アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

キレイに歩きましょう…♪

2012-10-24 10:30:08 | Weblog
昨日は≪スタイル・メイク エクササイズ≫のレッスンで、後半にウォーキング・レッスンをしました
このウォーキング・レッスン、毎月第4火曜日のレッスン後半に行っています。
目標は“ハイヒールを履いて美しく歩く”こと。
ただ“歩く”といっても、いい加減に考えてはいけないと思う。
健康や美容のために何らかの運動を心掛けている人は多いわね。週に最低1~2回はジムに行く、ヨガのクラスに参加する、いろいろなダンス・レッスンに通う、ジョギングやマラソンをする…etc.etc.…。
そうやって定期的にきちんと続けるエクササイズの効果は大きい。
聞くところによると、高齢者でウォーキングをする人しない人とを比較すると、しない人する人よりも認知症になる確率が3.4倍になるそうです
だから適度な運動を続けるというのはとても大切なことですよね。
そして、最も大切なのがきちんと歩くことだと私は考えているのです。
これは極端な例えですけど、たとえば
“今日一日はベッドの上で過ごす。お食事もベッドまで運んでもらう”
と決めて一日をスタートしたとします。何をするにもベッドに寝そべったり座ったりしたままのんびり過ごします。
でも、いいですか、でも…、おトイレには何度か行くでしょ おトイレとベッドとの往復で数歩は確実に歩くでしょ
つまり寝たきりの状態にならない限り、“歩く”という運動を私たちは常時続けているのよね。
その“歩き方”が正しければ“歩くこと”自体がエクササイズになるから常時適度な運動を続けているというこになるし、逆に正しくなければ健康を害する一因になるというワケです。
正しい歩き方なら、腹筋から背筋、腰やお尻、内腿、ハムストリング、脹脛、足の指に至るまでしっかり使うから、見た目にキレイに映るだけでなく運動量もアップする。
正しくない歩き方、ほんの1例だけどO脚の人が内股でチンパンジー歩きだった場合、変形性膝関節症などになる可能性などかなり高い。
と正しく歩く、というのは大切なことですよね。
でも悲しいかな生まれて以来、歩き方のお稽古というのはしないよね。幼稚園や小学校の授業にもない。
生まれてきて這い這いするようになりやがて掴まり立ちが出来るようになって、ぽて…ぽて…ぽて…と2~3歩歩いたところで
「ぅわぁ~、歩けたねぇ~おめでとぉ~じょうずじょうず~
以上で終わり、でしょ、大概の場合。
姿勢を注意されたり躾をしてはもらえても、歩き方まではね、なかなか…。
そんなわけでウォーキング・レッスンに来るのはみんな大人です。
30年、40年と???な歩き方をしてきた人にとって、正しい歩き方に変更するというのはかなり大変なこと(のよう)です。
常に膝が曲がりっぱなしの人にとっては膝を伸ばすということがまずなかなか出来ない(膝が曲がっているというのはどういう状態か自覚がないから)。
常に両脚に重心が落っこちている人にとっては片脚にしっかり重心を載せることが難しい(チンパンジー歩きの人は特に)。
後重心でカカトの上にどっかり座り込んじゃってるような姿勢の人にとっては前に踏み出した脚に重心を移すことがなかなか出来ない(片脚でバランスを取る感覚が鈍っているから)。
ま、そのほかにも姿勢が悪いとかいろいろな要因が重なって、短時間ですんなりキレイに歩けるようになる人はなかなかいないのよ。
でも、諦めず挫けずにレッスンを続けた人はキレイに歩けるようになるし、ボディも恰好よくなります。
一所懸命気合を入れておしゃれをしても、それを台無しにするのが自分の歩き方だなんて情けないじゃない
せっかくのおしゃれを引き立てるためにもキレイに歩けるようになりましょうよ
ちなみに次回のウォーキング・レッスンは11月27日(火曜日)です。
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秋ねぇ…その2…♪

2012-10-22 08:41:53 | Weblog
朝、窓を開けると晴れ渡った空の彼方に、冠雪した富士山がくっきりと見える季節になりました。
レッスンのあとスタジオを出るとスッと涼やかな風を感じたりして、今の時節が一番身体が動くときなのかも、と毎年思います。
“稔りの秋”というように、春に目を覚ました身体が動き始めて鍛錬や修練を積み重ね、今それを発揮出来るようになった、とそんな風に感じるんです。
自宅周辺でも秋の気配は少しずつ濃くなっています。
先日このブログでご紹介した“ホトトギス”もついに花が咲きました
               
