ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

東京島/桐野夏生

2010-06-20 | 読書
無人島に漂着した32人の中で、女性は清子ひとりだけ。
いつまで待っても助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。
果たして、ここは地獄か、楽園か・・・?

久しぶりの桐野でしたが、はっきり言って感想はいまいち

無人島でのサバイバル、極限状態のような設定でありながら、どこか緊迫感がなく、
ストーリーのスピード感もない。

テーマが見えず、終わり方も「??」でした。

映画化されるようですが(木村多江が清子じゃ美しすぎるでしょ~
どの部分にフォーカスを当てるのかな。


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2 コメント

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Unknown (ペンギン)
2010-06-27 21:12:58
小説に勝る映画ナシ、だからね。

告白も、予告編ちらっと見て「あ、これは違うな」と思い、
見る気ゼロです。

面白かった小説ほど、壊されたくないよね
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映画 (うさぎ)
2010-06-26 17:39:12
昨日、『告白』見に行ってきた。
あの作品をどうやって映像化するのか、という興味と、松たか子の演技力でどうカバーできるのかという興味があって。

うん、悪くはなかったけど、映像にするとどうしても血なまぐさくなるね
同じ列に女子高生5~6人のグループがいたんだけど、いちいちびっくりして声あげるんだ

その時『東京島』の予告を見ました。
私は本を読んでいなかったので、
美しい木村多江を囲んでのあのサバイバルは
かなり非現実的な気がした。
うん、これは見に行かないな。
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