９９％の誘拐／岡嶋二人

末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。
そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。
そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。
その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。
第10回吉川英治文学新人賞受賞作にして、2005年度「この文庫がすごい！」第1位の
リバイバルヒットになり、改めてオカジマフタリの名を知らしめた作品でもある。

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久しぶりに爽快なミステリーを読んだ！
すっごく面白かった
誰かが酷い殺され方をして嫌な気分になったり、犯人の精神の闇にやられて
読後感が悪かったり、そういうミステリーに陥りがちなやつが全くナシ！
なのに、ミステリー特有のドキドキ感はそのままにお届け！
安心してお買い求めください

パソコンを駆使したネット犯罪という、今では特に珍しくもないネタだけど
とても30年前の作品とは思えないほど新鮮！
今読んでも、全く色褪せてない感じで引きこまれてしまうのは、
トリックというよりは、人間模様を描いた作品だからかな。

岡嶋二人（徳山諄一と井上泉（現・井上夢人）による共作作家）としては
今は活動していないみたいだけど、他の作品もきっと面白いに違いない。

オリンピックも見なきゃいけないのに、忙しいわぁ〜

はじめてのメルカリ

今年の最強寒波は本当にスゴイす。
東京ですら毎朝マイナス何度とか、ほんと犬の散歩ツライす

マンションなので毎年冬は床暖房だけで、エアコンとか一切付けずに
冬を乗り切ってきたのですが、今年もそれを達成できるか不安す。
（でも、まだ今のことろ床暖だけで凌いでます）

でもね。でもですよ。

結局、体を内側から温めればいいんです

というわけで、この冬とうとう日本酒の熱燗を
家で毎日飲むことが日課となってしまったペンギンです、今晩は。
やっと金曜日ですね

「パンとスープとネコ日和」という小林聡美のドラマを見て以来、
一人きりの夕食でも、きちんと徳利とお猪口でお酒を飲むという気高い雰囲気、
居住まいを正して酒と向き合う武士道（ちょっと違うか？
これに感動して、私もかくあるべき！と思っていたところ、この熱燗マイブーム

湯飲みにガーーー！と酒を注いでレンジでチン！じゃなくて、
きちんと徳利から都度都度お猪口にお酒を注いで頂くことに意味があるんです！
なんというジャパニーズ・マインド！！！（ほとんど病気

で、本題はここからです。
じゃーーーーん。


忙しい日々なので、わざわざ店舗巡りはできない。
良いものをリーズナブルに買い求めたい。

で、初めてのメルカリ！

サイトを見ているだけで楽しくなるくらいの出品数！
とっても素敵な萩焼の酒器を、一回の飲み代にもならない格安価格で
手に入れることが出来ました
素晴らしい！！

ヤバい。

なんか・・・ハマりそう


そして、久しぶりの衣替え！！！笑

ナンパの心理学

先日、同年代の主婦４人で飲んでいたら、ナンパされた！！
30代半ばくらいの男子３人が「一緒に飲んでもいいですか？」と
席に押しかけてくる。

…分からない。
君たちの魂胆が分からなすぎる。
ナンパって、その後の展開あってこそのものだと思っていたけど
そうではないのか？

「江戸末期にはイギリスでは既に地下鉄が走っていたというのに、
　今や日本の方が先進技術に辿り着いているのは何故なのか」という
およそ女子飲みには似つかわしくない話題で酒をガブガブ飲んでいる私達に
話しかけてきた勇気は見上げたもんだ。
ただ、どう見たってアラフィフのオバちゃん４人だぞ？
何でだ？
何が目的なんだ？？

私一人が謎を抱えて悶々としているのに、他のメンバーは楽しそうに
「おいで、おいで！」と機嫌よく迎え入れた挙句、
「お仕事は何関係？」
「結婚してるの？」
「えー！彼女いないの？いない歴何年？」等々、嬉々として聞いている。
めんどくさいなぁーーと思っていると

「お姉さん達は、おいくつなんですか？」

…キタ。

これが佐藤浩市とかジョージクルーニーとか、そういうレベルのおじ様だったら
そりゃぁ私だって持てる力を全て発揮して女子アピールするけど、
別にこんな若造達と話したって何も楽しいことはないだろうと、
早々に場を打ち切りたい。

「私は今年60になるんだよね。みんな主婦友達で同じくらいの歳だよ」

と、
「へーー！お若く見えますねぇ！！」

・・・ダメだ。
一刻も早く家に帰って暖かいベッドで眠りたい。

60歳と言っても、もう冗談とさえ受け取られない事実に打ちのめされる、
平成30年インフル明けの新年会。

今年も頑張ろうっと。