いのち、見えるとき

　ご自分のブログでも言っていらっしゃる通り、理代子さん　ここ数ケ月体調不良です。私が知る限りでも、昨日、今日、明日と三日間続けてコンサ－トです。命を削って仕事をしていらっしゃるように思えて、不安です。昨晩は、六本木で「蝶々夫人とスズキ」のお芝居の中での独唱です。

”生きる”ってどう言う事でしょうか？昨晩の理代子さんの姿勢から、私に問いかけられたように思いました。”ある晴れた日に””私の可愛い坊や”等々。あの体調で、あの熱い素晴らしいアリア。不覚にも涙が出ました。

　「やがて死すべきものの今、生きてあるは有り難し」お釈迦様の言葉が思い起こされます。精一杯に完全燃焼して、この瞬間を過ごしていいらっしゃるような生き方が、観ている私にヒシヒシと伝わってきました。とは言え、お願いですから、無理はしないでください。

　会場では懐かしいお顔に出会いました。お芝居の山村美智氏と同期アナウンサ－時代の坂野さん。昔と変わらずチャ-ミング。