これは先週の花と蕾。
一塊のお団子状態だった蕾がそれぞれに成長して枝分かれし、さらに蕾が膨らんで順に咲いていくんですね。
               
これが今朝の様子。
紫の地に白い斑点があって、立ち上がった蕊と細い6弁の花弁。
派手ではないけど妖艶な気配を秘めた花、という印象です。
まだまだ数えきれないほどの蕾がありますからね、満開になったらどんなにか艶やかだろうと楽しみにしています。
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良好良好…♪

2012-10-20 08:44:55 | Weblog
昨日はカルチャー・センターでの≪スロー・エクササイズ≫クラスのあと、体組成チェックを受けに行ってきました。
毎年チェックしてもらっていますが、今回は去年の結果表を持参して今年の結果とを比較しながらカウンセリングをしてもらいました。
ま、結果は良好
骨量・筋肉量ともに去年より増えて、それによって基礎代謝量もしっかりアップ。
ただし筋肉量の増加によって体脂肪率がさらに低下、17%弱に。
「この年齢で骨量・筋肉量を増やしてくる方ってホントにホントに珍しいですけど、日頃の管理がいいんだと思います。ただ、体脂肪だけは…せめて、せめて去年並みの18%くらいはキープして頂かないと…
「ん~、そうですねぇ…まさか体脂肪が減ってるとは思わなかった…」
「なにかなさいましたか?」
「ん~、去年よりクラスが増えたので若干いや少しですけど運動量が増えましたからねぇ」
「あぁ、それで筋肉量が増えて基礎代謝量も増えたわけですね。それは良いことですけど、それだけだと体脂肪が減りますからねぇ」
「そうですよねぇ」
「この年齢で骨量も筋肉量も増やせるということは、きちんとした食生活を維持されてるって分かるんですけど…。体脂肪がねぇ…」
「…ねぇ…」
「脂っこいものとか甘いものとか召し上がらないんですもんねぇ…」
「食べたいと思わない物は食べたくないので…」
「…ですよねぇ…」
どうもカウンセリングとはいえないような会話を管理栄養士さんとして
「がんばってくださいね…
う~ん。
エレヴェーターに乗り込んで思いました。
やっぱり食事が大事だわ、日頃の食事に間違いはないわね…って
私はファストフードもジャンクフードもインスタントラーメンもケーキ等も、全っ然まっっったく食べないというわけではありません。食べることもあります。ただその頻度が極めて低くて“ゼロではない”という程度だというだけです。そしてきちんとした食事で身体のベースを作っていれば、たまにジャンクフード類を口にしても代謝と排泄が早いから蓄積し難い、と考えているだけです。
あ、そうだ
加齢にともなって骨量も筋肉量も基礎代謝量も徐々に低下していき、それに応じて体脂肪量が増えていく、というのがごく普通の老化ということであれば、私の身体は年齢に逆行しているってことになるわね。
んふふ…来年が楽しみじゃなぁ…
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わわわ…花が…♪

2012-10-16 09:18:55 | Weblog
以前からオオバを育てたいなと考えていました。
血液サラサラ効果があるというオオバ。あの爽快な香りが好きだし、ほぼ1年中お料理にも使うから毎回買うよりは手元で育てるほうが経済的で便利よね、と常々考えてはいたのです。でも中々実行には至らなくてね…
漸く今年の夏、種を買ってきて蒔いてみたのですが…。
なかなか芽が出ないなぁとワクワクしながら待つこと数日。
やっぱり時期が悪くてだめだったのかな、とあきらめかけたころに…と芽らしきものが…
さらに2日ほどでそれは双葉 になり、数日で本葉が出て、よし、元気に大きくなってね、美味しくなってねと毎日楽しみにしていた。
…のに…、今、十月の中旬だというのにぜんっぜん大きくならない
葉っぱはちゃんとオオバだ。
               
