相当疲れているんです。原因は眼。左を手術して、左右の視力のアンバランスが腰痛に勝るとも劣らない肩凝り。懲りない私は昨夕、誘われてご招待の歌舞伎座。初めて観る玉三郎の”阿古屋”。江戸時代まではお琴、三味線、胡弓が音曲の主流で、明治時代になって、胡弓が尺八に変わったそうです。びっくりしたのは、玉三郎が、実際三曲を演奏し、歌いながら、演じる巧さ。プロの凄さですね。
一昨日は、理代子さんが、長くサポ-トされている「池田理代子とばらのミュ-ズたち」のフレッシュコンサ-ト。「七色唐辛子プラス一味唐辛子の会」も共催です。ル-テル市ヶ谷センタ-音楽ホ-ル、こじんまりした、音響の良い素敵な会場です。若い歌い手たちの成長ぶりは、素人の私にも分かりました。
理代子さんは、「一回の舞台は、100回の練習に勝る」と言う信念のもとに、十数年の長きに亘って、若手声楽家を支え続けていらっしゃいます。淡々とひとつのことを貫かれる姿勢には、頭が下がります。今回は運営から企画まですべてを、出演者7名に任せたそうです。彼らのことを考えての事ですね。
あれこれ食い散らしたい私とは、真反対の生き方。わたしは、これからも草臥れた身体を引きづりながら、気の赴くままに構わず手を出して、年を重ねて行くのでしょう。体力的に何時まで続けられることやら・・・?
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