ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

おことなつぶやき

2009-07-25 | 日記
どうしてわざわざJ-POPをお琴で弾きなおし、あたかもそれが当然の権利のように
飲食店で流されるのでしょう…?
作曲者はものすごく不本意だと思うし、歌ってるアーティストにしてみれば、
ほとんど全否定ってことじゃないのかな~?
だって例えば宇多田ヒカルとかよ?
彼女の歌声を聞いてなんぼのもんでしょ?
どうしてお琴でIt's automatic~なんてやるのだ?
(いや、実際には、歌詞は無いからテンテンテテンテン、風)

「誰に何の得があるんでしょう?」

今日、1人でぼーっとランチを食べながら心の中でつぶやいちゃいました。
なんか異様に耳についちゃって。
そこは、夜は和風居酒屋ってカンジのお店だったんだけど、何故ランチ営業時間に
このような音楽を流さなければならないのかね。
世の中、理解に苦しむことが多いっす・・・

わたしの大手町

2009-07-23 | 日記
イッセー尾形の一人芝居「わたしの大手町」を見にいく。
いつの間にっ大手町の経団連ビル・JAビル・日経ビルが日比谷通り渡った
皇居側に移転しとるやないのっ。
まぁ~立派なビルで。

さておき、イッセー尾形さん。
とにかく素晴らしかった
芸の真髄を見ましたっ!

大手町座の公演第一弾ということで、そこそこ楽しみにはして行きましたが、
まさかここまでの満足度が得られるとは!
2時間の間に次々と7人の人間を演じるのですが、これが完璧に違う人間。
役者ってスゴイ

東京で働くサラリーマンの悲哀をユーモラスに表現していて、東京で働いている人
だからこそ共感できるシュールな笑いが満載。
でも、なんでしょう?
例えば、お笑い芸人がやる1人コントと何が違うのかと言われれば、う~ん…と
考えてしまうんだけど、笑いの質が違うんだよねぇ。
圧倒的な演技力に支えられた笑い。
お笑いではなく、喜劇。

観客の年齢層も高く、笑いの知的レベルも高い。
つまりは、ある程度の人生経験を積んで、その上、知識と教養がベースにないと笑えない。
うまいなぁ~と感心するばかりでした。

最後はお婆さんホステスが、ウクレレで芭蕉の俳句をブルースだもんね~。
夢に出てきそう・・・

TV番組観覧

2009-07-20 | 日記
友人に誘われ、生放送のTV番組の観覧へ!初めての体験
19:00から日テレで放送中の「サプライズ」です

何というか、不思議ですよね。
TVという箱の向こう側って、自分が生活している実世界とは全く関係のない、
いわば映画や小説の中の『お話』的感覚なんだけど、目の前で見ちゃうと、
わりと普通なんだなぁ~、と。

確かに、芸能人は実物で見る方が何倍も可愛いorカッコイイってのは本当。
(特に山瀬まみ!キンチョーのカッパ姿が嘘のよう。
 超小顔でめちゃくちゃカワイイ女の子だった
やはりそこはプロのオーラが出てるんでしょうね。
でも、全国放送の生放送、って緊張感はあまり伝わらず(私、鈍感?)
うまく言えないんだけど、俗に言う”虚構”的な匂いが。

とはいえ、楽しかったんですよ
何事も経験、楽しまないとね。
事前に拍手や盛り上げ声(VTR見ながら「えぇ~!」とか「へぇ~」とかいう歓声)
の練習させられたりね。
ふむふむ、テレビの世界ってこういう風に作られてんだな

ディア・ドクター

2009-07-15 | 映画
久しぶりに仕事帰りに映画館で。
瑛太ファンの友達から「瑛太の映画見に行こうよ」と誘われたのですが
いやいや、これは鶴瓶の映画だから・・・
19:00からの最終上映回ですが、20分くらい前に着くとすごい行列が…
既に前から2列分の空席しかなく、スクリーンを2時間見上げて首が痛くなりました

ともあれ、とっても良い映画でした。
きらきらアフロファンの私としては、大体のストーリーも分かっていたし、
それほど期待をしていた訳ではなかったのですが、大満足
・ストーリーの組み立て方がGOOD
・鶴瓶の人柄がにじみ出て伊野先生役にピッタリ
・八千草薫がおばあちゃんなのに美しすぎる
・看護師役の余貴美子と製薬会社営業マン役の香川照之がバツグン

