映画「続・激突!カージャック」(1974年・米)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
撮影:ヴィルモス・ジグモンド
出演:ゴールディ・ホーン ウィリアム・アザートン
ベン・ジョンソン マイケル・サックス 他
BSを録画してあったので、夜中にゴソゴソ。
久しぶりに観ましたが、うーん、よくできている…傑作!(感心)
しかし…タイトルがあかん!(泣)
原題「The Sugarland Express」 実話です
僕の中では、スピルバーグ映画ではベスト3に入る!
学生時代に観た時には、
超かわいいゴールディ・ホーンに目が行っていて、
西部劇でお馴染みベン・ジョンソンが渋くてカッコいいなぁ…とかね。
改めて観ると、夫役のウィリアム・アザートンが◎
その後、性格俳優として活躍…性悪&憎まれ役ばかり!(笑)
ちょい悪の若夫婦が、息子を里子に取られて、
パトカーを強奪して取り返しに行く…というロード・ムービー。
物語が平坦にならずに起伏に富んだ展開で、脚本が優れている。
アニメが挿入されたり、ヌーベルバーグ的であったり、
危険なスタントがあったり、知識と技術を惜しみなくブチ込んでいる!(驚)
そして…“ほのぼの” “のんびり” としたユーモアのセンス。
スピルバーグは当時弱冠25歳…テレビ映画を経て、これが初の劇場公開作品。
タナー警部役のベン・ジョンソン…やっぱりいいね!
銃社会は怖い…今でも変わらない感想。
夜中に映画を観るのはいいんだけど、一本丸ごと観るのはキツい!(嘆)
面白い映画でも半分ずつ…近頃はそんな感じですね