ほら、横に立てたCDケースと較べればその小ささがわかるでしょ
これじゃぁ食用の香草というより“ミニ観葉”に近い。
そしてにゃぁんとっ
               
花が咲いてしまいましたぁ
胡麻粒大の白い花が穂のように重なって咲いています。
枝分かれする新芽かなと思っていた脇芽まで葉っぱにはならず花を咲かせています。
どうしてでしょう
土が合わなかったのかしら
蒔いた時期がホントに合わなかったのかしら
そういえば以前にも同じようなことがありました。
ルッコラの種を蒔いて育つのを楽しみにしていたら、やはり立派な野菜にはならず、ひょろひょろと小さいまま花を咲かせたことが…。
なぜかしらねぇ。
鉢が小さいからかしら。
大きい鉢に植え替えれば、来年は収穫が期待できるのかな…。
いや、もっと大きな花が咲いたりして…
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レッスン♪レッスン♪

2012-10-15 08:55:23 | Weblog
昨日は16時45分~≪バレエ初級基礎コース≫、18時15分~≪スロー・エクササイズ≫のレッスンでした
まずは≪バレエ初級基礎コース≫
バー・レッスンもセンター・レッスンも、生徒の皆さんが自分の身体の動きやコントロールにきちんと意識を向けながら動けるようにアンシェヌマンは極めてシンプルにしています。そして新しいパに挑戦するときは、可能な限りバーで練習してからセンター・レッスンに採り入れるようにしています。
昨日はストゥーニュ・アン・トゥールナン・アン・ドゥダーンに挑戦。
「7 →8 プレパラシオン⇒1 左脚ドゥミ・プリエ-右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2 右脚前5番ドゥミ・ポワント→3 バーの方を通って半回転→4 左脚前5番ア・テール→5 右脚ドゥミ・プリエ-左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→6 左脚前5番ドゥミ・ポワント→7 バーの方を通って半回転→8 右脚前5番ア・テール→… …」
とカウントも指定しながら見本を見せる。
そのあとメグちゃんが私のカウントに合わせて練習
そして音楽に合わせて練習
5番ポジシオンを守りましょうとか、後ろ重心にならないようにとか声を掛けていると、少しずつ彼女の動きがスムーズになっていく。
じゃぁ1回転に挑戦してみようか、と見本を見せる。
右脚前の5番ドゥミ・ポワントからスタートする回転が、1回転した時には左脚前の5番ドゥミ・ポワントに終わる。だから脚を動かそうとしちゃうのねぇ。
脚だけでなんとかしようとすると、5番ポジシオンが乱れたり重心がズレたりするわね。
「あのね、脚じゃなくてね、トルソーのコントロール。後ろの脚側のトルソー、その脇を素早く前に送るように…」
まだまだグラグラしたり5番ポジシオンが壊れたりはするけど、繰り返し練習しているうちに動きのイメージはわかってきたみたいね
センター・レッスンでバットマン・タンジュを練習したあとでストゥーニュ・アン・トゥールナンの練習
うん、やっぱりバーがないとグラグラが大きくなっちゃうわね。
でもメグちゃんが動きのどこに注意を向けているか、どんなふうに動こうとしてるのかは見ていて分かる
少しずつ脚や足が強くなればきちんとキレイに出来るようになるわよ
さて、それではタン・ルヴェの基本の“基”を練習しましょう
ドゥミ・プリエ→タン・ルヴェ→ドゥミ・プリエ→タン・ルヴェ→………
というのは初心者であれ上級者であれ、跳躍の準備運動としてもよく練習する。
ただ、初心者の場合は跳躍力が弱いから、ちょいと跳ねてはプリエでしゃがんで脱力し、また跳ねてはプリエで脱力、という動きになりやすい。それではなかなか跳躍力も強くはならないし“バネを貯める”というプリエの本質も習得しにくい。
だからさ、
「いい?タン・ルヴェ→プリエ~ →タン・ルヴェ→プリエ~ って1回ずつ切り離すんじゃなくてさ…。パウン パウン パウン ……って弾み続けるイメージでタン・ルヴェしてごらん
と音楽に合わせて見本を見せる。
はい、跳んでごらん

