ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

ガンダムのヘルメット形状は「ちょんまげ」なのか!?

2007年11月23日 | プラモやってて思うこと&ガンプラの歴史
 注:今回の記事は、すでに他の方が気付いている、もしくはすでに有名な話なのかもしれません。ですので、「筆者が発見した!」という趣旨ではありません。あと、ガンダムのデザインをけなすつもりもありませんので、あしからず…。

 筆者は時代劇もたまに観ます。最近ではサンテレビの「破れ奉行(再)」を録画したモノを観るのが楽しみ…でしたが、もう最終回を迎えてしまいました(泣)。現在は「破れ新九郎」を放送中です。
 時代劇を見ていると、気になることがあるんです。登場人物のちょんまげ頭がガンダムに見えるんです。

 ガンダムのデザインは鎧武者がベースになっているという説を聞きますが、小学生の頃の筆者は童話に出てくるような西洋の王子様がデザインの元ネタだと思っていました。↓こんな感じの…

 下半身の白タイツがポイントですね(笑)。小学生の頃の筆者は「ガンダムの脚はぜったいタイツやで」と思っていたんです。特にロボットなのにやたら生々しいフクラハギが…。だって、連邦軍の制服も白タイツ…(汗)。

 ガンダムの頭部デザインは日本の兜がベースだそうです。確かに額のV字アンテナは兜の「クワガタ」が元になっているのでしょう。
 ただし…

 「ひこにゃん」ではありません、念のため…。
 実際の兜を見てみると顔の両サイドに反った板状のパーツ(吹き返し)があるのですが、初代ガンダムにはこの板がありません。このパーツがデザインとして取り入れられているのは「日本のガンダム」としてデザインされたシャイニングガンダムとテレビ版ウイングガンダムぐらいです(武者頑駄無は別として)。
 それに、兜の多くには頭頂部メインカメラが納まるトサカと、ヘルメットの両サイドから後頭部に向かって取り囲むダクトの部分のようなディテールは見当たりません。
 ここで登場するのがちょんまげです。

 頭頂部のトサカと、ヘルメットの両サイドから後頭部に向かって取り囲むダクト…のように見えてきませんか?

 そこで、アンテナを除いたガンダムの横顔を描いてみました。
 
 初代RX-78とF91です。このカラーリングを変更してみると…
 
 ちょ、ちょんまげです。特にF91はトサカの後ろ側が伸びたラインとか、襟足の部分(時代劇のマゲヅラの下からのぞく自毛)なんかがソックリですねぇ。

 小学生の頃は西洋の王子様だと思っていたガンダムですが、オッサンになってから良くみると、実に日本情緒あふれるデザインなんやなぁという気がします。