静聴雨読

歴史文化を読み解く

自由が丘の将棋道場・2

2010-07-13 07:22:37 | 将棋二段、やりくり算段
私が、自由が丘の「高柳道場」に足を運ぶことになったきっかけは覚えていません。

ある日、道場の門をくぐると、思わぬ人に出会いました。私の「先輩」が将棋を指しておられたのです。「先輩」の将棋好きは知っていましたが、まさか道場で会うとは。

「先輩」と数局指しました。その結果、「先輩」の私の将棋への評は、「君の将棋は、序盤の構想がなかなかいいが、終盤になると、もたつくなあ。」というものでした。まさにその通りで、終盤にもたつく傾向は今になっても直っていません。

「先輩」は根っからの「将棋好き」で、その後も一貫して、将棋を楽しんでおられたようです。時々、お相手をすることがありましたが、近年では、「先輩」は仲間を募って、年に数回、「合宿」と称する将棋大会を開いていました。私もある時期その「合宿」に参加しましたが、対局中煙草を吸う人がいたり、へべれけになりながら将棋を指す人がいたりして、嫌気が差したため、この将棋大会への参加を取りやめました。  (2010/7)