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"It never gets easier, you just go faster."

チビ登山 第40座はじじ登山!鋸山のノコギリ部を縦走

2016年03月06日 | 登山

ある日の会話。
私『チビ太がじじとお山登りたいらしいよ?』
父『何!どこに登るのか?チビ太はいつも登っているからお手柔らかにね。』
私『ロープウェイで登れる高い山がいいね。入笠山とか、北横岳とか、安達太良山とか。山小屋も泊まりたいけど、ハードル高いかな?』

・・・母によると、この話があったあと、やる気メーターがすっかり振り切れたじじはお山の道具を買いに翌日買い物に行ったらしいw

ぶっつけもアレなので、来る日に備え、まずは近場の低山で練習をしましょう、ということで鋸山を選択。学校の遠足で行ったことのあるという嫁もノコノコとついてきました。ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ

初心者向けの鋸山ですが、数あるコースのなかに一つだけ、難しくてピリリと辛いコースがあるんだな。これが。


ここは観光客向けの名所、地獄覗き。99%の観光客はケーブルカーに乗って軽装で来ています。ここまでの登り返しがきつかった。

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スタートはロープウェーの駐車場から。
82歳とは思えぬ軽やかさw
そして嫁は花粉症のため指名手配犯の風体。


「無事におじいちゃんと登れますように」


登りコースは安兵衛コース一択。登り終えた後に、「このコースは難所あり。中・上級者向け。」と書いてあり、同行者に怒られました。


最初の内はこんな緩やか道が続き、みなゆっくりとハイキングを楽しみます。


そして隧道キター!チビ太にライトを持たせると、少年探検隊は勇躍、暗闇に入って行きました。


2年前の記憶がよみがえったようです。

『ここでかくれんぼしようよ』との提案を受け、暗闇の隧道でかくれんぼ開始。楽しすぎる♪


43歳児と4歳児の異常なまでのハイテンション(苦笑)
ここはずっと遊んでいたかった。

安兵衛コースはこの後本格的な登りとなります。この日は花粉が多く飛んでいましたが森の中は不思議とそうでもなかった。


上を見よ!


高い木だねぇ


そして最大の難所、垂直の壁区間。ここで全員軍手をはめてジャングルジム開始。チビ太はすいすいと登って行ってしまいました。それにしてもイイ尻の筋肉。触ると堅いんですw


「木の根っこを使うと楽に登れるんだよね~。」


東の肩直下の急勾配区間も大人に声をかけながら先頭で登って行きました。

この後は鋸山の稜線部分。無駄に下っては登るを繰り返し、後続から文句を食らいながらやっと展望台へ。


海が一望できて、頂上を渡る風が気持ちよい。
ここに来るまで補給食を食べすぎたので、大人たちは昼食はここではとりません。


一方、たくさん登って疲れたチビ太本人は肉を貪っておりました。


記念撮影中もローストターキーが気になるようで。

・・・さて、これからはロープウェーに乗って帰ります。頂上の展望台から指呼の距離にロープウェーの駅が見えるので、稜線をたどって行けば1kmでつきそうな雰囲気。しかし、

稜線がつながっていませんでした。100m降りて100m登り返します。この登り返しが「最後のとどめ」強烈な急斜面階段でした。


石切り場


石切り場を下から見上げる。


物凄い上のほうに展望台が見えるのですが、あそこまでまた登るのでしょうか?


どうやらそのようです。無駄な登り返し。


本日3回目の頂上。(一同辟易w)


山自体が日本寺の境内ですので、信心深いチビ太はたくさんお参りができます。
『スターウォーズのおもちゃが貰えますように!』


私もチビ観音にお参りしておきました。
『体重が減りますように。』


後で地図を見ると驚きの縦走になっていました。
約8キロ歩行、獲得標高は約550m。こんなはずではなかった・・・


登り終えて、金谷港のラーメン屋さんでじじにお酌をするチビ太GJ!
「グラス傾けてよ~」だってw
本当によい仕事をしてくれました。


家に帰ると、すっかりじじ大好き坊やになっていました