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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

米、THAADによる中距離弾道ミサイル迎撃実験に成功 (ロイター)

2017年07月12日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
米、THAADによる中距離弾道ミサイル迎撃実験に成功
(ロイター 2017年 07月 12日 08:37 JST)

 
[ワシントン 11日 ロイター]

  米国防総省ミサイル防衛局は11日、米軍の新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)の実験を行い、中距離弾道ミサイル(IRBM)の迎撃に成功したと発表した。

 迎撃したのは北朝鮮などが開発中のミサイルに似せたもの。実験は数カ月前から計画されていたが、北朝鮮が4日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験をした後だけに、重要性が高まった。

 THAADによるIRBMの迎撃実験は初めて。IRBMはより短距離のミサイルに比べて追跡が難しいとされ、IRBMに対するTHAADの迎撃能力はこれまで実証されていなかった。

 今回の実験では、ハワイ北方を飛行中の米空軍機が発射したミサイルを、アラスカ州コディアク島に設置されたTHAADが迎撃した。THAADの実験は14回目で、すべて成功している。

 ミサイル防衛局は「IRBMの脅威に対するTHAADの実験成功は、北朝鮮その他の国々のミサイル開発の脅威に対する米国の防衛能力を強化するものだ」との声明を発表した。

 米国は今年、韓国にTHAADを配備している。

米軍、THAADによる迎撃試験に成功 対北朝鮮の防衛力示す (AFP BBNEWS)

2017年07月12日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
米軍、THAADによる迎撃試験に成功 対北朝鮮の防衛力示す
AFP BBNEWS 2017年07月12日 08:22 

【7月12日 AFP】

米国防総省ミサイル防衛局(MDA)は11日、米軍がミサイル迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の迎撃試験に成功したと発表した。

 こうした迎撃試験は数か月前から計画されるものではあるが、北朝鮮は4日にアラスカ(Alaska)を含む米国の一部に到達する能力のあるICBM試射に初めて成功しており、今回の試験はその翌週に実施された形となった。

 MDAによると、迎撃試験ではハワイ(Hawaii)北方の太平洋(Pacific Ocean)上空を飛行する空軍のC17輸送機から弾道ミサイルに見立てた標的を発射。アラスカ州コディアック(Kodiak)の太平洋宇宙港コンプレックス-アラスカ(PSCA)に配備されたTHAADが標的を探知・追跡し、迎撃した。

 THAADの製造を担当する米航空・防衛大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)は、同システムが中距離弾道ミサイル(IRBM)を迎撃したのはこれが初めてだとしている。

 MDAによれば、THAADの迎撃試験はこれが14回目でこれまですべて成功している。

 MDAは「(中距離)ミサイルの脅威に対するTHAADの有効性が示されたことは、北朝鮮などの世界各国で高まるミサイルの脅威に対する米国の防衛能力の支えとなる他、より広い戦略的抑止力に寄与するものだ」と表明した

米 北朝鮮ICBMで関係の第3国にも制裁意向 (NHK NEWSWEB)

2017年07月12日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
米 北朝鮮ICBMで関係の第3国にも制裁意向
NHK NEWSWEB 7月12日 9時07分

北朝鮮が、今月4日に弾道ミサイル1発を発射してICBMの発射実験に初めて成功したと発表したのを受けて、アメリカ政府は、国連安全保障理事会で新たな制裁決議を求めていく方針です。

アメリカ国務省のナウアート報道官は、11日の記者会見で、「新たな制裁決議は北朝鮮の新たな行動につり合ったものでなければならない」と述べ、ICBMの発射には厳しい制裁が必要だという認識を示しました。

また、国連の制裁決議とは別にアメリカ独自に中国やロシアの企業に、先月、制裁を科したことに言及し「アメリカは引き続き北朝鮮の資金源を遮断する方法を検討している。資金獲得に関与している第3国にも制裁を科すことをいとわない」と述べ、北朝鮮と取り引きしている第3国の企業や個人にも制裁を科していく意向を明らかにしました。

一方、ナウアート報道官は、中国外務省の報道官が北朝鮮の問題で中国に責任を押しつけるべきではないという考えを示したことについて、「北朝鮮との取り引きのおよそ90%は中国で、特別な影響力があるのは明らかだ」と述べ、北朝鮮について中国には果たすべき役割があるという考えを示しました。