お、その調子、その調子
「こぉれがジャンプの基本かぁ~、そうかぁ~」
そう、しっかりプリエをしてその反動で、つまり下向きに押さえつける力に反発して跳躍という動きが起こるのです
だから押さえつける力が限界に達して爆発する瞬間にパン と打ち上げやすいようにトルソーは常に引き上げて軽くしておかなくちゃいけないわけなのよぉ。
「なぁるほどぉ~、うん、うん」
後半は膝も足首も無理なくきちんと伸びてキレイなタン・ルヴェが出来てたわよ
最後にパ・バランセの練習をして、次のクラスのメンバーのカヨさん&ヨシエさん
「メグちゃん、すてきぃ~」
と褒めてもらって、レッスン終了。また来週ね
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スロー・エクササイズ…♪

2012-10-13 10:21:58 | Weblog
昨日は≪スロー・エクササイズ≫のレッスンでした。
メンバーの皆さん、“健康な身体で年齢を重ねる”ことに対して関心が高い。
先週から開講したばかりのレッスンなので、一つ一つのエクササイズ・メニューごとに何のためのエクササイズかということや、身体のどのパーツに効果があるのかということなどを説明しながら進めています。
このレッスンで私が一番大切にしていることは
腹筋と内腿の筋力アップ
キレイな姿勢を支えること
そのためにバー・メニューも組んでいるし、ポール・ドゥ・ブラもシンプルな構成にして採り入れています。
メンバーがみんな同じように回避したいと考えているのは
ロコモティヴ・シンドロームであり、とくに、あきらかにソレと分かる≪変形性膝関節症≫ですね、やっぱり
それともう一つは体重を増やさないこと
加齢に伴って脚や腰の筋力が低下していくのに逆行して体重が増えていくと、膝や股関節・腰にかかる負担がどんどん大きくなるでしょう。それに上体が贅肉によって拡大していくのに合わせて足のサイズやワイズが大きくなるわけじゃないからね。上と下とのバランスが不安定になる。そうするとちょっとしたハズミで転びやすくなったり、転ぶことが原因で故障するという危険度も増す。
だから年齢を重ねれば重ねるほど、体重を増やさない方がいいというワケ。
メンバーはそのことがよく分かってる。
だからレッスンでは派手なことや難しいことはしないけれど、ゆっくり丁寧に身体を動かすようにしています。
ポール・ドゥ・ブラも基本の“基”を練習するんだけど
「まぁ、こんなところ普段動かすことはないわぁ」
とちょっとビックリされたりしました。
肩甲骨の上側や周囲は肉溜まりになりやすく、その肉を落としにくいところでもある。にも拘わらず日常生活のなかで肩甲骨を大きく動かすような動作ってあまりないし、そんな動作をする頻度もかなり低いでしょう。
だからポール・ドゥ・ブラの練習をしてみると、腕とか肩にもいろんな筋肉があってそれは動かせるんだということがわかる。
そうやってレッスンを重ねて動かし慣れてくれば筋肉がちゃんと目覚めて、ラインにも締りが出来るようになってキレイになりますよ。
1時間のレッスンが終わったら
「もう全身にきちんと血がめぐってる感じだわぁ」
と満足して頂けました
自分の身体を労わるというのは、ズボラにだらしなくすることではなくて、痛い思いをしなくてもすむようにきちんとケアを続けること、なんじゃないかなと考えています

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エクササイズ…エクササイズ…♪

2012-10-10 11:07:37 | Weblog
昨日は≪スタイル・メイク エクササイズ≫のレッスンでした
お仕事の都合で半年間お休みしていたメンバーが復帰して来ました、おかえりぃ~
「う~ん、半年ぶりだからいろんなこと忘れちゃったわぁ~
ん、大丈夫、大丈夫、また始めからきちんとやりましょ。
エクササイズのメニューはいつもと同じ、仰向けになって腰回りのストレッチから順番に。
カウントをとりながら一緒に身体を動かしていると、みんなの安定した呼吸が聞こえてくる。うん、よしよし。
仰向けでのストレッチや軽い筋トレが終わったら今度は横向きになって、体側やお尻周り、内腿の軽い筋トレ。
メニューはいつもの通りで順に進めていく。
骨格や柔軟性・筋力にはみんな個人差があるけれども
「人間の構造としては同じだからね
なんてことも言いながら…
横向きのエクササイズが終わったところで、先日このブログで紹介した“膝にかかる負担”について説明をした。
「あのね、1歩踏み込んだ瞬間に体重の5倍の圧力が掛かるんですって」
「えぇ~~、5ばいぃぃ~
「そう。私の場合は48キロだから240キロ。1歩ごとにかつての曙級の負担が膝に掛かる…ってことになるね…」
「でぇぇぇ~
メグちゃんが一か所に集中したから≪体重×5≫を計算しているらしい。
そぉりゃぁ膝が痛くもなるわよねぇ、とみんな納得。
「内腿の筋群と腹筋をしっかり強くしとかないと覿面“変形性膝関節症”になっても仕方がないってことかぁ」
ま、そういうことですね。
さ、腹筋やりましょう
アップ ダウン アップ ダウン アップ ダウン アップ ダウン
4回×4セット
昨日はもう一つ、新しい腹筋のエクササイズもした。
「う゛~ん、これは…
バランスをとるだけでもいいトレーニングになるからね
最後に美しい腕のラインを作り肩甲骨廻りに醜い肉溜まりを作らないために、ポール・ドゥ・ブラの練習
昨日はちゃんとレッスン用CDも用意して音楽に合わせて練習しました。
そのほうがみんなも気持ちがノッてしっかり腕を動かせるみたい。
来年の夏も自信をもってキャミソールやノースリーブを楽しみましょうね
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秋ねぇ…♪

