三カ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに
乗れると決まったとき、人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。
それともモモちゃんのように「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」
と諦観できるだろうか。
今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集。
(「BOOK」データベースより)
==================================================
なんとも不思議な・・・
しをんさんの、新たな引き出し。
7編の短編それぞれの冒頭に、昔話が付いています。
「ロケットの思い出」好きだったな。
まずは「花咲か爺」の話が挿入され、ロケットという犬の話に
入っていく。
ロケットに似ていた、昔の同級生。
話したこともなかった彼が、空き巣に入った家の住人だった。
鉢合わせてしまった彼に妙な要求をされ…
ってな感じで、昔話を下敷きにした奇妙な語り口の短編が
つらつらと続きます。
ちょっと捉えどころのない感じだけど、読後は何だか爽やかなような…
しをん作品としては、マニアックな感じなので上級者向けかもね
⭐︎⭐︎
乗れると決まったとき、人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。
それともモモちゃんのように「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」
と諦観できるだろうか。
今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集。
(「BOOK」データベースより)
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なんとも不思議な・・・
しをんさんの、新たな引き出し。
7編の短編それぞれの冒頭に、昔話が付いています。
「ロケットの思い出」好きだったな。
まずは「花咲か爺」の話が挿入され、ロケットという犬の話に
入っていく。
ロケットに似ていた、昔の同級生。
話したこともなかった彼が、空き巣に入った家の住人だった。
鉢合わせてしまった彼に妙な要求をされ…
ってな感じで、昔話を下敷きにした奇妙な語り口の短編が
つらつらと続きます。
ちょっと捉えどころのない感じだけど、読後は何だか爽やかなような…
しをん作品としては、マニアックな感じなので上級者向けかもね
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