米爆撃機、対北朝鮮攻撃訓練 ICBM発射でけん制 (時事通信)

2017年07月10日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
米爆撃機、対北朝鮮攻撃訓練 ICBM発射でけん制
(時事通信 2017/07/08-13:10)

 【ソウル時事】

 米B1B戦略爆撃機2機が8日、韓国北東部・江原道の演習場で、北朝鮮施設への攻撃を想定した精密爆撃訓練を実施した。韓国国防省当局者が明らかにした。韓国空軍機と合同で行われたという。大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を強行した北朝鮮をけん制する狙いがある。

 訓練は、B1Bが北朝鮮の弾道ミサイル発射台を爆撃し、さらに韓国軍のF15K戦闘機が地下施設を攻撃するという想定で実施。B1Bは精密誘導爆弾を投下したという。
 また、B1Bは韓国での訓練後、グアムのアンダーセン空軍基地へ戻る途中、九州周辺の空域で日本の航空自衛隊のF2戦闘機2機と共同訓練を実施。防衛省航空幕僚監部は「日米韓の強固で緊密な連携の一環」と説明した。


北朝鮮ICBM、対応協議 半島非核の責務再確認 米中首脳 (時事通信)

2017年07月09日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
北朝鮮ICBM、対応協議 半島非核の責務再確認 米中首脳
(時事通信2017/07/09-12:07)


 【ハンブルク時事】
 
 トランプ米大統領は8日、ドイツ北部ハンブルクで行われた中国の習近平国家主席との会談で、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射への対応を協議した。ホワイトハウスが発表した。米国はICBM発射を受け、国連安全保障理事会の新たな北朝鮮制裁決議案など圧力をさらに強化する方針で、大統領は習主席に協力を求めたとみられる。大統領は冒頭、「(北朝鮮問題の解決は)望むより長い時間がかかるかもしれない」と指摘した。

 中国外務省によると、習主席は「国際社会は国連安保理決議に違反する活動に必要な対応を実行しなければならない」と強調。ただ、「同時に対話を促す努力を強化すべきだ」とも訴えた。中国が決議案に賛成するかは明らかになっていない。
 習主席は「朝鮮半島の非核化」「半島の平和・安定維持」「対話を通じた問題解決」という中国の原則的立場を繰り返した。ホワイトハウスは「両首脳は朝鮮半島の非核への責務を再確認した」と発表した。

 両首脳は今月19日に米中の経済対話を初開催することで一致。4月の米中首脳会談を受けて決まった経済分野の「100日計画」に続く「1年計画」に向けた交渉に意欲を示した。
 習主席は国防相・国防長官の相互訪問の早期実現など軍同士の交流を進める方針を明らかにしたほか、ハワイで来年行われる多国間訓練「環太平洋合同演習(リムパック)」に中国海軍を参加させる考えを表明した。 


北朝鮮問題に触れず 中ロ反対か、トランプ外交失点 G20首脳宣言 (時事通信)

2017年07月09日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
北朝鮮問題に触れず 中ロ反対か、トランプ外交失点 G20首脳宣言
(時事通信 2017/07/09-00:43)

  【ハンブルク時事】

 20カ国・地域(G20)首脳会議の閉幕に当たり、8日に採択された首脳宣言は、北朝鮮の核・ミサイル問題に言及しなかった。当初は各国が一致して、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射するなど挑発行為を強める北朝鮮に自制を求める姿勢を打ち出すとみられていたが、中国やロシアなどが反対した可能性がある。トランプ外交の失点となりそうだ。
 
 G20に合わせて7日に行われた日米韓首脳会談では、北朝鮮問題は最大の焦点となり、ICBM発射を非難し、国連安保理決議による新たな北朝鮮制裁の早期採択を目指す方針を示した。日米韓はG20首脳会議でも、北朝鮮へのメッセージを発信することを目指していた。
 また、ドイツのメルケル首相も北朝鮮問題についてG20で議長総括なども含め何らかの形で言及する意向を示していた。
 
