彼女が言った。
「だいたい、“ぱ”という言葉からして分かりません
え゛…っ、ソコからかい…
あらら~…。
というのはですね、ステップのこと、そして動きのことです。
アッサンブレとかジュテとかシャセとかソテとかね、ひとつひとつの動きが“パ”です。
ルティレはポゼですがルティレ‐パッセはパですね。
で、その“パ”をいくつか組み合わせて一定の長さの振り付けにしたものが“アンシェヌマン”
コンビネーションと英語でいうこともあるわね。
“パ”を“コンビネール”して“アンシェヌマン”になる、とそういうことですな
レッスンを重ねて行くうちに必然的に、自然に覚えちゃうと思うけどね
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桜咲く…♪

2016-03-24 09:38:02 | Weblog
おや、寒いですね、花冷えというのでしょうか。
近所の中学校の桜も咲きはじめました。
ん~、春なのねぇ…
これといってはっきりした理由もないのに、なんとなく気分が軽い感じ、明るい感じ。

               

桜をイメージして、スワロフスキーのビーズで。
桜は、まりのように丸く群れて咲くでしょう、あのイメージです。

               

写真だと色が分かりづらいけど、上下がラピスラズリで真ん中がグリーンタイガーアイです。
9ピンをきらしていたのでTピンの切れ端で代用。
ピンなどの金具を使うのは実に久しぶりのことだったので、ちょっと苦戦しました

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第4火曜はウォーキング・レッスン…♪

2016-03-23 09:36:20 | Weblog
仰向けでゆっくり腹式呼吸をしてからエクササイズ開始。
ルーティーンになっているメニューを一つずつ進めていく。
昨日はそのメニューのひとつにちょっとした変化を。
片方の膝を曲げて足裏を床につけ、もう一方は膝を浅く曲げて横に倒す。
横に倒した脚を、内腿を吊り上げられるイメージでアップ&ダウン×4回。
同じ動きを足首をしっかり曲げて(フレックスして)4回。
反対側も同様に4回+4回。
これを1セットとして計2セット。
と、いつもはここまでですが、
2セット目の に続けて
膝をウエストに向かって引き上げる×4回。
腸腰筋を働かせるエクササイズです。
隣でやっているメグちゃんの気配が“無音”になった…。
「キツイ?」
「てへへへ…、内腿がプルプルプルって…
では、反対側も…
横向きでのエクササイズ、体幹のバランス力強化のためのエクササイズをしたあと、膝を抱えるポジシオンからの体前屈。
ゆっくり息を吐きながら、膝を伸ばしていきます。
「… …、トモコさん、随分と上体が前に来るようになったねぇぇ…
「んふふふ…、毎日やってます…
「その調子だと今年中にぺったりつくようになるんじゃないかな
「んん~、どうでしょうねぇぇ…
そうやって少しずつ進化していくのよねぇぇ
そして、第4火曜日の昨日はウォーキング・レッスン。
ハイヒールに履き替えて、一人ずつ鏡に向かって歩きます。
まずメグちゃんから。

お、いいね、外落ちしなくなった。
重心の移動もスムーズだし、後姿も背筋が伸びてキレイ
ではトモコさん、どうぞ。

うん、脚を引き付けるときの膝下の動きがキレイだね。
ハイヒールの似合う脚だ。
それではナオさん、どうぞ。

う~~ん…
重心が全部後ろに落っこちてる。
足の指で床をしっかり抑えていない。
後に残した足の指で床を押し返して重心を前に送るってことが出来ていない。
背中を反らすのは間違い。
修正が必要なポイントがたくさんあるけど、まだレッスンを始めて3回目だからね。
まだまだ問題点は出てくるでしょう。
ひとつずつ、きちんと修正していきましょう。
少なくとも、一歩踏み込むときに膝が曲がらない、ってのはナオさん ポイントだから
次回のレッスンまでに、どのくらい進化するか楽しみね
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ロシア式、チェケッティ式…♪

2016-03-22 11:06:41 | Weblog
センター・レッスンをもう一つ。
ピルエット・アン・ドゥダーンのための基本の≪基≫。
右脚前5番クロワゼから→右脚ジュテ・ドゥヴァン、左脚ルルヴェ→トンベ→右脚前大きい4番クロワゼ→左脚ルティレ、右脚ルルヴェでアン・ファス→左脚前5番クロワゼ・ドゥミ・プリエ⇒左脚ジュテ・ドゥヴァン、右脚ルルヴェ→トンベ→左脚前大きい4番クロワゼ→右脚ルティレ、左脚ルルヴェでアン・ファス→右脚前5番クロワゼ・ドゥミ・プリエ⇒…………
アームスの動きは
ジュテ‐ルルヴェと同時にアン・オーに引き上げる。
大きい4番クロワゼでは、前側の脚と同じ側のアームスがアン・ナヴァン、もう一方がア・ラ・スゴンド。
ルティレ‐ルルヴェのときにアン・オーに引き上げるか、アン・ナヴァンに集める。
まずは音楽でどうぞ

