in my room

静かなパラダイス

フランク・ロイド・ライトに捧げる歌…

2012年04月06日 | Weblog

週末です!
嬉しい!
そうでもない?

4月の週末は…こんな曲で…


「明日に架ける橋」(1970年・年間最優秀アルバム)

http://www.youtube.com/watch?v=Cf0RrF6KsI8

「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」(1969年)
作詞・作曲/ポール・サイモン

さよなら フランク・ロイド・ライト
君の歌がこんなにも早く消えてしまうなんて
僕にはとても信じられない
やっと覚えたばかりだったのに
こんなにも早く終わってしまうなんて
いつまでも忘れないでしょう 君のことは

気が合って毎晩のように
明け方まで一緒に騒いだよね
あんなにも楽しく
長い時間笑ったのは初めてだった

数々の建築家が現れては消えていくけれど
決して君の姿勢は変えないでほしい
煮詰まった時には
ちょっと立ち止まり 君のことを考えてみるよ

さよなら さよなら



ボサノヴァ調の静かで素敵な曲ですが、
どうも変。
フランク・ロイド・ライトは有名な建築家ですが、
1959年に亡くなっているので
友達であるはずがないし“君の歌”ってなに?

フランク・ロイド・ライトとは
どうやら建築家志望だった相棒の
アート・ガーファンクルを指すようです。
ということは“決別の曲”ということになる。
真相はよくわかりませんが、
5枚目のこのアルバムが
サイモン&ガーファンクルでは最後の作品。
二人ともソロ活動に入る。
当時の仲をフランク・ロイド・ライトの名を借りて
表現したのでしょうか?
建築家=創造者=音楽家と置き換えることもできるし、
複雑でかなりのひねり具合。

タイトルは
原題の「さよならフランク・ロイド・ライト」で
いいと思うけど…