まだ少し肌寒い3月初旬の曇り空の日曜日。
さてさて…そんな日には…アントニオーニの映画!
映画「さすらいの二人」(1974年・米)
原題「The Passenger」
北アフリカ→ミュンヘン→ロンドン→バルセロナ→スペイン南部
ロードムービー…変な映画。
アントニオーニの映画はどれも変ですが、
その変なところに “病みつき” になる魅力がある!
映画の概念を変える…芸術家…自由人…一時期、追いかけていた。
変ついでに…座組が変!(笑)
これはアメリカ映画。
製作:カルロ・ポンティ→イタリア人
脚本・監督:ミケランジェロ・アントニオーニ→イタリア人
出演:ジャック・ニコルソン→アメリカ人
マリア・シュナイダー→フランス人
ジェニー・ラナカー→南アフリカ生まれ
マリア・シュナイダーといえば、
この前に出た映画が「ラスト・タンゴ・イン・パリ」(1972年・伊)
僕はベルナルト・ベルトリッチは好みませんが…まぁいいや
撮影監督ルチアーノ・トヴォリによる美しい映像と圧巻のラスト7分間の長回し!
この撮影はオーソン・ウェルズ監督
「黒い罠」(1958年・米)の冒頭シーンとともに超有名!(ウホッ)
バルセロナではガウディ建築…哀感を帯びたギターの調べ…
この映画はずいぶん前に観たきりで、DVDを買ったのはいいけれど未見。
とりあえず暇…やることがない…体調まずまず…
そんな時にはアントニオーニの出番!(笑)
昔から僕にとってはそんな存在…好きな映画監督の一人です