あら、悪くないわね
とくに大きい4番クロワゼのときに、お尻を突き出したり、無駄に背中を反らしたりするような間違った姿勢になっていない
あえて注意するなら
「メグちゃん、ルティレの爪先は軸脚のお膝の前に、よ」
じゃ、もう一度
うん、それなら回転をかけられるハズだ。
「メグちゃん、思い切って回ってごらん。しっかり顔を残すことを忘れなければ回れるよ」
はい、音楽でどうぞ

ん~、ちょっとだけ回転が足りてないな…。
アン・ナヴァンのアームスをア・ラ・スゴンドに開く動きをもう少し大きく、強くしたほうがいいね。
顔はちゃんと残せているから、そこはいいわよ。
軸はブレてないからね、やっぱりちょっとした勢いだね。
そうねぇぇ…。
「あのね、いま練習してるアン・ドゥダーンの回転の仕方はね、ロシア式なの。4番からストレートにルティレに脚を引き上げる。で、もう一つ、チェケッティ式のアン・ドゥダーンがあってね、それは…」
大きい4番クロワゼ→左脚をア・ラ・スゴンドにジュテ、右脚ドゥミ・プリエでアン・ファス→左脚をルティレに引きつける勢いで回転
と見本を見せる。
「…………」
ちょっと、チェケッティ式を練習してみようか。
ア・ラ・スゴンドにジュテしながらアン・ファスに向きを変えて、しっかりドゥミ・プリエで床を押す。
はい、やってごらんなさい
……………………
ん~、そうかぁ…。
ア・ラ・スゴンドにジュテしながらさらにドゥミ・プリエで押さえるっていうタイミングが難しいか…。
よし。
きちんと回れるようになるまでは、まずロシア式で練習しよう。
回転のタイミングが身に付けば、どちらのやり方でも回れるようになる
遠からずピルエット・アン・ドゥダーンも回れるようになるから、そうしたらまたアンシェヌマンの幅が広がって楽しみが増えるね
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成長期到来か…♪

2016-03-21 10:08:50 | Weblog
センター・レッスンでバットマン・タンジュ。
後半の部分。
右脚前5番から→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右後5番→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左後5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左前5番→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左後4番ドゥミ・プリエ→左にピルエット・アン・ドゥオール→左前5番⇒…………
先週も練習したアンシェヌマンだから順番は大丈夫ね。
さっそく音楽でどうぞ

お…、めぐちゃん、ちょっとだけ惜しいところが。
修正しましょう。
2番ア・テールのあとポワン・タンジュに戻るときに、脚がほんの少しターン・インするから気を付けて。
重心を移動しながら脚全体ももう一度ターン・アウトする、とイメージしてみてね。
「あ、そうか…、そうだ…
もう一度、アンシェヌマンをやってみると…。
うん、今度はよかった、脚がインに逃げなかったわね
エシャッペのシンプルなアンシェヌマンなどを練習して、そのあとシソンヌのアンシェヌマン。
右脚前5番エファセから→右にシソンヌ・ウーヴェルト→右前5番ドゥミ・プリエ→右にシソンヌ・ウーヴェルト→右前5番ドゥミ・プリエ→シソンヌ・フェルメ→シソンヌ・フェルメ→シソンヌ・ウーヴェルト→パ・ドゥ・ブーレ→左脚前5番エファセ⇒…………
これは先々週のレッスンで練習したアンシェヌマン、順番は大丈夫かな?
音楽でどうぞ

