7世紀、日本は髄の皇帝に対して「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無(つつがな)しや…」と国書を送った。これを読んだ髄の皇帝は怒り狂ったらしぃ…この頃より日本と中華大陸とは仲が悪いようです。
(中国と仲良くしろと言うのが無理!)
その頃より日本は中華思想よる冊封体制より離脱してずっと東アジアに於いて独立国でした。
日本って古来より尖っていたんですね!それが「日本らしさ」と筆者は思う!
しかし日本の為政者達は歴代中華王朝に対して朝貢を行った形跡が有る様です。14世紀室町幕府三代将軍足利義満(あしかがよしみつ)は明朝に対して朝貢を開始しました。けれど室町幕府の足利将軍家は後の江戸幕府の徳川将軍家より統治機構が脆弱で直ぐに朝貢を行う余裕が無くなりました。
さて歴代中華王朝による中華思想の冊封体制下の冊封国とはどの様な国なのかか??東アジアに於いてのその典型例が朝鮮半島と琉球(現沖縄県)でしょう。王は存在していても中華王朝の傀儡であり財政、外交など何一つ王は自分自身の意志で決定できない存在です。ですから朝鮮半島と琉球に於いての為政者達は中華王朝に依存しているために人民に対して無責任だったと思われます。
この様な中華王朝にベッタリ依存する朝鮮半島と琉球は異例だと思われます。同じ冊封体制下の冊封国であったインドシナ半島の東南アジア諸国はベッタリ依存する体制では無かったと思われます。それは南アジアの雄インドの存在と14世紀より西洋諸国が進出して来たからでしょう。
19世紀、中華王朝にベッタリ依存する朝鮮半島を西洋列強諸国が見逃すはずありません。19世紀中頃、イギリス・フランスと帝政ロシアとの極東における覇権紛争(クリミヤ戦争極東戦線1853-1856年)が勃発したのです。イギリスとフランス連合海軍と帝政ロシア海軍が極東で衝突した結果朝鮮半島の李氏朝鮮は自主的な開国の好機をこの時に失ったと言えます。従いまして1854年時点で李氏朝鮮にはイギリスか帝政ロシアかの「植民地化」の選択肢しかありませんでした。
さらにその頃の新興国で太平洋の覇権を掲げるアメリカ合衆国にとって“独立国とは言えない中華王朝にベッタリ依存する朝鮮半島と琉球”の領有を狙って東アジアに侵攻して来たのです。
21世紀、現在の東アジアの混沌の根本原因は中華王朝にベッタリ依存する冊封体制下の冊封国であった朝鮮半島と琉球に有ると私は思っている。 だって朝鮮半島と琉球は自国で何も決定できない思考停止状態がたった160年で解消されるとは私は思えません!
自国で考えるより中国にベッタリ依存する方が楽ですもの…
そうでしょう?ね!!
≪参考文献≫
知れば知るほど徳川十五代 実業之日本社 より
オールコックの江戸 初代英国公使が見た幕末日本 中公新書 より
ラザフォード・オールコック~東アジアと大英帝国 ウェッジ選書 より
幕末バトルロワイヤル 井伊直弼の首 新潮新書 より
講談社社学術文庫 吉田薫 吉田松陰 留魂録 より
日本開国史 石井 孝 吉川弘文館 より
1990年放送 NHK大河ドラマストーリー 翔が如く 前半 より
1998年放送 NHK大河ドラマストーリー 徳川慶喜 前半 より
2010年放送 NHK大河ドラマストーリー 龍馬伝 前半 より
2013年放送 NHK大河ドラマストーリー 八重の桜 前半 より
文春文庫 司馬遼太郎著 世に棲む日日(1)~(2)より
新潮文庫 司馬遼太郎著 花神 (上) より
文春文庫 司馬遼太郎著 酔って候 より
文春文庫 司馬遼太郎著 最後の将軍 より
突っ込みどころ満載!
