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"It never gets easier, you just go faster."

夏休み企画:北海道自転車旅行(中標津~網走 編)

2007年08月19日 | 長距離
三日目は、中標津からスタート。網走まで200㌔もないので、知床半島経由で自走を目論みましたが、寝坊。バスで80㌔先の羅臼までワープします。中標津の町によさげな魚屋が(根室から卸しているらしい)



お店の中には、花咲ガニやら、つぶ貝やら、巨大ほっけやら、唸るように陳列されています。花咲ガニ3杯で1000円!!!即決!他にもホッケとつぶ貝を宅急便で後日横浜に送りました。



ぎっしり肉が詰まっていました。



唯一の心配事、サイドウォールパンクの再発ですが、一晩たってもうすぐ中からチューブが産まれそうです。ままよパンクするまで乗ってしまえと居直りました(スペアタイヤ持ってきていたので)。



バスで知床の玄関口、羅臼の街まで移動し、まずは巨大ホッケ定食で腹ごしらえ。今回の旅行では極力コンビニのカロリーメイトやらパンに頼らず、がっつり定食で栄養補給することにしました。さて、ここから知床峠越え。750m位なので、単位でいうと1ヤビツです。ま、ゆるゆる登るべ。(註:1ヤビツとは…神奈川のチャリダーがよく使用する、峠のきつさの単位。他にも1旧道、1国際村などがある。他に個人的に1通勤という単位もある。「ニャロメの一通勤:35㌔」)



知床峠ヒルクライムの始まり始まり~♪



いきなり無料の出湯、「熊の湯」発見。きゅきゅーっと左折します。で、掘っ立て小屋を過ぎると、裸族の人々が多数目に飛び込んできました。源泉かけ流しで、50度くらいのアッチッチで豪快な風呂でした。



熊出るな~と思いながらえっちらえっちら登っていきます。
もし熊が出たらスプリントかけて逃げるしかありませんが、ちぎれたときにもう一匹出たらどうしよう、とかあほなことを考えてました。
下のほうの天気は良かったのですが、上に行くとガスってきて、しまいには本降りに。折角の大北海道世界遺産、360度の大パノラマの期待も…



360度視界ゼロ!リベンジ決定!この後は濡れ鼠ヤケクソ高速ダウンヒル大会でした。(ちなみに下りは少し晴れ、だだっ広い直線を60kmで下っていきます。今までで最高に気分のいい下りでした。)



オホーツク側の街、ウトロからは海岸沿いの気持ちよい道が知床斜里まで続きます。



北海道ではこのようにしてスピード違反を取り締まるのかしら?姑息な場所に隠れおって!



だんだん牧草地帯も飽きてきた…
途中絶景なはずな海岸沿いを走りますが、いよいよ本降りに。



網走には5時くらいに到着。網走駅の裏の民宿に宿をとり、宿のおっちゃんに教えてもらったおされなレストランで無事の帰還を祝います。



ロングの後はダブル夕食は必須だな。スープカレーとボンゴレ。これでは満足できず、この後ラーメン屋にも突撃。



ちなみに北方領土は視界が悪く一瞬しか見れませんでしたよ。

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2 コメント

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大爆笑。 (ニョホホ)
2007-08-19 21:49:46
網走刑務所でおじぎしてる写真。まずはあの写真ありきで今回の行く先を決めたのでは?と思ってしまいました。どうやって撮ったのですか?
それにしてもよく食べますね~。(僕も人のことはあまり言えませんが)確かに、ロングの後のダブル食は必須ですよね!
1ヤビツという単位がまだ僕にはわかりません。ぜひ近いうちに連れていってくださいませ。来週以降はこれに1大弛という1桁ちがう大きな単位が追加されますね。
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あの写真は入所なのか出所なのかわかりませんね。 (ニャロメ)
2007-08-19 22:44:18
ニョホホ殿>
「お世話になりました」写真は偶然知り合ったバイカーに取ってもらったものです。彼にも同じポーズで写真をとりました。
北海道を走っていると、バイクツーリングしている人は、仲間視してくれるんですよ、みんな手を振って。挨拶があって気分が良かったっす。自転車の一同士がすれ違うと会話は義務みたいな連帯感もありましたね。

1ヤビツはだいたい0.8旧道くらいです。距離は大体同じですが後半ぬるぬるっとなるので。
1大弛は3ヤビツくらいかな???

でも今日鰤さんと走った超向かい風大井埠頭ストレートもなかなかキツカッタ…0.6旧道位かな。
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