うん、メグちゃん、よく跳べるようになったねぇ
ただ、ちょいと惜しいんだなぁ
「あのね、ウーヴェルトで着地したときのプリエの高さを変えずに、アラベスクの脚を5番ドゥミ・プリエに引きつけるの…、こんな風に……」
と、見本を見せる。
「あ゛…、そうか…、着地のあとのプリエが浮き上がっちゃいけない、しっかり抑えたまま5番に引きつける…」
と言葉にして確認しながらシソンヌ・ウーヴェルトを跳ぶ。
おぉ、それだ、それ。
いいねぇぇ
もうひとつ、惜しいところはね、
「最後のウーヴェルトを跳ぶときのアームス。2つ目のフェルメで着地するのと同時にアームスをアン・バに下げておくの。そこから、次のウーヴェルトと同時にアン・ナヴァンを通過してエファセの3番に開く。そのときアン・オーにしている方のアームスできっちりトルソーを吊り上げておくと、次のパ・ドゥ・ブーレの最初の5番ドゥミ・ポワントに引き上げるときにグラグラしない
「…ふたつめのフェルメのときに…アン・バ…、で……
おぉぉ、キレイに跳べたねぇぇ、着地も安定してるし、いいわよぉぉ
もう一度、音楽に合わせてアンシェヌマンを練習してみる。
うん、それでこそシソンヌだ
ナオさんは先週やったアラベスク・ソテのアンシェヌマンをもう一度。
メグちゃんはグラン・アレグロを
右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼから。
右にアラベスク・ソテ→左脚前4番ドゥミ・プリエ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→左前5番ドゥミ・プリエ→左にアラベスク・ソテ→右脚前4番ドゥミ・プリエ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→右前5番ドゥミ・プリエ→右にアラベスク・ソテ→左脚前4番ドゥミ・プリエ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→左前5番ドゥミ・プリエ→右脚ピケ‐アラベスク→左斜めにシャセ→アッサンブレ・フェッテ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→右脚ピケ‐アラベスク→左斜めにシャセ→アッサンブレ・フェッテ→右脚前5番ドゥミ・プリエ→歩いて上手奥に移動、左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→ピケ・アン・ドゥダーン・アン・トゥールナン→ピケ・アン・ドゥダーン・アン・トゥールナン→ピケ・アン・ドゥダーン・アン・トゥールナン→ピケ・アン・ドゥダーン・アン・トゥールナン→タン・リエして左脚ポワン・タンジュ・デリエールでポゼ。
パ・ドゥ・シャのときアームスはアン・オーに。
アッサンブレ・フェッテの着地は下手奥を向いています。
最後のポゼのアームスはア・ドゥ・ブラ、チェケッティの3番。
はい、音楽でどうぞ

うん、前半のジャンプのところはよくまとまってる。
惜しいのはピケ・アン・ドゥダーンだね。
「無闇に腕を振り回しちゃいけないっていう自制が効いてるのはいいことだけど、連続して回転を続けるにはちょっと足りないの」
進行方向側のアームスをア・ラ・スゴンドに開くことで回転をリードして、もう一方の腕で追いかけることでトルソーを送ってあげる、そんなイメージよ。
ア・ラ・スゴンドを通過するほど振り回すのは だけど、ア・ラ・スゴンドまでの範囲内で開くのは必要なことです。
それにしても、オン・テンポでピケ・アン・ドゥダーンが出来るようになったねぇぇ
どうやらメグちゃんは成長期に入ったようです
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コレクションねぇ…♪

2016-03-20 09:41:55 | Weblog
某テレビ番組で、女性のお笑い芸人が趣味を紹介していた。
それは工事現場・建築現場の防護壁に取り付けられている掲示板のイラストの写真を撮ること。
おじぎびと
と呼ばれているらしいそのイラストは、現場責任者のような人物が会釈をしている図柄です。
そのおじぎびとにはいろんな種類があるんですって。
番組の中でそれを探して廻る彼女を見ていたら、
コレクションて千差万別、人それぞれで、それはそれなりに面白いんだろうな…。
そんな風に思った。
正解も誤りもないんだしね。
そういえば、私は何にもコレクションと呼べるようなものを持っていないなぁ…。
何かを集めたいと夢中になったこともないし…。
偏執的な情熱というのかな、そんな熱情に縁がなかったなぁ…。
……ふぅぅぅん……、これから何かを集めるとしたら……。
トゥシューズ…………?
世界中にいろんなブランドやメーカーがあって、それぞれに数種類の型があるから、それを集める……?
あ゛~、違うな。
私にとってトゥシューズというのは消耗品。
履いて立って踊ってこそのバリバリの実用品であって、飾っておくものではないなぁ……
だいたい、これを集めましょう、と決めて集めるものでもなかろうしなぁ…。
物との出会いがあって、そこになんらかの感動なり歓喜なりがあって、それがきっかけでまずは一つから、ってことだろうしね
あぁ、そういえば、過去に1~2度、あったっけ…。
草原で遊ぶ可愛い猫のポストカードを見かけたとき
うわわわわぁぁ~、かわいいぃ~
一目で気に入って購入した。
別の日に、同じ猫の違う図柄のポストカードを見つけた。
これもかわいいぃ~
と購入した。
そんなことが続いて、かわいい猫のポストカードが4枚集まった。
どうやら、4種類で完結のポストカードだったらしく、その後新しい構図のものを見かけたことはない。
そこから、ほかの猫や花や鳥や…etc.etc.…に関心が向いていたら、ポストカードのコレクションと言えるものが出来たのかもしれない。
でも、そうはならなかったのよね。
草原で遊ぶ猫の4枚だけで満足して、ときどき取り出しては眺めて楽しんだ。
そして、あるときそのポストカードを使った。
だって、ポストカードって使うものでしょ。
どうも、この
“使うものでしょ”
と考えてしまうところに問題があるのかもね
消しゴムのコレクターさんは、
使ったら価値がなくなる
って言うもんね。
ん~、じゃ、使ってもいいもの、消耗しないものを集めれば…
箸置きとかティーカップとか小皿とか…etc.etc.…。
ん~、気が乗らねえなぁぁ…
きっかけもないのに、コレクションなんか始められないってことでしょう。
もしかしたらそういう才能が欠けているのかも…。
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爪先=トゥ=ポワント

