アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

初山別と天塩のアイヌ語

2006-09-14 17:14:41 | インポート

昨日は留萌から70キロ北上した<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="01:初山別村;" Address="初山別村">初山別村</st1:MSNCTYST>に家庭訪問に行ってきました。<o:p></o:p>

北海道は480,00のアイヌ語地名があるといわれていますが、初山別は資料によると<o:p></o:p>

 本名ソウサンベツと云よし。瀧落る川との義なり。澤目畑地に宜可と思はる。<o:p></o:p>

      [松浦武四郎著「西蝦夷日誌」(文久四年 1864年~)<o:p></o:p>

 sho-e-san-pet (滝が・そこで・流れ出ている・川)のようなかたちからか・・。<o:p></o:p>

        [北海道の地名―山田秀三]<o:p></o:p>

 とあります。<o:p></o:p>

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来週はさらに北の天塩の教会員(牧場)をお訪ねしますので、ついでに天塩も紹介します。

松浦武四郎天塩日誌では「テシは簗(やな)のこと。ウシは有との意なり」との説明がありました。簗とは魚をとる仕掛けの一つで、川に木・竹など並べて水を一か所に流すようにし、そこに来る魚を斜めに張った簀()などに受けて捕えるものです(う~ん、言葉での説明は難しいなあ。絵も書けないし・・・)<o:p></o:p>

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<o:p>     帰途に撮影(もうすぐ、ジュ~~ッっと音が出ます)</o:p>

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今日は聖公会の司祭(牧師)が、情報センターを訪ねて下さいました。聖公会宣教師のバチェラーのことや、アイヌ奨学金協力のこと、今後の展望など、お互い時間を忘れて(昼食も・・・)5時間ぶっとうしで話しました。<o:p></o:p>