・・・山陰地方に旅行して、最初に行く場所と云えば、私の場合は出雲大社です。
出雲大社と云えば最初に頭に思い浮かぶのは、大きなしめ縄の拝殿ですが、 今回は5/8に遷宮祭が行われる前と云う事で、今回は仮拝殿に参ってきました。
出雲大社は60年に一度の遷宮の時期で、私たちは5/8の遷宮祭の前に行きました。 近くに在る「古代出雲歴史博物館」では、それを記念して色々な展示をしていました。 私が一番興味のあった展示は古代の出雲大社本殿を支えていた柱の遺物の展示です。
最近発掘された本殿を支えていた柱の写真。
平安時代までの本殿は、現在の12階建てビルに相当する、写真のような建物だったそうです。
平安時代の記録によれば、この高層の本殿は、何度も倒壊し、結果、何時の時代からか今の本殿のように背の低い高床式の建物に変化したようです。
柱の遺跡が見つかるまでは、高層の本殿は伝説の建物のように思われていて、先に載せた遺跡が発見されて、初めて高層の建物であった事が、証明されました。 とても興味深い展示でした。