2016-03-19 10:19:06 | Weblog
爪先=トゥ=ポワント。
針のように細く長く伸ばされた美しい爪先。
床面から浮き上がるかのようにトゥシューズで立ち上がる動き。
その伸びやかで美しい爪先、というのもバレエの特徴のひとつかもしれない。
子供たちに指導をするときは、
「針のように、遠くに向かって足の指を伸ばしましょう」
とか
「ぐー の足にしてはいけません」
とか
「爪先は壊れやすいガラスと同じですよ、体重がのっかると潰れて壊れてしまいますよ」
なんて注意をしながら、爪先をきちんと伸ばすことを身に付けさせていく。
足指の上にきちんと立つこと、足指で床を押し返すように跳び上がること、丁寧に注意深く指導しながら も育てていく。
子供の場合はそれが出来るからいい。
でも、大人になってから初めてバレエをはじめる人の場合、ときどき問題が生じることがある。
足の指に困った癖が付いているのが、そう。
爪先を伸ばすように指示すると足指を丸めてぐー の足になる。
ルルヴェしようとすると指が鉤 のように曲がる。
ハンマートゥになってしまっている。
これは人それぞれ、長年の間に身に付いた癖だ。
たとえば…、
デザイン偏重で選んだ足に合わない靴を履き続けると、指で靴を掴むようにして歩く癖が付きハンマートゥや鷲指になる。
足指で地面を押し返すという正しい歩き方をしていないから、そもそも足指に筋力がない。
と、理由はいくつも考えられる。
これは、しょうがないわね、で見過ごせない問題なの。
バレエの場合、最終的にはポワント=トゥシューズで立つ、ということが求められる。
ポワントで立つには、トゥシューズの中で足指をきちんと伸ばしていなければならないの。
ぐー になったり鉤 のように曲がる足指では、ポワントで立つことは出来ない。
“べっつにトゥシューズを履きたいとまでは思わないもぉぉん
というのであれば、まぁ、それはそれで仕方がない…。
正しいことではないし本来良くないことだが、まぁ、仕方がないとしよう
でもそうじゃない場合、上手になりたいしキレイに動けるようになりたいしポワントも履きたい、というのならば、足指のことを疎かには出来ないわね。
ルルヴェしようとすると指が鉤のように曲がる。
場合は、正しくキレイなドゥミ・ポワント=ルルヴェに立ち上がることも難しいからね。
となると、ピケやピルエットなどをしようとしても、重心をきちんと足指の上に載せることが出来ないから正確な動きにはならないし、バランスも悪い。
そして、足や脚のほかの筋肉に過剰な負担が掛かってしまったりもする。
んじゃぁ、どうすすればいいのよっっ
ってことなんだけど、足や足指の筋力を上げるエクササイズをすることです。
そしてね、なによりもまず足に合う靴をはいて、正しく歩くこと、これです。

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シンプルなアンシェヌマンで…♪

2016-03-18 08:46:10 | Weblog
センター・レッスンでエシャッペ。
アンサンブル・ド・ミューズでは定番のシンプルなアンシェヌマン。
右脚前5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→右後5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→右前5番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ‐ルルヴェ→右後5番ドゥミ・プリエ→左前5番ルルヴェ→左前5番ドゥミ・プリエ⇒エシャッペ→左後ドゥミ・プリエ→…………
二つ目のエシャッペから5番ドゥミ・プリエに戻るのと同時に前側の脚と同じ側のアームスをアン・バに下しましょう。
ルティレ‐ルルヴェと同時にアン・バのアームスをアン・オーに引き上げます。
ルティレの脚をパッセして5番の後ろに下すときに両方のアームスもアン・バに下しましょう。 
最後の5番ルルヴと同時にアームスをアン・オーに引き上げます。
はい、音楽でどうぞ

