ぱそらぼ (ぱぁと1)

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閉じられた空間

2006年08月19日 | 雑談
夏休み、真っただ中ですね。我が家は数軒で小さな公園がある場所に位置しているのですが、この辺りでは、子供達が走り回る音も歓声も聞こえてくることはありません。入居当時小学生だった子どもたちの同級生は成人に達し、核家族化の進んでいる新興住宅地では、全戸が揃って高齢化してきたのかも知れません。

テーマパークなど行楽地の映像がニュースで流れると、無理して(?)休暇を取ったお父さんを含む家族連れの笑顔がはじけています。勿論それは少々お疲れの顔だったり(ご苦労様)はするのですが、無邪気にテレビカメラに向かって「ピース!」とかしている子供たちは元気そのもので、微笑ましい光景です。

「幸せ」を絵に描いたような家族。日本は豊かな国なのですね。ただその「幸せ」の中に、強固な閉じられた空間を感じるのも一方で事実です。一番小さな単位かも知れない「家族」の中で、未来を担う子供たちは育ちます。その小さな単位の中でどれだけ「広い意識」を伝えることができるか…は、各家庭の力ではないかと感じます。「自分達だけの幸せ」に終始するのではなく、親が「自分の生きる哲学」を表現する必要がある… 言葉にすると大層でいかめしい言葉になってしまいますが、そんなことではなく「お天道様が見てるよ」的な温かくて、でも大切なことをしっかりと表現することのつもりです。

「我が子だけは」の気持ちは本当に有り難い理屈を超えた親の無条件の愛です。…だからこそ、もっと「大きいこと」を子どもたちに伝えたいと思います。「狭義の結束と社会のすべてを敵に回すような存在の誇示(阿久悠氏)」と、他人の目には映っているかもしれませんよ。


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