 トランプ米政権は、国際社会が北朝鮮への経済制裁や外交的圧力を強く打ち出すよう要求。ティラーソン米国務長官も7日、記者団に「もし失敗すれば、良い選択肢はあまり残されていない」と警告していた。
 
 長官は同時に「われわれは希望を諦めていない」とも述べ、各国による圧力強化の必要性を訴えていた。今後も引き続き各国による圧力強化を呼び掛けていくとみられるが、G20で結束した姿勢を示せなかったことは、今後の北朝鮮への対応に微妙な影響を与える恐れもある。

対北朝鮮、圧力強化で結束 トランプ氏は貿易赤字言及 日米首脳会談 (時事通信)

2017年07月09日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
対北朝鮮、圧力強化で結束 トランプ氏は貿易赤字言及 日米首脳会談 
(時事通信 2017/07/09-00:14)

 【ハンブルク時事】

 安倍晋三首相は8日(日本時間同)、トランプ米大統領とドイツのハンブルクで約30分間会談し、北朝鮮への国際社会の圧力を強化するため緊密に連携していくことで一致した。首相は大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮に対し、「圧力を一段階引き上げる必要がある」と表明。トランプ氏は「北朝鮮の核・ミサイルは大きな脅威であり、引き続き議論を続けていきたい」と語った。
 
 首相は「地域の安全保障環境は一層厳しい」との認識を示した。北朝鮮に融和的な姿勢を示している文在寅韓国大統領を交えた6日の3カ国会談については「一致した立場を確認したことは有意義だった」と評価した。
 
 日米経済関係に関し、トランプ氏は対日貿易赤字の是正や市場アクセスの重要性に言及。首相は麻生太郎副総理兼財務相とペンス米副大統領による日米経済対話で議論していく考えを示し、「日米がウィンウィン(相互利益)の関係を深めていきたい」と述べた。
 
 首相は、8日の習近平中国国家主席との会談で首脳間の対話強化で一致したことを踏まえ、日中関係が「正しい道筋に戻りつつある」と説明。トランプ氏は「安定した日中関係は地域の平和と安定に資する」と歓迎した。
 首相は、トランプ氏訪日について「楽しみにしている」と改めて招請。トランプ氏も「早期に訪日したい」と語った。

 

日中首脳、関係改善へ対話強化 安倍首相「対北朝鮮で連携を」 (時事通信)

2017年07月09日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
日中首脳、関係改善へ対話強化 安倍首相「対北朝鮮で連携を」
(時事通信 2017/07/08-20:13)


 【ハンブルク時事】

 安倍晋三首相は8日、20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ、ドイツ・ハンブルクで、中国の習近平国家主席と会談した。両首脳は、関係改善に向けて首脳間の対話を強化することで一致。首相は、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、影響力を持つ中国が建設的な役割を果たすよう求め、「連携を強化したい」と呼び掛けた。
 
 両首脳は、1972年の日中共同声明などを基礎に、安定的な関係構築に努めることを確認。首相は「首脳間の頻繁な意思疎通が両国の国民感情の改善に寄与する。日中韓首脳会談を早期に開催し、首脳の相互訪問実現も念頭に道を切り開きたい」と表明した。
 習氏は、今年が国交正常化45周年、来年が日中平和友好条約40周年に当たることに触れ、「重要な時期に正しい方向へ日中関係を進めなければならない。実際の行動で関係改善を進めなければならない」と語った。
 
 北朝鮮の核・ミサイル開発について、首相は「新たな段階の脅威で喫緊の課題だ」と指摘。両首脳は、朝鮮半島非核化が日中共通の目標であることを確認した。ただ、習氏は日米韓による北朝鮮への独自制裁について反対の立場を示した。
 
 沖縄県・尖閣諸島周辺で中国公船の領海侵入が相次ぐ東シナ海情勢に関し、首相は状況改善を要請。習氏は「東シナ海の平和と安定を維持していく」と回答した。偶発的衝突を回避するため、防衛当局間の「海空連絡メカニズム」の早期運用開始へ努力することも確認した。
 首相は、中国が進めるシルクロード経済圏構想「一帯一路」について、「国際社会共通の考え方を取り入れ、地域の平和と繁栄への貢献を期待している」と語ったほか、日中ハイレベル経済対話の再開を提案した。中国での日本人拘束問題に関し、前向きな対応も求めた。

