Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

日本晴。富士チャレンジ(解説編)

2007年10月29日 | 平地、スプリント
台風ファミリー。いや、台風一過、今年一番の天気だった。
みんなの印象に残ったのは、まず天気のよさであろう。空が、太陽が眩しいのみならず、空気まで眩しい。
あまりの快晴振りに、逆に秋の終わりを感じて寂しくなってしまった。

前日秦野市内のホテルにとまり、鼾をぐぉぐぉかいて5時起床。コースでの試走7時に間に合わすべく先を急ぐ。


これが富士スピードウェイ

誌上試走としゃれこんでみよう。後半の坂→丘→山。あの覆いかぶさってくるネッツコーナー・・・
思い出すだけでサドルから腰があがるぜい。

第一コーナー>コカコーラコーナー>100R
ここはひたすら下る。あっというまに55 - 60kmに達するので、虫のようにトップチューブにはりついて空気抵抗を減らす。本当は重いギアでがしがし漕ぎたいところだが、アウター50トップ12Tだと簡単に回し切ってしまう。惰性勝負なら85kgは無敵なので、振り向けば後ろに集団が形成されていることが多かった。ブヒー
注:惰性で50kmオーバーでもあっというまに先頭につまってしまう。ブレーキかけるの勿体ね~と、ついつい前をでてしまい、結局坂まで先頭を牽かされてしまうという悪循環が続く。

100R>ヘアピン
惰性を生かしてシッティングでトルクをかければ登りきれる。富士山の懐につっこんでいくような、雄大な坂だ。

300R
最後に控える壁への序章だ。ここはあまりこがず惰性で足を溜めるぞ。

T10-13
さーて壁が見えてきた。足慣らしの長い直線の丘だ。
ここでインナーにチャリン!と落とす。まずはスピードを殺さず、シッティングだ。(元気なときはインナーにいれなくてよい。元気なときにインナーにいれるとインナートップになるぞ。)早めにダンシングに切り替えると、最終コーナーまで持たない。コースの左は渋滞しているので、右追越車線からごぼう抜きだ!紅白の縁石もがんがん使え!ここらへんからごりごりダンシング。右にカーブすると、瞬間休める。ここで一瞬足をためて、加速する。壁が覆いかぶさってくる。

ネッツコーナー
右の傾斜のゆるいところをスピードを殺さず抜ける。あともうちょい!

パナソニックコーナー
最終コーナーはきつい!どんどん聳え立ってくる!失速感も高まる!
だが坂は後少し!ここは敢えて重いギアのまま、ごりごり、ゴリゴリ、お尻フリフリダンシングの勢いで乗り切る!自転車を振る!

ホームストレート
路面の状態がいいので風がよければ簡単に40kmオーバーにのせられる。まずは最終コーナー出口で乗車する列車を探す。しかし100km組が引き上げるとほとんどのトレインが崩壊し、35 – 45km/hのスピード域の仲間を見つけられず、大半を一両編成でストレートを走ることに。このせいで周回を重ねるのは体力的にきつかった。

【結果】
わがウサギチームはイソヤチーム内で3位でした。(たくさん走ってくれたスペシャマン殿、ありがとうございました)全体のトップ10%くらい?だったので十分早かったでしょう。

不肖ニャロメはキャプテンの役得でアンカーをつとめさせて頂きました。かみさんが最終コーナーで応援してくれたので最後の登りはウルトラハイテンションで登ることが出来ました。3周>5周>3周>7周くらい走れたかな?
しかも最後は40分以上たっぷり走ってしまいました。そしてファイナルラップ、イソヤメンバー3人と一緒になって走っていると、

「お~い」

と後ろから声が。なんと全員イソヤジャージ!最後はチームのキャプテン10数名とソロチームの二人が集団になって合流できました。仲間と一緒に富士山の方角からさす夕陽の光線を全身に浴び、「この瞬間。終わってほしくない・・・。」最後は全員横になってゴール。7時間の旅はあっという間に終わったのでした。