また、終わり方が◎!
西川美和監督、やっぱいいな~。『ゆれる』もとっても良かったし。
彼女が描く人間ドラマは、鋭く、時に暗く厳しく、でも、とっても温かい

夜の公園/川上弘美

2009-07-12 | 読書
彼女にしては珍しい、不倫モノの恋愛小説。
…なんて言ってしまうと俗っぽくて嫌なんですが、もちろんそうじゃありません。
だって、川上弘美ですもの。

リリ、幸夫、春名、暁と順番に視点が移り、それぞれの想いが淡々と描かれていく。
一般的には道徳に反するとされているテーマを、すごく自然なこととして受け止めていく
主人公リリに拍手
そうそう、恋愛は自由なのよ、その人のステータスに関わらずね
暗く重い内容なんだけど、静かで穏やかな流れです。

彼女の小説に多用される、独特の擬音語が好きなんだけど、今回の№1は
「ほろほろと秋が去るね」というフレーズに決定
一瞬、秋風が吹いたよ

夏はやっぱりカレーだねっ

2009-07-12 | 日記
暑い・暑いと騒いでみても、体力が減るばかり。
今日は都議選。
投票を済ませたその足で、東京ビックサイトで開催中の「東京国際ブックフェア」へ。

世界各国から何百社もが出展する最大級のブックフェアです。
関係者のみのイベントかと思いきや、一般読者もOK!
行ってビックリしたのは、あらゆるジャンルの本が特別価格で販売されているのです!
普通に書店に並んでいる本が、大体20~30%OFFで買えるなんて
なんだか今まで損してたな・・・
今年は様子見がてらでしたが、来年はもっと気合を入れて、買う気満々で行くぞ。

で、歩き疲れたし、暑いし、食べなきゃ更にバテるし、ってことで、ここは一発、辛~いカレーだ!
やっぱり暑い日のインドカレーは最高に美味しい

シターラ グローブ@タカシマヤタイムズスクエア にて
ランチ

暑い夏がやってくるぅ~

2009-07-11 | 日記
梅雨はまだ明けてないけど、何だかここんとこ異様に暑い東京です。
うちのトマトはちょっと成長しすぎ?です。
そして、よそんちの朝顔は非常に美しい。夏です。まさに、夏です。

今年、初めての蝉の鳴き声を聞きました。
あ~ぁ、私の一番苦手な季節がやってきます。みーん、みーん。

私の記憶は・・・大丈夫か!?

2009-07-10 | 日記
大学時代のサークルの同窓会に参加してきました
先輩、後輩とりまぜ、15人くらい集まったかな。
もう卒業して…かれこれ15年…以上ですもんねそりゃ、無理ですわ。
会場に入っても、分かる顔が半分くらい。顔は分かっても、名前が出ない。
わりと厳しいサークルで、ほとんど毎日サークルメンバーと過ごし、4年間とても充実した日々を
送っていたはずなのに。…なのに。

自分の記憶力の乏しさに猛反省、ってか、自己嫌悪
だって、みんなは私のことしっかり覚えていてくれたし、あの時はあんな事があったとか、
誰それがあんなこと言ったとか、それはもう、よく覚えてるんだよね~。

でも、学生時代の友人って偉大です。あっという間に昔に戻れる。
みんなイイ年だし、会社ではそれなりのポジションで、まさに働き盛りで
日々戦っていると思うんだけど、
仕事の話なんか誰もしなくて、ひたすら思い出話に花を咲かせ…
久しぶりに心の底から楽しいお酒を飲めました
そして、もちろん、飲みすぎました

やはり、こういう歳になってこそ、懐古的再会を心から楽しめるんだな~。

夏野菜とささみのピリ辛揚げ

2009-07-08 | 料理と酒
どうしてかなー。南、30を過ぎた頃から・・・イライラするっ!!
と。
いとうあさこじゃありませんが(それに30を過ぎて随分時間は経っていますが)
働いているとそれなりに、いや、例外なく「イライラ」すること満載ですよね

体力的というより、精神的に疲れた夜は、お料理するとちょっと気分転換になります。

めんつゆや味ぽんに豆板醤や生姜をどしどし混ぜ合わせたタレに、
夏野菜を炒め揚げにしたものをポンポン入れるだけ。
でも、美味しいんだよね、こういう素朴なカンジが