in my room

静かなパラダイス

ヴァニラ・ファッジ…

2013年07月25日 | Weblog

毎日蒸し暑いなぁ!

夏の曲というワケではないですが、
本日は“聴き比べ”でいきますか。



ザ・スプリームス※
「ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン」(1966年・米1位)
モータウン・レコード専属の3人組作曲家チーム、
ホランド=ドジャー=ホランドが生みだした名曲。

http://www.youtube.com/watch?v=WvznbRgwuHI

イントロがステレオで聞こえてくる。
素晴らしいメロディ、転調もいい。
しかし…あっさりとパンチがなく、平坦でボリューム感がない。
ヴォーカルが痩身のダイアナ・ロスなので、こんなもん?

アメリカの4人組“ヴァニラ・ファッジ”がカヴァーするとこうなる。
(1967年・米6位)



http://www.youtube.com/watch?v=nsNYqsrV5GI

ぜんぜん違う!!!
“お茶漬け”と“まぐろ丼”くらい違う!
僕は昔からエモーショナルで迫力のある
“ヴァニラ・ファッジ版”が好きなんです。
マーク・スタイン(key)のヴォーカル、
暑苦しいけど、ビンビンくるね!

このバンドは演奏が上手い!
ティム・ボガート(b)とカーマイン・アピス(d)は
後にジェフ・ベックとバンドを組む。
その名も“ベック・ボガート&アピス”…カッコええで!

ふぅ~っ!まいった!まいった!
ホンマええ曲ですわ!(暑っ)

※かつては「シュープリームス」で通っていましたが、
 昨今では発音に準じて「スプリームス(ズ)」となっている。