Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

BikePorn: Madone 7.7

2014年03月23日 | インプレ


3月のとある週末に、BEX ISOYA川崎店さまより一日だけMadone 7.7試乗車を借りてロングを走って参りました。
参りました!何に!?
走りのインプレは後日、勿論書きますが、一にも二にもルックスがかっこよすぎる!(主観的)

バイクを眺めていただけで、ご飯2合行けてしまいました。

というわけで、バイクポルノと題し挑発的で官能的なアングルから舐めまわすように写真を撮ってみました。
お財布的にも挑発的だよな・・・^^)


フレーム重量は850g 完成車で6kg台は余裕です。
おらの鉄バイクやTTバイクと比べると、羽毛です。




試乗車には、機械式DuraAce 11speedが付いていました。これがすごいのなんの、電動なんていらないのでは、という衝撃(←電動体験したことのない人)


E2アシンメトリックステアリング加工が入ったヘッドチューブ
E2は前後から潰しが入ったワイドな横扁平形状のステアラーである。これにより横方向への剛性が向上するんだと。


新マドンに特徴的なダイレクトマウントブレーキ。写真はボントレガー純正のブレーキ




試乗車にはドマネちゃんと同じように小野てんちょのD3アイオロスを無理やり強奪。


ハブはDT Swiss製






このヘッドチューブのマッシブさ!でかい!中には金魚が飼育されています。


この角度からもわかるように、フィン形状を途中でスパッと切り落とした、バーチャルフォイル形状のカムテイルチューブ。翼型形状と同等の空力性能がありながら、軽量化を果たすとか。わかるような何というか。


ハンドルバーはRace XXX Lite Aeroです。ご覧のように握り部がフラット。これが登り坂で手を載せるのに最高なんです。






Paradigm RL
私のお尻には狭くてフラットでジャストフィットでした。サドルも100kmは最低試乗しなければなりませんね。


リアブレーキをBB下に移動したことにより、異常なまでにすっきりしたリアステー。
あまりにもすっきりし過ぎていて気持ち悪い。広告スペースにどうでしょうか。


すっきり。無駄な突起が一切ない。




リアシフトケーブルも内蔵。


Ultegraで十分!と思っていましたが、Duraの質感を見ると心が動くなぁ。美しい。






このフロントディレーラーには感動しました。


この、でかくなった部分が効いているのでしょうか。「えっ!今フロント変速終わったの?」という位軽くスムーズに変速。電動が初めて世の中に出た時のフロント変速の衝撃に匹敵するんだとか、なんとか。


Duraのクランクは美しいなぁぁ・・・


BB90




DuoStrap


これが例のBB下ダイレクトマウントブレーキ。整備性は若干不便になりましたが、通常使用時は特に問題ないです。調整がめんどくさいかな、とは思いますがレーシングバイク故の不便さと割り切れば。

今回はバイクポルノにつき、試乗した際の印象は後日また。



チビ登山 陣馬山~景信山縦走

2014年03月23日 | 登山


前日の夜。
父「まこちゃんもまだ病み上がりだし、花粉症気味だし、明日はおとうさん自転車に乗って遊びにいっていいかな~?」
チビ太+ママ「だめ~っ!」

…そうですか、ならばトレーニングに付き合って頂きましょう。フル装備25kgで高尾山縦走に行くことにしました。
( ゜∀゜)アハハ


まずは八王子まで。全身を使って全力で車掌さんにご挨拶。

コースは小仏~景信山~陣馬山を考えていましたが、高尾駅直前で逆ルートに変更しました。陣馬高原下のバスは一時間に一本なので帰宅時間が読めないため。

高尾駅北口からバスに乗って40分、540円の長旅です。このコースは竹芝神奈川練で何度も通ったお馴染みのコース。多磨霊園の坂では勝手に心拍が上がってしまいます。
途中で立川に住む姉夫婦ファミリーに「チビ太と高尾に行くよ!」と言ったら激しく反応。コースの真ん中で落ち合おうということになり、メールで連絡を取っていたらあというまに陣馬高原下に到着。


今日はアシスト(ボトル運び)がいるので、エースの牽引は若干楽です。チビ太も順調に体重が増えていますが、私も順調に減量できているので。


雪がところどころ残っていて、楽しいね。


和田峠は雪で通行止めが続いています。自転車とハイカーはゲートを潜って侵入可能。


コースの中ほどで、登山道が現れます。今日はコンパクトクランクでよかった(意味不明)
赤線コースをたどります。


ここから頂上までは鬱蒼とした林の中の急登です。


基本的に単調な登りが始まると、ネンネします。


空気が澄み渡って、気持ちよい!


勾配がきついので、次第にYOMEが落伍していきます。こんな時には背中のチビ太に「あちゃちゃ~ん!がんばって~ぇ!」と応援させます。


バス停から90分はかかるかな~と見積もっていましたが、ゆっくりゆっくり登っていたら確かにそのくらいかかりました。


もう頂上かな?と思って遠くを見ると、もっと上に道路が見えます。ということは、まだ和田峠より標高が低いということ。ガックリ。


山頂が近づくと、雪野原、そして泥濘。ズボズボ泥にはまりながら頂上を目指します。


頂上まであと少し。ここでベビーキャリアから降ろして、ラストワンマイルの美味しいところを歩かせます。


陣馬山頂上は素晴らしい眺望!檜洞丸、蛭が岳、丹澤山がくっきりと見えます。他にも秩父、南アルプス、そして関東平野が一望。1時間いても飽きないなここは。


天気は最高!


陣馬山の撮影スポットで撮影の順番待ちの登山客の妨害をするチビ太


さてここからの行軍が大変でした。景信山の待ち合わせは1時。陣馬山出発が12時15分。6キロの尾根道を45分で歩けるわけがありません。(結局1時間45分かかりました。親戚一同には1時間も景信山山頂で待ってもらいました。携帯がつながらないので、さぞかしヤキモキしたことでしょう。)
陣馬山 (854m) - 奈良子峠 - 明王峠 - 底沢峠 - 堂所山 - 景信山 (727m)という道のり

時間に押されているということを除けば、最高に気持ちよい尾根伝いの道。ランナーも多く走っていました。小刻みに小屋があって、そこから藤野駅、相模湖駅へとエスケープルートが走っているので、柔軟にコースを変更できます。今日は明王峠から相模湖に降りても良かったな。


景信山に着く直前にチビ太は珍しく大泣きしてしまい、泣き疲れてコテンと寝てしまいました。頂上には1時間待って心配顔の姉夫婦ファミリーが。売店の机に降ろして、ナメコ汁の香りに目を覚ましたチビ太。
「あれ、なんでここにY子ちゃんとMほちゃんがいるの!?」と目を輝かせて眠りから覚めました。睡眠時間5分w


景信山は都心に近い分、頂上から見下ろす都心の景色が素晴らしい。夜景もいいかもね。


携帯のまったくつながらない山の中で待ち合せをするというのは、なかなかハラハラしますね。次は伝書鳩を持っていこう。


小仏峠への下りは激坂でした。足の中指の爪が食い込んでしまい、苦行の下山。小学生に置いて行かれました。


12キロ山の中を歩いて、歩行時間は3時間半でした。獲得標高は800m
登山のカロリー消費の平均から考えると、2800カロリー位かな。前日のハーフマラソンとの合わせ技で、脚が完全に破壊されました。(破壊されたのは主にふくらはぎで、これは痛い爪をかばいながら加重を調整して下ったためと思われ。他のきんにくんは大丈夫だった)