静聴雨読

歴史文化を読み解く

ヨーロッパ:オペラと将棋の旅 2

2014-08-04 07:39:18 | 異文化紀行

 

(2)チームの結成と解散

旅程が決まり、フライトとホテルの手配も済ませた。

ここで、ITさんとNMさんとから、同道したいという申し出を受けた。異論はない。ただし、私の旅程は決まってしまったので、私の旅程をテンプレート(下敷き)にして、各自の旅程を考えてもらうことにした。私の旅程は、期間が長い・体力もいる・金もかかるので、他人にそのまま勧めるのはいかがなものかと考えたからだ。また、フライトとホテルの手配は各自で済ますのを条件とした。詳述は避けるが、昨年の苦い経験を繰り返さないためだ。ITさんはこれに同意した。だが、NMさんは、驚くことに、フライトとホテルの手配をITさんに任せるという。

やがて、二人から、「すべての旅程に同道したい」との意向が示された。異論はない。それでは、ということで、三人でチームを組んで行動しようと提案した。将棋の国際交流の実を挙げるには、個人として活動するよりも、チームを組んで活動する方が相乗効果を発揮するだろうと考えたからだ。

ところが、NMさんから思わぬ反応が返ってきた。棋譜を採譜することはお断りします・報告の作成はお断りします・写真を提供することもお断りします、ということらしい。これでは、チームを組んで活動して実を挙げるのは難しいので、チームは解散することにした。

ITさんからはなかなか反応が返ってこない。気力・体力に問題がありそうなので、ITさんともチームを組むのを断念した。

(2014-08-04)