ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

緊急特別企画・1/100ガンダムエクシア サンプル品レポート(その4)

2007年11月09日 | サンプルレポートシリーズ

 1/100ガンダムエクシア サンプル品レポートの続きです。
 
 脚は内部フレームが再現されていないことを除けば、ほぼMGといっても差し支えないほどの出来です。見た目も可動範囲やギミックも充実しています。

 足首はつま先がポリキャップで独立可動します。ストライクガンダム以降のMGではABS樹脂製C字型の軸受けにパチッとはめる方式で可動させることが多いですが、ポリキャップ式というのは安心感があります。写真に撮るのを忘れましたが、足の裏のモールドもしっかり入っています。
 
 つま先は上・下どちらの方向にも可動します。


 スネのパーツ分割です。ううっ、スネ正面の装甲が逆さになっています(汗)。しかもクリアーパーツ忘れてるし…(汗)。
 スネはフレームに装甲パーツを組み付けていく方式です。前腕外側のグレーのラインは残念ながら付属のシールまたは塗装で再現するようになっていましたが、スネ側面のグレーのラインはフレームのグレー成型色で再現されます。
 

 フクラハギのドラム状パーツの部分でヒザ関節下側の可動を担当するのはHGと同じです。この部分と足首関節基部はポリキャップによる可動です。足首関節基部のボールジョイントのパーツには、足の甲の可動式アーマーの取り付け基部が設けられています。スネ側にアーマーが取り付けられていたHGでは、アーマーがポロポロ取れましたが、1/100ではかなり改善されています。
 足首取り付け基部の可動がユルいと感じる場合は、水色の矢印で示したところから瞬間接着剤を少量流し込んでみると良いと思います(完成後でもアキレス腱部分の装甲パーツを外せば作業可能です。瞬間接着剤によく付属している、すき間用ノズルを使用しましょう)。

 
 フレーム状態のスネ(写真左)に、装甲パーツを組み付けた状態です(写真右)。外見はまさにMGです。フクラハギ外側の丸パーツは、半球状に盛り上がっている部分にシールを貼るようになっているのですが、どうしてもシールに重なる部分やシワが出来てしまいます。クリアーパーツをかぶせると、見た目はマシになりますが、やっぱり塗装で再現した方が良いと思います。ひと昔前の高級車で流行ったダークグリーンメタリックみたいな色が良いのでしょうか?


 ヒザの可動範囲は正座可能とまではいきませんが、かなり深く曲がります。
 欲を言えば、ヒザ関節ブロックの下側にも可動軸があれば、ヒザを曲げたポーズがもっと自然になるんですけど(エクシアは太ももが短いデザインですので、ヒザ関節の位置が低い方がポーズを決めやすいと思います)、スペース的に無理っぽいですねぇ。これについてはMGに期待しましょう。


 写真左:足首の横方向への可動はこれぐらいです。アキレス腱部分のアーマーが可動するので、HGよりも自由度は向上していると思います。
 股関節の可動範囲が広いので、足首の可動範囲の広さが充分に活用できます。
 脚の可動に関しては、足首のボールジョイントがちょっとユルいかなという程度で、保持力に関して不満はありません(あくまで個人的感想ですが)。可動軸を瞬間接着剤でコーティングしたり、軸受けに瞬間接着剤を流し込んだりして保持力を高めることも可能ですが、股関節や足首の可動軸は肉抜き穴がたくさん開いているので、強度的には不安があります。あまり可動を固くすると、今度は軸が折れてしまう可能性も出てきますので、ほどほどにした方が良いと思います。


 GNビームサーベル/ダガーの柄は、厚みがあるので貼り合わせ式です。ビーム発射口側面のモールドは、ゲート処理の際に削り落としてしまう可能性が高いので、気を付けましょう。


 サーベルやダガーの刃を取り付けた状態。比較用としてMGガンダムOYW0079のモノを置いてみました。


 付属のパーツを使うと、アクションベースにガッチリ固定できます。劇中のエクシアは軽やかに舞うような動きをしますので、地面に立たせるよりもベースを使って動きのあるポーズで飾った方が良いですねぇ。

 
 
 前・横・後ろから。


 おまけ1:HG(写真右)との比較。カメラアングルが違うので、1/100は脚が短く写ってしまいました。とりあえず参考までに…。


 おまけ2:FG(写真右)も含めた比較です。