北朝鮮への圧力継続、失敗なら良い選択肢残り少なく  米国務長官 (ロイター)

2017年07月08日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
 カテゴリー「朝鮮半島紛争と韓国の内政問題」
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北朝鮮への圧力継続、失敗なら良い選択肢残り少なく  米国務長官
ロイター 2017年 07月 8日 09:29 JST


[ハンブルク 7日 ロイター]

ティラーソン米国務長官は7日、北朝鮮の核・ミサイル開発抑制に向けた平和的な圧力作戦が奏功しなければ、良い選択肢はそう多くは残っていないとの見解を示した。トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領の首脳会談後、記者団に対し述べた。

ティラーソン長官は、制裁を通じ北朝鮮への圧力を強めるやり方は、相手側の対応を引き出す余地を与えながら行うため忍耐を要するとし、「望みを捨てたわけではない」と指摘。だが「こうした平和的な解決を目指す戦略が上手くいかなければ、残る良い選択肢はそう多くはない」とした。

また北朝鮮問題への対応を巡るトランプ、プーチン両氏の考えは異なるが、「ロシアは北朝鮮との経済取引があり、取り組みを強化するよう協力を引き続き求めていく」と語った。

北朝鮮の最大の後ろ盾である中国に関しては、「著しい行動に踏み切った後、さまざまな理由からいったん停止し、その後新たな行動はない」とし、圧力強化を求める米国の要請に対する中国の反応にはむらがあるとの認識を示した。

日、米、韓国の3カ国首脳は同日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った北朝鮮への追加制裁に向け、国連安全保障理事会に対し、決議の速やかな採択を求めることで一致。


3カ国は共同声明の中で「国連安保理に対し、北朝鮮への追加制裁を含む新決議の早期採択を求めることを決定した」とした上で、「挑発的で事態をエスカレートさせ、かつ不安定にする行動を取った場合、深刻な結果を招く」ことを北朝鮮に示す必要があると訴えた。

日米韓首脳、新制裁決議へ連携 安倍首相「北朝鮮に対話意思なし」 (時事通信)

2017年07月07日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
日米韓首脳、新制裁決議へ連携 安倍首相「北朝鮮に対話意思なし」
(時事通信 2017/07/07-09:11)


【ハンブルク時事】

  安倍晋三首相と米国のトランプ、韓国の文在寅両大統領が6日夜(日本時間7日未明)、20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれるドイツ・ハンブルクで会談し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射成功を発表した北朝鮮への圧力を強めることで一致した。首相は「北朝鮮には真剣に対話する意思などない」と強調。3首脳は、厳しい制裁措置を含む新たな国連安全保障理事会決議の採択に向け、緊密に連携していくことを確認した。
 
  会談は夕食を交えながら約75分間、北朝鮮問題を中心に行われた。3首脳の会談はトランプ氏の提案で、両大統領の就任後初めて。米韓はティラーソン国務長官、康京和外相が、日本は谷内正太郎国家安全保障局長が同席した。
 
 3首脳は、北朝鮮と関係が深い中国に対し、朝鮮半島の非核化に向けてより大きな役割を果たすよう働き掛けていくことで一致。G20の場で、北朝鮮に対して強いメッセージを出せるよう中国、ロシアを含む各国に訴えていくことも申し合わせた。
 
 また、北朝鮮による不正な金融取引に関与したとして、米政府が中国企業を制裁対象に指定したことを踏まえ、首相と文氏は独自制裁の強化を検討していく意向を示した。 

 会談で首相は「対話のための対話では意味がなく、対話を行うためには北朝鮮の真剣な意思と具体的な行動が必要だ」と強調した。
文氏が6日のベルリンでの演説で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との対話に言及したことを念頭に置いた発言とみられる。


 ただ、会談後、康外相は「制裁・圧力をさらに高める一方、北朝鮮を非核化の道に引き出すための方策をより多角的に検討していく必要性についても認識を共にした」と説明。3首脳が対話の重要性も共有したとの見方を示した。
 首相は、日本人拉致問題の解決へ理解と協力を求め、両大統領は支持を約束した。