先週初のベビーキャリア卒業を大山で果たしましたが、余勢をかって雲取山へ山小屋宿泊の山子守へ。
標高差1500m+ 大人も音をあげる鴨沢からの超ロングコース、4歳3カ月のあんよで完登しました!
往路はこんな感じ
17.1km 6時間半くらいでした。
スタートは10時少し前。途中圏央道の渋滞や、所畑の駐車場が閉まっていたこともあり時間を食いました。
途中の廃屋山小屋。こういうのを見つけると必ず探索の手を入れてしまう父子なのでした。
『無事にお山に登れますように』
推定6時間オーバーですので、序盤から細かく30分刻みで短めの休憩をたくさんいれます。それでも消費しきれないほどの行動食をたくさん持って行きました。
担ぎがないのでいつもより荷物がたくさん持てるのが嬉しいです。そして成長したチビ太は水汲みのお手伝いをしてくれます。
ペース的にはコース標準タイムよりやや遅く、おばちゃまグループと同ペースという感じ。
後ろのおばちゃま達と抜きつ抜かれつの長い道中でした。
紅葉は、標高1200~1700m位が真っ盛りでした。
癒されるなぁ。カメラをかまえてばかりで、ちっとも前に進みません。
ここは七つ石山の手前、マムシ岩です。お気に入りの休憩処。
景色がいいので、チビ太も長い登りに苦情ひとつ言わずに登って行きます。3カ月前に担ぎで一度経験しているので、今日の登りが超ロングだということも理解しているみたい。
ブナ平への巻道。一本橋は慎重に登りました。
先ほどのおばちゃまグループが疲弊していたので、円陣を組んで渇をいれました。^^
長い長い巻道を終え、視界が開けると稜線に出ます。ブナ平です。
きれいだねぇ。
足も段々疲れてきたとは思いますが、稜線の絶景が疲れを癒してくれます。
お山登りは楽しいですねぇ。
自然とルンルンになって♪小走りしちゃいます。
ヘリポートが見えると、テント村です。来年は、テン泊デビューかな?
もうチビ太を担がなくてよいとなると、重い荷物を担げますね。
この道は、3カ月前雷と雹に打たれて遭難しかけた道です。チビ太もよく覚えていました。
そして、雲取山山頂直下の避難小屋が見えてきました!
ここまで1500m登り、最後の厳しい登りで音を上げたものの、99%自力で登ってきました。残りの1%は気晴らしの『一分間だっこゲーム』によるもの。
三角点にタッチだぁーっ!
山頂から30分くだり、日没直前の(勝手知ったる)雲取山荘へ。
夜は外の宴会に輪に入ったり・・・
姿が見えないとおもったら暖炉を囲む輪の中に勝手に入って盛り上げていたり、すっかり雲取山荘のマスコット坊や気分でした。
普通どんな山にいっても小さな子供はいるもんですが、さすがに雲取山にはいなかったなぁ。
山荘ですが、紅葉シーズンということもあり満室。八畳間に11人が寝るというすし詰め状態。寝ぞう最悪のチビ太はおきたら3つ隣のおじさんの横で寝ていました。
前日は7時前後に寝てしまったので、朝の目覚めは最高です!4時起床で4時半朝食、5時にはヘッドライトをもって山荘を出ます。(早っ)
700ルーメンを持ってご来光を見に行きます。気温は…1℃。しかも北風が激しい。
人生初の山頂ご来光!
気温1℃で北風爆風なので、早々に頂上から辞去しました。
南側の斜面からは、くっきりと塵ひとつない青空に浮かぶ富士山が拝めました。
ここからの標高2000メートルの稜線は、早朝に歩くとずっと富士山と一緒にお散歩できます。ご機嫌な道です。
惚れ惚れ
厳しいポイントが時々現れるものの、雲取山の下りは概ねなだらか。
霜柱がありました。どうりで吐く息が白いわけだ。
日がさしてくると段々暖かくなってきます。
下りはさすがに速く、早朝5時半出発ということもあり10時半には下山完了していました。
往復34kmはさすがに疲れたらしく、下りも最後はお疲れモードでした。
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長い道中で泣きが入った時のために用意した緊急用の抱っこ紐は、ザックの一番奥にしまったまま、一度も使うことはありませんでした。よ~く頑張った!
先週に引き続き今日も褒めて褒めて褒めちぎりました。
一体どのくらい疲れてしまったか、明日一日様子を注視したいと思います。
日曜日家に帰ってお風呂でチビの足をマッサージしてあげましたが、かなり筋肉質になっていましたw
奥さまが夜9時に帰ってきて、チビ太は自慢話しながら寝室へ。よい週末でした◎