んん~、ユキさん、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、片方のアームスをアン・バに下げるタイミングが遅れてる。
そこが遅れると、次のルティレをするときにアームスの動きがズレちゃうわよ。
はい、もう一度どうぞ
…………。
うん、そうそう、そのタイミング
つぎはこれもアンサンブル・ド・ミューズでは定番のシンプルなピケ‐ルティレのアンシェヌマンを練習しましょう。
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァンがプレパラシオン→右脚ピケ、左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→右脚ピケ、左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→右脚ピケ、左脚ルティレ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右方向にパ・ドゥ・ブーレ→左脚前5番ドゥミ・プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン⇒…………
アームスはピケする側がアン・ナヴァン・アロンジェ、もう一方はア・ラ・スゴンド。
パ・ドゥ・ブーレはピック・アップする方のパ・ドゥ・ブーレ。
では音楽でどうぞ

ん…、惜しい…。
ユキさん、パ・ドゥ・ブーレの二つ目のピック・アップがほんの少し遅れる。
「キレイなク・ドゥ・ピエ‐プリエに下りることが出来て、ひとつめのピック・アップもシャープでキレイなのに、もったいないよ」
どの部分が、どんな風に遅れるか、ちょっとやって見せてあげる。
違いが分かったかな…
ではもう一度

おぉぉ、それよそれ、それなら花丸だわ
最後にピルエット・アン・ドゥオールの練習を
パ・ドゥ・ブーレから4番ドゥミ・プリエのプレパラシオン、そしてピルエット。
着地はクロワゼで大きい4番、着地のときのアームスは、
1回目=ドゥミ・スゴンド、2回目=アン・オー、3回目クロワゼの3番、4回目=エファセの3番。
はい、ひとりずつ、音楽でどうぞ

あ…、アームスを展開するタイミングがちょっと遅れてるな…。
「あのさぁ、こんな風に回転から着地までのタイミングとアームスの動きがズレると可笑しいでしょ
ちょっとだけおおげさに動きをズラしてやってみせる。
「うふふ…
でしょぉぉ…。
もう一度練習したら、アームスの動きが改善された彼女、なんと左側ははじめから花丸なのでした
そして、10年のブランクを経てレッスンを再開しようというアイさん
「はたぁぁぁ…明日の筋肉痛が心配~~…
だそうです。
よく頑張ったもんね
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気持ちよく伸びた…♪

