毎日曜日は、テレビ 5:00amから 心の時代→短歌→テレビ体操10分→俳句を聴いて、一日が動き出します。
今朝は昨年9月の再放送でしたが、歌人であり京都大学名誉教授の永田和宏氏。池田理代子さんの第一歌集”寂しき骨”を推薦されていた方でした。
漠然と名前を見知っていただけの方でしたが、彼の映像、声に接することが出来て、夢中で聴きました。細胞生物学者であり、歌人でもあり、今は、JT生命研究所の所長をされています。
永田氏の作品も、いくつか紹介されました。亡妻河野裕子氏を偲ばれて、「わたしは死んではいけない 私が死ぬとき あなたも本当に死ぬのです 」の一句がありました。
最近とみに”老い”を実感している私。毎朝、仏壇に向かっています。亡き方々の名前と没年月日を声にして焼香します。彼等が実在として強く感じられるようになり、永田氏のこの歌に深く感銘共感させられました。
私が生きている限り、彼等の生命と共に在ると言う事です。
その後の6:00からの短歌の時間でも、永田和宏氏と河野裕子さんのエピソ-ドが紹介され、そのちょっとした偶然に、今日は良いことがありそうな・・・。
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