アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

日朝、政府間協議開始へ 拉致・総連本部問題など議題 (時事通信)

2014年05月26日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
日朝、政府間協議開始へ 拉致・総連本部問題など議題
時事通信 2014/05/26-14:23)

【ストックホルム時事】日本と北朝鮮の外務省局長級による政府間協議が26日午前(日本時間同日午後)、スウェーデンのストックホルムで始まる。28日までの3日間の予定。北朝鮮による日本人拉致問題で、日本側が求めている拉致被害者の再調査に北朝鮮が応じるかどうかが焦点だ。
 26日の協議はストックホルム市内のホテルで行われ、3月に北京で開かれた前回に続き、日本側から伊原純一外務省アジア大洋州局長、北朝鮮側から宋日昊・日朝国交正常化交渉担当大使が出席する。
 前回協議では、日本側が北朝鮮に拉致された疑いのある全ての日本人について再調査を行うよう要求。北朝鮮側も前向きな姿勢を示した。日本側は今回協議で、具体的な調査方法や時期などについて詰めたい考え。日本側は拉致問題で目に見える進展があれば、北朝鮮への制裁を段階的に解除する方針だ。
 一方、北朝鮮は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の強制競売問題を「卑劣な政治的弾圧」と批判しており、今回の協議でも売却中止を求めるとみられる。日本側は「司法の決定だ」として拒否する構えで、全体の交渉に影響を与える可能性がある。


菅官房長官、中国の主張に反論 「自衛隊機に危険行為ない」  (共同通信)

2014年05月26日 | 米中紛争と東アジア
菅官房長官、中国の主張に反論 「自衛隊機に危険行為ない」 
時事通信 2014/05/26-12:17)

 菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、中国軍戦闘機が自衛隊機に異常接近した問題について、「偶発的な事故につながりかねない極めて危険な行為だ」と非難し、外交ルートを通じて厳重に抗議したことを明らかにした。その上で、異常接近の場所に関し「中ロの演習区域外」と説明。「(自衛隊機が)合同演習を妨害する危険な行為を行った事実は一切ない」と述べ、中国側の主張に反論した。 

中国国防省は25日、「自衛隊機が中国の防空識別圏に侵入し、中ロ合同演習に対し偵察・妨害を行った」と主張していた。
 一方、安倍晋三首相は26日午前、首相官邸で小野寺五典防衛相から状況の報告を受け、「今後も警戒監視をしっかりするように」と指示した。
 防衛相は同日の参院決算委員会で、「今週末からシンガポールで各国の防衛相会合があるので、その際に関係国に日本の状況について説明をしっかりする」と述べ、30日からの「アジア安全保障会議」の期間中に予定している日米豪防衛相会談などの場で対応を協議する考えを示した。


タイ軍が暫定立法機関を創設 インラック前首相は解放  (共同通信)

2014年05月26日 | ASEAN諸国ニュース
タイ軍が暫定立法機関を創設 インラック前首相は解放
【共同通信 47news 2014/05/26 14:06】

 【バンコク共同】タイの地元メディアによると、クーデターを起こした同国のプラユット陸軍司令官は26日、記者会見し、政治や社会を改革するための組織と、暫定的な立法機関を創設する方針を表明した。司令官は各省の次官に大臣の職務を代行するよう命じたことも明らかにした。
 タイの軍当局筋によると、軍関係施設に拘束されていたインラック前首相は25日夜、解放された。
 司令官はクーデターで設置された「国家平和秩序評議会(NCPO)」の議長に就任、首相権限を委ねられた。


タイ軍、上院の機能停止 前首相らの拘束 ( ウォールストリートジャーナル)

2014年05月26日 | ASEAN諸国ニュース
タイ軍、上院の機能停止 前首相らの拘束、1週間超える可能性も
By WILAWAN WATCHARASAKWET and WARANGKANA CHOMCHUEN

ウォールストリートジャーナル 2014 年 5 月 25 日 10:35 JST

【バンコク】首都バンコク周辺で抗議デモが散発的に発生する中、タイのプラユット陸軍司令官は24日、同国の上院の機能を停止し、議会権限を引き継いだ。

 上院は、インラック前首相が昨年12月に下院を解散して以降、機能している唯一の立法府だった。

 タイ軍は22日に国の全権を掌握し、プラユット司令官を中心とする国家平和秩序維持委員会を設立した。軍の声明によると、下院または上院による承認が必要な手続きについては、プラユット司令官が権限を行使する。

 プラユット司令官はクーデター当日の22日、自らを首相に任命。軍の幹部を省庁や治安機関のトップに据え、23日には統治体制を整えた。軍は24日、国家警察庁長官らを更迭した。

 タイ軍のウィンタイ報道官は24日、記者会見を行い、インラック前首相や首相代行を務めていたニワットタムロン氏ら元政府高官らを、今後の情勢次第で1週間以上拘束する可能性があると述べた。

 報道官は元政府高官らがくつろいだ雰囲気の中で快適に過ごしていると述べた。

 軍はまた、出頭を命じていた元政府高官ら180人超について、現地時間24日午後4時までにバンコク中心部にある陸軍基地に出頭するよう求めていたことを明らかにした。当初出頭を命じていたのは155人だったが、クーデターに批判的な学者ら35人に対しても追加で出頭を命じた。