ぱそらぼ (ぱぁと1)

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打ち上げ花火

2016年08月28日 | 雑談
打ち上げ花火は好きではありません。…と言っても、夜空に大輪の花を咲かせる「あれ」ではありません。鳴り物入りで派手に企画を打ち出すものの、一夜限りで尻すぼみになる…的なイベント事という意味です。「何かを成す」には、どんなに入念な計画や準備があったとしても、「やれば即、成功」というわけにはいかないと思うのです。同じ事を繰り返し実行する中で、初めて、本当の姿が見えてくるというのが通例です。何でも計画通りに行くはずもなく、見直して軌道修正することで、少しずつ一歩ずつ「何か」に近づくものだという気がするのです。思い描いた結果とは異なる方向に進む場合もありますし、その違う方向こそに、成功への大きなヒントが隠されている場合だってしばしばあります。誰の言葉なのか知りませんが、「継続は力なり」と言われます。単にマシンのように同じことを繰り返すことが「継続」なのではなく、何度も紆余曲折を経験し、その都度それに対処し、何度も挫折し、それでも諦めずに道を探ろうとするという意味なのだと思います。

話は矛盾するようですが、一方で物事には「終わり」がある事も、否定できない事実です。人に寿命があるように、私たちは「永遠」を手にすることはできないのだから、だから何にも「終わり」があって当然だと思います。いつ、どこで、どのように、フィナーレを迎えるかは、その人次第でありますが、「永遠」というものが存在しない事は、もとよりわかっています。どう「終わる」か、そしてそこから先をどう描くかは、いつも大きな命題です。

オルゴールの蓋はそっと閉まれば、もう音を奏でません。が、その音は、どこかの誰かの耳の奥でいつまでも鳴っているかも知れません。その音色に慰められた遠い日の記憶が、どこかの誰かを強くしているかも知れません。ねじを巻いて、再びその蓋を開く時が来るまで、違う「明日」を探しても良いのかもしれないと、そう思えます。「継続」というのは、その姿・形を変えることもあり得るのだと。その奥に流れる静かなメロディが変わりなく同じである限り。

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