Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

ルーラー: 質の高いニッチジャーナリズム

2010年12月02日 | Weblog


自転車って、ライフスタイルだと思うんです。日常をどこかで支配している。
趣味という二文字で形容はされたくない。そこには先達が築き上げてきた文化。それもグローバルな底なし文化がある。
スポーツでもあるが、趣味的な楽しみもできる。
趣味と思われがちだが、競技的な楽しみもできる。
手軽な旅行もできるが、過酷な冒険もできる。
喜びと苦しみが表裏一体である。楽しいだけでは続かないし。

(朝の5時にブログを書かせてしまうライフスタイル・・・)

FR誌、CS誌、BC誌は企業や代理店のカタログ雑誌になり下がってしまった。どの雑誌を手にとっても特集は季節ごとに繰り返され、カタログ的な情報が百花繚乱。特に目新しい情報はなく、買う価値はない。どの趣味の世界の雑誌も、3年も購読するればもう雑誌を開かなくても中身は大体予想できる。というわけで、毎月20日はもう本屋にいかなくなっていた。

そんな中、前から気になっていたイギリスの自転車雑誌、ルーラーをポチリとしてみた。
目から鱗。
新宿紀伊国屋で時々買うProCyclingも面白いが、これは更にニッチ。


Time工房の取材レポート。カーボンシートから自転車が完成するまで、詳細に書かれている。
これはTIMEユーザー必読でしょ~。すごい愛着湧くと思うな。


これはどこのオフィスでしょう。社長はブルドッグです。


Selle San Marcoでした。
オラのRegalはこのおっさんによって作られたかも?

写真はありませんが、最新号のSpecialite TA(チェーンリングを専門にする北仏のメーカー)の記事がおもしろかった。切削機や旋盤の写真も・・・


ページをパラパラとめくってびっくり。ぎゃー!ナガサワではないですか!!!


工場見学だ♪



かくしてオフシーズンは過ぎてゆく・・・

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2010-12-02 23:38:20
最近、自転車雑誌はチクリッシモしか買ってません。
英語がさっぱりなので、海外ものは敬遠してたけど面白そう。
今度持ってきてくださいwww
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自転車のない日常は、 (yuzito)
2010-12-03 08:41:11
車を持たない僕には考えられません。とても不便で困ると思います(笑)

最初の6行の文章、ホントそうだよなぁ~とうなずきながら読んでしまいました。深いです。
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Unknown (ニャロメ)
2010-12-03 16:20:40
鰤様
写真集として考えても秀逸ですよ。特に今月号,De RosaとTIMEユーザは泣いて喜ぶ内容です。TIMEなんてカーボンの糸から編みこんでますからね。
チクリッシモ,いいんですけど薄いんだよな!ライターが増えればいいのか!
自分としては自転車人+チクリッシモ+なんとか21+ファンライド÷4が理想です。

yuzito様
ライフスタイルって考えると,うんうん,そうだよね,って共感していただけると思います。
酒蔵めぐりじゃないですけど,北イタリア,北フランス,東大阪の工房巡りのツアーとかないのかな。
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Unknown (Nya YOME)
2010-12-06 10:53:43
もうファンライド持って帰ってくるのやめた!!
毎回バックからはみ出て恥ずかしい&重たい思いして帰ってたのに・・・
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