筆者は司馬遼太郎の作品とNHK大河ドラマにかなりの影響を受けているようです。
また筆者はこのコラムの様なNHK大河ドラマを観たいそうです。
(中国と仲良くしろと言うのが無理!)
その頃より日本は中華思想よる冊封体制より離脱してずっと東アジアに於いて独立国でした。
日本って古来より尖っていたんですね!それが「日本らしさ」と筆者は思う!
しかし日本の為政者達は歴代中華王朝に対して朝貢を行った形跡が有る様です。14世紀室町幕府三代将軍足利義満(あしかがよしみつ)は明朝に対して朝貢を開始しました。けれど室町幕府の足利将軍家は後の江戸幕府の徳川将軍家より統治機構が脆弱で直ぐに朝貢を行う余裕が無くなりました。
さて歴代中華王朝による中華思想の冊封体制下の冊封国とはどの様な国なのかか??東アジアに於いてのその典型例が朝鮮半島と琉球(現沖縄県)でしょう。王は存在していても中華王朝の傀儡であり財政、外交など何一つ王は自分自身の意志で決定できない存在です。ですから朝鮮半島と琉球に於いての為政者達は中華王朝に依存しているために人民に対して無責任だったと思われます。
この様な中華王朝にベッタリ依存する朝鮮半島と琉球は異例だと思われます。同じ冊封体制下の冊封国であったインドシナ半島の東南アジア諸国はベッタリ依存する体制では無かったと思われます。それは南アジアの雄インドの存在と14世紀より西洋諸国が進出して来たからでしょう。
19世紀、中華王朝にベッタリ依存する朝鮮半島を西洋列強諸国が見逃すはずありません。19世紀中頃、イギリス・フランスと帝政ロシアとの極東における覇権紛争(クリミヤ戦争極東戦線1853-1856年)が勃発したのです。イギリスとフランス連合海軍と帝政ロシア海軍が極東で衝突した結果朝鮮半島の李氏朝鮮は自主的な開国の好機をこの時に失ったと言えます。従いまして1854年時点で李氏朝鮮にはイギリスか帝政ロシアかの「植民地化」の選択肢しかありませんでした。
さらにその頃の新興国で太平洋の覇権を掲げるアメリカ合衆国にとって“独立国とは言えない中華王朝にベッタリ依存する朝鮮半島と琉球”の領有を狙って東アジアに侵攻して来たのです。
21世紀、現在の東アジアの混沌の根本原因は中華王朝にベッタリ依存する冊封体制下の冊封国であった朝鮮半島と琉球に有ると私は思っている。 だって朝鮮半島と琉球は自国で何も決定できない思考停止状態がたった160年で解消されるとは私は思えません!
自国で考えるより中国にベッタリ依存する方が楽ですもの…
そうでしょう?ね!!
≪参考文献≫
知れば知るほど徳川十五代 実業之日本社 より
オールコックの江戸 初代英国公使が見た幕末日本 中公新書 より
ラザフォード・オールコック~東アジアと大英帝国 ウェッジ選書 より
幕末バトルロワイヤル 井伊直弼の首 新潮新書 より
講談社社学術文庫 吉田薫 吉田松陰 留魂録 より
日本開国史 石井 孝 吉川弘文館 より
1990年放送 NHK大河ドラマストーリー 翔が如く 前半 より
1998年放送 NHK大河ドラマストーリー 徳川慶喜 前半 より
2010年放送 NHK大河ドラマストーリー 龍馬伝 前半 より
2013年放送 NHK大河ドラマストーリー 八重の桜 前半 より
文春文庫 司馬遼太郎著 世に棲む日日(1)~(2)より
新潮文庫 司馬遼太郎著 花神 (上) より
文春文庫 司馬遼太郎著 酔って候 より
文春文庫 司馬遼太郎著 最後の将軍 より
突っ込みどころ満載!
筆者は司馬遼太郎の作品とNHK大河ドラマにかなりの影響を受けているようです。
また筆者はこのコラムの様なNHK大河ドラマを観たいそうです。