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~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

宴終わって

2006年12月04日 17時44分12秒 | ピアノ
クリスマス会が終わったので、落ち着いて(笑)本来取り組むべき曲に戻っている。

まずベートーベンの『月光』。
テンポだけが上がってきて、中身のない音がただただ並んでいる第3楽章をいちから見直し。
この楽章に関して、私の目指している音は「暗くて這うような、でも時々閃光を放つような音」。
残念ながら今は、右手が「フライパンの上ではねる煎り豆」、
左手が「千鳥足のよっぱらい」(爆)・・・・状態。
これはもう、手の構えからやり直し。
今日の練習はこの3楽章と、『子供の情景』の中のうまく弾けてない3曲のみで終わりだった。
『子供の情景』も現在の私の技術ではフォローできてない箇所があり、本番までに間に合うのか少し心配。

↑の2曲はとりあえず暗譜はなんとかなりそうとして、
問題は『展覧会の絵』からの6曲。
うち5曲はなんとなく頭に入ってきたように思うのだが、
なぜか1曲目<プロムナード>ができないっ!なぜ・・・
できたと思っても、どこか和音間違ってるし(笑)。

いや、当面は来週月曜のレッスンでみていただく、
『月光』と『子供の情景(のうち3曲)』をちゃんとやらねば。

夏のシューマン『プレスト』のように「入り組んでて」「速くて」「跳び芸があって」という曲とは違うのだが、ほんとに難しい。
実のことをいうと、プログラムに入れている「ソナチネアルバム」の中の曲だって「難しいなあ・・・」と思う。

今はどんな曲を弾いても「楽しい、いい曲だ」と思う一方で、
どんな曲を弾いても「難しい、大変な曲だ」と思ってしまう。
自分の子に片手で「ド・レ・ミ・ファ・ソ」を弾いてみせるのだって恐恐なことがある。

楽器を弾くのって楽しいけど大変なことだ。