アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

南シナ海情勢で共同声明へ ASEAN外相会議 (共同通信)

2014年05月10日 | ASEAN諸国ニュース
ベトナムの皆様!あなた方の中華大陸に対して服従せず国の独立を守る精神は我々は学ばなければなりません!

南シナ海情勢で共同声明へ ASEAN外相会議
【共同通信47news 2014/05/10 17:53】
 
【ネピドー共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)は10日、ミャンマーの首都ネピドーで外相会議を開いた。中国による石油掘削作業をめぐり、中国とベトナムの艦船が衝突したことを重く受け止め、南シナ海情勢に関する共同声明を出すことで一致した。声明を踏まえ11日の首脳会議に臨む。

 南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島付近では今月に入り、同諸島の領有権を主張するベトナムと中国の艦船の衝突が相次いでいる。
 シンガポールのシャンムガム外相は会議後、記者団に「黙っていればASEANの役割は大きく損なわれる」と述べ、ASEANとして一致した見解を示す必要があると強調した。

「密接な国」攻撃も対象 集団自衛権、防衛出動を緩和 (時事通信)

2014年05月10日 | 憲法改正と日本の安全保障
 サヨナラ朝鮮半島!第二次朝鮮戦争勃発の際は日本は無視の可能性も…

「密接な国」攻撃も対象 集団自衛権、防衛出動を緩和
時事通信 2014/05/10-15:38)

 政府は集団的自衛権の行使容認に向け、秋に予定する臨時国会で自衛隊法を改正し、「防衛出動」規定の緩和を目指す方針を固めた。日本への武力攻撃がなくても、「わが国と密接な関係にある国」への武力攻撃が発生すれば首相の命令で自衛隊が武力行使できるように改める。政府関係者が明らかにした。
 自衛隊法76条は、外部から日本への武力攻撃やその恐れがあり、首相が日本を防衛するため必要があると認める場合に自衛隊の出動を命令できると定める。
 自民党内には、集団的自衛権行使の根拠として「集団自衛出動」の規定を新設する案もあったが、行使容認に慎重姿勢を崩さない公明党に配慮し、「防衛出動」という名称を変えずに、自衛隊の任務を拡大する。
 集団的自衛権を行使する場合、現在の防衛出動と同様に閣議決定を経て首相が命令。また国会の事前承認も義務付けるが、緊急時は事後承認とする。
 集団的自衛権の行使により、日本周辺の公海上での米艦防護などが可能となる。政府は「密接な関係にある国」について、同盟国である米国に限定せず、オーストラリアやフィリピンなども想定。地理的な制約は設けず、首相が総合的に判断するため、自衛隊の活動範囲は改正案にも盛り込まない方針。 

 政府は、安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が集団的自衛権の行使を認める内容の報告書を首相に提出することを受け、公明党の理解を得た上で、憲法解釈の変更を閣議決定。自衛隊法改正案など関連法案を秋の臨時国会に提出したい考え。

 ただ、公明党の了承が得られる見通しは立っておらず、政府・与党内の水面下の調整が続いている。複数の政府・自民党幹部は、当初13日としていた法制懇の報告書提出のタイミングについて、14日以降にずれ込む可能性に言及した。


7月にパプア・NZ訪問 オセアニアと関係強化 安倍首相 (時事通信)

2014年05月10日 | オセアニア諸国二ュース
7月にパプア・NZ訪問 オセアニアと関係強化 安倍首相
時事通信 2014/05/10-16:57)

安倍晋三首相は10日、7月上旬のオーストラリア訪問に合わせ、パプアニューギニアとニュージーランドも訪れる方向で検討に入った。首相のパプアニューギニア訪問は1985年の中曽根康弘元首相以来、ニュージーランド訪問は2002年の小泉純一郎元首相以来で、オセアニア諸国との関係強化を図る。
 パプアニューギニアでは太平洋戦争中、旧日本兵など日本人約12万8000人が亡くなっており、その大半の遺骨は収容されていない。首相は同国のオニール首相との首脳会談で、遺骨収集事業に対する協力継続を要請する。また、今年1月の投資協定発効を踏まえ、投資環境の整備も求める見通しだ。
 ニュージーランドは環太平洋連携協定(TPP)交渉の参加国。首相は同国のキー首相との会談で、早期妥結に向けた連携を確認するとみられる。 

ベトナム、フィリピンと連携強化 中国包囲網へ政府 ( 共同通信 ) 

2014年05月10日 | ASEAN諸国ニュース
ベトナム、フィリピンと連携強化 中国包囲網へ政府
共同通信 47news 2014/05/09 19:14 】

 政府は9日、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島近くで中国とベトナムの船が衝突した問題を受け、被害を訴えるベトナムとの連携強化に乗り出した。南シナ海のスカボロー礁で中国と対立するフィリピンや、同盟国の米国とも緊密な意思疎通を図る。沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返す中国をけん制するため、国際社会と「対中国包囲網」を形成する狙いがある。

 岸田文雄外相は9日の会見で、衝突について「中国による一方的かつ挑発的な海洋進出活動の一環だ」と強調。「中国はベトナムと国際社会に、自らの活動の根拠を明確に説明すべきだ」と述べ、ベトナムを後押しする姿勢を打ち出した。


急接近のフィリピン・ベトナム、「中国包囲網」強化へ共闘 ~協力の限界~ (ロイター)

2014年05月10日 | ASEAN諸国ニュース
焦点 急接近のフィリピン・ベトナム、「中国包囲網」強化へ共闘
ロイター 2014年 04月 10日 12:49 JST

(Manuel Mogato記者 Greg Torode記者、翻訳:野村宏之、編集:宮井伸明)

