社長ブログ

中古トラック・中古トラックパーツ販売の(株)大隅自動車商会です。
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読書

2015-01-07 07:49:43 | Weblog

おはようございます。大隅です。

年始から6日、仕事始めから2日が経ちました。

みなさんの会社のスタートはいかがでしょうか?

 

私は、最近朝は車内でTV大阪の「モーニングサテライト」を見ながら

通勤しています。

今朝も、原油安が止まらず、株価が急落していたり、トヨタの中国での

新車販売が100万台を突破していたり、シャープ・ソニーが4Kテレビで

巻き返しを狙っているニュース等、色々な情報を得ることができます。

マクドナルドも商品に異物が混入していたりと厳しく大変な状況のようです。

 

情報や知識、見識を深めるにはTVもそうですが、なんといっても読書です。

みなさんはお正月休みに本を読まれましたか?

私は、ちょっとさぼり気味で2冊しか読みませんでした。

1冊は「トヨタ式全員が強いチームの作り方」

トヨタの社員教育に関すること、仕事に対する取り組み方、考え方。

とても参考になりました。私の会社でも取り入れて実践しようと思います。

もう1冊は、私の人生・経営の教科書としている「会社の目的は利益じゃない。

一番大切なことを大切にする経営」です。

もう何十回と読んでいますが、私自身の行動が少しずれ出したりすると、

この本は修正してくれたり、気付かせてくれたりします。

今年の「社長の今年やるべきこと33か条」の中にも何点か組み入れました。

 

要は、毎年、数値目標は立てますが、それを会社としての優先順位の1番に

してはいけないということが、この本には書いてあり、詳しく説明してあります。

数字という「量」を求めてはいけない。

目指すのは会社や社員の「質」を高めていかなければならないということ。

わかっていてもできなかったり、やってなかったり。

経営者は数字が上がらなければ恐怖なので、ついつい「量」に目が行ってしまい、

時には「質」をないがしろにしてしまう。

 

私も以前はそうでした。

ただそれでは会社は一時的に「膨張」しても「成長」はできない。

会社が実質的に求めていくのは、「売上」ではなく「利益」だと思っていました。

しかし、それは間違いであり、本来会社はなんのためにあるのか。

「人」を幸せにするためにある。「人」とは自社の社員のことである。

そこを1番に追求しなければいけない。よりいっそう、そう強く教えられました。

私はおと年、この本に出会ってから、勇気を持って量を追い求めることをやめて、

質を追求する経営をする決断をしました。

初出の挨拶で「売上や利益の目標は設定したけど、達成しなくてもいいよ」と伝えました。

「それよりも、みなさん1人1人の人間力や質を高めていこう」

会社としての目指す目的を変えるだけで、社員は益々いきいきと仕事をしてくれる。

そんなふうになったように思います。

そしてなによりも不思議と結果が自然とついてくるのです。

みなさんも、一読してみてはいかがですか?

人生観が変わると思いますよ。是非お勧めします。