2016-03-16 07:54:26 | Weblog
脚を前に伸ばして座ります。
坐骨を床に突き刺すイメージで骨盤を立てましょう。
骨盤を立てたまま両膝を抱えます。
膝を抱えたまま、ゆっくりゆっくり脚を伸ばしていきます、胸は腿にくっつけたままです。
腿と胸が離れそうになったら、上体はその位置に残したままさらに脚を伸ばしていきます。
脚が伸びきったら、最後に肩や首の力を抜きます。
これがスタイル・メイクエクササイズのクラスで採り入れている体前屈のやり方です。
腹筋や背筋が弱い人や腰回りが硬い人の場合、両脚を伸ばして座ると骨盤が後ろに傾いでしまって背中が丸くなりがちです。
その状態から前屈しようとしても無理があります。
まず骨盤を立てて膝を抱えるポーズで背筋を伸ばす。
そこから自分の身体に可能なところまで前屈をすればいいのです。
個人差が多々ありますから、膝を伸ばしきれない場合もありますし、膝を伸ばしきることは出来ても胸と脚との距離が大きい場合もあります。
大事なのは、ぺったり二つ折りになれることではありません。
そのときの自分の身体の状態を知ることです。
どの位膝が曲がっているのか、どこが伸ばしにくいのか、無意味な力を入れて固めているところはないか。
そうやって気がついたところを少しずつ改善していけば、前屈が出来るようになります。
「…はぁぁ…膝裏がよぉぉく伸ばせた…、腰から膝裏までまっすぐ繋がってる感じ…」
んふ…、そうでしょ。
トモコさん、ほんとに柔らかくなったもんねぇぇ
「ぬふふふ…、“おにく”のおかげでつきます…
え゛…っ
あらメグちゃん、でもキレイにお膝が伸びるようになってるじゃない
では、もうひとつ、体側のストレッチ。
腿や脛の外側を床に付けるように両膝を曲げて横に倒し、坐骨を床に突き刺すように骨盤を立てて座ります。
ゆっくり呼吸しながら両腕を耳の横で真上に引き上げます。
片方の手を床につき、もう一方の腕は手のひらを反します。
ゆっくり息を吐きながら床についた手の方に身体を倒していきます。
8カウント静止したらゆっくり元に戻ります。
ふ…ん…。
トモコさん、ちょいとサポートしてあげるね。
はい、両腕を引き上げて……、手をついて……、ゆっくり倒して……。
このとき彼女の上に伸ばした手をもって、伸ばしたい方向にゆっくりリードしてあげる。
おぉぉ、さっきよりも大きく動けたじゃない
「んはぁぁ…、ぜんっぜん違ぁう!これが自分一人で出来るのか?」
大丈夫よ、またサポートするから
じゃ最後にもうひとつ体側のストレッチ。
肩幅よりちょっと広めに両足を離して立ち、右脚を真横(自分の可能な範囲で)に向けます。
骨盤からトルソーは正面に向けたまま、左右の腰骨、トップバスト、鎖骨の三本の横線を平行に。
カウント6でゆっくり右膝を曲げながら重心を移動、7→8で元に戻る、これを4回
左手を左腿の後ろに伸ばして右腕は真上に。
トルソーが捻じれないように気を付けて、右膝を曲げながら左にトルソーを倒していきます。
6カウント静止したら元に戻ります。
左側も同様に。
身体を倒していくときには短く深く曲がろうとするより、脚の付け根から体側を通って上げた手の指先までの線が大きな円周の一部に沿っている、と考えた方が無理がないのよ。
「サポートをお願い出来ますか?」
うん、いいわよ。
ナオさんの場合は骨盤の向きがズレやすいから、横向きにする脚は無理にターン・アウトしなくてもいい。
まず骨盤を真っ直ぐ正面に向けておくことを優先しましょう。
彼女が少しずつ右膝を曲げて重心を移していくのに合わせて、上げた右腕をもってリードしてあげる。
うん、キレイだ
「ふぁぁぁ…、身体の伸びが違ぁぁう…!」
うん。
みんなね、それだけの可動性というか柔軟性というか、ちゃんと持ってるんだけどね、それを発揮する手順がちょっと分からないでいただけよ
またちょっと進化した三人なのでした
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タン・ルヴェ…♪

2016-03-15 11:57:10 | Weblog
センター・レッスン。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
1番ポジシオンから→右脚ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール×4回→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→ドゥミ・ロン・ドゥしてポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド‐ドゥミ・プリエ→右脚を5番ポジシオンの後ろに引きつけてドゥミ・ポワント→左脚を開いて2番ドゥミ・ポワント→右脚前に引きつけて5番ドゥミ・プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→1番ポジシオン⇒左脚ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール・アン・ドゥオール×4回→…………
右脚を5番ポジシオンの後ろに引きつけてドゥミ・ポワント→左脚を開いて2番ドゥミ・ポワント→右脚前に引きつけて5番ドゥミ・プリエの部分はパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュです。
音楽に合わせて、滑らかに脚で半円を描くようにしましょう。
ア・ラ・スゴンドにしたアームスでしっかりトルソーを吊り上げておきましょう。
はい、音楽でどうぞ

うぅ~ん…。
ナオさん、骨盤から回しちゃダメですよぉぉ…、脚の動きに骨盤がつられないように!
あ゛…っ、こらこら…っ、パ・ドゥ・ブーレは…?
もう何度も練習しましたよ…
では、タン・ルヴェの練習を
1番ポジシオンから→(ドゥミ・プリエ→ア・テール→ルルヴェ→ア・テール)×4回→1番タン・ルヴェ×3回→1番タン・ルヴェ4回目は2番ドゥミ・プリエに着地→2番タン・ルヴェ×3回→2番タン・ルヴェ4回目は右脚前5番ドゥミ・プリエに着地
アームスはア・ラ・スゴンドでね。
はい、音楽でどうぞ

どぅぅぅわぁぁ……
な、なんなのっ…
そ、その、どっこぃしょぉ…どっこいしょぉぉ…ずむむ …ずむむむ…… って…
プリエに下りたとき上体が前傾してはいけません。骨盤を真っ直ぐに立ててプリエしましょう。
タン・ルヴェで跳び上がるときに上体で反動をつけて、漕ぐような動きをしてはいけません。
プリエに下りたときに脱力して座り込むようなプリエをしてはいけません。
アームスをバタバタ動かしてはいけません。
え~…っとぉ、それから……あ゛…っ
着地のときにべったん ばったん と大きな足音がしてはいけません。
はぁぁぁぁ…
ほれ、もう一度