[マニラ/香港 10日 ロイター]


協力の限界
外交官や専門家らは、中国政府はフィリピンとベトナムの関係改善の動きを注視していくだろうと指摘。南子島の領有権も主張する中国はすでに、同島付近でのフィリピンとベトナムの共同演習の実施には抗議の姿勢を示している。

 ワシントンに拠点を置く新米国安全保障センターのパトリック・クロニン氏は、フィリピン・ベトナム・マレーシア間の協力関係は、今後も強化が進むと予想。「(3カ国が)一体となれば、中国に対し、危険かつ一方的で抑圧的な手段を用いて、領土問題の事実を曲げるのはやめるべきだと説得できるかもしれない」と語った。

 ただ、前出のメドカフ氏は、新たな協力関係すべてに限界があると分析。関係各国は今後のトラブルに対する備えを進める一方で、中国との関係は改善したいというのが本音だ。

 そのため、日米安保条約をはじめ、米国が韓国、フィリピン、タイと結んでいる条約とは別の新たな同盟締結に関する話は出ていない。
「中国は(関係各国との)対話に参加していない。これは明らかだ」。メドカフ氏はこう述べ、「ただ、果たして他の国が新たに作った友好国を代表して、中国問題で戦略的リスクを取るだろうか。そこまでの段階には至っていないと考える」と続けた。

 香港の嶺南大学のZhang Baohui氏は、中国が懸念を抱いているのは確かだが、それほど深刻にはなっていないと話す。

 その上でZhang氏は「中国は、自分たちが地域で最も経済的に重要な存在だと分かっている。それは、他国が中国との関係を改善することが重要だということを意味する」と指摘。
また同氏は「関係各国は中国軍の増強に懸念を抱いているものの、恐らく日本を除けば、中国が国家の安全にとって明確な脅威になると捉えている国はないだろう」と付け加えた。

中国、南シナ海で周辺国と米国の出方を探る (ロイター)

2014年05月10日 | ASEAN諸国ニュース
焦点 急接近のフィリピン・ベトナム、「中国包囲網」強化へ共闘
ロイター 2014年 04月 10日 12:49 JST

(Manuel Mogato記者 Greg Torode記者、翻訳:野村宏之、編集:宮井伸明)

[マニラ/香港 10日 ロイター]

フィリピン海軍は今年6月、約40年前にベトナムに奪われた南シナ海に浮かぶ南子島に再び向かう。目的はベトナム海軍兵とビールを飲み、バレーボールを楽しむためだ。この計画は、領有権の主張を強める中国に対抗するため、かつて対立していた両国が進める連携強化の象徴とも言える。

外交官や専門家らは、このような新たなパートナーシップはアジア全域で広がっていると口をそろえる。中国からの脅威に加え、日本などでは同海域の米国の関与に懐疑的な見方が浮上していることが背景にある。

今月アジアを訪問するオバマ米大統領は、米外交政策がアジアに軸足を移していることへの信頼を深めようとするだろうが、かつては相容れなかった国同士が未来のために戦略を練っている姿を目の当たりにするはずだ。

協力関係が強化されている新たなネットワークとしては、日本とインド、フィリピンとベトナムなどが挙げられ、ベトナムはインドやロシアにも接近している。特にフィリピンとベトナムはともに、中国の主張に激しく反発しており、連携強化が顕著だ。また、両国は中国をめぐる問題で、マレーシアとの連携も深めようとしている。

「ここには明確な傾向があり、それは加速していきそうだ」。こう語るのは、オーストラリアのローウィ国際政策研究所のローリー・メドカフ氏。同氏によると、新たな協力関係が軍事同盟に発展する可能性は低いものの、中国の影響力に関する分析の共有など、戦略的な議論は深まりを見せているという。


連携を記念
信頼関係の強化の一例が、ベトナムが実効支配する南沙諸島(英語名:スプラトリー)の南子島で今年6月に見られることになる。
同島はフィリピン海軍が支配していたが、1975年に南ベトナム(当時)軍が占領に成功。その後、両国はこの島をめぐり、長年にわたって「冷戦状態」が続いていた。

軍関係者によると、両国とも南子島の領有権の主張は変えていないが、その両国が今回、同島で海軍間の連携を記念したパーティーを開催する。最終的な日程はまだ確定していないが、パーティーでは、ビーチバレーボールや宴会、音楽の演奏などが予定されている。

フィリピン海軍当局者は、「これ(パーティー)は昨年に実施する予定だったが、台風30号で流れた。将来、さらに共同活動を活発化せていく」と語った。中国海軍は招待されていないという。

一方、中国の常万全・国防相は8日、ヘーゲル米国防長官との会談後の会見で、東・南シナ海の領土問題に関する日本やフィリピンの動きを非難。尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題では、米国が日本の立場を支持しないよう求めた



以下省略

中越また南シナ海衝突、3人負傷 にらみ合い長期化も ( 共同通信 )

2014年05月10日 | ASEAN諸国ニュース
 中越また南シナ海衝突、3人負傷 にらみ合い長期化も
共同通信 47news 2014/05/10 00:14 】

 【ハノイ共同】ベトナムと中国の艦船の衝突が相次いだ南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島付近の現場海域で9日、双方の新たな衝突がありベトナム側の3人が負傷した。負傷者はこれで計9人となった。ベトナムの国営メディアが漁業監視部隊当局者の話として伝えた。

 ベトナム沿岸警備隊のゴ・ゴック・トゥー副司令官は共同通信に対し、中国が設置した石油掘削装置を守るため現場海域に展開する中国艦船の数は大きく変わっていないと指摘。双方の艦船はともに撤収しない構えで、危険なにらみ合いが長期化しそうな気配。