”第九” 10年の空白を経て

  準備期間も含めて10年続いた”第九”のチャリテイコンサ－トは、2012年を最後に、合唱団を解散しました。

　

　その後、合唱の機会があるときは、何人かの方とご縁がありましたが、

最近はコロナ騒動もあって、皆さんと会うことは、すっかり無くなっていました。

　今回、理代子さんから4月26日、オーチャドホ－ルでのコンサ－ト・舞台へのご案内がありました。「皆さんと、またご一緒できるのを、楽しみにしております。」

　当時の会員リストを手掛かりに、電話をしました。私たちの年齢での、10年の歳月はながい。　人生の予測がつかない。

「うわ-あ！　懐かしい❣」の声が上がる一方、電話の繋がらない方もかなりあります。心臓の弁の取り換えで入院中や癌治療中。当人や配偶者の認知症等々・・・。　　

　また経済的な理由で、参加できないと言う　辛いものもありました。

鬼籍に入られている方もいらっしゃいました。

　「手術後、声が出ないので、歌うことは出来ないけど、聴きに行く。通路側チケットを・・。」の　声もありました。

　”無常”を痛感した、ここ数日のご案内でした。