う~~ん…
高く跳べるってことは素敵なことなんだけどね、それよりも大事なことがあるの。
膝・足首・爪先をきちんとキレイに伸ばすこと
おおげさな言い方をするなら、その3点をきちんと伸ばすことで上に上がることが出来る。
その延長に跳ぶという動きがある。
まずしっかり脚と足を使うこと。
上体はおへそを背骨にくっつけるイメージで骨盤をしっかり支える、あとはリラックスしている方がいい。
リラックスといっても脱力ってことじゃないわよ。
自然に真っ直ぐな姿勢を保っていればいいの。
上体でどんなに漕いでも、キレイに跳ぶことは出来ないからね。
力を入れるとしたら丹田だけ、そう考えてコントロールしてごらんなさい。
来週のレッスンのときにはちょっと進化してるといいね
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シャセ…♪

2016-03-14 11:39:14 | Weblog
センター・レッスンでまずはバットマン・タンジュ。
その後半。
右脚前5番からポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→右後5番→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→左後5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→右に移動して左脚ポワン・タンジュ→左前5番→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左後4番ドゥミ・プリエ→左にピルエット・アン・ドゥオール→左前5番ドゥミ・プリエ⇒…………
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドから2番ア・テールに重心を移すところは、動作脚側の骨盤を落として“休め”のポーズにならないように気を付けましょう。
ナオさんは、ピルエットのところはルティレ‐ルルヴェでいいですよ。
はい、音楽でどうぞ

おぉ~っとぉ…
ナオさん、順番をしっかり憶えましょう。
それとね、“5番の側に”と指定されたのにに収めるのは間違い。
取りあえず5番に収めてるんだからいいでしょ、なんて考えたら大間違い、通らないよ。
メグちゃん、2番ア・テールに重心を移すとき脱力したらだめよ、いつでもルルヴェに上がれるように引き上げておかないとね。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの練習、タン・ルヴェの練習をして最後に3拍子のアンシェヌマン。
上手奥で左脚アティチュード・ア・テール・エファセ。
左にアラベスク・ソテ→右にアラベスク・ソテ→左脚からシャセ→左脚を踏み込んでアラベスク・ソテ→右にアラベスク・ソテ→左にアラベスク・ソテ→右脚からシャセ→右脚を踏み込んでアラベスク・ソテ→右脚ピケ‐アラベスク→左脚にトンベしてドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ピケ‐アラベスク→左脚にトンベしてドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ピケ‐アラベスク→左脚にトンベしてドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ピケ‐アラベスク→左脚にトンベしてドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→上手奥に歩いていって右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼでプレパラシオン→ピケ・アン・ドゥダーン→ピケ・アン・ドゥダーン→ピケ・アン・ドゥダーン→ピケ・アン・ドゥダーン→タン・リエしてポゼ

ナオさんはアラベスク・ソテ→アラベスク・ソテ→シャセ→アラベスク・ソテの繰り返しだけでいいですよ、初めてだからね。
ではひとりずつ、音楽でどうぞ

ん~、そうねぇ…。
メグちゃん、ピケ・アン・ドゥダーンは随分安定してきたわねぇ。もうテンポ・アップしてもいいくらいよ
ただ惜しいのはアラベスク・ソテからシャセに移る時の足元。
足首が脱力しちゃってるから“ベタ足”で動いてるように見える。
あのね、足の爪先が床に触れるまでは決して足首を緩めない、そんな風にイメージしてみて。
そしてね、高く跳ぼうと力を入れるんじゃなくて、足首から指先までをきっちり伸ばしきることで身体を押し上げる、とイメージしてみて。
アラベスク・ソテのフレーズだけ、どうぞ

おぉ、そうそう、動きがキレイになってきた
「軽く跳べてる気がする…
うん。
アラベスクの脚もキレイよ
あ゛~~、ナオさんはまずシャセだけ練習してみようか。
基本の《基》のドゥ・コテを練習しよう。
動きを分解して見せるとね…。
右脚ドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドで準備。
左に重心を移して2番ドゥミ・プリエ→その瞬間に跳び上がって右脚を5番の後ろ側に引きつける→右脚ドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドに着地→…………

