ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

日曜日たち/吉田修一

2012-03-31 | 読書
ありふれた「日曜日」。だが、5人の若者にとっては、特別な日曜日だった。
都会の喧騒と鬱屈した毎日のなかで、疲れながら、もがきながらも
生きていく男女の姿を描いた5つのストーリー。
そしてそれぞれの過去をつなぐ不思議な小学生の兄弟。
ふたりに秘められた真実とは。絡みあい交錯しあう、連作短編集の傑作。
(文庫裏書より)

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よい!!
吉田修一、引き出し多いよね!(何様。

全く関連性のない、そしてそれぞれテイストの違う
5つの短編なんだけど、ある小学生の兄弟が
必ず絡んでいて、それが最後にドーーーンとね
大きく意味を持つんです。

3つ目の「日曜日の新郎たち」が特にぐっと来ました。
九州から親戚の結婚式のために上京してくる父親のストーリー
なのですが、これが絵に描いたような九州男児!
そうそう、こういうガンコおやじ、身近にいっぱいおるんよね。
乱暴で、そしてとっても優しくて・・・。
すごく入り込めました。

読後感の良いステキな作品でした

引き続き頑張ります~

2012-03-31 | 日記
今年も引き続きスティール・パン頑張ってマス

元々、トリニダード・トバゴで生まれた楽器なのですが、
そこで毎年「PANORAMA」と呼ばれるスティール・パンのコンテストが
開催されます。
私が所属するオーケストラ・クラスでは、過去にこの「PANORAMA」で
演奏された曲を取り入れるのですが、これまた約10分くらいの
非常にヤリガイのある大曲となっています

7月のカーニバルに向けて猛特訓中ですが
今年の曲はコレ↓
すっごくカッコよくて、すっごく難しくて、でもきっとすっごく
楽しい曲(できれば、ね)です




仕事とか、あと他のコトも、色々大変だけど
でも音楽ってやっぱり楽しいよ。
ストレス解消です。がんばるよ

運命の人/山崎豊子

2012-03-17 | 読書
毎朝新聞政治部記者、弓成亮太。政治家・官僚に食い込む力量は天下一品、
自他共に認める特ダネ記者だ。
昭和46年春、大詰めを迎えた沖縄返還交渉の取材の中で、
弓成はある密約が結ばれようとしていることに気づいた。
熾烈なスクープ合戦の中、確証を求める弓成に蠱惑的な女性の影が―。
(「BOOK」データベースより)

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ドラマはね、全然見てないの。
配役も、モッくんぐらいしか知らないの。
山崎豊子は好きだけど、重いし・長いし・ドラマやってると
色々面倒だし・・・と思い、本を読むのは控えてたんだけど
これまた偶然、会社の隣の席の人が持っているのを発見して
ついつい全4巻、借りて読むハメに

結論から言うと、かなり思っていた内容と乖離していて
うーーん・・・
私の中の山崎豊子ランキングでは、下位となりました(えらそー。
特に4巻、要らないんじゃね?ってくらいです。

フィクションとノンフィクションがごちゃまぜになっていて
どうも入り込めない部分が多く
(政党や政治家の名前が、一文字違いとか微妙な匙加減
時代設定も昭和40年代なので仕方ないけど、何とも
歴史小説とも現代小説とも取れないハンパな印象を受けました。

沖縄返還にまつわる深い部分は読み応えはあったけど、それを
小説として弓成記者のスキャンダルに絡ませる所が、大反対

ドラマは面白かった?(誰に聞いてるの?

赤と黒、それは哲学。

2012-03-08 | 日記
うわー。一ヶ月ぶり??
忙しすぎてココまで手が回らない(笑
でも、今日は久しぶりに早く帰宅したので・・・



柿の種、大好き!
これ、旦那が大阪出張のときに、買ってきてくれたのですが
東京ではまだ見かけたことありません・・・

キレのあるHOTな刺激のAKA、コク深いたまり醤油のKURO。
そして、柿の種で一番重要である、ピーナッツの割合。
いつものよりピーが多い!(気がする

大満足

どっか近所でも買えないかなぁ~。