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"It never gets easier, you just go faster."

誰がためにワシは漕ぐ2011:第三編 折れた心を継いで日本海へ

2011年05月01日 | 長距離
第二編 渋峠ガビア練!」より続く

飯山>北飯山>富倉峠>猿橋>妙高新井>高田>春日山>直江津

お風呂で芯から暖まってからダウンヒルを始めると、さっきまでの寒冷地獄が嘘のように、普通に下れた。
ただし、路面が完全ウェットなので、ずーっとブレーキを片当てしながらなので、折角の下りでもスピードアップできない。湯田中を過ぎると、
「ん?やっぱり完走目指しちゃう?」

飯山の交差点、迷わず右折してしまいました。


あの白い頂きから降りてきました。


この広い道路、いい感じで追い風が吹いているので40km/hで踏めます。ヒャッホー!


2008年も同じアングルで写真をとっています。この後財布を忘れていたことに気付いたのですが、あの時はwww


残るは富倉峠(標高681m)のみ。これを乗り切ればあとは日本海へむけ転がるように下るだけ。


里山ツーリングのスタート。交通量なしです。


田んぼを通る川、雪解けの濁流で水量豊富でした。


勾配がきついところもところどころありますが、マイペースでいけば大丈夫。
ただし、ここにきてやっと膝が痛くなってきました。しかも持病の左ではなく右の前。
以前経験した腸脛靭帯でも、鵞足炎でもない箇所の違和感でした。
ただの走り過ぎと思われます。


キターッ!
小さくガッツポーズ。
この後の飯山街道の里山ダウンヒル、最高の気分で下っていけました。
300km走って、こんな気持ちいい里山を40kmでシャーッと下っていく。まさにヤッホーツーリング。
(ただし溶雪用スプリンクラーの側溝がところどころトラップになります。ここは落車しかねないので注意)

しかし、ここから直江津までが遠かった。
最後の1.5時間はずっと40kmで踏んで行けたのですが(追い風、下り基調)
さすがにこんなに長いとは思っていなかった。主要国道ではないので、残り距離がでないんです。

妙高新井~高田~春日山とつないで、7時に直江津にゴール!


船見公園に、お仲間はいません。当たり前かwww


おー。マニアック。直江津にあったのですかー


帰りは夜行列車で帰ることにしたので、4時間近く空き時間ができました。
健康ランドに行って、お風呂+ランドリーすることにします。特に土砂降りの中を走ってきたので、ウェアと自転車はもう目も当てられない汚れっぷり。

自転車を雑巾で拭いて、汚くてくさいウェアを洗濯し、ストレッチもし、祝杯もガンガンあげて、最高の一時。

しかし、今(翌日の日曜日)私の右ひざを見てみると、膝に大きな擦過傷が。右の親指の爪が割れているし、右足の甲が傷だらけ。結構痛い。最後まで一度の落車もなく無事に済んだ逃避行の筈ですが、一体なにがあったのでしょうか?

大浴場腰抜かし落車事件
大浴場のベンチで、キソタマをタオルで隠して、ベンチで横になって寝ていたのです。20分くらい。
目が覚めて起き、立ち上がろうと思った次の瞬間、地面に突っ伏していました。
再び立ち上がろうとしても、地べたに這ったまま。
となりのおじさんが「キャッ」とびびっていました。

どうやら、上半身は動くが、腰から下に力がまったく入らず、腰砕けになって紐を切られた操り人形のように崩れ落ちてしまったようです。この時に膝を激しくすりむいてしまいました。
・・・これが325kmのダメージでした。


帰りは臨時急行能登
この圧倒的な旅情感。たまりませんな。もうボンネットではないそうですぜ、ふさあんこうさん。


ガラガラでした。
来た道を3倍速で巻き戻して5時間。上野に6時について、ISOYAの朝練を冷やかして終了。335kmの旅は終わりました。


4月の記録。頻度はまぁまぁかな。
走行距離は1777kmくらいだったかと思います。

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2 コメント

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Unknown ()
2011-05-02 17:25:42
膝の前が痛くなったと聞いて飛んできましたw

膝蓋靭帯炎とかだと、大変ですぜ。
鵞足炎との合わせ技だと、危険度さらに倍で、いろんな意味でオススメですw
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Unknown (ニャロメ)
2011-05-03 02:32:42
鰤さま
む、呪いをかけていたのはチミか!
ちなみに左右別個に発動しています。いちおう右ひざの前は消えました。

2日たって元気モリモリの筋肉ミチミチ感が狙い通りやってきましたwww
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