ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

冬の桜

2011-12-24 | 日記
目黒川のイルミネーション2011、今年は「みんなで咲かせよう!“冬の桜”」
がコンセプトということで、桜色LEDの電飾がとてもキレイです!


寒いが頑張って(犬も)着込み、夜の散歩へレッツゴー!

見事に冬の目黒川に桜が咲いています!!
キレーーーー!
なかなかステキなクリスマスイブになりました

腹黒会2011

2011-12-23 | 日記
今日は、毎年恒例の「腹黒会」
同年代の同僚数名で結成している、普段は家事と育児でなかなか
夜集まれないけど、忘年会の時期、時間を気にせず酒を飲み
毒舌の限りを尽くして、ひたすら会社の愚痴を吐き出し1年を締めくくる、
という、若い子が見れば恐怖を感じるであろう、女子会
(と書いて”おばかい”と読む)です

今回はメンバーの1人が見つけてきた隠れ家的イタリアン@銀座。
「腹いっぱい食って、ワインガブガブ飲んで、笑って、それで安かったら最高」
という謳い文句のお店で、
・ワイン飲めない人お断り、
・ワインはボトルで頼み、飲み残したらボトルごと持って帰れ、
・ソフトドリンクは一切置いていない、
・子供お断り、
等々、何だか頑固おやじのラーメン屋みたいな、徹底したお店でしたが
こじんまりとした雰囲気が良く、本当に安くて美味しかった!
まさに腹黒会の会場にふさわしい

で、いつものごとく、飲んで喋って大騒ぎしていたら
お店の人が
「すみません、今から隣の席に、ちょっと撮影が入るんですけどいいですか?」と。
いや、別にそんなの全然いいっすよ~!
と、喋りつづけていたら、
入ってきたメンバー見てびっくり

アンタッチャブル山崎、フットボールアワー後藤、アンガールズ田中、
劇団ひとり、次長課長の河本、の5人。
「えーーーーーーーーすごいメンバーじゃない
と、私が大興奮しているのに、
「えぇ?有名な人なの?私、一人も知らない。」と、しれっとワインを飲み続ける
隣のA子ちゃん。・・・むむむ。


お店自体が暗くてよく写っていませんが、
私のすぐとなりは、劇団ひとりくんでした。

何か深夜の番組のロケって言っていましたが、でもね、こうやって近くで見ると
みんな本当に普通の人で、だけど、メンバーがメンバーだけに
すごい数のスタッフが、深夜の寒空の下、お店の外で風に吹かれながら待っていて
テレビの裏の世界って大変だな~、と酔った頭でぼんやりと見てました。

ザキヤマは本当に顔も声も大きかったけど(笑)、他の人達は、
普通に隣で飲んでても気づかないくらい、あまりにも普通の人でしたよ。
テレビの世界って、やっぱり虚構だね
東京ってすごいね~。コワイ街だね~。

あ~、年が暮れていくのね~

父、帰る

2011-12-23 | 映画
母とつつましく暮らしていた兄弟のもとに、突然、12年も
家を離れていた父が帰ってくる。
写真でしか顔を知らなかった父の帰宅に兄弟は戸惑うが、
父は家長然と振る舞い、母もそれを平然と受け入れる。
翌朝、母の提案で兄弟は父とキャンプに出掛ける。
兄のアンドレイはたくましい父をすぐに慕い始めるが、
弟のイワンはどうにも父を信用できず、抵抗してしまう。
3人はぎこちない雰囲気のまま、目的地のとある無人島を目指すのだが…。

================================
久しぶりに気合の入った「暗い」映画でした
嫌いじゃないんだけど、とにかくどーーんと重くて

goo映画解説を読んで、思い出した。
↓だから借りてみたんだった。
+++
ヴェネチア国際映画祭のグランプリ・金獅子賞を初監督作で受賞という、
同映画祭初の快挙を成し遂げたアンドレイ・ズビャギンツェフ監督。
新人監督賞もW受賞した本作は、世界中の批評家から絶賛を受け、
39歳の彼の名はロシア映画界の新星として知れ渡ることとなった。
静謐でありながら観る者の感情を揺さぶる力強い作風が、
タルコフスキーの再来と評された所以であろう。
+++

とにかく難しい映画です。
父親になりそこねた、裏に隠されたストーリーがあるんだろうけど、
そこは全く語られず、物語はロードムービー風に淡々と進んでいきます。

ただ、弟、イワンを演じた子が、すごく良かった!
感情の揺れを見事に表現していて、訴えてきました。
最後のシーンも(ここがこの映画一番の見所だと思うんですが)
素晴らしく、見終わった後もずーーーん、と心に残ります。

久しぶりに映画見ると、体力が要ることに気付かされた冬の昼下がり

眠りの森/東野圭吾

2011-12-18 | 読書
美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?
完璧な踊りを求めて一途に稽古に励む高柳バレエ団のプリマたち。
美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。
若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。
華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。
(「BOOK」データベースより)

======================================================
なんかね、若き日の加賀恭一郎に触れてみたくなってね
今、読むと「おぉ~。若いのぉ~。加賀さん!」ってなカンジで
また違った捉え方ができまして。ふふ。