おまけ:
帰りに予想された恐るべき東名の渋滞ですが、大井松田で高速にのらず、秦野中井でものらず、小田原厚木道路の二宮まで下の道をぬけていったらほぼ同時刻に富士をでたチームバスの2時間前に自宅に帰還しました。いやー最近のカーナビは高性能です。

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7 コメント

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Unknown (PIPI)
2007-10-29 23:40:03
10-13の坂は重いギアでいって13からフロントローでコキコギすることが多かったです。10からローでこいだ方が足の持ちがよかったかもしれません。
雷太さんの写真に出てる小野寺さん他のペース先導の列車にも乗りました。そのときはダンシングが多めでした。
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Unknown (Sま)
2007-10-30 00:11:54
お疲れ様でした。
後半の坂また坂はイヤーな感じでしたが、アウターのまま気合でゴリゴリダンシングしていくと、シッティングの皆さんをゴボウ抜きできてちょっとカイカンでした。
でも無理しすぎるとホームストレートで加速する余力が残っていなかったりして。。。
いやはや、また走りたいコースです。
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Unknown ()
2007-10-30 01:18:57
おじゅじゅっしたー。

来年はニャロメさんもソロで!
ソロでったらソロで!!

でも、エンデューロもいいですよね。
とても楽しそうでした。

これとは別にエンデューロレース出たいなぁ
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お疲れ様でした! (shigemix)
2007-10-30 12:48:52
チームエンデューロ面白そうですね!
チームISOYAはみんな兄弟みたいなんで羨ましいですよ!!
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いいな~。 (ニョホホ)
2007-10-30 23:11:45
僕も最後はIS○YA集団に合流したかったな~。タイミングがあわずに単独ゴール、唯一心残りです。
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お疲れ様でした (すぺしゃまん)
2007-10-31 09:29:55
にゃろめ主将、お疲れ様でした。最後のISOYAランは見ているほうも感動しました。やはり、チームで走るのって良いですね。ISOYAジャージを見つけながら声を掛け合って走れて嬉しかったです。これなら200キロソロに出ても勇気を貰えて完走出来そうな気がします。欲張って沢山走ってすみませんでした。来年は200キロソロ目指します。
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Unknown (にゃろめ)
2007-10-31 12:40:32
皆さま社会復帰には成功しましたか?
>>>PIPIさん
確かに最初からインナーに落とすとチェーンラインが悪くキャリキャリ音だでていました。「でもそんなの関係ねぇー」と突き進んでしましました。

>>>さ○まさん
確かにストレートに入るとき周りを見渡すと、適当な列車なく、後ろをみても誰もついて来ず、焦りますよね。そういうときに太平洋戦争時のアメリカよろしく「飛び石作戦」でいきました。あそこの島からあそこの島へと渡り歩きながら空気抵抗を減らすやりかたです。でもあまり効果なかた・・・

>>>鰤さん
おじゃえっしあー。れっしたー。
おそらく今回で目覚めた変態の多くが、来年ソロに流れ、来年はソロ組の10人トレインが編成されるでしょう・・・

100kmまでその列車を3時間ペースで運行すればいけるんじゃあいっすかー?

>>>Shigeさん
そういえばヒルクライム以外のイベントはまだですね???サーキット楽しいですよ!筑波と違って富士は7時間で何千mも標高獲得するので、Shigeさんにぴったり!

>>>にょほほ大僧正
そういえばK池さん、T中さんは最終周回で捕獲したので逃げられました。わちらはタイムアップ後のストレートで自転車おりて後続を待っていたのですよ。

>>>すぺしゃまんA味どの
最初は「よう走るわ~」と思っていましたが最後になってよう走るA味さんの気持ちがわかりました。走れば走るほど気持ちがよくなる(列車に乗れれば)。来年は、もう○◇決定ですね!もうその方向で!

・・・さて三週間後に500kmエンデューロが迫ってきました。
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