ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

ブラジル人vsBrasil♪

2014-02-22 | 日記
東京マラソンの前日イベント、フレンドシップランのゴール地点で
演奏する機会をいただきました!


団体ごとにまとまってゴールするので、おめでとう!お疲れ様!
のための演奏です。
音楽を聞かせるというより、盛り上げる為の演奏なので、
曲は「Brasil」と「Jump in the Line」の2曲に絞り、ひたすら盛り上げる!


海外からのゲストが多いなか、ブラジル人の団体が近づいてくるや、
私達が演奏しているBrasilにひどく反応し、ゴールもせずに皆で踊りだす始末
踊るやら歌うやらで、仕方なく私達もテンポアップで何度も演奏!

海沿いの野外演奏だったので、みんな防寒第一の着込みっぷりだったのですが
この日は久しぶりの晴天に恵まれ、演奏しているうちにこちらも汗だくで、
1曲終わるごとに、一枚一枚脱いでいき、野球拳かっ!ってカンジでした(笑

雲ひとつない青空を見上げながら、想いを解放し、音を天に届けました!


猫鳴り/沼田まほかる

2014-02-15 | 読書
流産した哀しみの中にいる夫婦が捨て猫を飼い始める。
モンと名付けられた猫は、夫婦や思春期の闇にあがく少年の心に、
不思議な存在感で寄り添ってゆく。
まるで、すべてを見透かしているかのように。
そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた。
濃密な文章力で、生きるものすべての心の内奥を描き出した傑作。

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いやーーーーーー、まいったな。
何て言えばいいんでしょう。
これは必ず深く動物を愛する人にしか書けないもので。
でもありがちな、お涙ちょうだい的な、動物と飼い主の信頼関係、
とか、そんなんでもなく。
なんだ、こりゃ!まほかる、とにかくすごいよ

構成も非常に良い。
小節は三部構成になっていて、一見関係なさそうな3つのストーリーが
モンちゃんという猫で繋がっている。

特に第三部。
心をグッと掴まれて、電車の中でこれ以上読むとヤバイ、ヤバイ
と思いつつ、ページをめくるのをやめられない。
モンちゃん、すごい…呆然

「これは猫と暮らすことで浄化されていく人間の魂の物語です。」
というレビューがありましたが、まさに、その通り。

うちは犬ですが、種類は何であれ、動物にしか持てない独特の存在感を
心の底から実感できるような、ステキな小節でした。

ふぅ。




熱海梅園梅まつり

2014-02-11 | 日記
今年の東京は(全国的に?)大雪にやられちゃって散々です。
雪にしろ台風にしろ、ちょっとした荒天候で街全体が脆くも
やられちゃいます。

が、そうは言っても確実に春は近づいてきているのね~。


友達に誘われ、熱海に梅を見に行ってきました。
熱海の方は東京都心よりもよほど暖かいのか、あまり雪も残ってなくて
早めの桜さえ咲いていました!



梅って、いいですね。
控えめな和のカンジが。
桜みたいに「春が来たよーーーー!」って盛大なアピールじゃなくて
日本人の侘び寂びの心を掻き立てます

海見て、梅見て、美味しい海鮮食べて、週の間の祝日にこういう気分転換も
いいですね!

早く本当の春が来ないかなぁ~!!