in my room

静かなパラダイス

胸キュン…

2009年02月13日 | Weblog
今日が13日の金曜日で明日がヴァレンタイン・デー。
どうもピンと来ませんが、今年はそういう暦になってます。

本日はヴァレンタイン・デーにちなんで、
「胸キュン」サウンドを少々…
「オッサン」で「胸キュン」というのも気色悪いですけど、
そういう気持ちは永遠に持ち続けたいものです。


1st「パイロット」(1974年)

活動期間が短か過ぎましたが、
1970年代、確かな足跡を残したイギリスの3人組(後に4人)、パイロット。
このバンドは◎ メチャメチャよろしい◎
70年代でイギリスなら“パブロック”というジャンルに入るんでしょうけど、
パブロックを解体してポップでオシャレに再構築。
アラン・パーソンズ(プロデューサー)のセンスが冴えまくっています。
このCDはボーナス・トラックがたくさん入っていますが、
まったく「捨て曲」なし!(驚)
「マジック」「ジャニュアリィ」「ジャスト・ア・スマイル」
「ガール・ネクスト・ドア」「ジャスト・レット・ミー・ビー」…etc.
オリジナリティ溢れる爽やかな「胸キュン」サウンドが次から次へ。
ほんとに素晴らしいバンドです!


マリア・マルダー「オールド・タイム・レイディ」(1973年)

実力派シンガー、マリア・マルダー。
ジャズ、カントリー、ジャグ、フォーク、ロック、ポップス…
アメリカに根付いた(オールド・タイム)さまざまなジャンルの音楽を
伸びやかに、余裕たっぷりに歌いこなしています。
参加ミュージシャンがライ・クーダーにデヴィッド・リンドレー、
クラレンス・ホワイト、ニック・デカロ、ジム・ケルトナー…etc.
その筋の名手がズラリ。
「真夜中のオアシス」でのエイモス・ギャレットのギターはいまや伝説。
「なかなかこうは弾けません」と
どこかの対談で萩原健太さんも言ってました。


スティーリー・ダン「彩(エイジャ)」(1977年)

お洒落ぽんち!その一言に尽きます!(溜息)
これほど洗練されたバンドはちょっと他には見当たらない。
ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカー。
この二人は次元が違うよなぁ。(感心)
ジャケ写は日本人モデルの山口小夜子。
そして撮影が藤井秀樹。
オリエンタル・ムードが漂っています。
このあたりのセンス~尋常ではないですね。
「胸キュン」と言うには
コンテンポラリーでオトナ過ぎますかな?