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"It never gets easier, you just go faster."

奥大井徘徊 大日峠~清笹峠

2014年04月27日 | 1級、2級山岳
連休初日。夜から富士で高校時代の友人と集まる機会があったので、自転車持ち込んで奥大井の方をグルグル回っていました。
例のアレな大井グルグル練では、練習仲間がたくさんいますが、今日の大井練は、少数精鋭で。

参加メンバー:



日本カモシカ




カモシカ君の登坂力が欲しいです・・・

++++++
朝の6時新横浜発のひかりに乗って、静岡へ。初めて知りましたが、このひかり、新横浜始発なので空いていて便利。静岡に6:40に着きます。これなら登山や輪行に大活躍するのでは。


内府どのにご挨拶するのは、2010年自走高知以来。


安倍川沿いに北上します。


今日はいいお天気!新緑と左右に張り出す山塊にテンションはあがるばかり。




井川(いかわ)まで38kmと出ました。今日のルート標高1100mクラスの大日峠越え。先は長いです・・・


5年前?6年前は直進方向の川根町側から下ってきました。今回は旧道ルートなので右折して口坂本温泉へ。ちなみに温泉は9時半から営業なので、今回は諦めてました。


これぞ日本の里山!これぞ静岡のお茶どころ!といった風景の中を登ったり下ったりを繰り返し、標高を稼いで行きます。しかし、この時点でもまだ標高は200m台。路面も一部かなり荒れているのでゆっくり登ります。


GW初日ですが、初日とあって1時間以上すれ違う車はありませんでした。


500mごとに残り距離のキロポストが出ていますが、残り14.5kmとか見たくありません。
なんか眼前に聳え立つ山、かなり高いんですが・・・
しかも峠になりそうな山の鞍部が見当たりません。あそこまで登るのでしょうか。


ずっーっと上の方に道が見えます。どうやらあそこまで行かなければならないようです。


ここで話は少し脱線して、機材の話。
25Cのタイヤが欲しかったので、EXTENZA エクステンザ RR2X に換えました。
重量も230gと25Cにしては軽量。これなら無理して耐パンクベルトの入った23Cを買わなくてもよいかと。
25Cに有りがちな登りの重さもあまり感じず、空気がたくさん入るので今日はいつもより低めの7.5気圧で。
今回のように荒れた舗装が多い峠道の下りでは、グリップもよく、乗り心地も最高、抜群の安心感を持って下ることができました。
かなりお勧めです。



で、大日峠。途中まではサクサク登っていましたが、さすがの1000m級、徐々に体力を奪われ、最後は完全に力尽き、蛇行しながら登頂。
キツカッタ…


頂上付近で下を見ながら登っていると、道端で夢中で木の実を食べている日本カモシカ君を轢きそうになりました。カモシカ君は50kgの巨体をものともせずガードレールを飛び越えて逃げて行きました。ちゃんとカメラに収めた自分を褒めてやりたいw


標高1117mですって。それにしてはアンチクライマックスな頂上です。

この峠の向こう側には、雪を被った南アルプスが見えるはず!とキョロキョロしながら下ることしばし・・・


見えたー!


よくわかりませんが、聖岳、赤石岳でしょうか?詳しい人教えて下さいな~


井川ダムへの下りは8kmくらい。路面が荒れているのでゆっくり下りました。


新緑の緑の山が目の中に跳びこんできました。このまま山の中に飛び込んでしまいそうな錯覚に駆られるポイントでした。




この後長島ダムでアプト式列車に遭遇。このミニ列車はかなりノロノロ走っているので、敵ではありませんw


井川から千頭までは、ずっと下りかと記憶していましたが、そんなことはなく所々登り返しがありました。


奥大井湖上、時間があったら1時間ほど駅のホームでホゲホゲしたいですね。


千頭の駅には新たな企画ものが。う~ん。どうだろう?

さて、次は今回のルートの白眉、『SLとガチ勝負』のコーナーです。
千頭駅から先と、田野口駅から先で2度ほど勝負しました。
結果は二連敗。

SLは巡航速度大体40km位ですので、平地で並走する分には楽勝です。しかし、一般道はアップダウンや右折左折があるのに対し、SLが走る大井川鉄道は直線をトンネルをつなげて進んでいきますので、圧倒的に速い。必死こいて追いついて、頑張ってドラフティングにつくと今度は「ポーッ!」と汽笛一声まっくろな煤煙を吐かれて息苦しくなります。
次回は区間をよく選び、TT装備で再挑戦したいと思いました(なんか違う)


お!来た。TT開始。
しかしこの後いきなりトンネル内登りで千切れるw


下りを利用して追いつく。この後煤煙吐かれる。


千頭駅到着に向けてスピードを落としているので、追いつくことができました。




田野口での二回目のTTに敗れ去り、しばし放心。速かったわ・・・




SLとの競争の後は、清笹峠ルートで静岡市へ帰ります。標高200mくらいの丘だと甘く見ていました。


またしても1時間前後車一台ともすれ違いませんでした。


笹間というお茶どころの集落らしいです。高校の同級生でお茶農家の友人がいたな。。。


標高が200, 300, 400と上がって行っても、一向に峠が現れません。清笹峠、標高662mでした。




歩くような速度で登る私を、狸君がじっと見ていました。


静岡市への残り20kmは、向かい風強風の中35km巡航で踏み倒して終了。ロングの最後の平地で踏めるのは、やっぱりルーラーなのかなぁ。


Ride Time (Time Moving) 6:53:21
Distance, km 150.74
Work, kJ 4008
Calories 4,450
Normalized Power 210
Gained, m 2445.00

この後は富士駅の銭湯で汗を流して、着替えて高校時代の友人との久しぶりの再会を楽しんだのでありました。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (GTRオヤジ)
2014-04-27 19:11:32
なんかいい感じですねぇ!
昔のニャロさんに戻ったような・・・
もちろんチビ太と共に成長してますが!
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Unknown (ニャロメ)
2014-04-28 20:03:11
>GTRオヤジさま
確かに、たくさん乗っていた4~5年前的なツーリングですね。
オヤジ様には、そのころからたくさんコメントつけていただいておりました。思えば、あっという間に時間は過ぎるものです。
でも、大井の自然は全く変化しておりませんでした。

横浜発静岡行の鈍行列車がなくなったこと位かな。
後はスマホか。
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ご無沙汰しております! (こみゅ)
2014-05-22 18:33:54
なかなか楽しそうなルートですね!
同じルートをトレースしてみたいのですが走行ログなどいただくことは可能でしょうか
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Unknown (ニャロメ)
2014-05-24 02:44:55
>こみゅさん
お渡ししたログですが、一部SLと競争していますので迷走しています。ご注意をw
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