全部読んでいたつもりだったけど、本作だけは何故か抜けていて
どうかなぁ、と思いつつ手に取ったのですが、
なかなか面白かったです。

バレエ界という閉鎖社会の中での精神構造が事件と深く関わってて
一気に読みきれました。
ブラックスワンもきっとこんなカンジかな(観てないけど
あと、何つっても、加賀さんの恋心がキュンとするじゃないですか。
いいよ、いいよ

が、未遂に終わったが、柳生を殺そうとしたのは誰だったのか、とか
例のごとく、ちょいちょい拾い残しのごみがあって、気持ち悪い部分は
否めない。そこは眼をつむるか

好きなこと見つけたら思いっきりはまっちゃおう

2011-12-11 | 日記
今日は所属しているスティールパンのアンサンブルバンドの忘年会。
代官山のおっしゃれ~な場所でしたよ

思い起こせば、今年は6月のハワイ遠征から始まり、
7月のカーニバル@川崎CLUB CITTA、8月の横浜パンフェス@山下公園
9月の神戸スティールパンカーニバル、そして先月のコンサートと
本当にどっぷりスティールパンにハマった(というか、追われた
一年でした。

はじめてオーケストラとアンサンブルクラスの掛け持ちに挑戦して、
やってる最中はつらい時もあったけど、コンサートで皆の力を出し切って
一番良い演奏ができた時の達成感はひとしおでした

日曜日は朝の9時から2時間の自主練後、12時からクラスレッスン。
途中、1時間の休憩でいつも行っていた近くのカフェ

毎週のように来る私達に、色々なカプチーノアートを
作ってくれました

Birthday Partyという曲で、楽器をケーキに見立てようと
みんなでハサミやテープを持ち込んで、せっせと小物作りにも
精を出しました。


終わってみるとあっという間だったな。
もう年が暮れるなんて、ね。

さてさて、苦しくて楽しい趣味ですが、また来年もヨロシクです

おでん友の会

2011-12-04 | 料理と酒
おでんに牛スジは欠かせませんが、関東の人は入れない。
「どうしておでんにお肉が入るの?」と素朴に聞かれて
「ってか、だいたい、じゃぁ、ちくわぶって、アレ何なの!?」
と大人気なく反論してしまう

まぁ、まぁ、おでんやお雑煮は特に地域性出ますよね!
そんなわけで、友達を呼んで、私なりの九州おでん会を開催。

大根や蒟蒻はテッパンですが、牛スジ、里芋、さつま揚げ、蓮根など、
10種類以上のネタを前日からコトコト

昼間っからおでんを肴にダラダラと飲み続けた幸せな一時・・・
でした

森に眠る魚/角田光代

2011-12-03 | 読書
東京の文教地区の町で出会った5人の母親。
育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。
―あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。
そうだ、終わらせなきゃ。
心の声は幾重にもせめぎあい、壊れた日々の亀裂へと追いつめられてゆく。
(「BOOK」データベースより)

============================================

すごいっ!!!
久しぶりに、すごい角田さんキタ
母親達の心の変貌を見事に描き出していて、ぐいぐいと引き込まれていく。
どうやったらこういう素晴らしい表現で迫れるんだろう・・・

同じ年代の子供を持つ母親5人がふとしたことで出会い、
気の合う”ママ友”を得られたことに喜び、はしゃぐ。

「この人たちとなら(中略)『ママ友』なんて一時的なつながり
 でもない、もっと長いつきあいができるのではないか。
 誰かの母とか、誰かの妻ではなく、自分自身として」

しかし子供の受験をきっかけに、やがて価値観のズレを感じ始め
関係性が微妙に歪みはじめる。

嫉妬し、疑い、依存し、軽蔑し、そしてそんな自分に罪悪感を覚え
じわじわと精神的に追い詰められていく様子には、震えました

テーマとしては特別なことでもないんだけど
ストーリーの構成がすごくて、曲に例えるなら
まるで「ボレロ」のような(分かり難いか!?

最終章の手前で、主人公達はついに名前を失くし「彼女」と表現され
最高潮を迎えるあたり、私の頭の中では、ボレロのエンディングが
壮大なスケールで流れてました!
・・・ちょっと、言いすぎか

いや~。「八日目の蝉」も良かったけど、母子小説という括りでは
ダンゼンこっちが好きかな。

ベホイミ!

2011-12-02 | 日記
朝、用事で隣の部門の島に行くと、そこには何と・・・

きゃーーーーーースライム!!!
これは何ですか

知らなかったのですが、聞けばファミリーマートで個数限定で
発売されているとなっ!
google先生によると、
===================================
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」の発売25周年を記念して、
ファミリーマートが29日、登場キャラクター「スライム」を模した
肉まんを全国発売した。
ドラクエシリーズを手掛けるスクウェア・エニックスが監修。
100万個限定で170円。
===================================
そうそう行き当たらないらしいよ。

興奮状態の私は、
「写メ撮るから、まだ食べないでっ!!」と言いおき、
自分の席へダッシュ

どの角度から見てもカワイイ・・・


写真を撮りまくっていると
「あの・・・肉まんだし。冷めるから、もういいかな?」と。

あ、ハイ、すみません

金曜日で疲れた身体もいっぺんに回復でした