アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中ロ主導の「新アジア安全保障」提示 同時に軍事演習 ( 時事通信 )

2014年05月18日 | 国連・国際社会
中ロ主導の「新アジア安全保障」提示 同時に軍事演習 20日からアジア信頼会議
時事通信 2014/05/18-15:09)

 【北京時事】アジアの安全保障問題について議論する「アジア相互協力信頼醸成会議(CICA)」首脳会議が20、21両日に上海で開催される。主役は、会議の議長を務める習近平・中国国家主席と訪中するプーチン・ロシア大統領で、アジアの安全保障に関する新たな枠組みを提示する。両首脳は同時に上海沖で行われる合同軍事演習も視察する。習主席はロシアと連携し、沖縄県・尖閣諸島問題で対立する日本や、ベトナムとの衝突が続く南シナ海問題で存在感を示す米国をけん制する狙いが強い。

 今回のCICA首脳会議にはプーチン大統領やイランのロウハニ大統領ら13カ国の元首・首相級や潘基文国連事務総長らが出席。日米両国はオブザーバー参加する。21日に習主席が演説を行い、「上海宣言」が発表される。 
 南シナ海での中国の石油掘削をきっかけに緊張関係が続くベトナムからはグエン・ティ・ゾアン国家副主席が出席。会議で安全保障対話の強化を訴える習主席がベトナムとの間で、どこまで対話解決に前向きな姿勢を見せるかも注目される。


 一方、中ロ両国は国際会議を利用し、首脳間の「蜜月」関係をアピールする。中ロ海軍は20~26日、東シナ海海域で海上軍事演習を実施し、習、プーチン両氏が演習開始の式典に出席する。中国側は、先のオバマ米大統領のアジア歴訪で尖閣諸島をめぐる連携を強めた日米をけん制する思惑を持ち、ロシア側も、ウクライナ問題で欧米諸国と対立する中、中ロ連携を誇示したい意向だ。

 20日の中ロ首脳の会談は2月に冬季五輪が開かれたソチで行われたのに続くもので、共同声明が出される見通し。中国外務省高官によると、懸案だった天然ガス供給契約についても価格面で折り合えば、合意を発表するという。
 CICAの中心メンバーは、中ロと中央アジア諸国でつくる上海協力機構と重なる。中ロはCICAの機能も強化することで、「米国抜き」のアジア安全保障機構の枠組みづくりを一段と進める構えだ。



アジア信頼醸成の会議が上海で開催 ( NHK NEWSWEB)

2014年05月18日 | 国連・国際社会
アジア信頼醸成の会議が上海で開催
NHK NEWSWEB 5月16日 0時43分

今回の首脳会合には、24の加盟国のうち、初の議長国となった中国の習近平国家主席のほか、ロシアのプーチン大統領やイランのロウハニ大統領ら13か国の首脳が出席します。
2日目の21日には習主席が演説する予定で、その内容について、15日、北京で記者会見した程国平外務次官は、「アジアの安全を巡る対話と協力の強化について中国の主張を述べ、地域の平和と安定を共に守ろうと各国に呼びかける」と予告しました。

日本とアメリカは正式な加盟国ではないオブザーバーとしての参加で、南シナ海で中国とベトナムの当局の船が衝突するなど緊張が高まるなか、今回の首脳会合は、中国がアジアの安全保障を巡る新しい秩序作りを主導しようという姿勢を強く打ち出す場となりそうです。
また、首脳会合では議論の締めくくりとして「上海宣言」を採択する見通しですが、加盟国の中にはベトナムも含まれていて、どこまで合意できるか注目されます。

日印連携の立役者、シン首相退任 モディ政権も路線踏襲へ (時事通信)

2014年05月18日 | インド・南アジアニュース
 日本はインドと共に中国と朝鮮半島の中華思想に基づく排外主義を瓦解させよう!

日印連携の立役者、シン首相退任=モディ政権も路線踏襲へ-インド
時事通信 2014/05/17-22:11)

【ニューデリー時事】過去10年にわたってインドを率いたシン首相が17日、退任した。共に中国との領有権問題を抱える日印両国は、シン政権下で飛躍的に関係が発展。その「立役者」が舞台を去るのを惜しむ声は大きい。ただ、次期首相就任が確実なナレンドラ・モディ氏も親日家として知られ、外交筋は「政権交代後も両国の友好関係に変わりはない」と自信をのぞかせる。
 2004年に就任したシン首相は、日印首脳が毎年交互に相手国を訪れるシャトル外交を開始。インドに進出する日系企業は年々増加し、13年には1000社の大台を突破した
 さらに、インド洋などで影響力拡大を図る中国をにらんだ安全保障面での連携も進み、海上自衛隊とインド海軍は定期合同演習を始めた。同筋は「シン首相がいたからこそ、今の日印関係がある」と言い切る。

一 方のモディ氏も、西部グジャラート州首相として日系企業専用の工業団地を造り、積極的な企業誘致を展開。12年7月には日本を訪れ、政府や経済関係者と会談して投資拡大を呼び掛けた。
 モディ氏はたびたび、電力や交通などのインフラ整備における海外投資の重要性を強調し、選挙演説では複数回にわたって「日本の新幹線」導入に言及した。インドに新幹線や原子力発電所を売り込みたい日本政府や企業にとって、モディ首相誕生が追い風となるとの見方は強い。
 日本政府はモディ新首相の初外遊先を日本とする方向で調整しており、早ければ今夏にも首脳会談を実現させ、今後の関係強化に向けた歩みを確認したい考えだ。


インド次期首相、初外遊は日本へ 政権交代後も友好維持 (共同通信)

2014年05月18日 | インド・南アジアニュース
 日本はインドと共に中国と朝鮮半島の中華思想に基づく排外主義を瓦解させよう!



インド次期首相、初外遊は日本へ 政権交代後も友好維持
共同通信 47news 2014/05/17 14:00 】

 【ニューデリー共同】インド総選挙で圧勝し、新政権の首相に就任するインド人民党(BJP)のナレンドラ・モディ氏(63)の最初の外国訪問先を日本とする方向で、日本政府とBJPが本格調整していることが17日、明らかになった。日印外交筋などが共同通信に明らかにした。

 総選挙で敗北した国民会議派のシン首相の政権下で、日本とインドは良好な関係を構築している。ただ、原子力協定締結に向けた交渉のほか、水陸両用の海上自衛隊救難飛行艇「US2」や新幹線のインドへの輸出など懸案が残されており、日本政府は親日家のモディ氏の早期訪日を実現したい考えだ。