2012-10-07 10:38:43 | Weblog
近所に家人が住まなくなった家があって、そこの荒れ庭にいろんなものが繁茂していると以前お話したことがありました。
朝のゴミ出しの度に目を向けていると季節の足取りというのを感じます。
夏の日、近所の奥様方を手伝って切ったり引っ張ったりしたカラスウリはしっかり実を付けました。
               
これはまだ青いけど
               
こんな風に熟したものも沢山。
ふと、思いついた。
いまははや愛づる主なき荒れ庭に色を添えたるカラスウリかな
ぬぁんちゃって
そして「茶花なのよ」と教えて頂いたほととぎす。気温がぐっと下がりはじめた頃に花芽が出て、それが少しずつ伸び膨らんで蕾になっています。
               
どんな花が咲くのか楽しみです。
茶花だと教えて頂いた8月上旬、“ほととぎす”という音(オン)が耳に残って離れず、ひょっと思いついて『かきつばた』を真似てみた。
星の声時もあはいも遠きもの君も独りか澄み映ゆる月 
う゛~~ん…
そしてつい先日、白い彼岸花が群れ咲いているのを発見。
去年はなかったのになぁ。
赤い彼岸花はしばしば見かけるけれど、白はちょいと珍しい。
               
う~ん、これは… とイメージが広がっていくのは舞台の上。
衣装はロマンティック・チュチュで、ティアラよりも花冠がいいか、エンパイアスタイルの…。
曲はワルツ……いや、ドビュッシー……。
ホリゾントには秋をイメージさせるオレンジをベースに紅葉をイメージさせる影を付けて…。
照明は明るいオレンジピンクか…いや、案外澄んだ秋空のイメージでスカイブルーがいいかな…。
……………………
さ、レッスンしよ
生徒育てよ…っと
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新クラス、スタート♪

2012-10-06 10:07:18 | Weblog
昨日からカルチャー・センターで≪スロー・エクササイズ≫のクラスを新規にスタートしました
講座名は『アンチ・エイジングのために≪バー・レッスンでスロー・エクササイズ≫』です。
このブログでも度々ご紹介したロコモティヴ・シンドロームサルコペニア肥満の予防を目的にしたクラスです。
バレエをご存じない方にとっては、バレエといえば『白鳥の湖』『トゥ・シューズ』『高く脚を上げる』『身体が柔らかくないと無理』というくらいの認識で、それが固定観念になっているんじゃないかと思います。
そのバレエのバー・レッスン。
それは勿論、筋力増強・持久力&瞬発力増強のための鍛錬をして最終的には美しく立ち、高く脚を上げ、跳び、回ることの出来る身体を作って維持していくための基礎です。だから脚の指の関節にまで気を配ってレッスンします。
そのバレエの基本の“基”から、
股関節を完全にターン・アウトする
高く脚を上げても揺らがない
片脚で複数回、揺らぐことなく回転する
高い跳躍を維持する

ことが出来るようになるために不可欠な要素を取り除いていくと、人間の正しい姿勢や歩き方を維持するのに必要な筋肉の鍛錬に適合した要素が残る。
それを≪スロー・エクササイズ≫として組み立てたの。
ある程度は片脚で自分の身体を支えていられる
ある程度は脚や膝を上げられる
ある程度は足首に柔軟性がある
ある程度は腰回りに柔軟性がある
ある程度は胸部や肩に柔軟性がある

