ロジャー・ニコルズとポール・ウィリアムスは
既にこのブログで登場しましたが、
本日は彼らの作った曲なんぞ…
「ザ・ドリフター」いい曲です。
「愛のプレリュード」(2001年)
二人が1970年に作った
売り込み用のデモ・アルバム。
好きなんです、この曲。
モヤモヤっとしている時には元気づけられて、
なによりヤル気が出てくる。
穏やかでとても優しい気持ちになる。
僕にとって“応援歌”みたいなもの。
メロディをお聞かせできないのが残念!
優しくて美しくて気品があって、
なんとも素敵なメロディですね。
元はロジャー・ニコルズ&ア・スモール・サークル・オブ・フレンズ
のシングル曲(1969年)。
サンドパイパーズ、昨日登場したハーパーズ・ビザール、
スティーヴ・ローレンス、パイザノ&ラフ、メロウ・キャッズ、
日本では高野寛がカバー・レコードを出している。
ポール・ウィリアムス本人が歌っているバージョンもある。
「ソングブック」(2002年)
さまざまな歌手やグループが彼らの曲を歌ったオムニバス盤。
どうも滑らかな訳ではないですが、ざっとこんな歌詞。
「ザ・ドリフター」
[作詞]ポール・ウィリアムス
[作曲]ロジャー・ニコルズ
別に目新しいことじゃないけど
またあの感覚が芽生えてきたみたい
前にもあったよな
心の中が“もっともっと”と泣き叫んでいるような感じ
渇いた心の声とでもいうのかな
両手いっぱいに大きく開かれた道を信じてみるよ
よかったら一緒に来ないかい
そこには僕が行ったことがない場所がある
たいしたことはできないけど
沈んでいく夕陽を追いかける漂流者になってみるよ
そう、僕の中には漂流者がいるんだ
一つの場所に落着いてはいられないんだ
やってみたけどダメだった
お決まりの仕事もダメだね
できないって言っちゃえばいいのに
気持ちが楽になるのに
生きることは自由なことだって証明するんだ
鎖に繋がれたくない
重荷も背負いたくない
得るものはたくさんあるけど
失うものなんて何もないんだからね
そこには僕が行ったことがない場所がある
たいしたことはできないけど
沈んでいく夕陽を追いかける漂流者になってみるよ
そう、僕の中には漂流者がいるんだ
「ビ・ジェントル・ウィズ・マイ・ハート」(1995年)
28年ぶりに出た
ロジャー・ニコルズ&ア・スモール・サークル・オブ・フレンズ
のセカンド・アルバム。