左側も同様に。
5番の後ろ側に引きつける脚で押し出すようにして空中で横移動する。
準備や着地のときのドゥミ・プリエ‐ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドでは、ア・ラ・スゴンドの脚にほんのわずかでも重心が載ってはいけません
あららぁぁ、ナオさん、ちょいとパニクってきたな…。
初めてやるんだから、まぁしかたないねぇぇ。
「ちょっとやってみてもいいですか?」
おぉ、メグちゃん、いいよ、それなら左から右へ、苦手な方をやってごらん。

移動の距離がずいぶん大きくなったわねぇ
あん?
納得いかないの?
「ん゛~、なぁんか左脚がいまいち…
どれどれ、もう一度どうぞ。

「あのね、小さなことなんだけど、足の指、そこを伸ばす意識をもてば大丈夫よ」
「足の指……。もう一度…」

うん、うん、それで よ。
上体も揺れてないし、5番に脚を集めるのも早いし、いいわよ。
「…はい…
シャセは小さなパで、大抵はパとパの繋ぎとして組み入れるものだから見落とされがちだけど、その小さな繋ぎが適当だと全体がなんとなく美しくなくなる、ような気がします、私は…
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お喋りに花が咲いた…♪

2016-03-13 10:20:02 | Weblog
数日前のこと、初対面の女性とお喋りして盛り上がった。
60代半ばだという彼女、お洒落に手を抜いていない素敵なひとだった。
ふとした話の成り行きから私がバレエ教師だということがわかると…、
「踊ってるときの笑顔って、作り笑いとほんとの笑顔と違いますよね
と訊いてきた。
彼女はフラを習っているそうで、クラスメートの中には頓珍漢なことする人もまぁいるんですって。
「口開けて歯を全部見せれば笑顔って、ソレ違いますよね
「違いますねぇ… 笑顔って笑顔になる理由がありますからね」
「ソレってたとえば…」
道端に咲いているお花を見てキレイだ可愛いと思える、表を歩いていたらお花の佳い香りがして幸せな気分になる、スッと風が通った時に気持ちがいいと思う…etc.etc.…、そういうことか、と…。
「そう。感情や記憶や思考にともなって表情があるから…」
その時その時の振り付けの意味合いに応じた感情の記憶を呼び出して、つまり記憶の引き出しを開けて表情を生み出していく。
歯を見せれば笑顔とか、眉間にしわをよせれば悲しみとかそんなものではないわね。
フラの場合はとくにそうでしょ。
手の動きのひとつひとつが全部言葉を表しているわけだから、言葉の意味と無関係に取って付けたような笑顔もどきを貼りつけてもねぇ…
「そうですよね、そうですよね。じゃぁ、ちょっとしたことにも喜べたり感動したりして、それを外に出せるってことは大事ですよね
うん、それは大事。
日常的に感じたことを言葉や表情に出来ないなら、振り付けに応じた表情で踊るってことは難しい。
「口開けて歯を見せてるだけじゃ、見てる人には伝わらないってことですよね
まぁ、伝わらないね。
まず自分が何かを感じてないとね
「もうひとつ訊いてもいいですか?」
彼女が通っている教室では生演奏でのレッスンをしているんですって。
で、その時その時で曲のテンポが変わることもある。
そうすると“Aの振りからBの振りに移るところの間(=ま)が違う”と文句をいう生徒さんがいる、と…。
「テンポが変わってるだけで、間はそのテンポに応じたものだっていうだけのことですよね
そりゃそうだ。
「4分の4拍子で1小節が4拍、16小節として64拍。その64拍を60秒で演奏するか、72秒で演奏するかの違いだけだからね。60秒なら60秒に応じた間、72秒なら72秒に応じた間、それだけのこと。“間が違うんじゃなくてそもそもテンポが違う”ってことを理解しないとね
「でもその人、毎日お家で練習してるんですって…」
「ん~。たぶん練習してるうちにちょっとずつちょっとずつ勘違いが生じていつの間にか違うものになっちゃってるんだろうねぇ…。そういうことがあるから下手な自習はしないほうがいい場合もあるのよ。妙な癖なんかついちゃったら直すのが大変なの」
「あ~、やっぱりぃぃ…
と、踊りのことから人間関係のことまでいろんなお喋りをして楽しかった
でね…。
私が立ちっぱなしで平気だってのは単なる当たり前。
でも60代半ばの彼女が何かに寄り掛かることもなく自分の脚だけで、すっきり背筋も膝も伸ばしたまま立ちっぱなしでいられるってのは大したものだと思う。
相手がよろよろもたもたと立ってるのが辛そうにしてたんじゃお喋りする気にはならないものね
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