in my room

静かなパラダイス

もう春なんでしょうか?…

2007年02月27日 | Weblog

今年は(も)暖冬で
2月とはいえセーターだけでも暑い日があったりして、
四季を楽しむ日本国民としては調子が狂ってしまいますね。
いっそのこと常夏の島になればいいのに…ハワイみたいに!
GNPなんぞ気にせず国民全員が観光業に従事。
服はみんな浴衣に草履…楽しいじゃないですか!
そうなればきっと葛飾北斎みたいな人が出てくる。

春になると聞きたくなるCDを引っぱり出してきた。
特に春に録音されたものではないですが、
僕の中では“春”…刷り込まれている!



「Time Out」デイブ・ブルーベック・カルテット。
ジャズを知らない私でも知っている。
なんとも軽やかで洗練度がタダモンじゃない!
大都会での暮らしを曲にしたらこうなるのかな?
昔から憧れている、こういう世界。
1959年夏、ニューヨーク録音。
春ではないですが、素敵の一語!
ジャケットも抜群にいいですね!(溜息)



映画「マンハッタン」のサントラ。
1979年、ウッディ・アレン監督・主演。
こちらもジャズ。舞台はニューヨーク。
ズービン・メータ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラ、
ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」。
オシャレ…この世界、昔からの憧れ。
映画の筋とは関係ないですが、
ある若い建築家がガイドになって
夜にニューヨークの建築名所を巡るシーンが出てくる。
いいんですね、このあたり…知的でお洒落で!
あれっ?これは別の映画だったかな?
「ハンナとその姉妹」だったかも?

最後にゆる~いロックを1枚。
レフト・バンク「愛しのルネ」(1967年)
こちらもニューヨークのバンド。
ロックといってもクラシック的なアプローチで
バロック・ロックなどと形容されている。
ソフト・ロックともいわれる。
やかましくないロック。
ハープシコードやバイオリンを使ったり、
変な音階が出てきたり、歌はヘタウマ気味で
花粉症でイカれた頭で聴くのにはうってつけの1枚。
「愛しのルネ」は歴史に残る珠玉の名曲で
いろいろな人に歌い継がれている。



当時はこういうクラシック的なロックが流行していたようですが、
(プロコルハルム ウォーカー・ブラザース…
ローリング・ストーンズも流行りものに手を出した)
その発端はビートルズの「イエスタディ」だったというワケ。
何でもかんでもビートルズ…やっぱりスゴい!ビートルズ!