ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HG ガンダムデュナメス(その2)

2007年11月19日 | ガンダム00
 HGガンダムデュナメスの2回目です。
 
  
 前回はほっぺたの白ダクト部分の塗料が乾いていなかったのでダクト穴の黒やグレー部分を塗っていなかったのですが、触っても大丈夫な状態になったのでグレー部を塗り、ダクトの穴には黒シールを切って貼り付けました。シールはガンプラ付属の「マーキングシール(テトロンシール:薄くて透明ツヤ消しのシートで出来たシール)」の黒部分を使用。ツヤ消し黒なので非常に助かります。
 水性塗料で塗装し、まだ完全乾燥していない状態のデリケートな塗膜の上からマーカーなどでダクト穴を描き込むのは至難の業です。シールなら直線もエッジもピシッとシャープに仕上げることができますよ♪

 
 写真左:腕はこのようにパーツ分割されています。クリアーパーツおよび前腕のクリアーパーツをはめ込む部分は塗装してあります。
 写真右:ヒジ関節&上腕の組み立ては、ヒジ関節パーツに合成ゴム製のベルトパーツをはめ込み、その上から上腕下半分の装甲をかぶせるようになっています。そのため、後ハメは困難です。塗装派の方はマスキングで対処するしかないかもしれません。なぜなら…

 上腕の回転部分は、ヒジ関節パーツの上側に設けられた軸を、上腕上半分のパーツで挟み込むようになっているからです。上腕回転部の構造を差し込み式に改造するぐらいしか、後ハメへの道はないのではないかと思います。
 前腕の構造はスゴいです。上腕から伸びたベルトは前腕の後ろ側に入り込むのですが、ヒジの屈伸に応じてスライドすることによって可動に支障が無いようになっています。
 また、手首付け根のブロックはスイング可動します。1/100スケールのキット並みの可動部です。プラ軸対プラ受けですので、ユルみが生じる可能性がありますが、組み立て時にビニール袋を可動部に挟み込むと改善できると思います。
 写真を撮った時にはまだ塗っていませんでしたが、前腕前側にあるオプション用マウント部(?)の穴の内部は、組み立て前に黒かグレーで塗っておいた方が良いですよ(白のままだとかなりショボいです:汗)。そのマウント部ですが…

 アニメの設定画では四角い穴が開いているだけですが、デザイナーの柳瀬氏によるキット開発用の詳細設定画稿ではキットのように突き出た形状になっています。ここはグレーで塗るよう指示されていますが、別にこだわらなくても良いと思います。筆者も「気が向いたら塗ろうかなぁ」というぐらいに思っています。


 ヒジ、手首の可動範囲はこれぐらいです。可動部の保持力は手首付け根ブロックがちょっとユルいかなと思う以外は良好だと思います。


 ライフルやシールドをマウントするジョイント部は前後に回転可能、真横に来た状態で機体側へ押し込むと回転部がロックされます。
 肩アーマーは前後分割ですが、分割ラインが後ろ側に寄っていて、合わせ目を消す必要がありません。これなら塗装の際に便利なだけでなく、肩の武装ジョイントの回転部分や肩アーマー自体の取り付け部の可動がユルくなってしまった場合のメンテナンスも容易ですねぇ。

 ホンマ良く出来たキットだと思います。