というのが、まずロコモティヴ・シンドローム予防に必要なこと。
そんな『ある程度』を目標にきちんとエクササイズを続けると次第に体幹や内腿の筋肉量が増えてきて、安定した動きが出来るようになる。そうすると必然的に代謝が促進されて肥満の予防や改善に効果が出るようになる。
というのがサルコペニア肥満の予防にも有効なこと。
科学や医学の発達によって人間は長生きするようになったけれども、その命の長さに本来は身体を支えてくれるはずの筋力がついていってない、というのが現状ですね。それがロコモティヴ・シンドロームの原因のひとつでもあるそうです。
毎日のちょっとした運動を正しく続けることで予防出来るんだからエクササイズは大切。
特に≪変形性膝関節症≫なんかになったら悲しいじゃないの。
聞くところによると、歩行するときに一歩前に踏み出した脚に瞬間的にかかる圧力は“体重のおよそ5倍”だそうです。48㎏の私の場合は240㎏の圧力が常に両脚に交互にかかっているわけよね
そりゃぁしっかりした筋肉がないと膝が壊れちゃうのは当たり前って思います。
もう一つ、膝に最も負担が掛かる動きというのは、真っ直ぐに立っている姿勢から正座をするときと正座から立ち上がるときなんですって。
私たち日本人の日常生活では正座や正座に近い姿勢で座ることが多いでしょ。本当に気を付けないとね
元気に美しく活動的でありたいとお考えの方はレッスンにいらしてみて下さいね。
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読書の秋だね…♪

2012-10-02 09:48:05 | Weblog
漸く落ち着いて過ごせる陽気になって来ましたね。
まだ全部を秋冬物には出来ないけれども一通り衣替えもしました。真夏の必需品であるキャミソールやレーシーニットをしまって、軽めのジャケットや長袖のトップスをハンガーに掛けたり、とそのくらいですけどね。
秋は、食欲の秋であり芸術の秋であり読書の秋でありスポーツの秋であり…、どれか一つとは決めかねる。
先日はお芋のご飯を炊いたら美味しかったから、そろそろ栗御飯じゃなぁと考えていますし。
今年は厳しい残暑の中、自宅にいるときに
「この暑熱のなかでバー・レッスンなんかしたら自宅に居ながらにして熱中症だ」
と用心して軽いストレッチと筋トレに替えました。
その分本を読みました。読書の秋より一足早く、読書の残暑だったわけ。
日頃は週に1回ペースで書店に出かけてその時に惹かれたものを読んでいるけど、その中にかなり惹かれる作品があったりすると、それがきっかけになってその作家の作品を手当り次第に集中的に読み続ける。
ちょうどこの残暑から現在に至るまでがそういう状態。
はじめは1冊の文庫本。
作家本人が自らの脚で歩き目で見、話を聞いてまとめあげたもの。
小説でも物語でもなく、ま随筆といえばいいのかな。それも現代で流行りの“エッセー”などという“お軽い”読み物ではない。作家自身の思想を綴ったもの、といえばいいのかしら。
その視点の確かさ、懐の大きさ、優しさ、優しさゆえの厳しさなどがじわじわと染み入るように伝わってくる。
一度読み終わってすぐに再読し、さらにもう一度読み返した。
その1冊のなかに登場した人、物、文化などについて個別に書かれた作品がある。
それをもっと読みたい、と思った。
現在のところ8冊ほど読んでいるけれども、
「あ、これはあちらの作品に詳しく書かれていたな」
「ん、あちらの作品でいってたのはこういうことだったのか」
と少しずつ断片であったものが繋がっていき、知識が増えて行く。
それと同時にその作品で取り上げられているものを見て見たい、読んでみたい、触れてみたいという好奇心も高まるような気がする。
そして学びたい、という気持ちも…。
住まいのスペースが狭小だから単行本が置けないのでもっぱら文庫本で読んでいるけど、この作家の著作は文庫でもまだまだ沢山刊行されているからね、年内一杯かかりそう。
他にも刊行されるのを楽しみにしている作品もあるし、読書の楽しみって手放せないわよね
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