キャロル・キング&ジェイムズ・テイラーの
コンサートでドラムを叩いていたのがこの人。
実は一番見たかったのがこの人。
理由を話せば長くなりますが、
僕らの世代は雑誌ポパイやホットドック・プレス全盛で
ウエスト・コースト(アメリカ西海岸)命、アメカジ命という世代。
「シップス」がまだ「ミウラ&サンズ」だった時代ですけど…
洋楽もたいていこのあたりから入っていく。
イーグルス、ドゥービー・ブラザース、CSN&Y、
ジェイムズ・テイラー、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、
リタ・クーリッジ、カーラ・ボノフ…
僕の場合は兄の影響で少し前の
ビートルズやストーンズ、アニマルズあたりから。
レコードを買ったり、友達から借りたりして
ジャケットやライナー・ノーツを見ていると
参加メンバーの中に頻繁に名前が出てきて注目していたのが、
ギターではワディ・ワクテル、ドラムではラス・カンケルでした。
この時に初めてスタジオ(セッション)・ミュージシャンという
職業があることを知りました。
当時はYouTubeはないし、スタジオ・ミュージシャンは雑誌にも出てこない。
どんな人かな?と想像するしか手だてなし。
積年の願望が叶って、今回初めて“現物”を見ることができた…
感激!感涙!というワケなんです。
「リア」リア・カンケル。
この人は前の奥さん。
バックはそっくり今回来日したメンバーの「ザ・セクション」※。
お姉さんがママス&パパスのキャス・エリオット、似てますね。
その後ニコレット・ラーソンと再婚。
この人は実力と美貌を備えた僕らの世代では憧れ的存在。
(以前のブログでも登場)
1997年に脳浮腫で若くして他界…残念!
※ザ・セクション
今回来日したバックのメンバー3人と
キーボードのクレイグ・ダーギの4人で組んでいたバンド。
3枚のアルバムを出している。
左からラス・カンケル、リーランド・スカラー
クレイグ・ダーギ、ダニー・クーチ(コーチマー)